跡目争いがいよいよ佳境へ――。ジャニーズの人気グループ「関ジャニ∞」が、10年間在籍していたテイチクエンタテインメントから離れた。事務所が設立した自主レーベル「インフィニティ・レコーズ」に移籍するためだ。さすが大手ジャニーズ!と言いたいところだが、この移籍には同事務所の後継者争いも絡んでいるとみられる。有力候補者の「ジュリー副社長が、いよいよ勝負に出た証拠」とささやかれているのだ。
関ジャニは2004年からテイチクに在籍。
「この業界は10年ひと区切りとよくいわれる。売れているグループなら、自主レーベルを立ち上げた方が利益率がいいことは確かですから、このタイミングはしょうがないことでしょうね」とはあるレコード会社関係者。
「インフィニティ――」は自主レーベルとはいえ、ジュリー氏が社長を務めるレコード制作会社「ジェイ・ストーム」の中に作られる。これが「激化が叫ばれているジャニーズの後継者争いを勝ち抜く、大きな一手となるかもしれない」(同関係者)というのだ。
なぜか? それは関ジャニがテイチクと契約するに至った経緯をたどると見えてくる。
関ジャニは、もともとトップのジャニー喜多川社長が、当時のテイチク幹部と話し合って作ったグループ。ある意味、ジャニーズの中では、アンタッチャブルな存在だったのだ。ところが…。
「その幹部もテイチクを去っていますし、関ジャニ自体も、ジャニーさんの手を離れた。今では、ジュリーさんの抱えているグループの中で、嵐に次ぐ人気グループ。そこにあえて手をつけ、自主レーベルに移籍させたというのは、ジャニー氏の後継者争いの中で大きなアピールとなる。次のジャニーズの主導権を握る上で、事を有利に運びたいという思いからでは」と同関係者は語る。
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