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itouitou  - ,,,  09:00 PM

不思議と生産性が上がるちょっとした「ボディーハック術」

不思議と生産性が上がるちょっとした「ボディーハック術」

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科学が発達した現代においても、人体は不思議に満ちています。体に備わるスーパーパワーの引き出し方を知れば、今よりずっと多くのことが達成できます。今回は、仕事の効率をアップする、ちょっとした「ボディーハック術」をご紹介します。


親指をくわえたまま息を吹き出すとストレスを減らせる


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ストレスや不安は、脳に大きな負担を与えます。そんなときは、親指を口にくわえて息を吹き出すことで、神経を静められます。

The Daily Mail紙で、スパイア・リバプール病院のアルン・ゴーシュ医師が、親指を吹くことで迷走神経を活性化できると話していました。また、メイヨー・クリニックによると、迷走神経を刺激すると心拍数や血圧が下がる効果があるそうです。迷走神経は軽度の気分障害の治療にも使われています。

このテクニックはあちこちで紹介されていますが、Redditで、多くの人が「親指に息を吹きかける」と誤解しているとのコメントがありました。正しくは、親指を口にくわえて密封した状態で息を吹きます。


トイレに行きたいのを我慢して、衝動的な決断を避ける


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仕事には重要な決断がつきものです。そして、重要な決断は衝動的に行われるべきではありません。こんど重要な会議に行くときは、事前に水を大量に飲むようにします。やがて、膀胱がトイレにいくよう要求し始めるでしょう。しかし、その衝動を抑えこんでください。それが衝動的な決断を避ける鍵となります。

バカバカしい? インペリアル・カレッジ・ビジネススクールが行った4つの研究はすべて、膀胱の制御と決断との間に明らかな関連があることを示しています。基本的な考えは、ある領域の感覚が、別の領域に影響を与えるということです。例えば、空腹のときに買い物をすると、必要以上の食べ物を買ってしまいますよね? 同じく、膀胱を制御しているときは、決断など別の領域においても衝動を制御しやすくなるのです。


この4つの研究からわかるのは、膀胱の圧力が高まることで発せられた抑制シグナルが、他の領域にも波及し、膀胱とは無関係の領域においても、衝動を制御する能力が高まるということです。


膀胱の制御と衝動的な決断の制御に相関があることがわかりました。ただし、この研究では、最終的に下される決断が良くなるのか悪くなるのかについては何も語っていません。研究者によると、人体には「一般抑制システム」が備わっているそうです。これは、さまざまな領域における抑制が、同じ起源を持つこと意味します。つまり、体のある領域にセルフコントロールのシグナルが送られると、自動的に他の領域にもセフルコントロールのシグナルが波及するということです。結果の良し悪しとは関わりなく、です。


ガムやコーヒーのマドラーを噛むと集中力が増す


ガムを噛むとメンタル・パフォーマンスが向上します。とはいえ、周り人の迷惑にもなるし、自分の健康にも良くありません。

幸福系ブログ「Happiness Project」のグレッチェン・ルービン(Gretchen Rubin)氏は、ガムの代わりに「コーヒーのマドラー」を噛むことを勧めています。


私は、スナックの代わりに、コーヒーのマドラーを噛むと集中力が増すことを発見しました。ライターの職業上のリスクは、執筆しながら、ついつい不健康な食べ物や飲み物、タバコなどを摂ってしまうことです。ところが、マドラーを口にいれていると、そうした衝動が抑えらるのです。さらに私の場合、マドラーを噛むことで、集中が高まるようです。


ルービン氏は、ガムの効果が一種のプラシーボ効果であることをいち早く見抜いています。Wired誌が、ガムを噛むと認知機能が高まることを示すいくつかの研究を紹介していました。これらの研究は、ガムの含有物(砂糖など)は無関係であることを示しています。含有物ではなく、噛むという行為自体が集中力を高めるのです。また、効果が続くのは噛み始めてから20分間だけであることがわかりました。ですので、マドラーを噛むのは、本当に集中したい時にとっておきましょう。

鉛筆や爪を噛んでも同じ効果があるでしょう。しかし、これらは多くの人が辞めたがっている習慣でもあります。コーヒーのマドラーのほうがベターでしょう。


重要な話を聴く時は右の耳で


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イタリアの研究者、ガブリエル・ダヌンツィオ(Gabriele d'Annunzio)氏の最新の研究によると、右耳と左耳では適しているタスクが異なるそうです。「LiveScience」の報告によると、右耳のほうが情報の処理に向いているのだとか。


「それはインプットの種類によります。スピーチの音に関する特性(音素など)を聴き分けるには、右耳のほうが適しています。一方、スピーチの音素以外の要素(韻律や、感情など)を識別するのは左耳のほうが得意です」と研究者のルカ・トマサ(Luca Tommasi)氏は話しています。


良いニュースがあります。この研究結果によると、被験者の72%がスピーチを聴くのに自然と右耳を使っていたそうです。悪いニュースは、この研究が、左耳の得意分野については詳しく説明していないことです。上記のトマサ氏のコメントがすべてです。

この知識を職場で活かすにはどうしたら良いのでしょう? 会議でマネージャーが話す時は、右耳がそちらを向く位置に座るとよいでしょう。

以上は、人体の可能性の氷山の一角です。例えば、手首のツボを押せば吐き気が収まります。飲み会などで使えるテクニックですね。眼鏡が見つからない時は、人差し指を丸めて小さな穴をつくり、その穴を通して覗いて見てください。ピンホール効果が、対象に焦点をあわせるのを助けてくれます。そう、ジョン・メイヤーの歌を聴くまでもなく、あなたの体はワンダーランドなのです。


Mihir Patkar(原文/訳:伊藤貴之)
Photo by hin255, stylesr, Rupert Ganzer, Trending SINY, djeyewater.

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