あんなの飲んでた頃

トップバッターはやはりこれ、言わずと知れたメローイエロー、
この姉妹品に「メローレッド」というのがあって、赤い理由が、
「赤キャベツ色素」、とかいう、想像するとなぜか「学校の
ウサギ小屋」の香りがしたのは私だけでしょうか・・・。
ファンタ500ml。この頃は空きビンを返却すると、一本10円に
なりました。子供に500mlは脅威の量だったので、なぜかトク
した気分に、でも夏場はチンタラ飲んでるとすぐ生ぬるくなって
捨てるはめに・・・。
ミラクルアルファ アンバースパーク(森永)炭酸飲料

いったいどこが「ミラクル」なのかわからん、そもそも名前が長い!
しかも炭酸飲料なのに茶色の缶!変なスパークしそうで怖い・・・
BMクリームソーダ(東洋テルミー)炭酸飲料

「クリームソーダ」の字がないと青汁でも通用しそうなデザイン、
これらに共通するのは思いっきり冷やすとそこそこうまいのだが
逆にぬるいとそのぬるさ4の二乗に比例して最悪な味になります。
サスケ(サントリー)冒険活劇飲料(?????)

CM、シェア、共に一流のサントリーが、いきなりトチ狂った伝説
の逸品!デザイン、味、ともに最悪、マズジュー列伝にエントリー
することまちがいなし。炭酸飲料なのに「冒険活劇飲料」ですから
もはや文法面でも暴走してたんですね〜。
維力 (ポッカ) スポーツ飲料????(養命酒系)

「維力」ち書いて「ウイリー」、読めるかぁ!馬鹿たれ!って感じ。
ポッカが天下のコカコーラに挑むべく中国4千年をバックに登場!
その空回り度は想像絶無!いっそのこと名前を「精力」にでも
した方がナンボか売れたかも、まさに伝説のマズジューだ。
ピナ (味の素) 炭酸飲料

デザインはなかなかシンプルでよいのだが、中身とメーカーの
イメージが致命傷に、「味の素」+「原料が豆腐」+「しかも炭酸」
となると、いくら健康ブームでも限界があることをなぜ気がつかな
かったのだろう。開発の人はやはり豆乳に炭酸入れて飲んだり
したのだろうか?合唱。
ここらで一息、初代アクエリアス。ここから伝説は始まる、この
デザインを見ると他のメーカーも、ロングセラージュースを作れ
る可能性はみな平等にあったのではないかと思います。
ビーボ レモンティー (ビーボフーズ) 紅茶

「ビーボよりうまいのはビーボだけ!」というゴーマンなキャッチ
フレーズで登場!業界の風雲児か?と思われそうになったが、
「デザインがお歳暮でもらった日清サラダ油に似てる」、という
どっかのオバチャンの意見が拡散してあわれ失脚。
リベラ (カゴメ) 清涼飲料水

カゴメと言えばトマJだが、これはそのカラーリングによっての
失敗作、中身はハーブの香りの清涼飲料だったのだが、カゴメ、
イコール「赤」、という固定観念を捨てられなかった逸品。
そうです、「どうしても捨てられないもの」ってあるんです、でも・・
キララ (サントリー) 果汁入り飲料

味よりもCMが印象的、当時角川三姉妹の原田知世が水着で
出てたと思う、それしか興味なかったので分析不可。
ミラクルアルファ ホワイトコーラ (森永) 炭酸飲料

「コーラを透明にしたら、ただのソーダじゃないんかい!」という
意見がお客様センターに殺到したかどうかは不明。「うちは
ドリンクだけ造ってる会社じゃないんで・・・」なんて返事が返って
きたのでは・・・。何事もすることには限度がありますよ、という
ことの見本の逸品。
プレイボーイコーラ (ビーボフーズ) 炭酸飲料

雑誌プレイボーイ社のマークを付けて参上!「ビーボよりうまいのは
ビーボだけ」というキャッチフレーズ、をいきなり他のメジャーな会社
のフンドシを巻いての土俵入り。小さいウサッコロのマークを入れる
だけにどれだけの金がかかったのかは不明。まるで脱皮に失敗した
カゲロウのようなむなしさが・・・。
チェリオコーラ (チェリオ) 炭酸飲料

こちらは正統派のコーラです。なぜか「チェリオなら許せる」という法則
があるので違和感はないのだが、このデザイン、「なぜ、カヌーに乗り
ながらテニスをしてるのだろう?」と思ったのは私だけでしょうか・・・?
ストライカー (ヤクルト本社) スポーツドリンク

当時のヤクルトスワローズのユニホームのデザインなのに、なぜか
サッカーなのです。上にぐるりとつけられたヤクルトのマークさえなけ
ればしつこいようですが「アクエリアス」になれた可能性もあったかも
しれません、味もそこそこだったと思います。
スポーツドリンク武田 (タケダ) スポーツドリンク

なぜネーミングに漢字を使ったのかが不明。これは生き残ると思った
のですが、たしかこれの炭酸入りを発売してマズジューファミリーに
入ってしまったらしいです。
カピーホワイト (?) 乳酸菌飲料

このCMに出てたトップレスのオネーさんは一体だれだったのでしょうか?
誰か教えて下さい!音楽は来生たかおですな。アンバサを薄めた感じの
味だったと思います。
ジェットストリーム (サントリー) 新柑橘系飲料

これはかなり流行りました、「ジェ〜ットストリ〜ム〜、君に〜向かって〜」
とかいう意味深なCMありました。ところで「新柑橘系」の「新」と「系」が
わかりません、前はなんだったのでしょうか?一体何系なのでしょうか?
当時、「新自由クラブ」とか旗揚げしていたなごり?今となっては謎は迷宮
入りしてしまってます。
ポッカコーラ (ポッカ) コーラ

いいです!これ!なんも考えんと造ったようでツッコム余地がありません!
しかしながらこのあとポッカは自社コーラとしてロイヤルクラウンコーラと提携、
UCCジョルトコーラと並び、コカコーラの独裁に一矢報いることに、その引き金
となった貴重な逸品。
 ホワイトコーラ (ヤマザキ) コーラ?

そうなんです、参入メーカーはなぜかコーラを白ではなく透明にしたがる
のです、この後も過去の失敗を見習うことなく各メーカーは何年かに一度
は「コーラソーダ」を出したがります、「ほっとけよ。」と言うコカコーラ陣営
の声が聞こえてきそうです。
1967JR開業記念コーラ(コカ・コーラ) 当然コーラ

コカ・コーラが日本のために「祝開業」の文字にはじめて楷書書きを
使用してくれた逸品です。さすがやね〜。
バディアップル (アサヒビール) 炭酸飲料

「アルコール度1%未満入り新カテゴリー飲料」として巨額の大宣伝を
展開!自分としては「酔うまでに10ダース」とかのキャッチフレーズで
宣伝して欲しかった、ここで何かに気がつけば「宝カンチューハイ」の
ステイタスになれたかもしれません。スポイト一滴のアルコールで一体
何が変わるのか・・・、味?それともコク?これまた謎は迷宮に・・・。
TERRA (味の素→カルピス) スポーツドリンク

せっかく味の素が「豆腐」+「炭酸」とかのトホホ黄金式を捨てて真面目
に取り組んだのに、哀れカルピスにトレード(涙)ポスト「アクエリアス」へ
の道のりには様々な困難があったのです、ポカリの影響があるものの、
可能性は無きにしも在らず。
ウフフ プラム (カゴメ) 炭酸飲料

こちらもカゴメが「カゴメ」=赤 を捨てて挑んだ逸品。CMには少女隊
を起用しての大バクチ、しかし新参アイドルと同じで短命であった。
このころに今の「桃の天然水」みたいなの出してたらなぁ・・・。
リボン シトロン リボンちやん缶 (サッポロビール) 炭酸飲料

いまでも販売はされているのだが、このリボンちゃん入りは無くなった、
見方によっては栄養失調の少女に見えるからかも?
マウンテンデュー ゴールデンライム

見よ!この輝きを!味は変わらず外見を変えるのも戦略なり。
プラッシーオレンジ

ご存知オレンジジュースの代表作。海外進出できなかった理由が頭文字
の「プラッシー」だったかどうかは不明、確かに外人さんは英語の「ラ」は
巻き舌で省略するので「プッシープリーズ!」とかウエイトレスに言ったら
平手打ち食らってたかもしれませんね(笑)、あくまで推測です。
ニッポン茶茶茶 (ペプシコ・インク) 緑茶

なにも考えなくても製品化できるのはすごいです、さすが外資系
としか言いようがありません。
ホンダでなく茶 (ホンダ+伊藤園) ほうじ茶

ホンダ50周年ということで委託製造した逸品。
ドクターペッパー瓶 (コカ・コーラ)  炭酸飲料

今は無きドクターペッパーの瓶、沖縄で販売されているとの
未確認情報も、やはりジュースは瓶でラッパ飲みするのが一番
おいしいのだ!
ファンタ ジンジャエール (コカ・コーラ) 炭酸飲料

これまた今は無きジンジャー味、コカ・コーラは結構ショットバーを
はじめ、飲み屋さんには進出しているので、これは生き残ると思っ
たのですが・・・、この後「カナダドライ」がブレークして独裁商品に。
メッコール 麦芽コーラ

「麦で作ったコーラ」、が売りだったがその前に
「コーラが何でできてるか教えろよ!」と言いたくなったのは
自分だけでしょうか・・・。