白露とは24節期の中の今頃の季節をいいます。
春の梅雨に対しては、秋の梅雨。
秋霖とも言います。
私はこの季節が好きです。
暑い夏が去り、田畑を潤す水が恵まれます。
空は白い雲に覆われますが、涼しくなり助かります。
宗全籠の秋の茶花を活けてもらいました。
偶然パリとニューヨークの方々がおいでになり、見学してくれたので喜んでいます。
今日は奥伝をお稽古していたら、生徒さんが早く来ました。
今日も途中で終わりです。
明日は早くいって午前中にお稽古しましょう。
なんでも初めての時って、自分も先生も大変なのです!
今日は二株活けが上手くいき、それではと濃茶の棚を初めてお稽古しました。
なかなか右腕と柄杓が一直線になってお湯を茶碗に入れるのは難しいのです。
10年やってもできない人が多いのですから、
入門して半年しないうちに茶箱が終わり、今日はお薄の平点前に進んでいます。
柄杓が難しいと悲鳴を上げてます。
それでもお薄は茶箱で鍛えたので上手く点てることができました。
忙しい生徒さんがやっと来ると、
可哀想だとは思うのですが、
私もこらえて、
集中稽古です。
もう来年の春を目指して二服点の練習。
ここで気を抜くと真になるとすべてがこんがらかってしまうのです。
厳しいものがあるのです。
伝える私も真剣なら、習う方もよそ見をする間もありません。
ここを乗り越えるとすべてが自由自在で新しい世界が開けます。
私が経験したことなので自信をもって言えます。