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景気の現状示す指数 4か月ぶり悪化9月8日 16時35分
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現場で働く人たちに景気の実感を聞く先月の「景気ウォッチャー調査」は、大雨などの天候不順によってコンビニで飲み物の売り上げが減ったなどといった声が多かったことから、景気の現状を示す指数が4か月ぶりに悪化しました。
「景気ウォッチャー調査」は、内閣府が毎月、小売店の従業員やタクシーの運転手など現場で働いている2000人余りを対象に景気の実感を聞いて指数化しています。
それによりますと、先月の景気の現状を示す指数は47.4となり、前の月を3.9ポイント下回って、4か月ぶりに低下しました。
これは、大雨など天候不順の影響で、コンビニで飲み物の売り上げが減ったという声や、エアコンなど家電製品の販売が落ち込んだなどという声が多かったためです。
また、景気の先行きを示す指数も、ガソリンなどの高止まりを懸念する声が多く、前の月を1.1ポイント下回って50.4と、3か月連続で悪化しました。
ただ、内閣府は、足元の景気の悪化は天候要因による一時的なものであり、先行きを示す指数の水準も高いなどとして、「景気の緩やかな回復基調が続いている」という基調判断を維持しています。
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