敬老の日の前日(14日)の朝のこと。
長男はいつものように朝食のパン(その日に限って食パン5枚切りを2枚も!食べ過ぎw)を食べていました。食べたら”仮面ライダー鎧武”を見るんだーと楽しみにしながら。
ふと何かを思い出して、芝居がかったみたいに、大人びた言い方で話し始めました。
「おとうさん。15にちは、けいろうの日だってー。」
「うん、そうだよー。よく知ってたね。どんな日なの?」
「えっとー、じぃじとばぁばに『いつもありがとう』っていってー、、」
「うん、それで?」
「『いつまでもげんきでいてね』っていうの。」
保育園の先生に教えられたことを、一生懸命思い出しながら伝言してくれたんでしょう。健気な姿に成長を感じました。
(敬老の日の前日は)日曜ですが妻が出勤であることと、当日は用事もあって、実家に行く予定ではありませんでした。それに長男が生まれるまでは敬老の日といえば、僕の祖母(祖父は他界しています、長男からすれば曾祖母)を敬う日であって、(じぃじばぁばも敬う側であって)敬われる側ではありませんでした。
でもこうやって一生懸命覚えたことを伝えようとする姿を見て、せっかくなので僕と子どもたちだけで実家に行くことにしました。(おみやげに「かりんとうシュークリーム」と「かりんとうまん」とじぃじの好きなケンタッキーフライドチキンを持って。)
実家についた子どもたちはいつもように、走り回ったりピアノなどでひと通り遊んだりして、食事もいただきました。
そうして頃合いになったので、長男に「なにか言う事あるんだっけ?」ってうながしてみました。
短いセリフながらも、少しずつ、はにかみながら、言い切った長男。
「そんなの言えるようになったんだね」って喜ぶじぃじとばぁばでした。
「でももう言われる側になったんやで」って僕が言ったら、やっと気付いたような表情で、嬉しいながらも軽くショックだったような感じでした。
もちろん孫に「いつまでも元気でいてね」って言われて嬉しい気持ちの方が大きいとは思いますけど(笑)。
こうやって世代が移っていくんだなぁと。僕もしてもらえるまで元気でいようー。(気が長い話だw)
★★★
話は変わりますが、ピアノのレッスンでカエルのうたが弾けるようになってから、そればかり弾いています。時には低い音階で、時には高い音階で弾いたりと遊びも入れながら。
両手で弾くのにもトライ中です。もう完全に抜かれました(笑)
読んでいただきありがとうございました。良い休日を。
終わりです。