ここから本文です
[PR] 

複数国が部隊派遣提案=対イスラム国で―米国務長官

時事通信 9月14日(日)23時57分配信

 【ワシントン時事】ケリー米国務長官は14日放映の米CBSテレビのインタビューで、イスラム教スンニ派の過激組織「イスラム国」との戦いで、複数国から部隊派遣を含む軍事支援の提案を受けたことを明らかにした。14日付のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、中東域内の複数国がイラクとシリアで空爆に参加する用意があると申し出たという。
 ケリー長官は現在、サウジアラビア、トルコ、エジプトなど中東や欧州を歴訪し、イスラム国を打ち負かす「有志連合」の形成を急いでいる。ケリー氏はインタビューで、シリアへの空爆拡大に関して「シリア(のアサド政権)と調整するつもりはない」との方針を重ねて述べた。
 ケリー氏はまた、「イスラム国」について、国際テロ組織アルカイダと同じく「米国は戦争状態にある」と明言。早期打倒が重要との考えを示した。軍事支援を提案した国名には言及しなかったものの「非常に勇気づけられた」と成果を強調した。 

最終更新:9月15日(月)0時48分

時事通信

 

PR

注目の情報