魚大量死:浜岡原発排水路でフナ100匹 工事薬剤混入か

毎日新聞 2014年09月14日 18時30分(最終更新 09月14日 18時46分)

 中部電力は13日、浜岡原発(静岡県御前崎市)構内の排水路の水が白濁し、フナ約100匹が死んでいたと発表した。近くで津波対策として盛り土にケイ酸ナトリウムを入れる地盤強化工事をしており、同社は薬剤が混入したとみて調べている。

 同日午前7時、関連会社の社員が白濁に気付き、外部に流出しないようせき止めバキューム車で回収した。また排水路上流の3号機の放水路の水質検査をしたが、一般排水の基準内で、放射性物質の漏えいはなかったという。【平塚雄太】

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