できごと号泣元県議を任意聴取、兵庫県警 詐欺など告発内容大筋で認める2014.9.13 01:45

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できごと

号泣元県議を任意聴取、兵庫県警 詐欺など告発内容大筋で認める

2014.9.13 01:45 westセレクト
政務活動費の支出をめぐる記者会見で号泣する野々村竜太郎氏。ついに刑事告発を受けた兵庫県警の事情聴取が始まった=7月1日、兵庫県庁

政務活動費の支出をめぐる記者会見で号泣する野々村竜太郎氏。ついに刑事告発を受けた兵庫県警の事情聴取が始まった=7月1日、兵庫県庁

 兵庫県の野々村竜太郎元県議(48)が政務活動費の不自然な支出を繰り返した問題で、兵庫県警が、野々村氏から任意で事情聴取を始めたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。県議会や市民団体が詐欺と虚偽公文書作成・同行使の罪で刑事告発していた。野々村氏は大筋で認めているという。

 県警は野々村氏の口座と、初当選した平成23年度から3年分の収支報告書の照合作業を進め、受け取った政活費の支出状況を確認した上で聴取に踏み切ったとみられる。

 告発状によると、野々村氏は政活費の収支報告書で、昨年9月に城崎温泉(同県豊岡市)に日帰り出張したと偽って切符代1万5340円を計上。24年度に金券ショップで28万7720円分の切手を購入したと虚偽記載したなどとしている。

 告発内容以外に別の不適切な支出も浮上。収支報告書に添付したクレジットカード利用明細書の一部を切り貼りして改(かい)竄(ざん)。本来の金額に数字を加筆して「2万2270円」とし、水増し請求した疑いもある。

 県警は今後、事情聴取を数回実施。立件に向け裏付けを進めるとみられる。

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