生後2ヶ月過ぎから、背すじ矯正を月に一回ペースで
続けてこられたお子様です。 写真は1歳10ヶ月頃のものです。
最近は時々高這いの姿勢が見られるようになりました。
膝付き這い這いは活発で、独り遊びがとても上手になり
表情が豊かになりました。
ごく最近病院で背骨のレントゲン写真を撮って検査する機会があったそうです。
背骨の2箇所くねっ、くねっ、と歪んでいる箇所がみえますが、
背骨のその部分は、半蝶椎といって生まれつき骨が十分にそだっていないので、
その部分に負荷がかかってゆがみになっているのだそうです。
ダウン症は、このような骨の歪みが先天的にある場合が多く
筋肉が弛緩した病気であるだけに
支える力が弱く身体の歪みがどんどん増して、成長が遅れがちになる傾向が
あるといえます。
この写真のボクは、先天的に骨の歪みがあったのがこの度わかったのだそうですが
骨の歪みが、機能を損なうほど悪い影響にならずに成長していることが
素晴らしいなと、ゆりっこは判断しました。
ついめん抱っこで、上半身を育てつつ
重力の力が骨の成長によい影響を与えたと思われますし、
ハンディがありながらも、活発な這い這いができるようになり、
現在、高這い姿勢をとりながら立位の準備が自然にあらわれはじめているように
思います。
これから立てるようになり、重力が背骨に影響をさらに与えるようになると
骨も成長してくるでしょう。
検査の結果、そのことを期待されて要観察、とのことです。
写真1は、背中をズンズン運動している時の下半身の様子です。
写真2は、首を目一杯 右横向きにした時の下半身の様子です。
写真3は、首を目一杯 左横向きした時の下半身です。
写真4は、つむじと尾てい骨を一直線上に真っ直ぐにしたときの下半身です。
上半身と下半身がちゃんと連動して動いて反射があらわれているという
証拠の写真です。
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