以前コメントしたのを思い出してひっぱり出してきた。

コピックマルチライナーは主に製図やイラスト用に使われるペン。
それは二つのポイントがその用途に適しているから。
・幅広く用意された太さ
・インクが水性顔料ブラック
と言う点。

まず幅広い太さのラインアップはペンタイプが0.03mm、0.05mm、0.1mm、0.2mm、0.25mm、0.3mm、0.35mm、0.5mm、0.7mmの9種、ブラシタイプがBS（細描き）。ペンタイプはフェルトペン先の様に使用によってつぶれて太さが変わったり、ボールペンのように書き出しにクセがあったり（書き出し時にボール部分にインクが上手く乗らない）と言うようなことはなく、書き出しから書き終わりまで、濃く一定の太さで線が書ける。ブラシタイプは筆ペン風（らしい．．．こちらは使用経験なし）。

またインクが顔料性ということは、乾けば耐水性になる、ということであとで色を塗ったりするイラスト等には最適。

マルチライナーには使い捨ての無印マルチライナーとインク、ペン先交換可能なマルチライナーSPがあり、これは後者。無印のプラスチックボディに対して手触りの良いアルミ。太さはペンタイプのSPで一番太い0.7mm（ちなみになぜか無印とSPでは用意されるペン先の太さが違う⇒無印ラインアップ（黒）：0.03/0.05/0.1/0.3/0.5/0.8/1.0mm（ペンタイプ）、細描き（BS）/太描き（BM）（ブラシタイプ））。太く、黒々と書け、サインペンのように水に弱くも、ボールペンのようにこすれに弱くもないので、クレジットカード等の裏のサインには必ずコレ。もうかれこれ10年以上使っているけれど、先日書けなくなったので、またインクカートリッジを買ってきた。その際キャップが緩くなってきた気がして本体も久しぶりに買った（購入データはこのときのもの）。古いのもインク補充したらまた書けるようになった。けれど、キャップの緩さは新品の方も同じ。

HPには
・細いペン先は、太いペン先に比べてペン先の乾燥が早いので、キャップを閉め忘れないようにしてください。
・空気が乾燥しているとペン先の乾燥も早まりますので、必ずこまめにキャップをしてください。
とキャップをするようにと注意書きがある割には、新品であってもイマイチ緩くて．．．

ちょっとこのキャップが緩いのだけが☆-1で。