ジャーナリスト・熱海芳弘のブログ

新聞記者として、「オウム真理教事件」をはじめ、事件、事故、災害などを20年近く、追い続けてきました。このブログでは、ニュースを分かりやすく解説していきます。また、私は「双極性障害」の当時者ですので、メンタルな話題も時には触れていきます。


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ここのところ、自著に関するレビューをめぐって、

いささか、表現の問題など甲論乙駁となっています。

それはそれで結構なことです。拙書であっても、好評でなくても。


ただ、何人かの方から、文章力や取材力が足りないという指摘がありました。

取材力を持ち出すと政治論議のようなことになりますから、

それは次回以降ということで。


文章力について、述べさせていただきます。

私は大学4年の時に、当時、読売新聞編集委員だった山本栄一氏が開いていた、新聞記者を目指す学生を対象にした作文塾に週に一度通っていました。


そこでは成績の良い順にA、B、C、Dをつけていました。元々私は論作文は苦手でしたので、だいたいがC、たまにBでした。ただ、夏休み返上で、個別に山本氏から宿題を出されました。それで自分でも驚くほどレベルが上がり、その分を一般教養や時事英語の勉強に当てました。結果は、これまで述べてきた通りです。


新聞社に入社し、最初の1年は、執筆に関しては、かなりレベルが低かったと思います。というのは、支局の1年上の先輩(現・外信部長)が優秀すぎて、比較されたのも一因かも知れません。


そんなこんなで、名古屋市、瀬戸市、豊橋市、白河市などへ転勤。文章力は平均的な新聞記者程度か、それより若干、低くかったと思います。


ですが、東京本社に転勤になって思ったのは、何をやらせてもできる記者ばかりでした。もちろん、文章力も本社勤務としてふさわしいものを要求されました。

元警視庁キャップだった当時のデスクである三木賢治氏(後に論説委員を務め退職)に、文章に限っていっても、なかなかOKがもらえず、やむなく徹夜も数限りなくありました。三木氏は、私のことを買ってくれて、社会部で警視庁担当にしたかったようです。


三木氏からは、文章の極意として「簡潔」「簡明」「達意」(詳しくは省きます)であることが分かり、その当たりから「熱海は文章がうまい」(手前みそですみません)という評判がたちました。ただ、がむしゃらに、手を抜かずに、コツコツ頑張った結果、そうなったのかあと思います。


2001年に同社を退職。紆余曲折があり、フリーの物書きになりました。小説の世界は才能があっただけではなれませんから、すぐ、諦めました。やはり、私はノンフィクションの世界でしかできないと悟りました。


上述の山本氏に下書き原稿を送り、3度、方向性のみサジェスチョンしていただきました。


偶然ではあるのですが、2012年の春に先輩ジャーナリストで、書評、歌舞伎・映画評論などが専門の元NHK社会部デスクの大原雄氏(日本ペンクラブ前理事)と知り合い、合計23回、下書き原稿の書き直しを命じられました。


最後の2週間は血尿が出るほど追い込まれました。そうした思いが詰まっていない作品は読まれない、と大原氏から言われていました。が、あの時理解できませんでしたが、今は素直にそうだと断言できます。


大原さんから電話をいただき「校了!!」と言われました。大原さんに私の文章力を聞いてみたことがあるのですが、「最低限、プロの水準を超えているのは分かるのだが、まだまだ改良の余地がある」と言われました。


実際、本書が発刊となって、いろいろお気にめさない方もいらっしゃいますが、

それはある意味健全だと思います。ですが、このブログのタイトルを書いた英文字の方は、作品をこきおろすならまだしましも、私の人間性を否定するような文面を再三にわたって展開しています。


何故かというと、そうしたことを書く人の多くが、本名でなく匿名で書くので足がつかないからです。でも、私は警察より早く犯人を見つけたことがあったことは念頭に置いた方が良いと思います。


この件については、関東のエルダーさんに、通報しました.。.

彼から「警察沙汰」「裁判沙汰」にするのだけはやめてくれ、と言われました。


何度も大事な部分が削除されています。そうなることは分かっていましたので、印刷して手元にも用意してあります。ここまで私がこのような文を書くということの意味は、当然、お分かりでしょうね。


私は自分の意見や考えが、いつも正しいとは思っていません。

あなたは自覚症状がないようなので、あえて言いますが、

「一時の感情(恨み)」で、レビューやコメントを書いたとしか、私には見えません。躁状態(私は医師ではないので言う立場にありませんが)なのかも知れませんね。同病者に対して、陰湿なイジメをしているように、感じてなりません。


Garageは、私がオフ会でセクハラをした旨を書きましたが、この時点で、Garageさんは「墓穴」を掘ったわけです。また、「オフ会には二度とこれないでしょう。スタッフも情報を共有してあるので」とあります。


次回もオフ会行きますよ。それによって、何かあなたに不都合なことがあるのですか?私が行くと迷惑だから、来るなという「排除の論理」を展開するおつもりですか?その時は、個別にディベートしましょう。本来、ディベートはネット上でするものではないので。


私が関東のオフ会に参加したのは、12年前です。まだ会ができたてほやほやでした。現在の主要スタッフはその時からのつきあいです。特に幹事との関係が深く、彼が虎ノ門病院に入院した時もお見舞いに行きました。


関東の大原則は、除名者を出さないことです。この点だけ見ても、Garageさんの言う主張は歯車がかち合いません。論旨がしっかりしているのは認めます。あなただって、こうした文面を書いているのですので、高学歴の立派な方なのでしょう。


最後に言っておきますが、世の中甘くありません。それと、自戒(反省)を込めていいますが、人の心を傷つけるのは、絶対やってはいけないことです。もし、仮にあなたが書いたSNSを見て、自殺する可能性はゼロではないのです。


私は一度、自殺未遂をしましたが、本当にあなたの文面は「暴力的」「威圧的」です。私が自殺をしたら、責任をとってくれますか?。ここ数日、あなたの書き込みに対し、人間不信にさえなっています。少なくとも、「弱者の論理」をもう少し、お考えください。関東は「参加自由」なのです。再考を求めます。


それと、読売新聞の編集局次長だった渕上昇氏が本を買ってくださったのですが、「まず、一読して思ったのは、文章がしっかりしているなあ、という感慨をもった。ひさしぶりに、良い本にめぐれあった」と言ってくれてるんですね。だってもう5年前からのつきあいですので。


いずれにしても、人間として、最低限のマナー、エチケットを守ることは、どんなことでも一緒ですから、よろしくお願いいたします。


長文になりました、すみません。


熱海拝











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