Oculus Rift DK2のレンズを磨いてみた
2014年09月13日
Oculus Rift DK2を購入して日々VRを楽しんでいるこの頃です。DK1より格段に良くなっていて素晴らしいです。
が、ひとつ試作機ならではの重大な問題があって、レンズがめちゃくちゃ傷つきやすいです。公式フォーラムのスレッドやRedditでも話題になっています。DK2付属のクロスでレンズを拭いたら傷が入ったというトラップのような話もあります。
交換レンズを購入できるようにする計画があるとOculus VR創設者のPalmerさんがコメントしていますが、今のところ具体的な動きはないようです。
で、自分のレンズも、使っているBレンズは眼鏡の接触数回で見事に目立つ傷がつき、使っていないほうのAレンズも、付属のビニールパックに入れて無造作に持ち歩いていたらいつのまにか無数の傷が入っていました……。DK1のレンズはここまでヤワじゃなかったんですが、何か製造上の手違いがあったんでしょうか。
傷や曇りが見えるとRiftの没入感はかなり損なわれます。なんとかならないかと調べたところ、サンエーパールという時計用の定番の研磨剤があることを知ったので、Amazonで注文して思い切って使ってみました。結果はご覧の通りです。
細かい傷は残るのですが、Riftにつけて覗くとまったく分からないので、完璧に復活したと言っていいと思います。両方のレンズの傷を修復できました。
あまり深く考えずに、水洗い→綿棒にサンエーパールをつけて磨く→ティッシュや東レトレシーで拭き取る、という手順で磨きました。おそらくもっといい方法や道具があると思います。
というわけで、DK2のレンズの傷がどうやらなんとかなったよ、という成功例でした。替えの効かない貴重なレンズに手を入れることになりますので、試す場合は慎重に自己責任でお願いします。
それと、Unity＋Oculus Rift開発メモを全面的に書き換えました。DK2のtipsもいくらか追加しましたのでご利用ください。