任期満了に伴う福島県知事選（10月９日告示、26日投開票）で、自民党福島県連は14日、福島市内で総務会を開き、元日銀福島支店長の鉢村健氏（55）への県連推薦を取り消し、擁立撤回を正式に決めた。
県連は８月21日の総務会で鉢村氏の推薦を機関決定し、党本部にも推薦を求めていた。だが、知事選に出馬する前副知事の内堀雅雄氏（50）への各党相乗りで負けを回避したい党本部の同意を得られず、今月10日に擁立を断念。鉢村氏も11日、不出馬を表明した。
14日の総務会は非公開で開催。終了後、県連会長の岩城光英参院議員は報道陣に「これまでの経緯と党本部とのやりとりを説明した。今後（の候補者選び）についての話は一切ない」と述べた。〔共同〕
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