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クリミアでロシアの選挙 政権支持裏付け9月15日 7時49分
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ロシアの統一地方選挙がウクライナから一方的に編入されたクリミアでも行われ、出口調査で与党がおよそ70%の票を集めてプーチン政権への支持を裏付けましたが、ウクライナや欧米からの反発は強まるものとみられます。
ロシアでは14日、地方の州知事や議員を選ぶ統一地方選挙が行われ、このうち、ことし3月ロシアが一方的に編入したウクライナ南部のクリミアの議会では、比例代表と小選挙区の合わせて75人の議員を選ぶ選挙が初めて行われました。
投票を終えた有権者を対象に地元の通信社が行った出口調査によりますと、比例代表では与党「統一ロシア」がおよそ70%の票を集めて圧勝する勢いで、プーチン政権への支持を裏付けています。
これに対しウクライナ外務省は声明を発表し、「ウクライナ領でロシア政府が行った選挙に正当性はなく、その結果も意味がない」と選挙を認めない姿勢を示しました。
ウクライナ情勢を巡り、欧米はロシアへの制裁を強化していますが、今回、ロシアがクリミアで選挙を実施したことで、ウクライナや欧米からの反発はさらに強まるものとみられます。
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