PRESIDENTって雑誌ありますよね。実は私定期購読しているんですが、いつも疑問に思う内容があります。
今回の特集は、「時間」の科学。
特集自体はいいんです。表紙の上に注目。
年収1500万 vs 500万
はい、来た。いつもあるパターンですね。
年収1500万の人は500万の人に比べて、飲み会に参加している。
年収1500万の人は500万の人に比べて、休みの日に芸術鑑賞している。
年収1500万の人は500万の人に比べて、短時間でリチャージできる。
・・・。
”現在の” 年収が1500万円の人と、500万円の人を比べても何の意味もないですよね。
1500万もらっている人は、
- 出ないといけない飲み会も多いだろう
- 自由に使えるお金だって多い
- 休みの日に芸術鑑賞できるお金もあるだろう
- 短時間でリフレッシュするために高いマッサージにだって行ける
それを、まるで、低年収の人は、こういうことをやっていないから低年収のままなんだ!みたいに煽るこの特集は本当につまらない。
この特集だけは、いつも「あー、アホらしい」と思って読み飛ばしています。
とはいえ、
さすがにこれだけ有名な雑誌なんだし、
「10年間にわたって数千人のビジネスパーソンを追跡調査した結果です。」
とか、本当はちゃんとした調査をしているんじゃないかと、ちょっとだけ期待してみました。
調査内容の部分を読んでみると。。。
はい、残念。
「2つの年収そうの各300人に対してアンケートを実施し、、、」だそうです。
こんな記事を書いて、「統計士」とか名乗るなんて、大丈夫か?と思ってしまいます。