<舞妓はレディ>周防正行監督に聞く 舞妓はAKB48と同じ?「日本人は成長過程を楽しむのが好き」
まんたんウェブ 9月14日(日)13時14分配信
青森・津軽から単身、京都の花街にやって来た15歳の少女・春子が、舞妓(まいこ)修業に奮闘する姿を描いた「舞妓はレディ」が13日から全国で公開された。メガホンをとったのは周防正行監督。終末医療を扱った前作「終の信託」(2012年)とは打って変わって、ミュージカル仕立てのファンタジー作品だ。「今回はとにかく楽しんでほしい」という周防監督が、22年越しの思いを結実させた。ヒロインの上白石萌音(かみしらいし・もね)さんや相手役の長谷川博己さん、さらに「お茶屋遊び」と「AKB48」との思わぬ共通点について語った。
【写真特集】「舞妓はレディ」の名場面
◇舞妓さんのシャチホコ芸に仰天
周防監督は、相撲部で奮闘する大学生を描いた「シコふんじゃった。」(1992年)を撮り終えたとき、「今度は、日本の伝統文化の中で女の子が活躍する話を」と思い描いていたという。ちょうどその頃ニュースで、京都の花街が舞妓のなり手不足で悩んでいるという話を耳にし、「舞妓さん」に興味を持った。そこで、リアルな「花街」を知るために取材を始めたが、芸妓や舞妓の世界の神髄はそうやすやすとは見えてこなかった。その後、「Shall we ダンス?」(96年)を撮ったあたりから花街に知り合いができ始め、一見さんお断りの店にも行けるようになった。妻、草刈民代さんの結婚後初めての誕生日を、お茶屋で祝ったこともあったという。ちなみにお茶屋遊びとは、料理などをいただきながら芸妓や舞妓の唄や舞を楽しむことだ。また舞妓は、芸妓の修業段階の女性のことをいう。
客としてお茶屋を訪れるようになったことで、取材のときには分からなかったお茶屋遊びの面白さが見えてきた。それは周防監督にとって、「東京にいたら絶対味わうことのできない、まるで非日常の世界」だった。例えば、結婚のために舞妓をやめる女性の送別会に誘われて参加したときのこと。当時の様子を、周防監督は「その席で、舞妓さんがいきなり“シャチホコ”という芸を見せてくれたんです。ウソだろ、舞妓さんがこんなことをするのかよと引っくり返っちゃったんです(笑い)。そういう光景を見て、お茶屋遊びというのは、お客さんとお茶屋の女将さん、芸妓さんが一緒に遊びを作る世界だということが分かってきたんです」と振り返る。
最終更新:9月14日(日)13時19分
- 女優・芸能人・俳優・役者・モデル・グラビア 上白石萌音(カミシライシモネ)
- 誕生日:1998年 01月27日
- 星座:みずがめ座
- 出身地:鹿児島
- 血液型:-
- [ 出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)(外部リンク) ]
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