【日本ハム】大谷、今季2度目完封11勝!7回圧巻の3者連続空振り三振
2014年9月13日17時27分 スポーツ報知
◆日本ハム1―0オリックス(13日・札幌ドーム)
日本ハムの大谷翔平投手(20)が今季2度目の完封で11勝目を手にした。最速158キロの直球を中心にオリックス打線を5安打9三振にねじ伏せ、1―0の最小得点差を守りきった。
大谷は3日の前回登板では7回2失点も8四球と制球が乱れ4敗目を喫したが、この日は2四球と安定した。圧巻は7回、右腕は「もう1段階、力を入れて流れを持ってきたかった」と言うように4番ペーニャを高目の152キロで空振り三振に打ち取るとT―岡田も158キロ追い込みフォークで空を切らせ、坂口も154キロで3者連続空振り三振に打ち取った。
奮起した打線が7回、大引の適時打で1点を奪った直後の8回、この日最大のピンチを迎えた。連打で無死一、三塁。打席の伊藤が一塁にセーフチースクイズ。中田が素早く処理し三走の川端を本塁打でアウトにした。続く平野恵を遊併殺打で切り抜けた。
本拠地・札幌ドームで初0封の「二刀流」大谷、7日のオリックス戦で10号本塁打を放ち、ベーブ・ルースの「13勝&11本塁打」超えも視界に入ってきた。