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国際
【中国ネットウオッチ】旭日旗Tシャツ男性が暴行を受ける 中国で反日感情が高まる
中国の景勝地、山東省の泰山でこのほど行われた登山大会で、旭日旗などが印刷されたTシャツを着た中国人とみられる男性が、ほかの参加者に囲まれ「非国民」などと罵られたうえ、Tシャツが剥がされた事件が起きた。インターネットで大きな話題を呼んだ。「日本の軍国主義を連想される絵柄や文字を法律で禁止すべきだ」と提案するメディアもあった。
複数の中国メディアによると、登山大会が6日に行われた。天津市出身と自称する30才前後の男性が胸に「旭日旗」と「大日本帝国海軍」の文字が書かれたTシャツで登場したが、直ちにほかの参加者に囲まれ、「日本軍国主義の犬」などと罵られたうえ、無理やりTシャツを剥ぎ取られた。男性は「私は日本で育った。日本でいつもこのような格好をしている」などと説明したという。その後、上半身裸となった男性は地元の警察に保護されたという。
翌日の中国各紙はこの事件を大きく報じ、インターネットにはさまざまな意見が寄せられた。男性のTシャツを剥ぎ取った行為について「当然だ」「服を剥ぐ程度じゃ生易しい。皮を剥いでやるべきだった」といった過激な意見も少なくない。「彼は法律に触れたわけではない」「何を着ようと彼の自由だ」といった意見も一部寄せられている。
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