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「工藤会対策に引き分けなし」 4県警の機動隊員が結集

朝日新聞デジタル 9月13日(土)12時12分配信

 指定暴力団工藤会(本部・北九州市)トップで総裁の野村悟容疑者(67)が殺人などの疑いで逮捕された事件で、福岡県内の警戒強化のため群馬、山口、長崎、佐賀の4県警から増派された機動隊員ら約230人が13日、北九州市に到着し、これまで各地から派遣された応援部隊とともに出陣式に臨んだ。

【写真】出陣式に臨む機動隊員たち=13日午前、北九州市

 福岡県警は組織トップの野村容疑者を逮捕したほか、ナンバー2の田上不美夫(たのうえふみお)容疑者(58)も同容疑で指名手配。警察庁も特別手配して行方を追っている。

 出陣式で福岡県警の樋口真人本部長は「オールジャパン、オール日本警察で工藤会対策に臨む。工藤会対策に引き分けはなく、日本警察として正念場だ。一体となって工藤会の壊滅をめざそう」と呼びかけた。応援部隊を代表し、長崎県警の藤下一次警備課調査官が「全力を挙げて任務を完遂します」と誓った。

 福岡県内には2012年から応援が始まり、現在も約300人が警戒している。今回の増派で約530人の応援態勢になる。

朝日新聞社

最終更新:9月13日(土)15時15分

朝日新聞デジタル

 

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