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【プロ野球】

巨人、負けてもマジック減った

2014年9月15日 紙面から

◇DeNA3−0巨人

 DeNAが連敗を3で止めた。0−0の9回に先頭打者のグリエルの10号ソロで均衡を破り、さらに2死満塁で代打後藤が右前に2点適時打を放った。巨人は小刻みに継投したが、9回にマシソンが打たれて連勝が5で止まった。

    ◇

 黒星のショックはなかった。巨人は9回にマシソンがグリエルにソロを浴びるなど3失点。今季8度目の零封負けを喫し、連勝は5で止まっても、2位・広島が敗れた。優勝マジックが1つ減って「12」に。原監督も余裕の表情だ。

 「やっぱり、0点じゃいかんね」

 ナインへの苦言は口にしなかった。逆に、敗戦の中にプラス材料を見いだしていた。先発した右腕・江柄子、2番手で登板した左腕・高木京の好投だった。

 この日は先発ローテの谷間。入団3年目の2人の実力を確かめる機会に充てた。チャンスをものにしようと燃える2人。江柄子が3イニング2/3、高木京が3イニングを無失点に抑えた。「やってきたことを出せた」と高木京は語り、指揮官は「ナイスピッチ」。今後への戦力上積みと捉えていた。

 15日から広島戦。赤ヘル軍団に引導を渡せば、リーグ3連覇へ大きく前進する。「明日のことはまだ、考えていない」。そう言って、会見を締めた原監督。マジックは、負けても着々と減ってくれる。気負うこともなく、直接対決に挑む。 (川越亮太)

 

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