もう2本足で歩ける時期なのですが、高這い姿勢になること自体が
手足の筋力を鍛えることになるし、
内臓の働きが活発になるのを促す 効果があり、
目線が下から上を見る方向で、通常とは違う視野獲得の練習の機会ともなり、
この姿勢は、チャンスを見つけて促したいものです。
写真1の姿勢のとき、右手の向きが床に対して裏返しになっていたので、
高這い姿勢で、ズンズンしていましたら、
左右対称にズンズンの振動の刺激が伝わりつつ、
右手の位置が不自然だと感じられたのか、
自分で、右手の向きを自力で直しました。
このような反応が出ることを確認することで、
正しく神経伝達される けが予防なることだと思います。
写真3は、首の付け根の部分を左右対称にしっかおさえて、
ズンズン運動をしているところです。
この刺激で、首の位置が真中心におさまってくると、
自然に首をもたげたいような衝動がおこってくるのです。
それが、写真4の様子です。
写真4で、くびをもたげながら背すじがより、伸びてきますし、
首が真中心におさまると、見上げて伸びて背すじが
最も自然に伸びて気持ち良くなります。
それまで泣いていても、写真5の姿勢で背筋がもっとも伸びた首の位置が
全身リラックスできる心地よさをあじわって、
おおきなため息のような 深い吐き呼吸がでてきます。
このようなリラックスが体験できることは
赤ちゃんにとって無意識の自信がわいてくるようになるのです。
物怖じしない子とは、身を縮めたりひいたりすることが、
無意識の習慣になっていない,安心が前提で生活できている子どもです。
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