チャゲ再出発願う!相棒・ASKA被告へ「本当の自分取り戻す努力を」
2014年9月13日6時4分 スポーツ報知
裁判官から「傲慢」と非難され、再起を促されたASKA(本名・宮崎重明)被告(56)。「CHAGE and ASKA」でコンビを組むChage(56)は12日、チャゲアスの公式サイトで「本当の自分を取り戻す努力をして」と再出発を願った。16日に都内でライブを行い、自らの言葉で心境を語る。
ASKA被告と高校時代からの親友で、デビューして35年苦楽をともにしたChage。相棒に有罪判決が下されたのを受け、Chageは公式サイトにメッセージを発表した。
「あの日、僕はASKAに『自分を大切にして欲しい』という言葉をおくりました。僕が知る宮崎重明という一人の男として、きちんと罪を償い、心身の健康を回復し、本当の自分を取り戻す努力をして欲しい。その日が来ることを心から願っております」
冒頭の「あの日」とは、ASKA被告が逮捕された直後の5月18日。Chageが広島で開いたファンミーティングの終了後、報道陣に対して帽子を脱いで謝罪した日だ。「メンバーとして深くおわび申し上げたい。申し訳ございません。まだ自分でも整理がつかない。事の重大さを把握できていない。彼には自分を大切にしてもらいたい」―。それ以降、ASKA被告について一切コメントしなかった。
Chageは現在、全国ツアーの真っ最中。11日に仙台市で初日公演を行い、この日は都内で過ごした。16日に東京公演を行い、ASKA被告の判決後、初めてファンの前に姿を現す。その場で相棒や自身の今後について語る予定だ。
◆傍聴券51倍 ASKA被告の判決公判では、一般傍聴席21席を求め1074人が並び、倍率は51.1倍となった。8月28日の初公判では21席に対し2646人。抽選は近くの日比谷公園で行われ、今年最高の倍率126倍だった。
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