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娘2人にわいせつ、父に無罪…「証言は不自然」

読売新聞 9月12日(金)9時14分配信

 自宅で就寝中の長女や次女にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつと準強制わいせつの罪に問われた横浜市の男性被告(41)に対し、横浜地裁は11日、無罪(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。

 田村真裁判長は「長女と次女の証言には、犯行の核心的な部分で信用性に疑いを差し挟む余地が残る」と述べた。

 判決は「約2時間半もの間、隣で寝ている次女に気づかれずに被害を受けたという長女の証言は不自然」などと指摘した。

 この事件では、担当の捜査員が、被害概要をまとめた捜査報告書の作成日を偽っていたことが公判で判明。田村裁判長は虚偽記載が無罪判決に与えた影響について言及しなかったが、判決言い渡し後、「公文書の正確性や重要性に対する認識が欠如している」と述べた。

最終更新:9月12日(金)9時14分

読売新聞

 

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