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 高市早苗総務相は12日の閣議後の記者会見で、ナチスの思想に同調しているとみられる団体の男性代表と写真撮影していたことについて「その方の所属団体なり、思想信条なりが分かっていたら決してお会いもしなかったし、写真も撮らなかった」と話した。

 高市総務相は「国会議員の仕事をしていると、知らない方から写真撮影を求められることは、毎日のようにある。お断りしたことは一度もなかった」とし、「今回の件は率直に申し上げて不可抗力」と話した。その上で「写真を見ても、だれか分からなかった。インタビュー取材は4、5人で来られる。その中の1人から、写真を撮ってくれと頼まれて、断る理由はない。今回の報道で本当にびっくりした」と釈明した。