オーストラリア:イラク空爆参加へ 600人、戦闘機8機
毎日新聞 2014年09月14日 22時18分(最終更新 09月14日 23時51分)
アボット豪首相=西本勝撮影
【ジャカルタ平野光芳】オーストラリアのアボット首相は14日、イスラム過激派組織「イスラム国」対策として、アラブ首長国連邦に空軍部隊など600人、戦闘機8機を派遣すると発表した。米軍が主導するイラク空爆に参加する見通し。
オーストラリアでは少なくとも60人がイスラム国の兵士として戦っているとされ「帰国後、テロに走る恐れがある」との危機感が国内で高まっている。
アボット首相は「問題は豪州の治安にも関わっている。イラク国民をイスラム国から守る人道的な作戦だ」と意義を強調した。攻撃に関与するのはイラクのみでシリアは含まないとの認識を示した。