再処理工場竣工に強い決意-日本原燃・工藤社長が就任会見 ツイート
2014/07/02
会見する工藤社長(1日、青森市内)
日本原燃の工藤健二社長は1日、青森市内で就任会見に臨み、使用済み燃料再処理工場(六ケ所村)の安全審査への対応を最重要課題に挙げた。工藤社長は地域住民の信頼と安全性の確保を前提に、再処理工場の竣工に向けて「全社を挙げ、全力で取り組む」と強調。竣工目標については、10月竣工の旗を降ろさないと先月末の会見で述べた川井吉彦前社長の発言を引用し、「私の思いは全く同様だ」と語った。
就任の抱負を問われた工藤社長は「地域の皆さまに対する感謝と、安全第一の旗を高く掲げたい」と強調。サイクル事業は「ウラン資源の有効利用、放射性廃棄物の減容という観点から極めて重要」と述べた。(1面)
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