日本商工会議所の三村明夫会頭は11日午後の記者会見で、足元の円安進行について「我々の立場(中小企業)からすると、円安というのは比較的好ましくない」と述べた。これ以上の円安は大企業でもコストアップ(というデメリット)がメリットを上回るとして「日本経済全体としての適切な円レベル」についてコンセンサスを得るべきだと指摘した。
経団連が政治献金への関与を5年ぶりに再開する考えを表明したことについては「政治と経済は車の両輪であると、私も強く思っている」と理解を示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
三村明夫、円安