電通の成田豊が韓国人だという俗説があるが、たぶんそうではないであろうし、終戦まで朝鮮に住んでいただけだと思われる。だが、成田豊は朝鮮の血縁主義を相当に学んだようで、あの特権階級のうまみを最大限理解していた。

電通が厄介なのは、社員の七割がコネ入社であり、当然ながら社会的影響力が強い子弟ばかりである。こうやって血縁関係を人質に取るのは、成田豊が朝鮮で身につけたものである。

そもそも韓国が日本に統治されていたのは、あの時代に最貧国としてあの位置にいたからである。ずっと中国の属国だったわけだし、そもそも主権国家と言えるのかあやしいのだが、その中国が日本に負けたので、厄介な場所に最貧国が誕生したのである。ロシア(もしくはソビエト)の南下は欧米各国の懸念材料でもあったから、日本が朝鮮半島を押さえるのは国際的にも支持されていた。それに、日本は明らかに赤字だったのである。地政学的に必要であるため、日本が韓国を養っていたようなものである。

朝鮮王朝は血縁主義で行政が完全に腐敗していた。コネですべてが決まるのだから、新しい人材が出てくる余地がないし、堕落した社会になるのは当たり前である。韓国人に真っ当な倫理観がないのも、血縁主義が強すぎて、公共性の観念がとても低いからである。日本が加害者で韓国は被害者らしいが、隣がすさまじいボロ屋敷で、その先にスターリンが住んでいた日本の心情も理解して欲しい。彼らは血縁主義で国を滅ぼしたのだから、自壊という側面が強いのである。

日本は天皇制があるから、脱亜入欧が平気で出来た。生活のすべてを西欧文明に塗り替えるという、外国に魂を売るような行為を学問の尊さに昇華出来たのは、天皇制がある限り、なんら国体に関して心配する必要がないからである。中国の洋務運動が中途半端だったのとは対照的である。皇室は朝鮮の両班制度みたいな腐敗の温床にはならなかった。
(その代わり天皇制はテロリズムの温床であった。華族でなくても天皇を崇拝できるので、下っ端の青年将校が天皇を崇拝してテロを行うという物語が発生してしまった)。

血縁主義は特権階級しか得をせず、国家が衰退する原因なので、朝鮮王朝はとても悪いお手本なのである。この血縁主義という朝鮮の風土病を日本に持ち込んだのが成田豊だが、サッカー日本代表が象徴するように電通だけが得をする仕組みを築き上げた。渋谷に集まったサポーターとか、明らかに電通のサクラなのに、どこも批判しないわけである。朝日新聞だけを笑っていられまい。

BABYMETALにクールジャパン1500億円の予算は一銭も使われてない。今週末の幕張のライブはチケットが即座に完売したが、ヤフオクで見ると、良席を除いてほとんど定価でしか売れてないので、人気が浸透したとは言い難い。特に女子にはほとんど浸透していない。SU-METALは日本人で160センチくらいで、あれだけ等身が高いのはあり得ないし、普通の女子が真似する余地がない。隣で踊ってるMOAMETALという子の方が歌唱力はあり、まさに天使の歌声で本当に素晴らしい。実力は桁外れであり、あとは共感されるかどうかの問題だけである。懸念されるのは、BABYMETALはクールジャパンと無関係なのに、クールジャパンの担当大臣に呼ばれて会ったりしていることである。アミューズとしても電通案件だから断り切れないのだろう。BABYMETALを取り込んでおかないと、1500億円使うことに説得力がなくなるので、無関係なのに後付けで引っ張り込まれる予感がする。

YouTubeという無料のインフラがすでに建設されているわけであり、そこにアップしておけば勝手に浸透することが証明されてしまったので、今後の1500億円の行方が懸念されるが、どっちみち電通のためなのであり、巨額のコンサル料とか、そういう不自然なことが行われるのだろう。アミューズがBABYMETALの映像を放置しているのは、赤字を垂れ流しているわけで、これはそう簡単には真似できまいから、海外で売れそうなアーティストにYouTubeで無償公開するための金銭的補助をすることも考えられるが、どうせ電通と秋元絡みしか推されまい。

SU-METALだけでなくMOAMETALもすごいとなると、たまたま二人の天才がいたというよりは、金を掛けて英才教育を本気でやったらこうなった、という事例であろう。さくら学院はハロプロと違って学業放棄もさせておらず、特にMOAMETALはかなり学業優秀らしいので、その点でも好感が持てる。では、英才教育をするために税金で補助するかというと、何とも言えないところである。他の大手事務所は、英才教育をしたいのであれば、アミューズの真似をして赤字垂れ流してやればいいだけである。中川翔子だって、ナベプロが英才教育を施していれば、現在の状況は違っていた。渡辺ミキのお気に入りなのだから、嫌がらせで育成放棄したわけではあるまい。ナベプロの力で推してるだけで売れるから、金を掛けて育てる必要性は感じなかったのだろう。中川翔子の才能に全然関心なくて、甘やかしていただけなのである。中川翔子の凋落とBABYMETALの台頭が同時期なのは偶然ではあるまい。中川翔子の歌はかなりうまいが、SU-METALとMOAMETALを聴いてしまったら次元が違いすぎて、もう無理なのである。才能ある人間にお金を掛ければ成果が出るのは、さくら学院が証明してるので、税金を投じる価値はあるが、どうせ電通のコネの範囲内にいないと対象にならないだろう。事務所の力ではなく、本物の実力で挑んでいるのがBABYMETALの素晴らしさなのに、この手法を広げるために、実力主義の対極である電通が関わるのは、極めて不適切である。

腐敗した特権階級を攻撃しそうな松本清張は電通の顧問になったし、息子は電通にコネ入社している。古来より身分制度の観念を考えれば、何もしないで金が入ってくるのが貴族であり、肉体労働が(今でも)蔑まれるのであるから、良くも悪くも、いや、良いところはないだろうが、電通は羨望の対象なのである。反骨精神の固まりである松本清張でも、上手い汁を吸える立場になれるとなれば飛びついたのである。何もしないのが尊いというのは腐敗の温床なので、身分制度は根絶されつつあるが、それでもやはり根源的な憧れがあるのであろう。松本清張と電通の関係はよく知らないが、決して金目当てではあるまい。拭いがたい劣等感を解消するために飛びついたのだろうと想像する。特権階級が明らかな害悪であり社会を蝕むのは誰でも理性的に知っているのだが、人間の本能はそれに逆らうのである。実際のところ、目の前に電通社員と肉体労働者が並んでいたら、電通社員の方が輝いて見えるだろうし、われわれの差別意識が電通を跋扈させている側面もある。







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