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【朝日新聞会見詳報(3)】各社記事への抗議文、訂正・謝罪要求「撤回、謝罪したい」「明らかに事実の前提間違った」

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【朝日新聞会見詳報(3)】
各社記事への抗議文、訂正・謝罪要求「撤回、謝罪したい」「明らかに事実の前提間違った」

会見した木村伊量社長(中央)、杉浦信之取締役編集担当(右)ら=11日午後、東京・築地(川口良介撮影) 

 記者「…」

 《音声が聞き取りづらいが、朝日新聞がこうした抗議文を乱発しているのではないか、との趣旨の質問が出たようだ》

 喜園執行役員「乱発してるかどうかは別として、われわれとして、今回については抗議を申し入れた時点で、われわれとして十分な取材で事実だということ(記事)に対して、誤報だということ(指摘)であれば、きちっと(抗議文を)出すという行為をしていることは事実です。それを乱発と受け取られるかはみなさんの考え。今回の件については、明らかにわれわれの事実の前提が間違ったということです」

 記者「訂正を今日というタイミングでされたのは、今日調書が公開されたからですか。記事の取り消しはどういう形で読者に伝えますか」

 《木村伊量社長がマイクを持つ》

 木村社長「吉田調書に関する処分に関しては冒頭、私がご説明したとおり杉浦の解任。そして、関係者の処分、処罰は厳正に行います」

 杉浦取締役「タイミングということは、吉田調書の公開というタイミングの前に、こうした発表の機会を計画しようと思っていたところ、この発表日が設定されてしまい、その前は現実問題として難しいということで今日になった。記事の取り消しについては、速やかにデータベースも含めて対応していきたい」

(4)に続く

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