番組詳細 今までのバリバラにもどる

 

5月2日(金) O.A 再放送 5月7日(水)0:25~(火曜深夜)

  • 恋愛・性
  • テーマ「恋愛」
    いたーい失恋
    ゲスト:杉田かおる・山咲トオル

4人の障害者が過去のいたーい失恋を告白。“障害者の私に言い寄ってくる男はいい人に違いない”とダメ男とばかり付き合ってしまう脳性まひの女性。相手が自分の障害特性に疲労し振られるという発達障害の女性。どうすれば失恋を繰り返さずにすむのか、解決法を考える。

 

今回の名言

  • 「ほんまに好きになったら障害のことなんて触れへん」
  • (玉木幸則 脳性まひ)
  • …「自分の障害を負い目と感じ不安になってしまう」と、自身のいた~い失恋エピソードを披露した愛澤さん。過去付き合っていた彼氏に「障害を含めて好き」と言われた、という彼女に、玉木が放った名言。スタジオ一同が納得。
  • 「反省とか後悔は、私にはない…できないんですね」
  • (むくみ 発達障害)
  • …過去、彼氏にだまされ、家財道具一式を持っていかれたという痛い失恋をした、むくみさん。「反省した?」と問われ、即座に返したひと言がこちら。発達障害のある自分の障害特性を十分に把握し、「だから繰り返してしまうんですね」と冷静に分析した。健常者の“あたりまえ”ができないから、困っているのだ。それを端的に表した名言。
  • 「恋愛はほんとに見えなくなっちゃうの、周りが」
  • (杉田かおる)
  • …痛い失恋を体験しても、なかなか反省できないと語るむくみさんに放たれた、杉田の名言。「時に第三者に客観的な意見を聞いてみることも必要」、と一般論ではあるが杉田ならではのスゴい真実味。
  • アフタートーク
  • 今回はレギュラー3人の反省会

レギュラー陣のみなさま、収録おつかれさまでした! 今回のテーマは失恋。ゲストのみなさんの失恋には、“痛さ”がありましたよね。見ているこちらの胸も痛かったですよ。
シュウ 「そうやな、いろんな痛さがあったな」
大西 「私は今回の収録で思ったのは、あらためてイケメンはやめとこう、と。もともとイケメンは好きじゃないんですけど、やっぱり正しかったと思いましたね。そういう意味では、私は男のひとを見た目で見てるってことですけど。イケメンはやっぱりロクなことないなって(笑)」

大西さんは痛い失恋体験は?
大西 「ないない」
シュウ 「あ、いま隠した!」
大西 「ないない(笑)。私、ひとを見る目がめちゃくちゃあるんですよ! ほんとに。それだけで生きてきましたから!」

それじゃ、今日出演されたゲストにアドバイスをするなら?
大西 「とりあえず愛澤さんに関しては、(男の)中身を見ろ!って」
玉木 「うん。もうちょっと精査しないと。過去のトラウマも分かるけど、成長しないと」

負のスパイラルを招いてしまうよ、と?
玉木 「うん。障害があることも含めて好き、って男に言われても、ほんまに好きやったら、わざわざそんなこと言わへんと思う」

なるほど。玉木さんの痛い失恋話は?
玉木 「俺は基本的に痛い(笑)、ふられ続けてきたわけやから。でも、そこで付き合うってことはどういうことなんか? を考えてこられたと思う。ひとを好きになるってことはどういうことなんやろ?をいかに考えられるか。(愛澤さんは過去に)経験も多いからたくさん考えることもできる、その部分では逆にうらやましい」
大西 「うーん、たしかに愛澤さんは謎だなぁ」
玉木 「もはや痛い失恋を楽しんでるのかな?って思う。モテるから次があるんやもん」

収録で玉木さんからは、「人を好きになるなら、まず自分のことを好きにならないと」、という言葉がありましたが、シュウさんからなにかアドバイスあります?
シュウ 「収録ではそのアドバイスを名言!って言うたけど、それはムズいかもしれんなぁ。それは障害がない子でも、今、自己肯定感がめっちゃ低いよね?」
玉木 「うんうん」
シュウ 「そこでさらに障害があって、となると…。健常者でも自分の自信を奪う社会の空気が今あるわけやん? だからその名言は、究極っていうか。間違いなくそこを目指すべきなんやけど。そこなんやけど」

シュウ 「例えば愛澤ちゃんが、自分は障害が問題なのか? それとも障害じゃない部分で問題なのか?って言ったのは笑ってしまったけど(笑)、その点、むくみちゃんは自分で気付かないんやから、同じ恋愛の悩みでもぜんぜん立場が違う。でも(外食する際にも)サンダルでいいよ、メイクなんかしなくていいよ、っていう彼氏がむくみちゃんに現れたら…バリバカップルになれる!(笑)」