毎日わっふる

わっふるの考えごと。

整体師の前でパンツ一丁になったくらいでギャーギャー言うな

昨日は、整体に行ってきました。
出版した本の評判も上々だというその整体師のもとへ、少し遠出していきました。
予約をするときは、なかなか電話がつながらなく、さすが人気整体師という感じがしました。


先生は、人の良さそうな初老の男性でした。
簡単なカルテを書いた後、保健室のベッドのようなところに案内されました。
施術しやすいよう、これに着替えて下さいと言われて渡されたものは、小学生のときプールで着替えるときのようなゴムつきタオルでした。



え?
「キャミソールやブラも取るんですか?」
というと、
「なるべくお願いします」
と先生は答えました。
そう言って先生はベッドのまわりのカーテンを閉めました。
いつも整体を受けるときはパジャマのようなものを貸してもらうので驚きましたが、素直にパンツ一丁になりました。
パンツ一丁になって、水着に着替える用的なバスタオルを身体に装着させました。


準備ができたかうかがってから先生がカーテンを開けました。
そして、私にうつぶせになるように言いました。
背中にお灸をするそうです。
私がうつぶせになると、バスタオルのマジックテープをはがし、私の背中をあらわにしました。
「先生、大胆っすね」と思いました。
あと、背中のムダ毛が気になりました。
お灸はポカポカして気持ちよかったです。
お尻から脚にかけてはタオルをかけてくれました。
お灸が終わったら背中から脚までほぐしてくれました。
プロの手っぽい施術でしたが、ゴリゴリ系でちょっと痛かったです。


終わったら、もう一度バスタオルを巻いて仰向けに。
胃と卵巣にお灸をするそうです。
まずはバスタオルを胸の下ぐらいまで上げて、お灸を置きます。
卵巣のところにお灸をするには、少しパンツを下げなくてはなりません。
「ちょっと下げて良い?」と言って私が「はい」と言うと、少しパンツを下げて卵巣と思われるところにお灸をしました。
多分毛が見えたかと。
お灸が終わったら、下半身にもバスタオルを載せて整体。
整体中、タオルがズレてポロリしそうなときも、ちゃんとタオルを直してくれたり配慮してくれました。
胸とパンツはちゃんと隠れてました。


1時間ちょっとくらいで施術は終わりました。
自分としては、プロっぽい感じで良かったかな、と思います。
ゴキュゴキュ系のギュウギュウ押す整体だったし、家からちょっと遠いしで、もうリピートしないでしょうが。


でも、この話を彼氏にしたら、その整体師は危ないんじゃないかと言われました。
施術にバスタオル一枚だけ渡すなんて聞いたことがないと。
彼氏もいろんな整体にいったことがあるのですが、いつもパジャマのような服を貸してくれるのだそうです。
確かに、私が以前行っていた整体もそうでした。
でも、お灸するなら肌を直接晒さないといけないでしょうし、肌になるべく直接触れて整体した方が効きが良いような気もします。
先生になんらかのポリシーがあったのではないかと思うのです。
それを言っても、彼氏は「お灸という大義名分のもと、整体師にパンツ一丁にされた」と憤慨しているようでした。
整体師には、「なるべく脱いでください」と言われた訳ですから、正確には自分からパンツ一丁になったんですけどね。
確かに、ズボンか何かくらい着せてもらっても良さそうですが。
卵巣にお灸を添えるためにパンツをズラされ、毛もおそらく見えてしまったであろうことは言えませんでした。
これこそ怒りそうで。
しかし、パンツを少しズラされることだって、私が納得してされたことなのです。
全て施術の範囲内で、不自然に身体を触られているとは思いませんでした。


彼氏は少し怒っているようでしたが、浮気をしなくても、産婦人科やがん検診などで男性医師に身体を触られる機会もあるでしょうし、整体師の前でパンツ一丁になって背中晒したくらいでギャーギャー言うなや、と思う訳ですよ私は。
産婦人科医にかかるときは絶対に女医にしろと彼は言うのですが、一日に何回も女性器という女性器を見ている男性産婦人科医に、今更患者に興奮とかもないと思いますし。


彼氏の立場としては、例え施術の範囲内であっても彼女が男性医師に肌を晒したり、身体を触られたりするのは嫌なものなのでしょうか?
私は、彼氏が泌尿器科の女医に診察されたり、女性にマッサージ(性的ではない)を受けたとしても、まったく気になりません。
よろしければ、ご意見いただきたいと思います。