中学時代の衝撃体験として記憶に残っているのが、ある男子から面と向かって私の顔面偏差値を品評されたことだった。
その男子は「可愛い・スポーツが出来る・成績がいい・性格が良い」を充たした女子に片思いをしており、
その女子以外の女子については、劣るものとして基本馬鹿にしていた。
自分がすごいから、すごくない人間を見下してしまうというのは理解できる。
すごい彼女が居るから、すごくない女どもを見下してしまうというのも、百歩譲れば理解できる。
でもすごい女子に片思いをしているから、すごくない女どもを見下すというのは、ブッ飛び過ぎていて正直理解不能だった。
もしその男子が見事に片思いを成就させ、「夢は大きく持とう!」的なオチがついていたら、物語としては面白かったのかもしれない。
でも久々に地元の友達と話したら、その男子は高校中退、フリーターから引きこもりになり、そのまま30過ぎになったそうだ。
恋愛は選ぶと同時に選ばれることでもあるって、誰かが教えてくれなかったのかな。
そいつの成れの果てが「アイドルや二次元キャラと比べて現実の女はクソ」