華為、「欧州市場への参入は難航」と直言 特許問題の解決は最も重要
2014年09月14日 11時38分
台湾紙・旺報によると、国際コンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2014」は10日、ドイツ・ベルリンで順調に閉幕した。5日間にわたるIFAにスマートフォンメーカー8社が出展し、そのうち過半数は中国企業だった。だが、特許及び技術的問題があるため、中国企業が生産する多くのスマートフォン製品は、欧州市場で販売することはできない。
「IFA2014」で中国の華為(ファーウェイ)はスマートフォンの旗艦機種、8コアのAscend Mate7(4G対応型機種)と4G対応型のAscend G7を出した。華為の余承東総裁はIFAで取材に応じたところ、「欧州市場への参入に成功するのは、中国企業にとって簡単なことではない。多くの中国企業が特許問題に悩んでいる」と明かした。
HTCの王雪紅会長は以前、「中国企業がコア技術を身につけない限り、欧州市場への進出はできない」と語っていた。
余承東総裁は「華為の策略は特許交換だ。中国企業が欧州市場に進出するには、必ず自分の特許を取らなければならない」と強調した。
(翻訳 劉英)
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