デビュー戦を控えた柏野(右)、後輩の応援に駆けつけた坂本(左)=川崎市の川崎新田ジムで
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東大卒の税理士プロボクサー柏野(かしの)晃平(26)=川崎新田=が13日、デビュー戦(17日、東京・後楽園ホール)を前に、同じく東大卒の弁護士プロボクサー、坂本尚志(33)=青木=と川崎市のジムで“高IQスパーリング”を公開した。
柏野と坂本は東大ボクシング部の後輩と先輩。柏野が「坂本さんの背中を見ながら、プロボクサーとしてもやっていきたい」と言えば、坂本は「ぼくが大学5年の時、柏野が新入生として入ってきた。ボクが10センチ身長が高いのに、距離感とパンチの読みが鋭くて、パンチを当てられなかった」と柏野のデフェンス力を絶賛した。
この日のスパーは試合直前ということもあり、軽いマススパー。デビュー戦の相手は33歳のベテランタイ人だが、柏野は「KOで勝ちたい。当面の目標は来年の新人王」と意気込んだ。(竹下陽二)
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