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“性奴隷”デマ広めるツアーなのか…「慰安婦ツアー」募集した部落史研究会の案内文には「日本の侵略と植民地支配の象徴」
慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話に対する政府の作成経緯の検証で、公権力による強制連行を直接示す証拠はないことが改めて確認された。しかし、案内文では「いまだ日本軍『慰安婦』問題は解決していないことを改めて認識し、日本と韓国の近現代史をふまえて『慰安婦』像に対して真摯(しんし)に向きあう必要があるのではないか」と記す。
ツアーでは韓国時代劇のオープンセットなど娯楽・観光色の強い訪問先が多いが、日本の初代首相(初代韓国統監)の伊藤博文を暗殺した安重根(アンジュングン)を「義挙」とたたえる「安重根義士記念館」を訪れるオプションツアーもある。案内文には「日本帝国による植民地支配の過酷さ、抗日義兵闘争や独立運動の意義がひしひしと伝わってくるに違いない」と紹介している。
麗澤大の八木秀次教授(憲法学)は慰安婦像や記念館への訪問について「韓国側の主張を一方的に受け入れた内容。でたらめな史実に基づくツアーで、適切でない」と指摘。「根拠もなく日本人の残虐性をすり込むための学習装置になっている」と批判する。
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