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R18あねらぶる 姉々乱舞 作者:珍宝噴射機

あねだぶる襲撃っ 前編!

最凶最悪の姉妹揃いやがれっ!

 激しくドアを叩く音、俺の名前を呼ぶ声が聴こえる……
これは、花穂姉ちゃんが俺を呼ぶ声だ。

「蒼太っ! トイレ長いよっ! 早く出てよ!」

「――ん? 今の……夢か……」

便座に座ったまま眠りこけていたらしい。
今日は朝からいろいろあったおかげでエロい夢を見てしまった。

「悪い……花穂姉ちゃん……ねむっ……」

「子どもじゃないんだから……お風呂に入る前にトイレに行かないとダメだよ」

入れ替わりにトイレに入る花穂姉ちゃん。
既に着替え終わって髪も乾いている。
どうやら俺は三十分以上トイレで寝落ちしていたようだ。









 壁掛け時間を見ると、十一時半過ぎ。
明日は平日なので、既に花穂姉ちゃんが台所と居間を消灯している。
真っ暗な居間でソファーに座り込んでぼんやりしていると……

「蒼太、今日はいろいろ疲れたよね? ごめんね」

隣に花穂姉ちゃんが座って来た。
ほんわりと漂う石鹸とシャンプーの香りが妙に心地いい。

「いいよ。さっき風呂場でからかってごめん。驚いたよな?」

「うん、お風呂場で初めてするんだって思うとね……やっぱり、蒼太と初めてのエッチは部屋のベッドでしたいから……シチュエーションって大事でしょ」

この姉、やっぱりアホなんだ。なぜセックスする前提で考えるんだ。
論点がずれにずれまくって、別の方向へすっ飛んで行ってしまっている。

「明日は学校だからな、俺はもう寝るよ。おやすみ花穂姉ちゃん」








 部屋に入ってベッドに寝転がると、今日の出来事が思い浮かんでくる。
朝からスポーツクラブで泳いで、九条先輩とそこで会って、花穂姉ちゃんとの策略でロッカーに閉じ込められる。
その後、先輩と公園で元彼の話を聞いて、九条邸へ行った。
先輩は布団の上で全裸になり、本気で抱かれようとしていた。

武士は食わねど高楊枝という言葉がある。
九条春奈の身体には男が乱暴に扱った跡、アザがいくつか残っている。
男のせいで負った心身の傷を、性行為で癒すことに疑問を持った。

「据え膳食わぬは男の恥とも言うよな……」

先輩は俺を好いてくれて、選んでくれた。
でも、先輩は手軽に食っていい据え膳ではない。

「……そういや、姉に宣戦布告って……いったいなんのこと……」

考え事をしているうちに眠りに入っていた。








 カーテンの隙間から光が差し込む、目覚ましは鳴っていない。
どうやら少々早めに目が覚めてしまったようだ。
分厚い掛布団を使っているせいか、寝起きの身体がやけに重い……?

「――いや、これ布団じゃないよな」

プロレスのホールド状態で俺に覆いかぶさっている人影。
その豊かな胸の弾力と温もりが服の上から伝わってくる。
二人の姉を目を閉じた状態でどう見分けるか、それは匂いだ。

「おかえり、紗月姉さつきねえ……始発で帰って来たのか?」

「――んぁ、ああ、寝ちゃってたか? ごめん、蒼ちゃん」

「紗月姉、なんで自分の部屋で寝ないんだ?」

すごく嫌な予感がした。紗月姉が右手に回数カウンターを持っている。

「ちょっと朝の挨拶……みたいな感じかなっ!? ブチュっとチュパッと?」

「姉ちゃんっ! その回数カウンター見せろよ! まさかとは思うけど、花穂姉ちゃんと勝負してるんじゃないだろうなっ!?」

どちらも俺より才能に恵まれ、容姿もいいのに、まったくろくでもない姉妹だ。
紗月姉の手から分捕った回数カウンター……三〇〇三回……

「蒼ちゃん、もう一度朝の挨拶を……」

キス顔で迫り来る紗月姉……
そのとき、バンッと激しくドアを開く音とともに、花穂姉ちゃんが入ってきた。

「紗月姉っ! 蒼太起こすのはわたしの役目なのにっ!」

「久しぶりだね花穂! 今から朝食代わりにに蒼ちゃんを食べるところだ!」

「いや、俺を食べるって……」

「蒼ちゃんの巨大皮付きウィンナーがここにあるじゃないか!」

紗月姉は俺のパンツを引っ張る。朝勃ちで肥大したものが放り出された。
花穂姉ちゃんもその様子を凝視している。

「そ、蒼太のってほんとでかいよね。紗月姉、それ以上変なこと禁止ねっ」

「え、ダメ? 今からシコッとか、ベロリンチュパとかしたいんだけど?」

「おおいっ! 紗月姉も花穂姉ちゃんも部屋から出てくれよ!」

――神様、仏様、紗月姉と花穂姉ちゃんがついに揃ってしまいました。
――これから数日間、姉たちの玩具です……
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