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【大リーグ】

青木、マルチ安打も実らず 2位と0・5差

2014年9月13日 紙面から

◇レッドソックス6−3ロイヤルズ

 自身今季35度目の複数安打も実らず…。ロイヤルズの青木宣親外野手(32)は11日、地元でのレッドソックス戦で2安打1四球。リードオフマンとしてチームを鼓舞したが、勝利には結びつかなかった。ただ、青木は「こういう時もある。これで気持ちが下がるようでは駄目」。時事電などによると、気持ちを切り替え、早々と次戦以降に目を向けた。

 初回、立ち上がり不安定だったレ軍先発バックホルツからいきなり右越え二塁打を記録、チームを勢いづけ、「『右方向に強い当たりを飛ばしたい』というイメージ通りの打球が飛んだ」と自画自賛した。その後も、2回2死二塁で内野安打、5回は四球と3度出塁も、後続が倒れて生還できずじまい。投手陣もいたずらに失点を重ね、消化試合中のレ軍に既に無用の白星を献上した。

 地区優勝争いのライバル、タイガースは休養日。ロ軍はゲーム差を広げるチャンスを生かせなかったが、落ち込んでばかりもいられない。青木は「優勝にはこういう困難を打破する必要がある」と自らを奮い立たせるように語った。

 

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