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14 Sep 2014 05:04

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AKB襲撃の男を傷害罪で起訴

河北新報 9月12日(金)12時59分配信

 滝沢市で5月、アイドルグループ「AKB48」のメンバー2人がのこぎりで切りつけられた事件で、盛岡地検は11日、殺人未遂容疑で送検され、鑑定留置されていた十和田市三本木、無職梅田悟容疑者(24)を、容疑を傷害罪などに切り替えて起訴した。
 地検は「殺意の有無について立証ができなかった」と説明。凶器がのこぎりであることや供述を踏まえ、容疑を切り替えたという。
 起訴状などによると、梅田被告は5月25日、滝沢市であった握手会の会場で、カッターの刃を貼り付けた折り畳み式のこぎりを手提げバッグに入れて持ち込み、AKB48のメンバー2人と20代男性スタッフを切りつけて頭や手に重傷を負わせたとされる。
 地検は6月6日〜9月2日の約3カ月間、梅田被告を鑑定留置。犯行時の精神状態や動機などを調べた結果、刑事責任能力があると判断した。
 岩手県警によると、梅田被告は逮捕当時「誰でもいいから殺そうと思った」と供述。切りつけたメンバー2人について「名前は知らなかった」と話していた。
 公判では梅田被告の刑事責任能力が争点になるとみられる。

河北新報社

最終更新:9月12日(金)12時59分

河北新報

 
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