マリナーズは投打かみ合い快勝　ロドニー、球団タイの４５セーブ目

　マリナーズは守護神フェルナンド・ロドニー（３７）が２００１年の佐々木主浩に並ぶ球団記の４５セーブ目を挙げるなど、投打がかみ合ってアスレチックスに快勝。ＷＣでＰＳ進出圏の２位以内に浮上した。

　ロドニーは４−２の９回に登板し、２安打されたが結果、無失点締め。天に矢を射る十八番ポーズで勝利を祝った右腕は、球団公式サイトによれば、「抑えの記録なんて知ったことじゃないが、まあ、記録に並んだり破ったりするのはハッピーだね」と高笑いした。

　この日は珍しく打線も奮起。今季通算１１８発（ア・リーグ１０位）のピストル打線が３発の“花火大会”で、２失点の投手陣を援護した。マクレンドン監督は「ここまで来たら、過去のデータなんて関係ない。勝利を信じて戦えば、おのずと結果はついてくる」と投打に奮闘した選手をねぎらった。