富士山迷い犬の「富士男」くん、「とんと」に改名
2014年9月14日6時0分 スポーツ報知
昨年7月に富士山頂で保護され、今月7日に里親に引き渡された迷い犬「富士男」が「とんと」に改名されることが13日、分かった。
里親になる東京・台東区浅草に住む50代の男性によると、「富士男」を報じたニュースを見た9月1日は、その直前に亡くなった18歳の愛犬の誕生日だった。男性の妻は、富士男が愛犬の生まれ変わりのように感じ、愛犬と同じ「とんと」と呼ぶようになった。
「とんと」は「とうさん」から徐々に変化していった呼称で、亡くなった愛犬には2匹の子どもがいたという。今月末までの“里親のトライアル期間”を終えたら正式に改名する予定。「富士男」が新居に来て1週間。健康状態は良好で、日々夫婦になついていっている。男性は「目を合わせるようになってくれた。信頼の証しですかね。おとなしくて本当にいい子です」と目を細めていた。