朝日新聞、「天声人語」でも池上氏記事掲載拒否を「最悪」と謝罪
2014年9月14日6時0分 スポーツ報知
朝日新聞社は、東京電力福島第1原発事故の吉田昌郎元所長の聴取結果書に関する記事を取り消したことを受け、この記事を批判する報道をしたとして法的措置を示唆するなど抗議していたジャーナリストやメディアにおわびの意思を伝えた。
また、1904年から続くコラム「天声人語」では、朝日の慰安婦記事取り消しを批判した池上彰さんの記事掲載を見合わせたことについて「最悪だった」と指摘。社説でも「読者や関係者の方々にかさねて深くおわびします」とし「反証となる事実や異論への謙虚さが欠けていたのではないか」とつづった。いずれも13日付朝刊で掲載した。
朝日が個別に謝罪したのは、ジャーナリストの門田隆将氏(56)と、同氏の原稿やインタビューを掲載した週刊ポスト(小学館)、写真週刊誌「FLASH」(光文社)、産経新聞社の3社。いずれも朝日新聞の5月20日付朝刊の「所員の9割が所長命令に違反し撤退」との記事を受け「事実をねじ曲げた」などと批判していた。
門田氏によると、12日午前に同社広報部長から電話で謝罪された。門田氏は「事実よりもイデオロギーを先行させる“朝日的手法”が改善されない限り、再生は難しい」と指摘。「朝日による慰安婦強制連行キャンペーンなどで失った日本の信用を取り戻すのは容易なことではない」と批判した。