菅原雄太
2014年9月12日21時37分
昨年7月に富士山頂付近でやせ細った状態で見つかり、保護されていた迷い犬「富士男」に7日、里親が見つかり、新しい飼い主に引き渡された。富士男は元気いっぱいの様子で、充実した新生活を送っている。
富士男を支援してきた動物保護団体「RJAV被災動物ネットワーク」(東京都昭島市)によると、里親は東京都台東区浅草の50代夫婦。同ネットワークの佐藤厚子代表(54)は「望み通りの里親が見つかった」とうれしそう。
佐藤さんは「たった一匹で富士山でさまよっていた富士男に二度と寂しい思いをさせたくない」と、里親の年齢や、室内で飼育できるスペースがあるかなど厳しい条件を設け、里親を探してきた。約20件の応募の中から「パーフェクトな里親」を選んだ。2週間~1カ月の試験期間を経て、正式に里親となるという。
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朝日新聞社会部
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