PLEX PX-W3U3の設定について (PX-W3U2およびPX-S3U2用の手順も併記)
ここでは自分がやったPX-W3U3の設定について、備忘録兼ねて書いています。
* アクセスの多い記事にもかかわらず販売終了したW3U2の手順のままでは大多数の方がW3U3に読み換えなければならない状況でしたので、W3U3の手順を基本とする形に変更いたしました。
ただし一部の画像ではW3U2やQ3PE用のものが使われていますがそこは適宜読み替えてください。(2014/8/11) *
内容としてはW3U3と記載してある文字を全てW3U2、あるいはS3U2に置き換えていただければ、PX-W3U2、あるいはPX-S3U2の設定にもそのまま使えます。
その際ファイル名や定義体はそのままコピペできるようになっていますが、うっかり間違わないよう一旦テキストエディタにコピーして、「置換」でW3U3をW3U2、あるいはS3U2に変換してからコピペすると良いと思います。
またS3U2の場合、チューナー数は4個を2個など半分に読み換えてください。S0、S1、T0、T1のような部分もS0、T0分だけを実施すればOKです。
なお、設定や利用していく上でのFAQはこちらにまとめてあります。もしうまくいかないことや疑問点があったら、随時参照してみてください。
また導入後にデバイスドライバーの更新をおこなう際の手順も、FAQの中のこちらにまとめてあります。(2013/10月版が最新)
これらのチューナーはUSBチューナーだからといった性能面での弱点は全くなく長期運用にも耐えてくれますが、この辺の記事にあるUSBハブを経由させるとより安定して使えます。長く使っていきたい方はご参考にしてください。
すぐに設定スタートしたいときはこちらへジャンプ
まずはあまり手間をかけたくない方には→こちらのクイックスタート・コースもあります。(Spinelを使わない設定です。PX-W3U3用手順ですが、他の機種でも使えます。)
PX-W3U3の外観 (W3U2も外観は違いますが性能的には同等)
目次
1.各種ソフトウェアのダウンロード
0)各種ソフトウェアの概要
1)Microsoftランタイム類の導入
2)ソフトウェアを各サイトからダウンロード
3)各ソフトウェアを配置
2.各ソフトウェアの設定
1)機器の接続
2)Spinelの起動
3)TVTestの起動と設定
4)DTune.batによる、TVRockの設定
5)TVRockの残りの設定と予約録画の方法
*補足1 内蔵カードリーダの使用について
*補足2 Spinelを使った他PCからの視聴・録画とTVRock間連携について
*補足3 サーバーPCに視聴用TVTest環境を別途作成する
その他・BonCasLinkを使ってサーバーのBCASを共有する。
その他・TVTestの使い方に関するTIPS
1)TVTestのヘルプファイル
2)TVTestの使い方に関するFAQ
3)録画したTSファイルの再生方法 (BonDriver_FileとTvtPlay)
4)PowerDVD11以降のデコーダとしての利用について
5)その他便利なプラグイン (字幕、ニコニコ実況、Androidリモコン、L字カットと超マルチディスプレイ化など)
6)WhiteBrowserによる録画ファイル管理のご紹介 (サムネイルによる映像ライブラリー化)
7)Blu-rayディスクに焼く
このPX-W3U3に限りませんが、今出回っているTS抜きチューナーは、動かすだけだったら大して難しくはありません。
チューナーを正しく導入できていれば、TVTestのパッケージを適当なフォルダに置いてBonDriverというツールを入れ、あとはパラメーターやファイル名をちょっと調整すれば、視聴と簡単な録画はすぐにできるようになります。(裏もの解説本などでは、この段階までのガイドで終わってるものも多いです。)
また、予約録画はTVRockかEpgDataCap_Bon(EDCB)をその上に被せる形で導入していけば、思ったようにはなかなか動かないのですが、とりあえず形はできてきます。
この辺までなら、特にPX-W3U3のように実績のあるチューナーなら2ch専用スレもありますし、ネット上に各種ツールのガイドもありますので、やる気さえあればいろいろ試しながら、だんだんポイントもわかってくると思います。
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しかしネット上の情報は大抵、断片的だったり曖昧ですので、動くようになった段階で既に「何故そうなったかわからない」設定が沢山残ってしまいます。そのうち何かうまくいかないことが出てきますが、この状態では誰に聞いてもどうすれば良いのか判りません。いろいろ試行錯誤していくうちにソフト構成や設定もぐちゃぐちゃになっていきます。
私も今までこの手の機器はDY-UD200、PT2、OSはXP、Vista、7(32)、7(64)の順で何回もセットアップしましたが、ズボラなせいでろくにメモも残しておらず、後から弄るのもなにか不具合を起こしそうで、今から思うと機能を十分に使いこなせないままになっていました。本来はその辺を使いこなしてこそ、TS抜きチューナーの良さが生きてくるのですが。
その反省から今回は手順をBlogにメモしておきたいと思います。
なおW3U3を前提にしていますが、デバイスドライバーとツール及びBonDriver_PXの設定以外は機種に殆ど依存しませんので、SpinelやTVTest、TVRockの導入手順としてはW3PEやPT2等でも使えると思います。
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使い方の前提ですが、ある程度私の環境と同じという決め打ちで、以下のようにしています。
1)TVTestで視聴する。
2)TVRockで予約録画する。
3)PX-W3U3を(TVTest直接では使わず)Spinel配下とし、他のPCからもLAN経由で視聴・録画や連携ができるようにする。
4)BCASカード用にはUSBカードリーダを使用しても、内蔵カードリーダを使用しても良い。 (ここではUSBカードリーダを使う手順を説明しながら、内蔵カードリーダの手順を随時補足しています。)
5)地デジ、無料BSのほかに有料放送(BS&CS スカパーe2)も視聴する。
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1)はTS抜きでは普通ですね。2)はEDCBでも良いのですが、私の慣れだけの問題です。
3)は今回の主な動機です。これで家中のPCそれぞれにチューナーやアンテナケーブルを設置しなくても、有線/無線LANの届くところならどこでも、CS放送含めたTVが視聴できるようになります。古いPCやネットブックも自由にTVとして活用できますので、1台4チューナーのW3U3を存分に使い倒せます。
4)W3U3は内蔵カードリーダを持っていますが、私が導入した時点ではかなり制約がありましたので、私はUSBカードリーダを使うことにしました。導入トラブルをできるだけ避けたい方には、今でもトラブル要因が少なく、性能面でも信頼できますので、お勧めです。
ただ現在では、FakeWinSCard.dll というツールを使うことによって、内蔵カードリーダもUSBカードリーダと、ほぼ同等に使えるようになっています。(詳しい説明はこちらをご参照ください。)処理能力的にはUSBカードリーダの半分程度ですが、まずこれを使ってみて、もしスクランブル解除失敗がたまに出るようなら改めてUSBカードリーダを購入して使う、という形でも良いと思います。
USBカードリーダを使う場合、安売りしているものにはWindows7(64) で使えないものもありますので、入手するときは仕様を確認してください。ご参考までに、以下は64bit対応カードリーダの例です。(私は左を使っています。右も使用例多数です。)
なお、BCAS騒ぎの余波で、以下のリーダも暫く価格が高騰したり納期未定となったりを繰り返していました。W3Ux、S3Uxとも内蔵リーダが十分安定して使えますのであまり大きな問題にはならないのですが、今は値段も供給状況もだいぶ落ち着いてきましたので、2千円前後であれば入手しておけば、より安心感はあると思います。
ちなみに導入全般で、今回私が導入したマシンのOSはWindows7(32)、およびWindows7(64)ですがXPやVistaでも手順は特に変わりません。64bit版の7やVistaの場合も、BDAドライバーを64bit版にするだけで、あとは同じものを同じ手順で導入します。(現状64bit版のTVTest等も存在しますが、敢えて使う意味はありません。)
それでは必要なソフトウェアを揃えるところから、手順を説明していきます。
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必要なソフトウェアと、その簡単な説明です。これらをダウンロードするためのフォルダをそれぞれ作っておきます。ここに入れた各ソフトウェアは、解凍後マスターとして編集し、保管しておくと、後で再構築したりバージョン管理するのが楽になります。
①デバイスドライバー
PX-W3U3をWindowsからデバイスとして扱えるようにするためのドライバー。BDAドライバーはそのうち、BonDriverが使うために必要な機能を備えたドライバーで、WindowsMediaCenterが使うためのPBDAドライバーとは別物・共存不可。今回はBDAドライバーを使う。
②Utility
BSアンテナへの電源供給の有無と、(地上波の)感度を調整するためのツール。実際にはこのツールで設定値をレジストリに書き込み、それをデバイスドライバーが読み取ってW3U3本体に設定する仕組みになっている。
③BonDriver
BonDriverは、いわゆる「TS抜き」チューナーを、TVTestやSpinel、EDCBなどの「TS抜き」共通アプリが使えるようにするためのソフトウェア。 機種毎に必要で、ここではPX-W3U3専用のものを使う。
④Spinel
Spinel本体はその下に置いた様々なチューナー機種毎のBonDriverを仮想化して、共通のBonDriver_Spinelで被せる機能を持つ。
Spinel本体とBonDriver_Spinel間はネットワーク越しに置くことができ、1つのチューナーをローカルのアプリで使ったり、LAN上の別のPCから使ったりが自由になるだけでなく、1つのチューナーを複数PCで同時視聴する1対多配信もできる。排他制御やスクランブル解除などの機能も独自に持つほか、BonDriver間を切り替えるときの不具合のような、各機種BonDriverごとの"癖"を隠せるという利点もある。
⑤Multi2dec
Spinelは独自にスクランブル解除して配信する機能も持っていますが、そのためには\SpinelフォルダにB25Decoder.dllというモジュールを入れておく必要があります。ただ現在このモジュールの入手性が悪くなっているほか、衛星チューナー利用時の負荷が高くなるなど使い方にも注意が必要なため、当Blogの以下のガイドではスクランブル解除の手段として現在使っていません。このモジュールはMulti2Decのパッケージか、一部のEDCBパッケージの中に入っていますので、もし機能を使ってみたい方はネットで探してみてください。
⑥TVTest
BonDriverから送られるTSデータからサービスを抜き出し、(必要があれば)スクランブル解除し、デコーダやレンダラを使って、Windows上でリアルタイムに視聴できるようにする、「TS抜き」環境の基本ソフトウェア。高機能なTVとしての操作性を提供するほか、TSファイルに「録画」したり、逆にプラグインを使ってTSファイルを再生する機能も持っている。
⑦BonDriver_Spinel
Spinelが元のチューナー(ここではPX-W3U3)用BonDriverの上に被せる、仮想化されたBonDriver。ネットワーク越しでもTVTest等のアプリからチューナーが使えるようになる。
⑨TvRockOnTVTest
TVRockがTVTestと連携するためのプラグイン。TVRockで録画や番組表取得しようとした時にTVTestが起動→終了を延々と繰り返すような場合は、これがきちんと入っていない証拠。
⑩TVRock
予約録画&視聴のためのソフトウェア。ブラウザ・ベースの使いやすいインターフェースから番組表を見ながら録画予約したり、それらを編集することができる。
番組表の取得と予約のスケジューリング&実行、キーワード予約のような機能の他、PCのスリープや再起動のための制御、複数のTVRock間での連携のような機能も持つ。
実際の録画にはTVTestの機能を呼び出している。
1)いろいろな前提になりますので、予めMicrosoftのサイトから、以下を導入しておきます
.NET Framework 3.5 Service Pack 1
.NET Framework 3.5 SP1 Language Pack
.NET Framework 3.5 SP1 修正プログラム KB959209
(以上はWindows7、Windows8では導入済ですが、有効化されているかどうかリンクの手順で確認し、何もチェックされていないようであればチェックしてください。
またXP、Vistaの場合は、「コントロールパネル-プログラムの追加と削除」を見て、導入されていないようであれば、「Windows Update-重要な更新プログラム」から導入できます。個別に入れる時はこちらとこちらから。)
次に、以下の4つのランタイム
Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
Visual C++ 2005 SP1 セキュリティ更新プログラム KB2538242 (vcredist_x86 を選択)
(尚、このKB2538242の導入で「使用できないネットワークリソース」というエラーが出た場合は、こちらをご参照。)
Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)
をそれぞれクリックして、表示された画面で「ダウンロード」をクリックしてください。
なお、「その他の推奨ダウンロード」のような画面が現れたら何も選択せず、画面を下までスクロールして「ダウンロードせずに続けます」を選択してください。
ダウンロードのダイアログが現れたら、「実行」を選択して導入してください。
この画面では「はい」と答えれば導入されます。また「修復」「アンインストール」二択の画面になる場合は既に導入済みですので、「キャンセル」を選んで導入を終了させてください。
これらについては必要です、と言うしかありませんので^^;、以降では説明は割愛させていただきます。
解凍ソフトの準備
以後のソフト導入手順の各所でzip や7z などの圧縮ファイルを解凍する必要があります。
OS標準の機能でもzipは解凍できる場合がありますが、TvTest用のfixやSpinelで使われている7z
はOS機能やExplzhでは解凍できませんので、その辺ピンと来ない方は適切なフリーの解凍ソフトを導入しておいてください。zipも7zもlzhも区別なく解凍できるようになります。
例1)7-Zip
http://sevenzip.sourceforge.jp/
導入するとファイル上右クリックで7-zipのメニューが追加されており、そこから展開(=解凍)、圧縮を指示することが可能になります。
例2)WinRAR
40日を過ぎるとライセンス購入のメッセージが出ますが、毎回「閉じる」を押せば一応継続して利用可能です。
http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/download.html
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①PX-W3U3用デバイスドライバー(Windows 32bit/64bit BDAドライバー) ②Utility (LNB PowerSupply レジストリ設定ツール、地上波デジタルチューナ用 感度調整ツール) を、以下の公式サイトよりダウンロードしてください。
いちばん上にある最新版をダウンロード&解凍すれば、中にデバイスドライバーとUtilityが一緒に入っています。
http://www.plex-net.co.jp/product/pxw3u3_download.html
補足ですが、ここの手順に沿ってPX-W3U2またはPX-S3U2を導入される場合は、それぞれ用のデバイスドライバーとUtilityをリンク先からDLいただければ良いです。
W3U2の場合
http://www.plex-net.co.jp/product/pxw3u3_download.htmlから最新のもの。(①W3U2/W3U3共用ドライバ。Utilityも同包されていますがこれはW3U3専用です。)
http://plex-net.co.jp/plex/px-w3u2/PX-W3U2.Driver_Utility_Package_Ver.1.0.3.zip (②W3U2用Utilityとドライバが入っていますが、ドライバは古いので①のほうを使って、Utilityだけこの中のものを使ってください。)S3U2の場合
http://www.plex-net.co.jp/product/pxs3u2_download.htmlただし現在、S3U2用の「Utility」は、内容がW3U2用になっており、このままでは機能しません。一応S3U2に使えるよう修正したものをアップしておきましたので、お使いください。→PX-S3U2用修正済みUtilityをダウンロード
③up0848.zip PX-W3U3用BonDriver をDTV関係ファイル置き場よりDL
http://www3.wazoku.net/2sen/dtvup/
なお③については、W3U2をお使いの場合は「BonDriver_PX_Series (up0625.zip 中にBonDriver_PX_W3U2のフォルダがある)」を、S3U2をお使いの場合は「up0685.zip BonDriver_PX-S3U2」をDLしてください。
上記ファイル置き場がリンク切れしている場合はこちら(待避所)
W3U3用BonDriver→up0848
W3U2,W3PE,S3U用BonDriver→up0625.zip
S3U2用BonDriver→BonDriver_PX_S3U2.zip
⑥TVTest 0.7.23(x86)はこちらからDL。
また上記でうまくダウンロードできない場合はこちらにもあります。
⑨TvRockOnTVTest(Mod 9.1r2)はこちらからDL。
また上記でうまくダウンロードできない場合はこちらにもあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html
④Spinel ⑦BonDriver_Spinel をBlog-Lapis Labsより。最新バージョンをDL
http://lapislabs.blog24.fc2.com/
⑩TVRockは、リンク先のファイル置き場から「期限解除パッチ適用済みTvRock09u2(up0699.zip)」をダウンロード可能です。それより前のバージョンはTvRockスレ@ウィキ の倉庫にあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html
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以下の説明は新規に構築する場合の手順です。もし既にPT1/2やHDUSなど他のチューナーで作った視聴/録画環境があって、それにPXシリーズを追加したい場合は、リンク先を参照してください。
設定や利用していく上でのFAQはこちらにまとめてあります。もしうまくいかないことや疑問点があったら、随時参照してみてください。
まずはPX-W3U3を接続するPC本体のほうに、ファイルを図のように配置していきます。
具体的には、
①デバイスドライバーは32bit版と64bit版が解凍されますので、Windowsが32bit版ならBDA_driver_32(XP_Vista_Win7)、64bit版ならBDA_driver_64(Vista_Win7)のフォルダにある、Install_Driver.batを実行します。 なお、この作業はW3U3をUSB非接続の状態でおこなってください。
(2台目以降のW3U3導入時には改めてドライバーを導入する必要はありません。)
導入が終了したらW3U3をUSB接続してください。数分待って(但しXPの場合はアクションが必要です)、デバイスマネージャーに以下のデバイスが展開されていれば成功です。 次に進んでください。
- サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ
1. HDTV PX-W3U3 USB BDA Driver
2. HDTV PX-W3U3 USB BDA Driver
- ヒューマンインタフェイスデバイス
1. HDTV PX-W3U3 HIDIR USB Remote Control driver for DTV
2. HDTV PX-W3U3 HIDIR USB Remote Control driver for DTV
W3U3にAC電源が繋がっていないと、これが1個づつしかできません。必ずAC電源は接続してください。
それでも数が合わない時は、何かドライバーにゴミが入っています。その場合W3U3をUSBから外した後で、Unstall_Driver.batを実行し、再度Install_Driver.batを実行してみてください。
補足) うまくデバイスが認識できない場合の、ドライバー手動インストール
以上の手順を踏んでも、環境によってはどうしてもデバイスがうまく認識できず、下図のように、「ほかのデバイス」として(!)の付いた状態になってしまうことがあるようです。(特に10月24日版の新ドライバーの場合)
その場合は、下図のようにW3U3をUSBに繋げたままの状態で、(!)の付いたデバイスをダブルクリックして、「ドライバの更新」から「ドライバーソフトウェアを手動で検索」を選択し、BDAドライバの場所(32bit版、64bit版それぞれのフォルダ)を指定して、OKを押してください。
この操作が成功して認識されたデバイスにもまた(!)が付いていることがありますが、その場合は(!)の付いたデバイスに同じ操作をくり返してください。H/W、S/W環境に問題がなければ、最終的にうまく認識されるはずです。
完全に(!)が消えない場合でも、「HDTV PX-W3U3 USB BDA Driver」が正常に認識されればOKです。「HDTV PX-W3U3 HIDIR USB Remote Control driver」はリモコン受光デバイス部分ですので、最悪うまく認識されていなくても、リモコンが使えないだけです。
②Utility中のツール2つのうち、LNB PowerSupplyレジストリ設定は、BS/CSアンテナにPX-W3U3から給電するかどうか、の選択です。アンテナを自前で立てている場合は、いずれにしろ(まともな分配器なら)アンテナ分配器が適切に電源を選択しますので、ON(LNB_ON_PX_W3U3.regをダブルクリック)で良いと思います。
それ以外の共同アンテナ、CATV経由等の場合はOFF(LNB_OFF_PX_W3U3.regをダブルクリック)にします。
地上波デジタルチューナ用 感度調整ツール(ISDB_T_LNA_Control)は、とりあえず感度調整など不要、と思う場合でも、ISDB_LNA_Manual_Mode_ByPass.regをダブルクリックしておいてください。これをしないと、PX-W3U3は動きません。(何を隠そう、私はその罠にはまって悩みました。。) 他にも3種類ありますので、感度が低いと思ったら後で最適なものを選ぶと良いと思います。ただしAUTOはあまり賢くないのでお勧めしません。
これらのツールが正しく反映されたかの確認方法は、こちらをご参照ください。
なお、これらのツールはレジストリを操作するため、UAC(ユーザーアカウント制御)の設定によっては操作した内容がうまく反映されない場合があります。そういった時の対応方法はリンク先に説明してありますので、参照してみてください。
2台目以降のW3U3導入時には改めてこれらのツールを操作する必要はありません。(同じPLEXチューナーでも機種が違えば、それぞれ用のものを操作してください。)
なお、BDAドライバーを更新したり、unstall.bat→install.batで再導入したり、あるいは別系のUSBポートにチューナーを繋ぎ直したりすると、このLNAやLNB給電ツールの設定がリセットされることがあります。そのような作業をおこなった場合、念のためにこれらのツールも再適用することを心掛けてください。
レジストリをいじりましたので、ここで一旦システムを再起動してください。 操作の反映だけなら再起動は必要ありませんが、OSに修復ポイントを覚えさせるためです。
③PX-W3U3用BonDriverは、解凍直後は以下の構成になっています。
(W3U2の場合も名前がW3U2に変わっているだけで同じ構成です。またS3U2用の場合は他にもいろいろ入っていますが同じ構成のものが含まれています。)
a) BonDriver_PX_W3U3_S.dll
b) BonDriver_PX_W3U3_S.ini
c) BonDriver_PX_W3U3_T.dll
d) CardReader_PX.dll
e) CardReader_PX.ini
ここにある d),e) は内蔵カードリーダをFakeWinSCardで使うときに利用しますが、とりあえずそのままにしておきます。
PX-W3U3ではこれは反映済みなので、不要です。W3U2、S3U2の場合のみこの対応をおこなってください。)
b)BonDriver_PX_W3U2_S.ini
をテキストエディターで開いて、[BS]セクションを以下の通りに上書きします。
[BS]
CHANNEL_NUM = 30
CH001 = BS1/TS0,0,11727480,0x4010
CH002 = BS1/TS1,0,11727480,0x4011
CH003 = BS3/TS0,0,11765840,0x4030
CH004 = BS3/TS1,0,11765840,0x4031
CH005 = BS9/TS0,0,11880920,0x4090
CH006 = BS9/TS1,0,11880920,0x4091
CH007 = BS9/TS2,0,11880920,0x4092
CH008 = BS13/TS0,0,11957640,0x40d0
CH009 = BS13/TS1,0,11957640,0x40d1
CH010 = BS15/TS1,0,11996000,0x40f1
CH011 = BS15/TS2,0,11996000,0x40f2
CH012 = BS17/TS1,0,12034360,0x4310
CH013 = BS17/TS2,0,12034360,0x4311
CH014 = BS5/TS0,0,11804200,0x4450
CH015 = BS5/TS1,0,11804200,0x4451
CH016 = BS7/TS0,0,11842560,0x4470
CH017 = BS7/TS1,0,11842560,0x4671
CH018 = BS11/TS0,0,11919280,0x46b0
CH019 = BS11/TS1,0,11919280,0x46b1
CH020 = BS11/TS2,0,11919280,0x46b2
CH021 = BS19/TS0,0,12072720,0x4730
CH022 = BS19/TS1,0,12072720,0x4731
CH023 = BS19/TS2,0,12072720,0x4732
CH024 = BS7/TS2,0,11842560,0x4672
CH025 = BS21/TS0,0,12111080,0x4750
CH026 = BS21/TS1,0,12111080,0x4751
CH027 = BS21/TS2,0,12111080,0x4752
CH028 = BS23/TS0,0,12149440,0x4770
CH029 = BS23/TS1,0,12149440,0x4771
CH030 = BS23/TS2,0,12149440,0x4772以上で保存します。
*(追記・終わり)
次に、a),b),c)をコピー&ペーストで同じものを2個ずつにし、ini,dllそれぞれを以下のようにリネームします。
a') BonDriver_PX_W3U3_S0.dll
a") BonDriver_PX_W3U3_S1.dll
b') BonDriver_PX_W3U3_S0.ini
b") BonDriver_PX_W3U3_S1.ini
c') BonDriver_PX_W3U3_T0.dll
c") BonDriver_PX_W3U3_T1.dll
(2台目以降のW3U3導入時は、サフィックスを単純に増やしていってください。例えば既存のものがS0,S1,T0,T1を使っていたらS2,S3,T2,T3など。)
④Spinelは解凍したものを、そのまま適切な実行用フォルダ(以後、仮に\Spinelとします。)にコピーしておきます。
直下に以下の2つのフォルダができますので、
\BonDriver
\DeviceDefinitions
この\BonDriverの下に、3)-③で作成した a')~c") の6つのファイルをコピーしておきます。
この段階で一旦\SpinelにあるSpinel.exeをダブルクリックして起動し、すぐに終了させると、\SpinelにSpinel.iniというファイルが作成されます。これをテキストエディタで開き、該当箇所を以下のように設定し(既にそうなっている場合はそのまま)、保存します。
DescrambleControl = 0
⑥TVTestは解凍したものを、そのまま適切な実行用フォルダ(以後、仮に\TVTestとします。)にコピーしておきます。
S3U2をお使いの場合、BonDriver_PX-S3U2のパッケージの中にTVTest関連のファイルも入っていますが、新BSに対応していない古いバージョンですので、それらは使わないでください。
なお、最新版のTVTestでも中に入っているBS、CSチャンネルファイルは必ずしも最新ではありませんので、次の添付ファイルを「右クリック」→「対象をファイルに保存」でダウンロードして、\TVTest実行用フォルダに上書きコピーしておいてください。
(上記の名前のままでDLするように注意してください。ときどきブラウザが勝手に.txtという拡張子に改変してダウンロードしようとする場合がありますので、その場合は再度この操作をやり直して、拡張子が.ch2になることを確認してください。)
次に、Microsoft DTVデコーダに対するバグを修正するため、こちらから、「0.7.23fix」 をダウンロードし、解凍します。
上記サイトがリンク切れしている場合、こちらの一覧からTVTest_0.7.23fix.zipをダウンロード&解凍して使ってください。
中にある2つのファイルをTVTestフォルダにコピーして、 TVTest_0.7.23fix.exe をダブルクリックし実行してください。
正常終了が表示されてTVTest.exeの日時が 2013年2月28日11:00 になればOKです。
⑦BonDriver_Spinelは解凍すると、直下に
a) BonDriver_Spinel.dll.ini
およびx86(32bit版:今回使用)フォルダの下に
b)BonDriver_Spinel.dll
ができます。今回はそれぞれ4回コピーして、以下のようにリネームします。
a') BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S0.dll.ini
a") BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S1.dll.ini
a"') BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T0.dll.ini
a"") BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T1.dll.ini
b') BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S0.dll
b") BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S1.dll
b"') BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T0.dll
b"") BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T1.dll
(2台目以降のW3U3導入時は、サフィックスを単純に増やしていってください。例えば既存のものがS0,S1,T0,T1を使っていたらS2,S3,T2,T3など。)
次にa')~a"")をテキストエディタで開き、該当箇所を以下のように書き換えます。
a')
TunerPath = "PXW3U3/0/S/0"
RequireExclusiveChannelControl = 1
DesiredDescrambleControl = 0
a")
TunerPath = "PXW3U3/0/S/1"
RequireExclusiveChannelControl = 1
DesiredDescrambleControl = 0
a"')
TunerPath = "PXW3U3/0/T/0"
RequireExclusiveChannelControl = 1
DesiredDescrambleControl = 0
a"")
TunerPath = "PXW3U3/0/T/1"
RequireExclusiveChannelControl = 1
DesiredDescrambleControl = 0
作成したa')~a"")、b')~b"")の8つのファイルを全て、3)-⑥の\TVTestフォルダ直下にコピーしておきます。
(2台目以降のW3U3の場合は、TunerPath =で機種識別に続く数字:PXW3U3/0 が"何台目"をあらわしますので、順に1、2と変えていってください。)
⑨TvRockOnTVTestを解凍した後、 TvRockOnTVTest.ini と、TvRockOnTVTest.tvtp の2つのファイルを、
\TVTest\Pluginsフォルダ
にコピーしておきます。
⑩TVRockを解凍後、そのまま適切な実行用フォルダ(以後、仮に\TVRockとします。)にコピーしておきます。
以上でファイル配置はすべて終了です。以後、各ソフトを起動して設定に入ります。
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PX-W3U3を接続するPC本体のほうで、以下の順番に設定していきます。
PX-W3U3をUSB接続し、アンテナ、付属の電源を接続します。
*注:私の環境の問題ですが、後日ZOTACのZ68マザーでUSB3.0のポート(VL800コントローラ)に接続すると、後のチャンネルスキャン時にブルースクリーンが発生する、という障害がありました。USB2.0のポートでは問題ありませんでしたので、事例報告まで。
一般にUSB3.0ポートのほうが相性の問題が出やすいですので、極力USB2.0のポートに繋いだほうが良いと思います。
netcasなど代替のwinscard.dllを使う場合は \TVTest と\Spinelフォルダにそれを入れることになります。そうでない場合、スマートカードリーダをUSB接続し、BCASカードをセットしてください。
(内蔵カードリーダを使う場合は、FakeWinSCardの説明を読んで設定に反映した上で、内蔵カードリーダにセットします。なお FakeWinSCard を使う場合は、準備したWinSCard.dll以下3つのファイルを、\TVTest フォルダにコピーしておいてください。)
当たり前と思ってここまで説明していませんでしたが念のため、CS(スカパーe2)、あるいはBSでも有料チャンネルの視聴のためには赤いBCASカード、そうでない方でも青いBCASカードが必要ですので、入手しておいてください。(CS液晶テレビでググると赤BCAS付きの液晶TVがいろいろ出てきますが、BCASカードの入手の方法はネットで調べてください)。ちなみに数百円でたまたま入手できたという場合を除き、オクや怪しげなショップを使う必要はありません。B-CAS社で手続きされる場合は費用も変わりませんので、後々のために赤BCASで良いと思います。
SPINEL実行用フォルダのSpinel.exeをダブルクリックして、Spinelを起動します。
エラーして起動しない時は、環境設定に何らかの不具合がありますので、再度チェックしてください。私は最初、1-3)-③で BonDriver_PX_W3U3_Sx.ini をきちんと作っていなかったため、何故かSpinelが異常終了してました。
うまく動いたら、Windows起動時に自動起動するようにしておいてください。ただし、Windows8だとスタートアップフォルダが見つけにくいところに隠れていますので、そこを使うよりは私の場合、「いじくるつくーる」で「起動時に毎回実行」を設定しています。
具体的には項目に以下のコマンドラインを追加しています。
名前:Spinel
コマンドライン: パス名\Spinel\Spinel.exe -WindowState=Minimized
TVTest実行用フォルダのTVTest.exeをダブルクリックして、TVTestを起動します。
(なお、既存のTVTest環境にW3U3を追加する場合は、チャンネルスキャンの項まで飛ばしていただいて良いです。)
最初に初期設定の画面が出てきますが、以後で個々に設定しますので、ここでは"スクランブル解除しない"など、あまり気にせずに選んで、チャンネルスキャンも"しない"でOKです。
立ち上がると左下クリックでBonDriver_Spinel_PX_W3U3_のS0,S1,T0,T1が選択できますので、
それぞれ選択しながら、TVTest画面上で右クリック-設定を選んで、設定していきます。
いろいろな設定項目がありますが、特に重要だと思っているのは以下の4つです。
(ただしBonDriverごとに設定しなければならないのは「チャンネルスキャン」の項目だけで、他は最初の1個だけで設定すればOKです。)
・一般: デコーダ・レンダラの選択、およびスクランブル解除の設定、BonDriver検索フォルダの設定
デコーダはVista/7であれば「Microsoft DTV-DVD Video Decoder」が選べますが、Windows8あるいはXPの場合は、こちらをご参考に「ffdshow Video Decoder」等を導入して、ここで選択してください。Vista/7のかたもMicrosoft DTVデコーダが必ずしもベストな画質ではないですので、一通り稼働確認が済んだら同じリンク先の手順でいくつかデコーダを入れてみて、好きなものを選択すると良いと思います。
もしPCに PowerDVD が導入されていれば、「CyberLink Video/SP Decoder」を使うのがベストだと思いますが、PowerDVD11以降を導入されている方はこちらもご参照ください。
なおWindows7の場合、2013年2月末に配信されたパッチ KB2670838 を当てることによって「Microsoft DTV-DVD Video Decoder」が使えなくなります。(TVTestに内在されたバグによって"Direct Showの初期化ができません"のメッセージが出て映像が表示されなくなる。)
1-3)-⑥にそれを解消するパッチの適用手順がありますので、適用していない方は忘れず適用してください。
レンダラはVista以降ではEVR、XPではVMR9がお勧めですが、デコーダによってはそれでうまく映らない場合もありますので、その際は別のものを選んでみてください。 TVTestのヘルプファイルから解説を転記しておきます。(一部追記)
名前 | 説明 |
---|---|
デフォルト | 非推奨。一見無難に見えるが、実はWin98時代の古いレンダラ。 |
VMR7 | DirectDraw 7 を使用したレンダラ。 XPの場合VMR9でうまく映らないときに選択。 |
VMR9 | Direct3D 9 を使用したレンダラ。 |
VMR7 Renderless | 特に意味無し。 |
VMR9 Renderless | カスタム アロケータ プレゼンタを使用したVMR9。 キャプチャが好きな人向け。 |
EVR | Vista/7 用のレンダラ。 環境によってはハードウェア再生支援が使えるかも。 |
Overlay Mixer | オーバーレイを使用した古いレンダラ。 |
スクランブル解除については以下の図の赤丸部のように設定してください。
(但し、AMD系CPUでは"SSSE3"は使えませんので、"SSE2"を選択してください。)
また、「BonDriver検索フォルダ」は空欄にしておいてください。TVTest実行フォルダにあるBonDriverを自動的に探しにいきますので、後でクライアントPCに移植するのが楽になります。
デフォルトのBonDriverは「最後に使用した・・」を選んでおくと、前回終了時のチューナーで起動します。
・録画の設定
「現在のサービスのみ保存する」、と「現在のサービスのみスクランブル解除する」をチェックしてください。
前者は地上波でワンセグを一緒に録画しないようにする事、また特に衛星放送では1つのTSに複数の番組(サービス)が乗っていることが多いので、録画の時に狙った番組のみが録画されるようにするためです。
後者はチェックしていないとTVTestがスクランブル解除する際に、同じTS上の他のサービスまでまとめて解除処理してしまい、特にCSでは大きな負荷になってしまいますので、それを避けるための指定です。
・「ファイル名」の欄は以下をコピペしておくと、
%event-name% %channel-name% %month%月%day%日%hour%時%minute%分.ts
TVTestの録画ボタンで録画したときのファイル名が「番組名 局名 月日時分.ts」のようになり、判りやすくなります。
上記設定画面で「OK」を押し、TVTestの画面左端下をクリックして BonDriver_Spinel_xxxのT0 を選ぶことで、地上波のBonDriverが選択されます。
その状態でTVTest画面上 右クリックから設定→「チャンネルスキャン」→「対象チューニング空間」で、アンテナの環境に合わせてUHFかCATVをセットします。ここから地上波のチャンネルスキャンをおこないます。
少々時間がかかりますが、地上波のチャンネル構成と周波数はお住まいの地域でそれぞれ異なりますので、必ず実施してください。手順は以下のようになります。
なおここで「CATV」を選択するのは、CATVのSTB経由のうち"UHF帯域外周波数変換パススルー方式"の場合のみです。("UHF帯域内"や"同一周波数"パススルー方式との違いについてはこちらをご参照ください。)
正直CATV会社はこの辺の技術的な仕様を、ユーザーが判らないだろうと見なしているのかほとんど公開していないのですが(意外とWikipediaに情報があったりします)、わからない場合はCATV、UHFを順に試してみても良いと思います。
さて、地上波は(ワンセグの話は除いた)普通の放送でも、同じ局で複数の番組を流す「マルチ編成」になる場合があります。
例えばNHK総合は野球中継の時、たまに「総合2」にチャンネルを切り替えるように促されることがありますが、それがマルチ編成の例の1つです。
最近は独立局、例えば東京MXなどが積極的にこの「マルチ編成」を売り物にしています。NHKEテレは2編成、放送大学も3編成に分けているコマがありますので、お勉強好きの方にも関係があります・・
TVTestのチャンネルスキャンでこの辺に対応するには、上図で「サービスを検索する」にチェックします。(マルチ編成対応不要ならチェックしなくて大丈夫です。)
以上で、「スキャン開始」を押します。
数分で地上波のスキャンが終わります。
次に、上で「サービスを検索する」にチェックした場合、いろいろ余分なチャンネルがスキャン結果に出てきますので、整理します。
表示されているチャンネルのうち、マルチ編成を見る可能性のある局のみ、複数あるチャンネルを全てチェックし、マルチ編成でない局(一般の民放キー局や系列局)は、一番上のチャンネルだけ残して、あとはチェックを外します。具体的には以下のようにチェックを外していきます。
以上でOKを押せば、地上波のチャンネルスキャンは終了です。
次にTVTestの画面左端下をクリックして BonDriver_Spinel_xxx S0 を選ぶことで、BS,CS用のBonDriverが選択されます。
その状態で画面上右クリックから 設定→「チャンネルスキャン」を選んでください。
BS,CSのチャンネル構成は全国共通ですので、実際のスキャンはおこなわず、「対象チューニング空間」でBS、CS110を順に選び、それぞれ「プリセット読み込み」ボタンを押してください。
BSのチャンネルスキャンの画面になりますので、「プリセット読み込み」をクリックします。
次に「対象チューニング空間」で「CS110」を選び、同じく「プリセット読み込み」をクリックしてください。
以上でOKを押せば、BS,CSのチャンネルスキャン終了です。
S3U2 1台の場合はこれでスキャン終了ですが、W3Uxの場合は、残りのチューナー分のチャンネルスキャンを繰り返すのは面倒たと思います。(もちろん繰り返してもかまいません。)
そこで、中身は全く同じですので、以下のようなコピーでの反映をお勧めします。
(絵はQ3PEの例になっていますが、やり方は全く同じです。)
スキャン結果のチャンネルを全チューナへの反映
TVTestを終了させ、\TVTestフォルダにあるBonDriver_・・・S0.ch2 ファイルと、BonDriver_・・・T0.ch2 ファイルを、適切な作業用フォルダにコピーします。
この.ch2ファイルのコピーを1個づつ作って、末尾をS1、T1とリネームします。
(W3Uxが2台ある場合は3個コピーを作って、S1~S3、T1~T3 になるようにリネームします。)
以下はその手順例です。4つづつとなっていますが、W3Ux 1台なら1つづつのコピーで充分です。
以上で揃ったch2ファイルを、\TVTestフォルダに上書きコピーします。
以上で全チューナへのチャンネル反映完了です。
一旦TVTestを終了させ、再度TVTestを立ち上げれば、視聴と簡単な録画ができるようになります。動作確認できたらデスクトップにTVTest.exeのショートカットを作っておくと良いと思います。
TVTestは基本的に高機能なテレビとして使える他、プラグインなどによって便利な機能を追加していくことができるのが特徴ですので、こちらも参照してみてください。
この段階でTvtPlayも導入しておくと良いと思います。他にニコニコ実況プラグインやWhiteBrowserなどもお勧めです。
Spinelの機能を使えばLAN上の他のWindowsPCからも、TVTestで同じようにテレビを視聴することが可能です。その構築手順をリンク先にまとめました。(ただし先に、以下のTVRockの環境を作ってから取り掛かっていただくことを想定しています。)
また、ここで作ったTVTestの環境は、以下のTVRock(予約録画のシステム)でも活用します。それはそれで良いのですがSpinelを活かして、TVRockで使うTVTestと視聴用のTVTestの環境を分けたほうが、録画の失敗のないシステムになります。その辺は補足3で解説してありますので、ご参照いただければ幸いです。
.
BS/CS最新チャンネル対応のための前処理
\TVRockフォルダにあるtvrock.exeをダブルクリックして、TVRockを起動してください。
以下のような初期化ダイアログ、
が、(場合によっては何回か)出ますが、全てキャンセルを選んでください。
(なお、キャンセルを選ぶのはこの時だけです。以降の手順や通常の起動時に同じダイアログが出るときは、常に「OK」と答えてください。)
タスクトレイにTVRockアイコンが表示されまますので、その上で右クリックし、「設定」を選びます。
表示されたTVRock設定画面で「システム設定」のタブを選びます。
下図の赤丸の「TvRock作業フォルダ」で「参照」を押して、\TVRockフォルダの場所 をセットしてください。
以上でOKを押し、タスクトレイのTvRockアイコンに戻って、右クリックし、「TVRockの終了」を選んでください。
次に、以下の2つのファイルをそれぞれ「右クリック」から「対象をファイルに保存」を選び、\TVRockフォルダを指定して、「保存」をクリックしてください。上書きしますか?と聞かれたら「はい」と答えます。
「ch-bs.txt」をダウンロード
「ch-cs.txt」をダウンロード
地上波プリセットファイルの作成
BS、CSのチャンネルは全国共通なので、上のように作成済みのプリセットファイルが使えますが、地上波は地域により様々なので、ご自身でTVTestでスキャンした結果をもとに以下の手順でご用意いただく必要があります。
プリセットファイルを作っておけばDtune.batで設定する毎に編集する必要もなく、現在のチャンネルやマルチ編成などの情報が常に反映されます。
地上波プリセットファイルはTVTestでスキャンした.ch2ファイルを基に作成しますが、ネットを調べたところ Blog「空に架かる橋」さんがシンプルで使い易いツールを作っておられましたので、これを活用する手順をご紹介します。
簡単のためこちらに.bat形式にしたものを上げておきました。
これを解凍して、中にある gen-ts.bat を、適切な作業用フォルダにコピーします。
次に\TVTestフォルダを開き、中にあるチャンネルファイル BonDriver_xxxx_T0.ch2 を同じ作業用フォルダにコピーします。
次に BonDriver_xxxx_T0.ch2 ファイルを、gen-ts.bat の上にドラッグ&ドロップします。
数秒後「作業用フォルダ」の中に、ch-ts.txt というファイルが作成されますので、
これをダブルクリックしてテキストエディタで開き、内容を確認してください。
マルチ編成を意識してスキャンしていると、マルチ編成でない局も1のような番号が付いています。
このまま使っても別に不都合はないのですが、ここで決めた「チャンネル名称」はTVRockでずっと使っていきますので、気になったらこの段階で編集しておいてください。
(編集の際、局名は数字・記号・スペースを含めて全て全角文字を維持してください。)
局・マルチ編成の追加やチャンネル番号等の変更があったらその都度、ここの手順に戻ってTVRockに反映することができます。しかし定義済みの「チャンネル名称」をここで別のものに変えてはいけません。(ここで変更してしまうと、新旧の名前の局が二重に定義されてしまいます。) その点ご注意ください。
以上で保存してください。この ch-ts.txt ファイルが地上波プリセットファイルになります。これを\TVRockフォルダにコピーしてください。
DTune.batによる導入
\TVRockフォルダにあるDTune.batをダブルクリックして、TVRockを導入していきます。
* 既存のTVRock環境に追加する場合
「定義済みのチューナー数+4」を選択してください。定義済みのチューナーの後ろに追加して定義していきます。 *
** 2台のW3U3を導入する場合
8チューナーを選択し、「オプション」欄のBonDriver_Spinel_PX_W3U3_T(S)x.dllに、定義したサフィックスを反映していってください。また5番目以降のチューナー定義の「オプション」末尾は、順に「DID E~H」としていきます。 **
チューナー1にて、
「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、\TVTestフォルダを指定。
「チューナータイプ」を地上波デジタルに指定。
「実行アプリ名(視聴用)」をtvtest.exeとし、オプションに
/d BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T0.dll /DID A
を入力。
「実行アプリ名(録画用)」もtvtest.exeとし* 、オプションに
/d BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T0.dll /min /nodshow /DID A
を入力。
録画先フォルダを適切に指定。
以後、チューナー2~チューナー4を順に、以下のように設定していきます。
なお、この「オプション欄」は狭くて入力した内容を確認しずらく、特にBonDriver名称やDID xの部分は、うっかり間違えたままになり易いです。(後で設定→チューナで確認しても間違いは判りにくいです。ここはTVRockのミスが起き易い弱点だと思っています。)
後でトラブルが起きると判別が面倒になるので、ここの入力内容は(回答用紙の答えあわせだと思って)特に念入りに確認してください。
---------------------------------------
「チューナータイプ」をBS/CS
「実行アプリ名(視聴用)」オプションに
/d BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S0.dll /DID B
「実行アプリ名(録画用)」オプションに
/d BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S0.dll /min /nodshow /DID B
他はチューナー1と同じ
---------------------------------------
「チューナータイプ」を地上波デジタル
「実行アプリ名(視聴用)」オプションに
/d BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T1.dll /DID C
「実行アプリ名(録画用)」オプションに
/d BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T1.dll /min /nodshow /DID C
他はチューナー1と同じ
---------------------------------------
「チューナータイプ」をBS/CS
「実行アプリ名(視聴用)」オプションに
/d BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S1.dll /DID D
「実行アプリ名(録画用)」オプションに
/d BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S1.dll /min /nodshow /DID D
他はチューナー1と同じ
---------------------------------------
特に、DID A~Dをきちんと別々の値にしないと、同時起動する際にハングします。
.
次に地上波、BS、CSの順でチャンネルセット画面になりますが、プリセット値を確認しながら「次へ」を押して、順に進めていってください。
地上波
.
BS、CSは、プリセット値のままで「次へ」進みます。
最後に番組スキャンを行いますが、これは後でいくらでもスケジュール起動できますので、適当なところで強引に中断して良いです。
「次へ」をクリックすると、TVTestが2タスク起動して番組スキャンを開始しますので、タスクバーから右クリックで、「ウインドウを閉じる」を選択して2タスクとも終了させてください。
すると、「終了しました。次へ進んで下さい。」の画面になりますので、「次へ」を押します。
更に「次へ」を押せば、「終了」のボタンが出てきますので、クリックしてください。起動したWeb画面は終了させてOKです。
DTuneが終了すると、TVRockは以下のようにタスクバーに最小化されていますので、右クリックして「設定」を選択します。
いろいろな設定項目がありますが、特に重要だと思っているのは以下の5つです。
なお、既に設定済みのTVRock環境にW3U3を追加した場合、改めて以下を設定する必要はないと思われますが、DTune.batを使った際に一部の設定が初期値に戻っていますので、そこだけリンク先の手順で戻しておいてください。
①チューナータブで、4つのチューナーがDTuneで設定した内容になっているか?
②インテリジェントタブで、番組表の設定が画像のようになっているか?
-左下のTVRock番組表のセクションは、「起動する」をチェックしたうえで、もし番組表アクセスを特に規制しない場合は「認証無し」とし、(家の中でも)制限したい場合は「Basic認証」をチェックした上で適切なユーザーID&パスワードを入力しておいてください。
③プロセスタブでは、必要に応じて終了後コマンド等を定義しておくことができます。
ただし、これは敢えて今定義しておく必要はありません。ただ後でいろいろ録画サーバーとしての使い方を考えていく時に便利な機能ですので、ここでご紹介しておきます。
書くときは コマンド名:スクリプト のフォーマットで、複数行のスクリプトでは頭に同じ コマンド名:を付けていきます。以下が例です。
Move_XX:MOVE "%1" "移動先フォルダ・パス名"
Move_XX:コマンドで録画後、ファイルを指定したフォルダに移動させる。
例えば家族で録画サーバーを共有しているときに、自分用の録画は自分用のフォルダで管理したいですので、そういう時にはこのような後処理コマンドでそれぞれ専用のフォルダに移しておく、という使い方ができます。
リンク先には予め動作するタイミングを規定されたコマンド予約語と、引渡しパラメーターの説明があります。終了後コマンドには予約語以外の名前を付けること。また 予約語:の形で、スリープ再起動時など規定時に走る自動スクリプトをここで定義することもできます。
他の例として、HandBrakeを使ったMP4(H.264)自動エンコードをここでご紹介しておきます。
HandBrake はオープンソースで無料で使えるグローバルでも有名なソフトウェアで、そこらの有料ソフトより遥かに自由度が高く、また音ずれのない高品質なMP4が作成できます。2013/5に出たVer0.9.9とその後のQSV版で、TSファイルの処理もほぼ完全に信頼できるようになりました。
ただしCPUを激しく喰いますので、ハイエンドPC向け。(お使いのPCでQSVが使える場合はローエンドでも実用的です。下の囲みを参照。)
処理中は何も表示は出ませんが、リソースモニターやCoreTempで見るとCPUをブン回していることで、処理していることが判ります。
(より圧縮率に優れたH.265エンコードの手順も追加しました。ご興味のある方はこちらもご参照ください。)
ここでは以下のコマンドを定義しています。
HD:"HandBrake-H.bat" "%1"
HD:コマンドで、解像度を保ったまま圧縮率を高めたMP4ファイルに変換。元のファイルと同じフォルダに、*.H.mp4 のファイル名で保存される。サイズは元の数分の1に圧縮される。
(更に画質劣化を抑えたHandBrake-VH.batも使えますが、注意点は下記(1)に添付のreadmeを参照のこと。)
iPod:"HandBrake-L.bat" "%1"
iPod:コマンドでDVD画質の高圧縮MP4に変換。元のファイルと同じフォルダに、*.L.mp4 のファイル名で保存される。サイズは元の1/10以下に圧縮される。
再生環境もiPodやZacadeクラスで十分。
いずれも元のTSファイルも残るので、チェック後不要になったら元ファイルは消していくと良いです。(一応サンプルにはエンコード後元のファイルを自動で削除する方法もコメントしてありますが、TSファイルは使い勝手も良いですので、後でディスクを整理するときにTSファイルとしては要らなくなったものをまとめて手で削除するのがお勧めです。)
これらのバッチコマンドを使うには、対応するバッチファイルの他、HandBrakeプログラムが必要ですので、それぞれ以下の手順で導入してください。
(1) こちらの作成済バッチファイルを「右クリック」→「対象をファイルに保存」でダウンロードし、適切なフォルダに解凍。
(HandBreke 0.9.9に合わせてVer2に改訂しました。13/8/15)
(2) HandBrakeをこちらから、使用中のOS(32bit、64bit)に合ったものをDLして導入してください。
(3) (1)の中にある.batファイルは通常編集なしで使えますが、64bit版Windowsに32bit版のHandBrakeを導入していたり、ルートディスクがCドライブでない、など、HandBrakeの導入先がC:\Program Files\Handbrake\ ではない場合は、それぞれの.batファイルの該当箇所を編集してください。
(4) (1)のフォルダ直下にある.bat ファイルを全て、「\TVRock作業フォルダ」下にコピーしてください。
以上で使えるようになります。なおこれらのバッチファイルの内容は この記事やこの記事を参考にさせていただきました。(有難うございます。)
ちなみにエンコード速度とソースの忠実な再現性の観点で、高画質版の-H、-VHではインターレースはそのままで解除していません。動きのあるシーンで横縞が気になる方は、再生環境の設定で解除してください。(ご参考1、2)
ただしSD版の-Lでは、iPod、iPadなどインターレース解除機能のない再生環境を想定してインターレース解除処理しています。(したがってエンコ速度は高画質版より遅いことがあります。また再生環境で上記の解除設定をしてしまうと逆にちらつきが出ますので、OFFにする必要があります。) これが不要な方はバッチファイル中のHandBrakeCLI.exeのパラメーターから --deinterlace="slower" を削ってください。4割~倍ぐらいエンコードが速くなります。
尚、HandBrakeは現在、β版でWin64bit限定ですがインテルのQSVも使えるようになっています。
使いたい方は上記 (2) の代わりにこちらのミラーから"svn5779_x86_64-Win_GUI.zip"をダウンロードし、解凍して導入してください。
(本来Nightly Buildsがこの目的の正式なサイトなのですが不意に不安定なものがアップされることがあり、かといって昔の特定の版をDLすることができないサイトなので、安定度が高いBuildをここにミラーしました。 2013/10/3)
これを導入すれば (1) に添付されている中で上の解説にあるバッチの他に、QSV版HD画質エンコード "HandBrake-H_QSV.bat" とDVD画質エンコード "HandBrake-L_QSV.bat" も使えるようになります。(更に高画質寄りの-VHもありますが、注意点はreadmeを参照のこと。)
QSVの使えるインテルCPU&マザーボードとWindowsVista以降で、以下のいずれかの条件を満たしていればご利用いただくことができます。
-インテル内蔵グラフィックスがプライマリモニタになっている
-またはWindows8以降でインテルグラフィクスが(プライマリでなくても)画面出力されている。(実際にはモニタに繋いでいなくてもちょっとした騙し手順でQSVが使えます。)
-またはLucid Virtu (Virtu MVP含む)が動いていて、そこにC:\Program Files\Handbrake\HandBrakeCLI.exe が登録してある。
いずれの場合もインテルグラフィクスドライバは最新版にしておくのが確実です。(古かったりマザーボード付属のものだと動かない可能性があります。最新版はインテルHPからDLできます) またグラボを併用する場合はグラボからの画面出力が4画面以上になるとQSVが働かなくなるという制約がありますので、ご注意ください。
実際にQSVが使えているかの確認方法は、エンコード中にGPU-ZでIntel HD Graphicsを選択して、SensorsタブのGPU Loadの項目を見れば、QSVが動いていれば(少なくとも)ゼロではない負荷がかかっていますので、それで判断できます。
QSV版は、同じプロファイルでCPU負荷は半分、エンコード速度は2倍~10倍以上速い、というメリットがあります。
エンコード後の品質もHandBrakeの設定にほぼ準じた満足できるものになっており、QSVの品質が悪い、というのは活用するソフト側の問題だったことがわかります。(当β版も最初のsvn5632版だとBitRateが安定せず再生がカクつくバグがありましたが、svn5671になってその辺もほぼ解消しました。)
但し現状QSVを使わないソフトウェアエンコードと比較するとやや圧縮率が悪く、エンコード後ファイルサイズは1.5倍程度です。それでも速く、手軽にローエンドのPCでも使えるのが魅力ですし、今までのMC7やEspressoのような簡易ソフトとは格の違う本格的エンコードソフトがサポートしたことにより、その真価を発揮し始めた感じです。
各プロファイルの圧縮率比較 (条件によって異なるので、あくまでサンプルによる参考値です)
これを見るとQSVの能力は圧倒的で、家電の「専用チップによるリアルタイムエンコード」を過去の遺物にしてしまう程ですが、ターゲットがSD画質ならCPUエンコードも(そこそこのCPUパワーがあれば)それほど時間もかかりませんし圧縮率も優秀ですので、その辺はうまく使い分けてください。
さて、終了後コマンドが定義してある場合、録画予約の際に図のように 「終了後コマンド」で指定することができます。(ここではHD:コマンドを指定)
デフォルトの「規定コマンドを実行」は通常何もしませんが、規定コマンドのTN:(チューナーデバイス録画終了後に実行)のスクリプトが定義してあれば、他を指定しない限り録画後は常にそれが実行されます。
.
④システム設定 タブ
‐「TvRock作業フォルダ」は、補足2.で説明する他PC展開のときの可搬性を良くするために、\TVRockフォルダを指定しておきます。またムービーフォルダは適切なフォルダを指定しておきます。
‐ログイン時にTVRockが自動起動するよう、「ログイン時に起動」をチェックしておきます。
-右上の(スリープ復帰の)タスクスケジューラ使用については、マシン環境によってうまく使える場合も、使えない場合もあります。もしタスクスケジューラを使う場合は、チェックした上でWindowsのIDとパスワードをここで指定してください。
DTune.bat 実行直後は、ここがチェックだけされてID&パスワードがない状態ですので、そのままでは正しい定義にはなりません。チェックを外すか、ID&パスワードを入力するかのいずれかを選択してください。
⑤録画基本設定 タブでは、録画予約のときのデフォルト設定として、
-視聴・録画デフォルト: 「録画のみ」として録画中に映像が表示されるのを抑止し、CPUパワーを節約します。
-録画終了後デフォルト: 「アプリケーション終了」として、録画終了時に速やかにチューナーを解放するとともに、録画サーバーが休止やスリープしない設定にします。
-ファイル名置換フォーマット
これは私の例ですが
@TT@SB@NB [@CH] @yy年@mm月@dd日 @sh時@sm分@ss秒(@wk曜日)
としています。内容の判りやすいファイル名にするのと同時に、できるだけファイル名をユニークにして、万一シリーズ物が同じファイル名になって上書きされるのを防ぐためです。
以上でTVRockの設定は完了ですので、「OK」を押して設定を反映させた後、タスクバーのTVRockを右クリックして一旦終了し、番組表取得のために、(TVRock実行用フォルダのtvrock.exeをダブルクリックして)再度起動してください。
.
TVRockを使った録画予約は、番組表からの操作が基本になります。そのためにはまずタスクバーのTVRock右クリックで「インテリジェント」-「番組情報取得」を選び、 番組情報取得のタスクを定義します。
まずは以下の画面で、対象チャンネルを設定してください。
特に不要なチャンネルがなければ、地上波、BS、CSとも全チェックで良いと思います。(視聴することのないチャンネルや、例えばCSを契約していない場合CSを全解除にしておけば、それだけ番組取得の時間は短縮されます。)
上のようにチェックして、「番組情報取得条件」は「無条件取得」にセットした上で、「記憶する」ボタンをクリックした後「開始」を選べば、番組表取得のためのTVTestタスクが2つ(地上波用とBSCS用)起動します。
ただしこのタスクは、30分程度でおわってしまう設定になっていますので、全チャンネルの番組表取得には時間が足りません。そこでこれらを基にして、定期タスクを作成します。
タスク動作中に右クリック→「予約リスト」から「番組情報取得スケジュール」のレコード(2つ)をそれぞれ開いて、画像のように書き換えてください。
これでOKを押せば定期タスクとなり、番組情報を自動的に取得してくれるようになります。
地デジと衛星用に、チューナー1,2でそれぞれ差し障りのない曜日、開始時刻を指定しておくと良いと思います。取得できる番組表は取得日から1週間分で固定(ただし地デジ難視聴対応BSチャンネルは2~3日分のみ)ですが、図のように「カスタム」を選んで複数曜日を指定しておくと番組変更に対応しやすくなるのと、仮に取得に失敗したチャンネルがあっても次回でリカバリーできます。
衛星用は、私のようにCSの番組表も取得する場合、BS,CS合わせてチャンネル数は80を超えます。こうなると全チャンネル取得には5時間弱かかる場合もありますので、それも見越した十分な長さの時間をセットしておいてください。地上波のほうは1時間程度もあれば十分です。
なお、特にこの衛星系の番組表取得の時間を短縮するために、2チューナー以上を使った「高速化」の機能もあります。
これには上の番組情報取得の設定で、「同じ放送波の同時取得時には高速化を行う」をチェックして、「記憶する」にした上で、番組情報取得スケジュールの別のタスクを、ぴったり同じ曜日、同じ時間帯に、同じ放送波の別のチューナー(例えば衛星ならチューナー4)を使って、同時に開始するよう、作成しておきます。
例えば私のところでは、(W3U3が複数台ありますので)チューナーの4、6、8を使って、図のように火曜早朝に、衛星系の番組表取得のタスクが3つ同時に走るように定義してあります。
こうしておくとTVRockは自動的に判断して、それぞれに均等に放送局を振り分け、同時並行で番組表取得をおこなうようになります。
この機能を使えば、例えば1チューナーで5時間かかる番組表取得も、2チューナーなら2時間30分、3チューナーなら1時間40分程度にまで短縮されます。
(ただしその間、これらのチューナーは普通の予約録画に使えなくなりますので、チューナー数に余裕がある場合の方法です。
またいくら実際の時間が短縮できても、タスクに定義してある時間帯が長いままだと、該当チューナーはその間予約録画で使うことができませんので、それも短くしていってください。上図では3チューナーで高速化する前提で、2時間弱で定義してあります。)
.
番組表が取得できれば、利用のための準備はできましたので、あとは実際に使いこなしていくだけです。いろいろな機能がありますが、以下のような使い方を覚えれば十分だと思います。
予約は、タスクバーのTVRock右クリックで、「インテリジェント」-「TV番組表」を表示して、対象の番組で、「予約」をクリックして録画予約していきます。
これが便利ですね。ブラウザーの「お気に入り」に追加しておけば、以降は直接呼び出すことができるようになります。
ただし、初期状態ではこの「予約」ボタンが、下の図のように個々のチューナーを選ぶボタンになっていることがあります。
その場合は番組表の図の位置にある、「優先デバイス予約」という欄をクリックすれば、「予約」ボタンの表示に変わります。そうしておけば予約時には、空いているチューナーを自動的に割り当ててくれるようになります。
*番組表を利用するブラウザについて(注意点)
現状IE9だと、番組表がなかなか表示が出てこなかったり、場合によってはTVRockがハングしてしまう、という不具合があります。IE8以前であれば問題ありませんが、既にIEを9にバージョンアップされている方は、TVRock用にはFirefox等を使う形にして、この番組表のアドレス(http://localhost:8969/nobody/now)をお気に入り登録しておけば、そのほうが快適に操作できると思います。
.
もう1つ、応用編として、キーワードによる自動予約録画の機能をご紹介しておきます。
TVRock番組表→キーワード検索から、タイトルキーワード、詳細キーワードを入れれば、番組表の中から条件の合致する番組を検索することができます。
ここから更にキーワードを足したり、チャンネル、ジャンル、曜日などで絞り込むことが可能です。
キーワードをいろいろ組み合わせて、例えばタイトルに「007」を含んで「全作ガイド」を含まないものを検索する(007 not 全作ガイド)のような指定が自由にできるのもTvRockの特長です。 簡単な正規表現を併用すれば更に絞り込みができますので、慣れてきたらやってみると良いと思います。→この辺を参照。
(キーワード欄の正規表現を使った書き方は対象文字列(タイトルや詳細)を?と書き、
?=正規表現 とすればマッチするのが条件
?!正規表現 とすればマッチしないのが条件
となります。それを()で囲むことでこの正規表現検索が有効になります。更にそれをスペースを空けずに繋げて行けばAND、|を挟んで繋げていけばORになります。とりあえずは (?=.*キーワード1)(?=.*キーワード2)・・ で複数のキーワードを含む検索 というのを覚えれば十分かと思います。)
この検索結果に対してそのまま「予約」ボタンを押してもいいのですが、今後もこの検索条件に引っかかる番組を自動録画していくためには、この画面で「自動検索予約の編集」ボタンを押します。
ここで録画時の必要な情報を入れてください。私の場合いつも入れているのは、
(1) 「録画優先度無効」のチェックを"外す"。(デフォルトだとここがチェックされていますが、そのままだとチューナーの先約があるときに、自動で代替チューナーを割り当ててくれません。チェックを外すと空いている順に割り振ってくれます。)
(2) 「既に予約されている番組は登録しない」にチェック。(2重の録画を避けるため。)
(3) ファイル名が「番組タイトル+サブタイトル」だけだと情報が少ないので、「番組内容をサブタイトルへ変換」と「番組詳細をサブタイトルへ変換」の両方をチェックして、サブタイトル=「番組内容+番組詳細」 に変換する。
(4) (3)の指定だけだとファイル名が余りに長すぎるので、変換したサブタイトルをもとに適切な長さのファイル名を生成する。(注:たとえば後ほどご紹介する映像管理ソフト「WhiteBrowser」では、パス名+ファイル名が 255Byte を超るとエラーが出ることがありますので、それに収まるようにしています。)
ここでは「ファイル名置換」をチェックして、ファイル名のネーミングルールを
@NS1'^.{0,30}'@NS2'(出演|主演).{0,15}'@TT@PS1 @PS2@NB [@CH] @mm月@dd日
としています。これはちょっとした正規表現を使っていて、こうすると
タイトル名+サブタイトルの先頭30文字+(もしサブタイトル中にあれば)出演か主演に続く15文字+[局名]+月日.ts
というファイル名になります。 ^.{0,30} の部分が「番組内容+番組詳細」の先頭30文字(30文字以下なら全ての文字)のマッチング、(出演|主演).{0,15} の部分が同じく、出演または主演に続く最大15文字のマッチング を指定しています。
このようにファイル名にいろいろ番組情報を反映して後で判りやすくできるのも、自動検索予約機能の特長の1つです。
以上のような必要項目を入力したら、「自動検索予約リスト登録」を押してください。
一度登録しておけば、自動検索予約リストから削除するまでこの設定は有効です。新しい番組表が取得されるたびに、同じ検索条件で予約が追加されていきます。たとえ何週間か家を空けることがあっても、自動で番組を検索して録画していきます。
また良く映画のプロモーションなどで、注目している女優さんがバラエティ番組などに直前に出演決定し、番組表にもそれが直前に反映されることがあります。大抵こういうのは地上波ですので、地上波の番組表取得を毎日にしておけば、その辺も上手く拾える場合があります。
また、どんな番組が予約されるのか時々チェックするのも楽しいのですが、特に衛星系の放送局では、同じ番組の繰り返し放送も多いので、時々「予約リスト」をチェックして重複に気づいたら、予約無効(○→×に変更)にしておくと良いと思います。("削除"してしまうと、また登録されます。)
また検索条件の変更は、「自動検索予約リスト」で該当の項目を選び、「キーワード編集」のボタンを押せば検索画面が出てきますので、そこでいつでも変更可能です。
例えば詳細キーワード「戸田恵梨香」で自動的に録画予約されるのは良いんだけど既に「デスノート」「SPEC」「アマルフィ」は録画したから今後は予約しないでくれ、という時は
タイトルキーワード: .* not (デスノート|SPEC|アマルフィ)
詳細キーワード: 戸田恵梨香
というようにキーワードを変更していけば良いわけです。
他にこの自動検索予約の応用として、いつ放送するかも判っていない番組を見逃さないための「発見機」としても使えます。
適切な検索条件をつけた自動検索予約を登録しておき、以下の図のように
「有効」欄の○をクリックして✕にしておきます。
こうしておくと、検索条件に合った番組があったら「予約リスト」上に「有効」が✕のまま登録されますので、時々予約リストをチェックしていれば見過ごすことがありません。目的の番組であればそのまま「有効」欄をクリックして○にすれば録画されますし、目的でない番宣のようなものなら放っておけば良いわけです。
たとえば半年前の新作映画がそろそろテレビ放映されそうだけどいつなのか判っていない、とか、毎年夏はジブリ映画をやる筈だから忘れずに録画しておきたい、というような時に、こうやって登録しておくと便利です。
TVRockは「Rockバー」がTVTestの視聴用ランチャーとしても便利で、主にこの目的で使っている人も多いです。
Rockバーは、タスクトレイ上のTVRockアイコンで右クリック→インテリジェント→Rockバー を選ぶと立ち上がります。
この図で、①でチューナーをクリックし、②のスイッチをクリックすれば、指定したチューナーでTVTestが立ち上がります。
ここで③の欄でチャンネルまたは番組名をダブルクリックすれば、TVTestもそのチャンネルに切り替わります。
Rockバーはデフォルトでは8行しか表示されませんが、TvRockResizerを組み込むことで、枠をつまんで任意の大きさに広げることができ、例えば次の図のような大きさに拡大できます。
これは特に衛星放送で非常に一覧性が良く、今どの局で何をやっているかがひと目で分かります。これを見ながら選局できるわけですから、TVTest単体より操作性が上がります。特にマルチモニタ環境で片側を全画面テレビにし、もう片方でこれを表示させると便利です。
単に使い易いだけでなく、視聴していてうっかり録画予約の入っているチューナーを掴んだままだったというミスを回避するためにも、Rockバーから起動していれば視聴もTVRockの管理下にありますので、録画時間になったら自動的に該当チューナーを録画に振り替えます。こういった点にもRockバーを視聴に使う意味があります。
このRockバーが最前面にある状態でチャンネル名の上にマウスカーソルを持っていけば現在放送中の番組 & 次の番組の内容が表示されますし、右クリックすれば、
そのチャンネルでこれから放送される番組(現在放送中の番組を含む)が表示され、番組の上にマウスを持っていけば、右側に番組内容の詳細も表示されます。ながら見をしていると、今映ってるこれは一体何の番組なのか知りたくなることがありますが、そういう時に便利です。
またここで「このデバイスに予約」を選んで該当番組を録画予約することも可能です。(実際はTVRockが再度割り振りしますので、現在選択しているチューナーで録画されるとは限りません。)
Rockバーの大きさと場所は記憶されますので、次にシステムを起動する時も同じように表示されます。
このように非常に使いやすいテレビランチャーなのですが、ちょっとだけ気をつけるべき点は、視聴中のチューナーで偶然予約録画が始まると、チャンネルがロックされたりRockバーが薄青色に変わるのですぐに気付くものの、そのまま視聴を終了するつもりでうっかりTVTestを終わらせて録画終了させてしまうことがあります。
そのまま画面上で右クリック→再生オフ にして最小化すれば良いだけなので、私のようなうっかり者の方はお気をつけください。
⑧ 使い方補足) 番組表やRockバーの表示順を変えたい
TVRockの番組表やRockバーでは、チャンネルが常に決まった順で表示されますが、導入直後だと自分の良く観るチャンネルがずっと後ろのほうだったり、NHKやETVのマルチ編成チャンネルのようにたまにしか番組のないものが先頭近くを占めていて、無駄なスペースになっていたりします。
また通販ばかりやってるチャンネルを好き好んで観ている人もなかなか居ないと思いますし、映画チャンネル、スポーツチャンネルなどのカテゴリをまとめて、良く観るものを先に並べておくほうが便利です。
一応現在のプリセットファイルは、ある程度ジャンルごとにまとまるよう整理はしてありますが、更に自分好みに並び変えるためのツールとして、チャンネルエディタをご紹介します。
使い方は、まずタスクトレイにあるTVRockアイコンを右クリックし、ツール→チャンネルエディタ を選びます。すると以下の画面が表示されます。
使い方は簡単で、順番を移動したいチャンネルをクリックして反転させ、「上へ」「下へ」で好きな場所に移動させるだけです。
チャンネルを複数選んでまとめて移動することもできます。
編集が終わったらOKで確定させてください。もし失敗したと思ったらキャンセルを押せば、確定していない操作は全て取り消されますので、やり直すことが出来ます。
以上で番組表、Rockバーとも、表示順が変更されます。
Rockバーでは地上波、衛星が最初から分かれていますが、ブラウザ表示では地上波・BS・CSで良く観るチャンネルだけを集めて先頭に並べることもできますので、お好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。
なおこのツールは他にもいろいろな操作が出来るように見えますが、とりあえずここではご説明した(表示順変更の)操作以外はしないでください。特に「チャンネル名」を変更すると、不具合の原因になります。(うっかりやってしまった場合は「キャンセル」で取り消してください。)
TVRockは1つのOS環境で1つだけ動きますが、複数が連携して1個の録画システムとして動く機能を持っており、これを使えば沢山のチューナーをより有効に活用できます。
TVRock間連携機能をActiveにしておけば、PC障害があった場合でも他でバックアップ録画出来るようになるほか、録画PCを追加する場合や逆にどれかPCを止めてメンテナンスしたい場合にも、予約リストや自動検索予約リストで「コンピューター名」を変更することでいつでも分担を変えることができます。
またTVRockは高度なデータベースを持っていますが、長く使っているとシステム障害などで内部データベースを壊してしまって不安定になるケースがあります。
そういう場合は不安定になったTVRockをUninstallして、真っさらの状態から再導入すれば大抵安定するようになるのですが、再導入後に連携を復活させれば、中身は他のTVRockから自動的に復元されますので、数時間で前と変わらない状態で安定運用できるようになります。
単体でTVRockを使っていると元通りに再導入するのは大変ですが、複数台のTVRockが連携していれば相互に活性バックアップの役目を果たしますので、ちょっと怪しい動きをしていれば再導入、という対応が簡単にできるようになります。
このようにTVRockは全体を1つの録画システムとして、多くのチューナーをより有効に使う目的だけではなく、高い連続運用能力を持たせられるのが大きな特長です。ここではその活用法を簡単にご紹介いたします。
(1) 連携のための設定
連携させるTVRockはそれぞれ導入しますが、このとき気をつけなければならないのは、
i) 各TVRockで使うチャンネル定義は同じものでなければならない
そのためには、導入設定時のチャンネル定義体「ch-bs.txt」、「ch-cs.txt」、「ch-ts.txt」に同じものを使う必要があります。
これは新規導入であれば簡単なのですが、既存のTVRockがあってそちらと同期させる場合は、そちに合わせるか、荒業としてチャンネル名一括変更でどちらかをどちらかに合わせる方法があります。
ii)各TVRockの「最大予約数」「最大検索数」の数字は合せておく。
これは普通は弄らないので合っていると思いますが、弄った場合は全てのTVRockで合わせておいてください。
以上の2点に気をつければ、あとは何台のTVRockであっても連携できます。基本的な設定は以下の通りです。
iii)どれか1台、マスターのTVRockを決めてください。
ここで言うマスターとスレーブの関係は、いわゆるサーバーとクライアントの関係ではなく、連携通信のハブ(マスター)になるTVRockを決めるというだけの意味で、それ以外の役割では対等な関係です。
ただしマスターが立ち上がっていないと他のTVRock間の連携も止まってしまいますので、マスター役はPCやチューナーの能力には関係なく、できるだけ常に立ち上がっているPCが望ましいです。
さて、マスターとなるTVRockを決めたらその設定画面を開き、「同期」タブで、以下のように「マスターモード」をチェックします。
「接続できるスレーブの数」は、実際の連携するPC数より多めにセットしておけばOKです。
iv) 次に残りのTVRockで、「スレーブモード」を設定します。
設定→「同期」タブで、「スレーブモード」をチェックして、マスターPCのネットワークIDかIPアドレス(固定で持っている場合)を入力します。
以上でマスター、スレーブ それぞれのTVRockを終了→再起動すれば、以後連携するようになります。
(ちなみにマスターのTVRockが落ちている間は連携は解除された状態になりますので、長期的にマスターを止めたい場合は別のマスターを決めてセットし直し、スレーブ側もそちらのアドレスを指すように変更してください。このようにマスタースレーブの役割はいつでも交換可能です。)
連携して動くようになれば、どこかのTVRockで取得した番組表は、他の全てのTVRockにもコピーされて参照できるようになりますし、それぞれの予約状況も相互にコピーされ、一覧して確認したり、録画するPCを変更したりなど、自由に編集できるようになります。
また例えば録画予約や自動検索予約のときに特定のPCに処理が集中しないよう、適当に散らすことも出来ますし、後処理でエンコードしたいものはCPUの能力が高いPCに担当させるなど、複数のPCを使い分けることができるようになります。
図は連携した状態での予約リストの例で、2台のコンピュータそれぞれでの予約一覧が出ています。
v) チューナーが埋まった時の他PCへの予約自動振り分け
それぞれのTVRockの番組表を呼び出してそこから録画予約すれば、特に「コンピュータ」を指定しない限りそのPCに録画されますが、もしうっかりそのTVRockのチューナー数を超える予約が同時間帯に入った場合、別のPCに録画を自動振り替えするように設定できます。
具体的には図のように各チューナーに代替チューナーを必要なだけ定義しておけば、予約録画時に空いているチューナーを順に探していきます。
この定義だと、例えば予約の際に衛星チューナー2番が他の予約で埋まっていれば、予約先の"K"機内の残りの3つの衛星チューナーを順に探し、それも埋まっていれば代替マシン "P"機内の4つの衛星チューナーを順に探して、空いているチューナーに予約を割り振るようになります。
また、そもそもTVRockは予約を必ずしも自マシン優先で割り振るのではなく、他マシンへの録画割り振りを優先させることもできます。図のように録画基本設定で「放送波別優先予約デバイス」で他のマシンのチューナーを割り振っておけば
そのマシンの番組表にアクセスして録画予約をおこなっても、実際の録画は別のマシンでおこなわれます。これは常時起動しているマシンと録画用マシンを分ける場合に有効です。
ただしその場合、録画用マシンのほうも起こされてすぐには同期が完了せず自分に録画が割り振られたことに気づきませんので、「同期」タブで「予約情報更新時にマジックパケットを送って貰う」などを指定して、予め起こして伝えておくようにしておくのがポイントです。
TVRockの連携機能は本来相互バックアップ機能も持っています。バックアップ録画機能を有効にするには、バックアップ役のTVRockでそれぞれ、以下のようにチェックします。
バックアップ側のTVRockもONになっているのが前提ですが設定としてはこれだけで、録画開始時刻に担当のTVRockが落ちていて同期が失われていたらバックアップ役が代わりに録画してくれるようになります。
実際うちでもこれが結構役に立っています。バックアップ録画では録画ファイル名のリネームがうまく出来ず長すぎるファイル名になるというちょっとした弱点はありますが(その点は後からリネームすればいいわけですし)、うっかりシステムが落ちたり予約時間帯を忘れてシステムのメンテ作業をしていて、見逃したくなかった番組を録画し損なう、という心配もなくなるのは心強いです。
また、同じように上記メニューで「補助録画」をチェックしておけば、チェックしたTVRockが補助録画役となって、常に他のPCの録画と並行して、同じ番組を録画するようになります。
これはそのまま溜めていくとディスクの無駄ですが、確認して本来の録画がきちんと録れていれば、補助録画側はどんどん削除していくのが前提です。
バックアップ録画だと本来の録画役PCが半死半生だったり録画途中に落ちてしまうような場合に中途半端なバックアップになってしまうという弱点がありますが、補助録画であれば無条件に同時録画しますので、後で削除していく手間さえ気にしなければ、より確実なバックアップになります。
あるいは今日の番組だけは絶対に録画失敗したくない、という日だけこれを仕掛けておけば、家が停電しない限りは安心して任せられます。
(3) 一個のTVRockで管理し切れないチューナーを他のTVRockで管理
一個のTVRockは8個のチューナーまでしか管理できませんが、Q3PEのようなチューナーだと1枚挿しただけでその数に達してしまいます。それ以上のチューナを1台のPCで録画に使いたい場合、残りのチューナーもSpinelの配下に起き、VirtualPCやVMWareの上でWindowsを動かして、その上のTVRockに管理させる方法があります。
録画や番組表取得だけであれば仮想PCのCPU能力で十分ですし、TVTestはどのみち視聴には使いませんので、デコータとしてMPCを導入して設定しておけば、仮想環境でも問題なく動かすことができます。
仮想PCの設定はそれぞれベンダ提供の手順をご参照ください。Win7(PRO以上)ならVirtualPCと自由に使えるWindowsXPを無料で1個使うことができますし、それ以外の場合でも仮想環境自体は無料で使えますので、そこに余ったXPやVistaなどのOS環境を導入して使えます。
PC起動と同時にそれらを自動起動させることも可能です。→ご参考1、ご参考2
注意すべきなのは仮想環境のネットワーク設定で、NATやプライベートネットワークの設定だとホストOSや他のPCのSpinel、TVRockにアクセスできませんので、「ブリッジ」や「(ホストの)ネットワークアダプタ」と設定してください。
またWin7のXP mode だとデフォルトのWindowsファイアーウォール設定では外から仮想マシンのIPアドレスが見えませんので、仮想マシンのファイアーウォールを落しておいたり、適切にポートを開けておくと良いです。
このような仮想環境はホストPC側で録画しきれない場合の録画割り振り先としても有効ですし、日頃は8並列の高速番組表取得を毎日おこなう役、という使い方もできます。(実際私はそういう使い方をしており、BS/CSの番組表も4~50分で取得できています。)
(4) マジックパケットによる、予約に合わせた起動
TVRockのような予約録画ソフトは大抵、録画時間に合せて自力でスリープ/休止状態から復帰したり、録画終了後にスリープ/休止に再び移行する機能を持っています。
しかし、スリープ/休止からの復帰はシステムやデバイスが動作不良を起こしやすいタイミングですし、うまく復帰できなくて録画が空振り、という事も起き易くなります。
もちろんそういう場合用に(2)のバックアップ録画の設定を最小限のPCに仕込んでおいて、そちらは常に立ち上げておくことで対応することも可能ですが、バックアップは本来あくまでイザという時のためなので、何かの時以外は本来の仕組みが安定して動くべきなのは言うまでもありません。
その点TVRockの連携機能を使えば、起きているPCが予約時間近くになったPCをマジックパケットで起こす、という運用が可能なので、より安定した「シャットダウンからの復帰」を使えるようになります。
マジックパケットを使うには、「時間が来たら起こしてほしい」PCで以下のように設定します。
尚、このマジックパケットはMACアドレス指定で到達可能な範囲内に「起こす側」「起こされる側」のPCがある場合に有効です。(つまり同一ハブとかハブのカスケード内)。ルータを跨いだりすると到達できませんので、ご注意ください。起こされる側が無線LAN接続でもWoWLAN対応なら使える場合があります。
予めBIOS等の設定で、WOL(Wake On LAN)を有効にしておきます。詳しくはこの辺の記事の、「起動させたいコンピュータ側の設定」などが参考になると思います。
(ちなみにWindows8以降のWOL設定はこの辺やこの辺もご参考にしてください。)
次に、TVRock設定で「同期」タブを開けて、
ここの右側の欄に自身のMACアドレスを入れます。
MACアドレスは、コントロールパネル→ネットワークと共有センターで「アダプターの設定の変更」から使用中の「ローカルエリア接続」をダブルクリックし、詳細を開くと出てくる一覧で、「物理アドレス」の欄に書いてあります。
また、マジックパケットを送ってもらうタイミングは必要なものにチェックしておきますが、とりあえずは全部チェックしておいて、そのPCにとって不要な時にしょっちゅう起動するようなら調整すれば良いです。
以上でマジックパケットが起きているPCから送られるようになりますが、起きるタイミングはこれで調整するとして、いつPC終了(シャットダウン、スリープないしは休止)させるかの設定も重要になります。
録画終了のたびにPC終了させるには以下の欄を設定すれば良いですが、これは使わないのが推奨です。
というのは、この設定にしていると他のことで該当PCを使っている時に、裏で予約録画が立ち上がって終了すると、そのタイミングで問答無用でPC終了してしまうためです。
PCの終了をより適正なタイミングでおこなうには、設定→「インテリジェント」タブにある「スリープタイマー」の機能を使うのがお勧めです。
ここを設定しておけば、録画中や予約情報・番組情報更新などTVRockが働いている間はスリープ移行せず、それらが終わってからCPU使用率5分平均がある基準値以下になればスリープ移行するようになりますので、一般のスリープタイマソフトと比べても、より予約録画を考慮したスリープ移行が可能になります。
ここで「○秒で移行」がデフォルトだと0に設定されていますが、ここに1なりの数字を入れれば、スリープタイマー設定が有効になります。
スリープ移行を判断するトリガを規定するには、「CPU平均使用率が○%以下で移行」を適切な%に設定します。
これは下の「使用率5分間平均」をトリガーにしますので、しばらく眺めていてどのぐらいを判断基準にすれば良いか決めると良いです。
CPUによりますが、私の例では2%にすればうまく働きました。(1%にするとアイドル状態でもそれ以下にはならず、トリガーになりませんでした。)
入力が終わったら「OK」を押します。
このスリープタイマーを最終的に有効にする”スイッチ”が、以下のチェックです。
TVRockアイコン右クリックから「インテリジェント」→スリープタイマー(XX)にチェックしてください。
ここで(シャットダウン)にチェックすれば上記スリープタイマーの条件でシャットダウンしますし、(スタンバイ)、(休止)にチェックすればそれぞれの状態に移行します。
このチェックは、録画以外の用途で普通にPCを使っている時は外しておいてください。モニタを見ながらちょっと考えている最中にスリープされるのも困りますから。
チェックを外している間はスリープタイマーは効きません。タスクトレイのTVRockアイコンも通常の色(グレー)になります。
PCを使い終わる時にここにチェックすれば、TVRockアイコンが赤くなります。その上でシャットダウンすれば、以後そのPCに予約された時間になれば起動・録画して、終了後スリープタイマーが働くことになります。
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もちろん、録画PCを電源入れっぱなしで使う場合は、この辺のマジックパケットやスリープタイマーはあまり縁のない機能になりますが、録画に合わせたPCの起動・終了を常用している方にはかなり使える機能で、よく考えられていると思います。
なお、Windowsの通常起動でTVRockが起動するタイミングは、設定画面での「ログイン時に起動」の言葉の通り、ユーザーがログインするタイミングになります。
しかしユーザーがパスワード設定していると、標準ではシステム起動後ロック画面になってしまい、パスワードを入力しない限りログインせず、したがってTVRockは起動しません。
つまり、録画を予約した時間になってシャットダウンから起動しても、そのままでは録画は開始しないことになります。
この辺を意図した通りに動かすために自動ログインの設定をしておきます。
これにはリンクのようにレジストリを弄ればよいのですが、同じ操作を私はいじくるつくーるで設定しています。
(WindowsNT系→WindowsNT系ログオン の 「自動ログオンを利用する」で設定)
もちろん自動ログインではセキュリティ上の問題はありますが、気になる場合は自動ログインには管理者権限でないユーザーIDを使うとか、スクリーンセーバを有効にして「再開時ログイン画面に戻る」でデスクトップ画面のまま放置しないようにする、等の設定が有効かと思います。
またもし自動シャットダウンさせたいPCで、シャットダウン中に確認を求めるダイアログを出してシャットダウンを妨害してしまうプログラムがある場合は、taskkill /f で強制的に該当プログラムを終了させるコマンドをbatファイルで組み、TVRockのプロセス定義の"規定コマンド SS: (スリープ時に実行)"でそのbatを呼ぶように定義しておけば、ダイアログを出すことなく終了するようになります。この辺を使って設定を詰めていくと良いと思います。
(5) クライアントでTVTest視聴のランチャーとして使う
チューナーを全く積んでいないクライアントPCでも、Spinel経由で他のPCのチューナーを使ってテレビ(TVTest)を視聴することができます。
クライアントPCでもSpinel仮想BonDriver(BonDriver_Spinel)を使ってTVRockを立ち上げておけば、視聴用ランチャー(説明はこちら)として使うことができ、便利度が高まります。
またTVRockは、録画だけでなく実は視聴オンリーでも予約できますので、予約した時間になったら(マジックパケットを送ってもらって)クライアントPCを立ち上げて、更にTVTestを指定のチャンネルで自動的に立ち上げるという、(少なくとも私が長年寝室にテレビを置いてる理由の1つなのですが)テレビの目覚ましとしての使い方が、普通のPCで実現できます。
但し、週に1時間くらいしか立ち上げない/あるいは家のLANに繋がないクライアントだと、番組表や予約データをマスターから更新するには時間が足りません。この使い方をするクライアントは、少なくとも週に2,3回数時間は、家庭内LAN上で稼動していることが前提になります。
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このPCで視聴したり予約録画するための設定は、これで完了です。
このような環境を初めて構築されたかたは、まずはいろいろ触ってみて、操作の感覚を掴んでください。
その他、TVRockの使い方で参考になりそうなサイトをご紹介しておきます。
http://soranikakaruhashi.blog.fc2.com/blog-entry-125.html
http://adier.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/pt2-tvrock-0846.html
特に私はスリープ・休止運用をやっていませんのでその辺の情報をあまり書いていませんが、この辺とかご参考に。
http://freesoft.tvbok.com/tidegi/tvrock.html
なお、スリープ運用する場合の物凄く基礎的なTipsですが、スリープ移行したのにマウスやキーボードをちょっと触れただけで復帰してしまう、という方はこの辺の記事を参考に、マウス・キーボードの電源管理設定を適切に修正してください。
スリープ運用のためのOSやシステムの設定方法はこの辺やこの辺の解説もご参考に。
スリープ復帰の際にUSBデバイス見失いが起きる場合はこの辺の方法で、TVRockの既定コマンドWU: でスリープ復帰時にツールを動かすようにすれば克服できます。
また、別記事にTVRock関連を含めたFAQをまとめておきましたが、有志作成のTvRockスレ ウィキには一般的なFAQがあります。そちらもご参考にしてください。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/15.html
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これ以降では、他のPCからTVを視聴/予約録画するための設定方法のほか、内蔵カードリーダの使い方詳細、TVTestやTVRockを活かすための様々なプラグインや活用プログラムについて補足説明します。
(USBカードリーダを使う人は読み飛ばしてください。)
PX-W3U3は内蔵カードリーダを持っていますが、以前はこれを信頼性の高い方法で、特に有料放送用に使うことができませんでしたので、私はUSBスマートカードリーダを使う構成にしました。しかし現在では2つの方法で、内蔵カードリーダを安定して使えるようになっています。
1つは、BonDriverのiniファイルにM2_Dec=1 と記載して、(PX-W3U3のハードウェアの機能を使って)スクランブル解除する方法で、FakeWinSCardが出る前はお勧めできるものだったのですが、今となっては他の方法と併用できない(M2_Dec=1 の記載が残ってしまうとUSBカードリーダーやFakeWinSCardを使う時にトラブルを起こす)ことから、あまりお勧めはできません。よってここではご紹介だけにしておきます。通常はFakeWinSCardを使う方法を使ってください。
M2_Dec=1 を記載する方法では、「有料放送の視聴は不可、チューナー(W3U3)1台ごとにBCASカードが必要 」という制約もあります。その前提でご紹介しますと、
1-3)-③で、
a') BonDriver_PX_W3U3_S0.dll
a") BonDriver_PX_W3U3_S1.dll
b') BonDriver_PX_W3U3_S0.ini
b") BonDriver_PX_W3U3_S1.ini
c') BonDriver_PX_W3U3_T0.dll
c") BonDriver_PX_W3U3_T1.dll
という6つのファイルを作りましたが、その中の
b') BonDriver_PX_W3U3_S0.ini
b") BonDriver_PX_W3U3_S1.ini
をテキストエディタで開き、最後の行に
[M2]
M2_Dec=1
を追加し、保存してください。
また新たに、空のテキストファイル
f') BonDriver_PX_W3U3_T0.ini
f") BonDriver_PX_W3U3_T1.ini
を作り、いずれもテキストエディタで開いて、
[M2]
M2_Dec=1
をコピペして、保存してください。
以上のa')~f")を
\Spinel\BonDriver
に上書きコピーします。
次に、\Spinel\Spinel.iniをテキストエディタで開き、該当箇所を以下のように書き換え、保存します。
DescrambleControl = 0
以上で再起動すれば、内蔵カードリーダを使ってスクランブル解除がおこなわれることになります。 しかしあくまで、有料放送の視聴は不可、チューナー(W3U3)1台ごとにBCASカードが必要、という制約付きの方法となりますので、ご承知おきください。
ここから少し、FakeWinSCardの仕組みに関する余談です。
winscard.dll というWindowsが標準で持っているライブラリには、スマートカードを扱うためのAPIが定義されていますが、ユーザーは独自に実装したwinscard.dllを実行ファイルと同じフォルダに置くことで Windows標準のものとすり替える(フックする)ことができます。(最近話題のNetCASはこの方法を使っています。) TVTestの機能では更に、BonDriverと同じフォルダに、ユーザーが実装したwinscard.dll を”BonDriver名.scard” とリネームして置くことで、BonDriver毎にこのフックができるような機能を持っています。
CardReader_PX.dll はwinscard.dllとして使うには実装が足りないのですが、この(後者の)使い方であれば”ほぼ”うまく動くため、この使い方を勧めている記事も以前結構ありました。しかし、APIとしての実装がいろいろ不完全で、チャンネルやBonDriverの切り替えタイミングによって使えなくなるなどトラブルが多く、私はこれ単体ではお勧めできるレベルではないと考えていました。
この CardReader_PX.dll の不備を補完して完全なwinscard.dllとして使えるようにした FakeWinSCard というツールが登場したことで、この辺の問題は解決しました。
以下では、FakeWinSCardを使う手順をご紹介します。これが使えるようになったことでUSBカードリーダを別途購入する必要もなくなり、内蔵のカードリーダだけで有料放送のEMM処理を含む、USBカードリーダと同等の全ての事が出来るようになりました。
(ただしまれに、うまく動かないケースもあるようです。あくまで有志作成ツールですので、うまくいかない場合はUSBカードリーダの利用をお願いします。 また使ってみた感じだとBCAS処理能力はUSBカードリーダの半分程度で、同時視聴を増やしていった時の限界もやや早めに出るようですので、将来的な拡張や安定性を重視するなら、現在でもUSBカードリーダはお勧めです。安いですし。。 とはいえ W3Uxを1、2台使う程度なら、負荷的にも内蔵カードリーダで何の問題もありません。)
①こちらよりfake-kaixxxx.zipをダウンロードし、解凍した中にある「WinSCard.dll」を取り出します。これがPX_Series用FakeWinSCardになります。
上記リンク先が機能していない場合、少し古いバージョンですが、こちらをダウンロードして、解凍した中にあるFakeWinSCard.dllを「WinSCard.dll」にリネームして使っても良いです。
②以後、
WinSCard.dll (①で入手したもの)
CardReader_PX.dll (BonDriverに添付されているもの。リネームしない)
CardReader_PX.ini (BonDriverに添付されているもの。リネームしないが、中のデバイス名・番号が、カードを挿すデバイスに合っているか確認する。)
具体的には[Settings]以下の内容は、デバイスに合わせて次のようになっているはずです。
TunerFrendlyName=HDTV_PX_W3U3 BDA Digital Tuner_0 (PX-W3U3 の場合)
TunerFrendlyName=HDTV_PX_W3U2 BDA Digital Tuner_0 (PX-W3U2 の場合)
TunerFrendlyName=HDTV_PX_S3U2 BDA Digital Tuner_0 (PX-S3U2 の場合)
TunerFrendlyName=HDTV_PX_W3PE BDA Digital Tuner_0 (PX-W3PE の場合)
TunerFrendlyName=HDTV_PX_Q3PE BDA Digital Tuner_0 (PX-Q3PE の場合)
TunerFrendlyName=HDTV_PX_S3U BDA Digital Tuner_0 (PX-S3U の場合)
同じデバイスを2個以上使っている場合も、基本はこのままでB-CASカードが挿してあるデバイスを探して使いに行きますので、どのデバイスに挿してもこのまま使えます。
この3つをワンセットにして、独自に実装したwinscard.dllとして使うと、内蔵カードリーダが完全に機能するスマートカードリーダになります。
③例えば\TVTestフォルダにこれを入れれば、TVTestからスマートカードリーダとして使えるようになります。
また\Spinelフォルダに入れればSpinelによるスクランブル解除に使え、BonCasServiceと同じフォルダに入れれば、BonCasLinkで他PCとBCASカードを共有できるようになります。
EDCBでスクランブル解除するならEpgDataCap_Bon.exeと同じフォルダ 、TsSplitterならTsSplitter.exeと同じフォルダにこの3つセットをコピーすればOKです。
要は各プログラムと同じフォルダに入れることで、それぞれから内蔵カードリーダを使えることになります。
但し通常のUSBカードリーダを使う場合は、この設定があると邪魔になってうまくBCASカードにアクセスできくなります。その際はそれぞれのフォルダのWinSCard.dll を削除するか、リネーム(WinSCard.dllX などに)して無効化しておくよう、気をつけてください。
また、FakeWinSCardの方法はM2_Dec=1の方法とは併用できませんので、\TVTestフォルダや\Spinel\BonDriverフォルダにある BonDriver_PX_W3U3_xx.ini にM2_Dec=1 という記載が残っていれば、その行を全て削除して残らないようにしてください。
現状では M2_Dec=1ではなく極力、FakeWinSCardの方法を使うのがお勧めです。何かの理由でそれがうまく行かない時にはM2_Dec=1という方法もある、という扱いで良いと思います。
Spinelを使えば、他のクライアントPCから、チューナを共有して家の中のどこでもTVを視聴・録画することが簡単にできるようになります。
ただし、予め
●チューナーを導入したサーバーのIPアドレスを固定する。
●サーバー上のBCASカードを共有するBonCasLinkを設定する。
(netcasなど代替のwinscard.dllを使う場合は、サーバ、クライアントの各TVTestフォルダにそれを入れておけば BonCasLinkは全く必要なくなりますが、そうでない場合この設定は必須です。)
以上を準備する必要がありますので、先にその手順をご説明いたします。
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ここでは一応固定IPアドレスの設定をやったことがない人のために敢えて説明してありますが、ご存じの方はあまり気にせず、適切なアドレスに設定してください。以下の何箇所かでは仮に192.168.0.250というアドレスを設定するものとしてサンプルを書いてあります。
一応、固定IPアドレスの設定をやってことがない方のために手順を説明しますと、
サーバーPC上で、「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」→「アダプター設定の変更」から、(現行LANの)「ローカルエリア接続」を選択(ダブルクリック)します。(これはWin7の場合です。XP,Vistaの場合の操作はそれぞれ微妙に異なりますが、該当するものを探してください。)
結果、以下の左のようなウインドウが出てきますので、矢印の順でセットしていきます。
大抵の家庭内LANでは、アドレス体系(IPv4)はここにある192.168.0.x の形式で、ルーターのアドレスは192.168.0.1になっている筈です。 もし判らない場合は、Windowsのスタート→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト を選んで、以下の図のように「ipconfig」とコマンドを打ってみてください。
ルーターのアドレスが図の赤い枠内の場所に表示されます。
固定IPアドレスは、この192.168.a.xの末尾の数字[x]を適当に決めてセットしてください。大抵の家庭内LANでは、192.168.a.2 から32or64個分のアドレスはDHCPが管理していると思いますので、それと重ならない大きなアドレス末尾(~255)を割り振ると良いです。以下では仮に、192.168.0.250 とセットしています。
サブネットマスクに255.255.255.0を入れ、デフォルトゲートウェイと優先DNSサーバーにルーターのアドレス192.168.a.1をセットし、後はOKを押していけば終わりです。
●サーバー上のBCASカードを共有するBonCasLinkを設定する。
各クライアントごとにBCASカードとカードリーダをセットするのは著しく利便性を損ないますが、ネットワークでBCASカードを共有するBonCasLinkを設定しておけば、不要になります。設定手順はこちらにありますので、まずはサーバー上でのBonCasService、およびサーバー内でのBonCasProxyを設定してください。
①クライアントPC側の設定
ここまでに作成した\TVRock、¥TVTest、\BonCasLinkの各フォルダをクライアントPCの適切なフォルダ下にコピーし、設定していきます。
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●まず、コピーした¥TVTestフォルダの、直下にあるBon_Spinelドライバー用iniファイル4つ
a') BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S0.dll.ini
a") BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S1.dll.ini
a"') BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T0.dll.ini
a"") BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T1.dll.ini
を、テキストエディターで編集し、該当箇所を以下のように書き換え、保存します。
Address = "192.168.0.250:48083"
RequireExclusiveChannelControl = 0
ForceTCPDataLinkMode = 1
注)AddressはサーバーのIPアドレスに合わせて適切に設定してください
●コピーした¥TVRockフォルダはとりあえず弄る(使う)必要はありませんが、クライアントPCで予約録画をおこなったり、あるいは目覚まし代わりにクライアントPC側で決まった時間にTVTestが起動するようにしたい、といった場合は、③にその方法を解説してあります。
●次に、コピーした\BonCasLinkフォルダにある BonCasProxy.exe をダブルクリックして起動します。するとタスクトレイに図のようなカードの形をしたアイコンができますので、右クリックから「クライアントの設定」を選びます。
図のような設定画面が出ますので、上の手順で設定したサーバー側IPアドレスを入れ、OKを押してください。
設定値を保存するため、一旦タスクトレイ上のアイコンで「右クリック」→「終了」し、再度BonCasProxy.exeをダブルクリックして起動してください。(設定したあと上げっぱなしにするとIPアドレスは保存されませんので、ご注意ください。一旦終了させれば、サーバーのアドレス情報が\BonCasLinkフォルダ上 BonCasProxy.ini ファイルとして保管されます。)
・BonCasProxy.exeをWindowsスタートアップ時に起動するようにしてください。これで、TVTestからのBCASアクセスは、常にBonCasProxyを経由してサーバーにアクセスするようになります。
・もし今まで内蔵カードリーダを使う設定にしていて、\TVTestフォルダに「FakeWinSCard.dllをリネームしたWinSCard.dll」が存在している場合は、それを削除しておいてください。(そうでないwinscard.dll は削除してはいけません。)
●TVTestの設定
1-1)の各種ランタイムをクライアントPCに導入してください。.
導入したら、上記\TVTestフォルダにあるTVTest.exeを起動します。
このとき、クライアントPCにサーバー側で使ったデコーダがない場合、
「DirectShowの初期化ができません。」
というメッセージが出て、映像が表示されません。その場合は、「設定」‐「一般」で適切なデコーダ(Microsoft DTV-DVD Video Decoderなど)を選んでください。Windows8、あるいはXPで選ぶものがない場合は、こちらをご参考に「ffdshow Video Decoder」等を導入した上で、ここで選択してください。
またもし、クライアントPCのCPUがAMD系の場合、"SSSE3"という命令セットは使えませんので、「設定」-「一般」の「スクランブル解除に使用する拡張命令」は"SSE2"を選んでください。
この辺は特に性能の求められる処理ではありません(スクランブル解除の性能限界はCPU側ではなくB-CASカード側の能力に依ります)ので、AMD系を使う可能性があれば最初からサーバー(マスター)側も"SSE2"を選択しておくと、面倒がありません。
以上で一旦TVTestを終了し、再度TVTestを起動してください。チューナー/チャンネルが適切に選択でき、映像が表示されれば、視聴環境の設定は完了です。
②ここまで設定した \TVRock、¥TVTest、\BonCasLinkの各フォルダを、マスターとして別の場所にコピーして保管しておきます。
これを他のクライアントPCにコピーしていけば、僅かな調整で簡単に視聴環境を展開していくことができるようになります。
各クライアントで展開のたびに必要な作業は、以下の通りになります。
-1-1)の各種ランタイムを導入すること。
-BonCasProxy.exeをWindowsスタートアップ時に起動するようにすること。
-(必要があれば)TVTestで適切なデコーダを選択すること。
これだけです。
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●録画予約
クライアントPCからサーバーに録画予約する場合、(仮に)録画・視聴サーバーのIPアドレスを192.168.0.250とすれば、ブラウザーでアドレスバーに
http://192.168.0.250:8969/nobody/now
と入力すれば、サーバー上の番組表を常に参照できます。これをお気に入りに登録しておけば、簡単に呼び出せます。
ただし上のほうにも書きましたが、番組表を見るブラウザは、ie9ではハングしたような状態が頻発しますのでFirefox、ie8などが推奨です。
ここから録画予約すれば、録画はサーバー側にスケジュールされます。また現在の全ての予約内容の一覧を見たり編集もできるので非常に便利で、私も常用しています。
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③(オプション) クライアントPC側に独立したTVRock環境を作る場合。
普通のクライアントPC設定は上記②までで十分です。サーバーに対する録画予約はブラウザーを使って簡単にでき、そのほうが録画が重なった場合でもチューナーを適切に割り振ってくれます。
しかし、敢えて他PCで独自に予約録画をおこないたい場合もあるかもしれません。例えばサーバー側は省電力のミニマムマシンを常時ONにして、おもに受信してSpinelで配信する役割と、④でご説明するTVRock間連携&マジックパケットを使った"叩き起こし役"に専念させておけば、スリープ復帰の失敗を避けながら、CPU能力と大容量のHDDを持った録画機を必要な時だけ動かす運用ができます。
またTVRockは、録画だけでなく実は視聴オンリーでも予約できますので、予約した時間になったらクライアントPCで、TVTestを指定のチャンネルで自動的に立ち上ける、という、テレビによくある機能を実装したい場合もあるかもしれません。(目覚まし代わりに使いたい時など。)
また、TVRockは「Rockバー」がTVTestの視聴用ランチャーとしても便利で、主にこの目的で使っている人も多いです。クライアントでもTVRockを立ち上げておくのは、こういう目的にも使えます。
Rockバーは、タスクトレイ上のTVRockアイコンで右クリック→インテリジェント→Rockバー を選ぶと立ち上がります。赤丸の部分を押せば、チューナー欄に対応したTVTestが立ち上がります。
Rockバーはデフォルトでは8行しか表示されませんが、TvRockResizerを組み込むことで図のような大きさに広げられます。
チャンネルをダブルクリックすればそのチャンネルに切り替わり、チャンネル上で右クリックすれば番組プログラムや詳細も表示されるなど、一覧性も良くかなり便利なランチャーです。
こういう機能を使う場合は、TVRocをSpinel経由・クライアントPCで動かす設定を行います。(当面その必要のない方は、この③と④は読み飛ばしてください。)
クライアントPCでTVRockを起動します。
以下のような初期化ダイアログが何回か出ますが、
キャンセルを選んでください。(OKを押してしまうと、展開用マスターで作ったものではなく、デフォルト値がセットされた構成ファイルが、勝手にできてしまいます。)
TVRock右クリックから「設定」を開き、「システム設定」のタブで、「TvRock作業フォルダ」を、クライアントPCの \TVRockフォルダに指定します。(図は例です。)
OKを押したのち、一旦タスクバー上のTVRockアイコンを右クリックして、「TVRockを終了」させます。
\TVRockフォルダ上でDTune.batを実行します。
以降は「2-4)DTune.batによる、TVRockの設定 および、5)TVRockの残りの設定 」と同じ手順を進めてください。多くの項目はサーバー側で設定済の内容がそのままプリセットされていますが、
-チューナー毎にクライアントPC側の\TVTestフォルダに指定しなおすこと。
-同じく録画先フォルダをクライアントPCの環境に合わせて適切に指定すること。
以上(図の赤丸部)に注意してください。
また、チューナータイプ(地上波デジタルとBS/CSの種別)も注意してください。なぜかこれはコピー元の設定がうまく引き継がれないようなので、BonDriverに合わせて1個づつ、正しくセットしてください。
Dtune終了後、設定画面で内容を編集していきます。ほとんどの項目はサーバー側の設定がそのまま引き継がれますが、以下の3項目は(Dtuneの制約上)設定が初期化されています。私の場合以下のように編集しましたが、各自のポリシーに合わせて再設定してください。
・システム設定で、「復帰処理をタスクスケジューラーで行う」をチェックアウトしていたのがチェックされていた。=>チェックアウトに戻した。
・インテリジェントで、TVRock番組表を「認証無し」にしていたのが「Digest認証」になっていた。=>「認証無し」に戻した。
・番組情報取得の対象チャンネルが地上波だけになり、衛星のチェックが解除されていた。=>インテリジェント-番組情報取得の手順で、BS,CSを再度全チェックし、「記憶する」をクリックした。
以上で、TVRockを終了・再起動すれば、クライアントPC上で独自の予約ができるようになります。
クライアントにTVRockを立てる場合、サーバーのTVRockと連携(マスター&スレーブ)させおけば、番組表をクライアントでいちいち取得せずに済んだり、再構築しても短時間で元通りに復元できるなど、様々なメリットがあります。この辺のガイドもご参照ください。
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*補足3 サーバーPCに視聴用TVTest環境を別途作成する
ここまでの手順でサーバーPCに作成したTVTest環境はTVRockでも使いますので、チューナー操作の優先権を持たせてあります。(BonDriver_Spinelの排他制御オン:RequireExclusiveChannelControl = 1 と設定してあります。)
こうしておくことでTVRockは確実に録画開始することができますし、録画中に他のアプリがうっかりチャンネルを切り替えてしまうようなことも防げます。
しかしこのTVTest環境を視聴にも使うと、そこでの操作にはTVRockは優先権を持てませんので、予約録画や番組表取得を妨げるような悪さをすることがあります。
サーバーPC上でTVRock用TVTest環境と視聴用TVTest環境を分けて作っておくと、この辺のミスが起きない環境になりますし、Spinelを使うメリットをPC1台でも享受できます。これは文章で説明すると判りにくいですので、以下の図で説明します。
このグレー点線枠内の「サーバーPCにおける視聴用TVTest環境」 を作る手順を説明します。
1)\TVTestフォルダをエクスプローラーで表示した状態で、以下の図のようにコピーした後、リネームして \TVTest視聴用フォルダ(名前は任意)を作成します。
2)この中には\TVTestフォルダと全く同じものが入っていますので、その中の以下の4つのファイルを順にテキストエディタで開いて
BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S0.dll.ini
BonDriver_Spinel_PX_W3U3_S1.dll.ini
BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T0.dll.ini
BonDriver_Spinel_PX_W3U3_T1.dll.ini
該当箇所をそれぞれ次のように書き換え、保存します。
RequireExclusiveChannelControl = 0
これ(だけ)で出来上がりです。デスクトップには \TVTest視聴用 にあるTVTest.exeのショートカットを置いて、通常の視聴にはこちらを使うようにします。
なお作成するのは簡単ですが注意点としては、両方のTVTest環境とも同じようにメンテナンスする必要があり、その点が二度手間になります。(尤もメンテナンスは片方だけでおこなって、その都度 BonDriver_Spinel_xxxx.dll.ini 以外のファイルをもう片方に上書きコピーする手順でも構いません。とくにチャンネル再編については、*.ch2 ファイルをコピーするだけでOKです。)
私自身の経験上も、TVRock用と視聴用のTVTest環境は分けた方が、録画のうっかりミスもなく、より完成されたシステムになります。
*排他制御の応用について
ここまでの手順では、TVRockで使うチューナーに排他制御の優先権を設定してあります。録画中や番組表取得中に、それを知らないユーザー操作で該当チューナーのチャンネルをうっかり切替えてしまうと録画や番組表取得が失敗してしまうので、それを避けるのが目的です。
これはサーバーとクライアントPCの使い方に合わせて、細かくカストマイズすることもできます。
例えばTVRockはサーバーとクライアントPCの両方で動かすことができますが、TVRockが使うTVTest環境をそれぞれ分けておいて、その中の BonDriver_Spinel_xxxx.dll.ini にだけは排他制御権を与える、すなわち RequireExclusiveChannelControl = 1 と設定しておけば良いと思います。
視聴用のTVTest環境では排他制御オフ、すなわち RequireExclusiveChannelControl = 0 としておけば、予約録画で使われていない間は自由に使うことができ、また予約録画が走っている間はそこで使われるチューナーのチャンネルはロックされて弄れないようになります。
TVRockが使わないチューナーについては全て排他制御OFFでも良いですし、各人の優先視聴できるチューナーを割り当ててそれだけ排他制御をオンにして、無用なチャンネル争いを避ける、という使い方もできます。
その他・BonCasLinkを使ってサーバーのBCASを共有する。
さて、これを導入した当初は、Spinel側でスクランブル解除を全ておこなっていましたが、特にCS(スカパーe2)で、2チューナー以上で同時に視聴/録画していると、Spinelの仕様で同一トラポン上の全サービス(9個に達する場合もある) を一斉にスクランブル解除しようとするため、BCASの処理能力を超えてしまい、画面が固まる/カクカクする、といった事が発生しやすくなりました。
サーバーをFusion(E350)機からZ68ITX(i7 2600k)機に増強したところこれは幾らか改善されましたが、Spinel側でスクランブル解除することはこのようなボトルネックがあり、また別の理由として後日、B25Decoder(の入っているMulti2Dec)の公開状況が危うくなってきましたので、Spinel側でのスクランブル解除はやめ、TVTest側で一括しておこなう設定にガイドを全て変えることにしました。その場合、BCAS/カードリーダが付いているサーバー機はTVTestとBonDriver_Spinelの設定を変えるだけで良いのですが、
クライアント機はサーバーのBCASを参照する必要があります。そのためには、BonCasLinkを導入する必要がありますので、以下に解説いたします。
(ただし、netcasなど代替のwinscard.dllを使う場合には、この手順は意味がありません。BonCasLinkは使わず、サーバおよび各クライアントPCの \TVTestフォルダに winscard.dll を入れて配布するだけの話になります。)以下はそれ以外の場合の対応です。
この手順は、BCASをネットワークで共有したい場合に広く使えます。ただしツールの性格上、USBカードリーダか、FakeWinsCardを使うことが前提になります。
・こちらのリンクからBonCasLinkのzipファイル(up0714.zip)をダウンロードしてください。
解凍したものは以下のようになります。
この\BonCasLinkフォルダをサーバー、クライアントそれぞれにコピーし、実行用フォルダとします。
(尚、FakeWinSCardを使って内蔵カードリーダを使用する場合は、用意した3つのファイルを、サーバー上で\BonCasLink\サービス版 フォルダにコピーしておいてください。)
・サーバーで、上記\BonCasLink\サービス版 フォルダの「サービスインストール.bat」 ファイルを右クリックし、「管理者として実行」してください。画面で何か聞かれたらEnterを押せば良いです。
Windows8について補足)
Windows8のマシンで上記の操作をすると、次のようなメッセージが出てサービス登録がうまくいきません。BonCasServiceの動作自体はWin8でも問題ありませんが、登録手順はこちらに補足がありますので、ご参照ください。
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・次に「スタートメニュー」→「コントロールパネル」から「システムとセキュリティ」→「管理ツール」→「サービス」の順に選びます。
・図のような画面になりますので、スクロールさせてBonCasServiceを探し、ダブルクリックします。
・表示された画面で、図のように「自動」を選び、「開始」をクリックした上で「OK」をクリックしてください。これで自動開始サービスとして登録されます。
・次にサーバー側のWindowsファイアウォールで、BonCasServiceへのアクセスを許可するために、以下の作業をおこないます。
スタートメニューの「コントロールパネル」→(システムとセキュリティ)→「Windowsファイアウォール」から「詳細設定」を選び、「受信の規則」から「新しい規則」をクリックします。
規則の種類で「プログラム」を選んで「次へ」を押すと、対象のプログラムを聞いてきますので、「このプログラムのパス」を選んで「参照」を押し、「\BonCasLink\サービス版」 フォルダにあるBonCasService.exe を指定します。
以降は「次へ」を押しながら、「接続を許可する」→「プライベートのみ(ドメインとパブリックのチェックは消す)」を指定し、最後に「BonCasService」と名前を入れて、「完了」をクリックします。
以上で、BonCasServiceの設定は終わりです。(これはWindows7での手順ですが、他のOSの場合も類推しながら作業いただければ。)
・次に、サーバー、クライアントの双方で、\BonCasLinkフォルダにあるBonCasProxy.exeをダブルクリックして起動します。タスクトレイに図のようなカードの形をしたアイコンができますので、右クリックから「クライアントの設定」を選びます。
図のような設定画面が出ますので、サーバー側はこのままで「OK」、またクライアント側には、サーバーのIPアドレス(リンク先のように固定のアドレスに設定する前提)を入れ、OKを押します。
設定値を保存するため、クライアント側では一旦タスクトレイ上のアイコンで「右クリック」→「終了」し、再度BonCasProxy.exeをダブルクリックして起動してください。(設定したあと上げっぱなしにするとIPアドレスは保存されませんので、ご注意ください。一旦終了させれば、サーバーのアドレス情報が\BonCasLinkフォルダ上 BonCasProxy.ini ファイルとして保管されますので、\BonCasLinkフォルダを丸ごとコピーすれば、他のクライアントにも簡単に展開できます。)
・BonCasProxy.exeはサーバー側、クライアント側とも、Windowsスタートアップ時に起動するようにしてください。これで、TVTestからのBCASアクセスは、BonCasProxyとBonCasServiceを経由するようになります。
・もし今まで内蔵カードリーダを使う設定にしていて、\TVTestフォルダに「FakeWinSCard.dllをリネームしたWinSCard.dll」が存在している場合は、それを削除しておいてください。
(そうでないwinscard.dll は削除してはいけません。クライアント側、サーバー側両方とも。)
・次に、スクランブル解除を原則SpinelではなくTVTest側でおこなうように、Spinel、TVTestの設定がそうなっていなかったら、以下のよう統一してください。
○サーバー、クライアントの両方で、以下の設定に合わせる。
(サーバー側Spinel.iniで、DescrambleControl = 0 に変更する、またサーバー・クライアントの各TVTestフォルダにある全ての BonDriver_Spinelxxx.dll.ini で、 DesiredDescrambleControl = 0 に変更する)
○サーバー・クライアントの両方で、TVTestの「設定」→「一般」で、カードリーダを"なし"になっていたら、"スマートカードリーダ"に変更する。
これに伴って、TVTestのスクランブル解除関係のチェック項目が加わる(ホワイトアウトした状態からチェック可能な状態になる)ので、設定しておく。
以上です。ミスのないように詳しく説明しましたので長くなりましたが、数分でできる簡単な設定です。
ちなみにここまでご紹介していませんでしたが、通常のWindows7の仕組みだと、リモートデスクトップでサーバーを操作した瞬間に、SpinelやTVTestのようなアプリがスマートカードリーダを読めなくなるという仕様上の制約があります。しかしBonCasLinkを導入すれば、上手くWindows7を騙しているのか、この問題が起きなります。このようにリモートデスクトップをPC運用で多用する人にも、BonCasLinkを使うことのメリットがあります。
実はサーバー内については、TVTestでスクランブル解除するときに敢えてBonCasLinkを経由させる必要はないのですが、リモートデスクトップが使えるメリットと、オーバーヘッドもほとんど無いことから、今回その構成にしました。あとでBCASを別サーバーに移したり負荷分散させたりといった応用が効くのもメリットになります。
TVTestは、TS抜き環境で映像を楽しむための基本になるソフトですので、少しばかりTIPSを書いておきます。
TVTestは画面を見ながら操作していけば大体は判った気になるのですが、実は視聴中にさかのぼり録画ができたりと、機能豊富です。ところが、TVTestの導入方法が書いてあるサイトは多いのですが、使い方やカストマイズは意外な盲点で、なかなか情報がありません。
あまり知られていないのですが、TVTestには便利なヘルプファイル
が付いています。ここではこれを使う方法を説明します。
\TVTestフォルダに、TVTest.chm というファイルがあり、これがヘルプファイルなのですが、Windows7の場合デフォルトでは、これをダブルクリックしても何も中身が表示されません。そこで、
①TVTest.chmファイルを1回クリックして、その後右クリック→プロパティを選ぶ。
②プロパティの「全般」タブで、「ブロックの解除」をクリックする。
以上でOKを押す。
これでTVTest.chmをダブルクリックすれば、上記のヘルプが表示されるようになります。
普段使えるように、デスクトップにこのヘルプファイルのショートカットを作成(ファイルを右クリックしたままデスクトップの上に持って行って、「ショートカットをここに作成」)しておくと使いやすいと思います。
別記事にTVTest関連を含めたFAQをまとめておきましたが、上記ヘルプファイルの「補遺」の中には一般的なFAQやTipsがあります。
それほど情報量はありませんが、使っていく上でありがちな疑問点をカバーしています。
再生環境を作り込んでいくときりがないですが、とりあえず普段の再生にはWindowsMediaPlayerや、お好みによってVLC、GOM、PowerDVD(有料)などが使えます。
しかし放送用フォーマットのTSファイルをそのまま再生する場合、これらの汎用プレイヤーでは操作性が悪いと感じる事があります。
例えば二ヶ国語音声の操作が面倒だったり、音がうまく出なかったり、サイズカットされた映像の比率変更も機能が少なめです。
この辺は、もともとテレビとして作られているTVTestの機能を、そのまま再生にも使えたほうが便利と考える人もいて、有志によってTVTest用のプラグインが開発されています。
実際私も使っていますが、録画中の追っかけ再生や細かい再生位置の調整など、テレビ録画再生に必要な機能が使い易くまとまっていますし、特にCSの標準画質の映像はこれでないとうまく扱えないことが多く、重宝しています。
以下に代表的なものをご紹介します。詳細は各パッケージのReadmeにありますが、簡単な解説サイトもリンクしておきますので、参照してみてください。
①BonDriver_File: 定評あり。ただし新規入手できなくなっていますし、機能的にも今や②のほうが上ですので、特にこだわりのある方以外は②のTvtPlayを使ってください。これ以降の様々な付加機能との連携でも基本は②を使います。
解説サイトの例
ttp://gomacat.blog18.fc2.com/blog-date-200905.html
②TvtPlay: 現在こちらがTSファイル再生の標準と言って良いです。
TVTestのプラグインですが、既存のTVTestの環境に付け加えるのではなく、もう1個\TVTestフォルダのコピーを作って、再生専用環境にした方が使い易いと思います。(他のBonDriverはBonDriver_UDP.dllも含めて全て削除して、デスクトップのショートカットも別に作る。)
ここから最新版(ver.2.2)をダウンロードして解凍してください。中にあるTvtPlay.tvtp とBonDriver_Pipe.dll、および再生速度可変にしたい時はTvtAudioStretchFilter.ax を使います。( _x64 が後ろに付いているものは64bit版TvTest専用ですので、ここでは使いません。)
以前のバージョン(ver2.1r2)はこちら。 更新情報は以下(GitHub)。
https://github.com/xtne6f/TvtPlay
導入方法はこの辺の解説サイトをご参照ください。
http://www.dxcode.com/archives/2011/08271704.html
http://gamefish.blog5.fc2.com/blog-entry-1336.html
最初にこの設定をしたTVTest.exeを起動したのち、左下をクリックして図のように
BonDriver_Pipeを選び、さらにその上の 0:UDP/Compat のところで1:Pipe番号0 などを選んでください。次に以下のようにプラグインでTvtPlayを選択して ✔が付いた状態にしてください。(最初にこの辺をきちんとセットしておかないとファイルを選んでも何も表示されません。)
あとはステータスバーの下に出てくるアイコンで再生ファイルを指定したり、再生を操作したりが出来ます。
操作の説明例: http://soranikakaruhashi.blog.fc2.com/blog-entry-34.html#Introduction
そのほか2ヶ国語放送/主・副音声の操作や表示の操作等はTVTestと同じ手順になります。その辺とりあえず画面を見ながら操作していけばすぐに慣れると思います。
また普段の使い方としてはTvtPlayを立ち上げてから再生ファイルを選ぶのではなく、上記解説サイトにあるようなTSファイルとの紐づけでTSファイル・ダブルクリックで起動するようにしたり、更にはWhiteBrowserのような映像ライブラリーソフトから直接シーンを指定して起動 というのが便利で、いかにもそういう使い方向きに出来ているソフトです。
4)PowerDVD11以降のデコーダとしての利用について(PowerDVD14を除く)
PowerDVDを購入して導入済の環境の場合、PowerDVD用デコーダ(CyberLink Video/SP Decoder)をTVTest用デコーダとして使う人も多いと思います。
しかしPowerDVD11以降
にバージョンアップすると、TVTestのデコーダとして、これが選択できなくなります。
これはWindowsの汎用デコーダとして使えなくなったわけではなく、デフォルトで表示されなくなっているだけです。(CyberLinkがなぜそうしたかの理由は判りません。)
以下の方法で復活させることができますので、PowerDVDの綺麗な画質や動画再生支援を気に入っている方は、試してみてください。
(なお、この作業をおこなった後もPowerDVDをバージョンアップしたり再導入すると元の状態に戻りますので、都度以下の手順で登録してください。)
但し、ですが、PowerDVD14ではこの方法でも単体デコーダとしての利用はできなくなっているようです。
したがってPowerDVD14を使いたい方はTVTest用デコーダとしての活用は諦めてこの辺をご参考に他のデコーダを利用するか、またPowerDVD13以前から14にアップグレードする場合にデコーダを継続利用したい場合は、アップグレード前にC:\Program Files (x86)\CyberLink\PowerDVD1x\Common\VideoFilter フォルダをまるごと他の場所にコピーしておいて、そのフォルダ上で以下のコマンドを打って再登録しておいてください。
(元のフォルダ上のままだとアップグレード時に削除されてしまいます。)
・バッチで登録する場合
下のコマンドプロンプトの操作と同じ内容ですが、コマンドはちょっと面倒だと思いますのでバッチ化ししたものです。以下のファイルを適切なフォルダにダウンロードして解凍し
「regCyberLinkVideo.zip」をダウンロード
中にある regCyberLinkVideo.bat を「右クリック→管理者として実行 (XPの場合はダブルクリックして実行)」してください。
TVTestのデコーダで、「CyberLink Video/SP Decoder」が選択できるようになればOKです。
・コマンドプロンプトから操作する場合
以下の順に1行づつコマンドを入力してください。
なお、ここではPowerDVD13を導入した場合のコマンドになります。PowerDVD11~12の方は、フォルダ名をそれぞれ PowerDVD13→PowerDVD11~12 と置き換えてください。
(64bit Windowsの場合)
C:
CD \Program Files (x86)\CyberLink\PowerDVD13\Common\VideoFilter
regsvr32 CLVsd.ax
exit
(32bit Windowsの場合)
C:
CD \Program Files\CyberLink\PowerDVD13\Common\VideoFilter
regsvr32 CLVsd.ax
exit
以上でTVTestの 設定→一般→デコーダ で、「CyberLink Video/SP Decoder」が選択できればOKです。
なおこのデコーダを選択した時は、TVTest画面上で右クリックし「フィルタのプロパティ(映像デコーダ)」で、Use DxVAがチェックされていることを確認してください。Force bob にもチェックした方が画質上有利なようですが、ちらつく場合はAuto select に戻してください。
.
また、上記のバッチの手順で登録した場合、CyberLink Video/SP Decoder の他に、CyberLink Video Decoder(PDVD1x) も登録されますが、上記手順だけではTVTestのデコーダの選択に出てこないことがあります。その場合DirectShow Filter Toolなどを使って、以下のように
MPEG-2 Video Decoderの該当のフィルタでメリット値を 0x00400000~0x00600000 の値に変更してください。これによってTVTestからデコーダとして選択できるようになります。
(デフォルト値の0x00200000だと使わないという意味になる)
注意点として、上記登録用のバッチを再度走らせてしまうと、このメリット値は元に戻ってしまいます。したがって上記バッチで登録成功したら、二度三度とは動かさないよう注意してください。
こちら場合はTVTestの「フィルタのプロパティ(映像デコーダ)」で、「HAM」を選べば、
GPUの再生支援をより有効に使うようになります。(うまく映らない場合はDXVA を選んでください。)
Force bob にもチェックした方が画質上有利なようですが、ちらつく場合はAuto select にしてください。
このCyberLink Video Decoder(PDVD1x) はデコーダとしても新しく画質も良い筈なのですが、TVTestで使う限りでは、本来インターレース映像を自動で倍速表示(60fps)するはずが、こちらは不意に等速表示(30fps)になってしまう不具合があるようで動きのなめらかさが失われることがあります。(タイミングや原因は不明)
したがって私はCyberLink Video/SP Decoder のほうを使っています。画質やCPU負荷の面では両方ともかなり良いと思います。
① 字幕プラグイン
文字通りの機能で、地上波、衛星放送とも結構多くのドラマや番組で字幕が表示できるようになります。
これは外国語番組の字幕機能ではなく(それらはもともと映像の中に埋め込まれています)、放送中の日本語の音声を文字にしたもので、本来は難聴の人向けのサービスと思われますが、夜中などに音を小さくして視聴したい場合に表示しておくと、結構便利です。
・こちらから TVCaptionMod2 Plugin ver.1.6r2 をダウンロードします。
解凍した中にある
TVCaptionMod2.tvtp
Caption.dll
の2つのファイルを、\TVTest フォルダの下の\Plugins フォルダにコピーします。(誤ってx64版をコピーしないように。)
・TVTestの画面で右クリックし、図のように プラグイン→TVCaptionMod2の上でクリックします。
クリックするたびにTVCaptionMod2の前にチェック✔が付いたり消えたりしますが、✔が付いている状態にすれば字幕機能が有効になり、上の図のように字幕が表示されます。
録画したTSファイルを上記3)のBonDriver_File やTvtPlay で再生する時も同じように、このプラグインで字幕を表示することができます。
前提としては録画環境のTVTestで図のように、「字幕データを保存する」が指定されている必要がありますが、
ここまでの手順ではこの設定になっている筈です。
その名の通りのプラグインです。地上波と無料BSのみの対応ですが* 、ドラマ・アニメだけでなくスポーツイベントや生放送など無駄に盛り上がりますので、テレビの新しい楽しみ方と言えますね。
(*有料BS/CSも対応してはいるもののニコニコ実況民がほとんど居ないため事実上対象外)
導入も簡単です。
・前提ランタイムとして「Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)」が必要ですが、ここまでの当Blogの手順できた方は導入済みのはずです。何かの理由でまだ導入されていない方はこちらから。
・こちらのリンク の NicoJK_revnn.zip ボタンをクリックして最新版をダウンロードし、解凍した中にある NicoJK.tvtpとNicoJK.ini を TVTestのPluginフォルダにコピーしてください。
・リンクのように難視聴BSも登録しておけば、該当の方はそちらでも使えます。
・以上で準備完了です。系列局は自動的にキー局に関連づけられますので、iniファイルの編集は要りません。但しキー局の編成に合わせたコメントが流れますので、ご視聴の局の編成が違う場合は内容も異なります。
・TVTestを起動後、画面で右クリック→プラグイン→NicoJKをクリックすれば、ニコニコ実況の表示ON/OFFが切り替わります。
盛り上がる場面はもちろん、TVを観ていて「冷温停止なわけないだろ!」などツッコミ入れたくなるところでその通りのツッコミがどーっと入ったり、地震のときはテロップよりはるかに速くほぼ瞬時に「茨城揺れたwww」などのコメントが多数流れたりと、TVをリアルタイムで観たくなりますね。
なお、NicoJKにはコメント投稿機能もありますので、niconicoの無料アカウントを取得すればその場で実況に参加することもできます。詳しくは解凍した中の Readme.txt にある「■コメント投稿について」を参照してください。
最近はジョジョやヤマトなどのリバイバルで、実況も世代を超えた一体感があって良いですね。TV局もドワンゴ任せではなくこういうサービスをいろんな視聴層向けに拡充するとリアルタイムの視聴者増えると思いますし、CMの間も面白いコメントが流れますのでCM飛ばしの根本的な対策にもなるかもしれません。尤も某局のTwitter連動番組みたいにヤラセ、サクラ、検閲済みのコメントばかりになると逆効果でしょうが。。
(何よりTwitterの形式はあくまで番組内容に対するフォローなので新聞の投書欄を延々と見せられているようなものですが、実況は番組をネタにした雑談場です。どちらに面白味があるかは明らかですね。)
非力なマシンだとそこそこ負荷になって画面がカクつきますので、その点はご注意を。
負荷の観点というよりもずっと実況が流れっぱなしの画面を観るのも疲れますので、メインのTV画面では実況表示なし、別のTV画面で表示させるという視聴方法もあります。(Spinel経由であれば別のPCでも、同じBonDriver_Spinelを使って同時に画面を出せます。TVTestはそれぞれ設定できますので、片方だけで実況を表示させると、観ていて疲れません。)
これで過去のスポーツイベントも見てみたいですが、今後録画する分については以下のように、コメントも保存して後からリアルタイムで観ているのと同じように流すこともできます。
補1)実況コメント付きの再生
NicoJKには、リアルタイムにテレビを見ている時だけではなくTvtPlayでの録画再生時にも、保存した実況コメントを再生に合わせて流す機能があります。
そのために予約録画に合わせて実況コメントを保存していくプログラムが出ていますので、以下にご紹介いたします。(ツールの説明をJikkyoRec からNicojCatch に切り換えました。2014/6/22)
・ こちらのサイトにある
http://blog.livedoor.jp/p76bg39/archives/27670301.html
「tvrsch2e」「NicojCatch」「2ch2NicoJK」 の3つのツール用のフォルダを作成し、(以降ではそれぞれ\tvrsch2eフォルダ、\NicojCatchフォルダ、\2ch2NicoJKフォルダ と表記します。)、ダウンロード&解凍したそれぞれのファイルを対応するフォルダ直下にコピーします。
次に、以下の3つのzipファイルをダウンロードして解凍し、
「tvrsch2e_util.zip」 「NicojCatch_util.zip」 「2ch2NicoJK_util.zip」
中身のbatファイル(tvrsch2eについてはbatファイルとjsファイル)を、それぞれ\tvrsch2eフォルダ、\NicojCatchフォルダ、\2ch2NicoJKフォルダ に上書きコピーしてください。
・ TvtPlayで使うTVTest環境の\TVTest\plugin 下に \NicoJKというフォルダを作成してください。(以後、\NicoJKフォルダと表記します。)
・ \NicojCatchフォルダにあるNicojCatch.iniを「右クリック→編集」で開き、以下の2箇所を環境に合わせて編集してください。
reservetxt_path = "\TVRockフォルダのフルパス"
例)reservetxt_path = "C:\BON\tvrock\" 最後の\を忘れないこと
nicojk_path = "\NicoJKフォルダのフルパス"
例)nicojk_path = "C:\BON\tvtest_play\Plugins\NicoJK\" 同上
編集が正しく終わったらファイルを保存してください。
・次に、\2ch2NicoJKフォルダにある2ch2NicoJK.ini を「右クリック→編集」で開き、以下の4箇所を同じように編集してください。
reservetxt_path = "\TVRockフォルダのフルパス"
例)reservetxt_path = "C:\BON\tvrock\"
nicojk_path = "\NicoJKフォルダのフルパス"
例)nicojk_path = "C:\BON\tvtest_play\Plugins\NicoJK\"
colormessage_2ch = 1
nicojcatch = 1
以上の編集が正しく終わったらファイルを保存してください。
・\tvrsch2eフォルダは、中身を丸ごと\TVRockフォルダに上書きコピーしてください。
・以上で準備完了です。\TVRockフォルダにあるtvrsch2e.bat、\NicojCatchフォルダにあるNicojCatch.bat、\ch2NicoJKフォルダにある2ch2NicoJK.bat の3つのbatファイル(exeファイルのほうではない!)を順にダブルクリックして実行しておけば、以後予約録画スケジュールに合わせてコメントを自動記録していきます。
・システム起動時に上記3つのbatファイルが自動起動するように、Windowsスタートアップにbatファイル 3つとも登録しておいてください。
以上で、後は何もしなくても録画の度に実況が保存されていき、TvtPlay+NicoJK で実況付きで再生されます。映像と実況の紐付けや倍速再生、シーンジャンプなども全て自動で追従してくれますので、必要な操作は再生中にNicoJKをONにすることだけです。
正確には「tvrsch2e」「NicojCatch」の2つを導入しておくだけでニコニコ実況のコメントが流れるようになるのですが、加えて「2ch2NicoJK」を導入しておけば、2ch実況スレのコメントも一緒に流れます。(但し地上波キー局分だけで、BSや地上波独立局のコメントはニコニコ実況分のみ。) 2chも合わさることによってコメントと内容がリッチになるのですが、画面が煩くなりすぎる場合はtvrsch2eを止めるのも手です。そうすればコメントはニコニコ実況分だけになります。
また他のPCのTvtPlay環境下にもNicoJKを導入し\plugin\NicoJK を上書きコピーすれば、同じように実況付き再生ができるようになります。
TVRockが連携している環境下であれば、同じように上記3つのツールiを動かしておけば、(各PCが動いている間に限りますが)録画スケジュールに合わせて各PC上で実況を保存していきます。
TVRockが動いていないPCであっても他のPCの\TVRockフォルダがネットワークドライブ上に見えていれば、TvtPlayと上記「NicojCatch」「2ch2NicoJK」の2つを導入しておいて reservetxt_path = の部分をネットワークドライブ上に指定すれば、 どこのPCで録画しているかに関係なくコメントを保存していきますので、再生時にすぐに実況コメント付きで再生できるようになります。
補2)Nicort
NicoJKと同じような使い道のソフトとして、Nicortもご紹介しておきます。
こちらはTVTestのプラグインという訳ではありませんが、TVTestの画面にオーバーレイさせて表示させることができます。一回うまく重ねればスナップされた状態になり、ウインドウの移動やサイズ変更でも連動するようになります。
こちらのリンクから最新版をDLして解凍後、nicort.exeのショートカットをデスクトップ等に作成して実行してください。使い方はこちらをどうぞ。
最新版では.NET Framework 4.5やVC++ 2012のランタイムが必要となっていますがそれらの導入方法も、リンク先に解説してあります。
TVTestとの連動ではないのでチャンネル切り替えの都度操作が必要など、操作がちょっと面倒でクセがありますが、2ch実況板との連動のおかげで内容がリッチですし、「スレ一覧」から好みの実況を選ぶこともできます。有料BS/CS番組も実況板さえあれば連動でき、特に野球/サッカーは専用板の実況が充実しているためNicoJKよりもかなり賑やかです。(15秒のタイムラグがありますが。)
またNicoJKほど使い勝手は良くないのですが(シーンジャンプや倍速再生の追尾ができないのですが)一応、Nicortにもコメント保存機能があり、録画再生時に一緒に流すことができます。詳しくは こちらとこちら を参照。
③ リモコンの使い方
・付属のリモコンの使い方については、こちらの記事に使い方を説明してあります。
・ただしSpinel経由クライアントPC側でテレビを視聴する場合、付属のリモコンは使えません。(あくまでWindowsからはW3U3のリモコン受光部はUSBデバイスの扱いになるため、USBで繋がったPC以外では利用できない)
それ以前に付属のリモコンは、TVTestの中の機能であればほぼ割り当てできるのですが、TVTest自体を立ち上げることはできませんし、例えばマウスの代わりにも使えませんので、TVTestでEPG番組表は表示できても何か操作することはできないなど、TVをリモコンで全操作したい方には、やや機能が不足しています。
その辺を解決するものとしては、PCリモコンがあります。
これは例ですが、TVTestのリモコンとしてはもちろん、ショートカットキーの割り当て、マウス代わり(操作性は別として)にも使えますし、もちろんW3Ux、S3UxシリーズだけではなくPX-S1UDやBCUDなど、TVTestで使えるチューナーなら何でも使えます。
TVTestの起動をリンク先を参考にショートカットキーに割り当てた上でそれをリモコンのボタンに割り当てたり、TVRockに割り当てることも可能です。
*といってもこのリモコンの場合、TVとして使うPCの1台1台にIRレシーバーを繋がなければならない、というのがやや格好悪いかもしれません。
そういうかた向け(?)に、もしAndroid携帯をお持ちでしたら、それをTVTestのリモコンにするプラグインが開発されていますので、試してみられてはいかがでしょうか?
TVTestリモコン http://nilposoft.info/mobile/
解説記事 http://d.hatena.ne.jp/korokorokoron/20120922#1348312370
残念ながら私はAndroid携帯は持っていないのでテストはできないのですが、家庭内無線LANにAndroidが接続できて、該当PCのIPアドレスにアクセスできる環境になっていればどのPCに対しても、図のような操作パネルからリモコンとしてTVTestを操作できるようになります。
無線LANに繋がっていれば良いので、リモコンをテレビのほうに向ける必要すらありません。(クセでついやってしまいそうですが。)
部屋のPCをTV代わりに活用したい、でもリモコンのないTVなんて何か足りない気がする。。と思われる方は、このようなものを活用されてはいかがでしょうか?
④ 画面をカットしてL字画面をパン&スキャン(画面全体に拡大)する方法
画面を分割し、複数ディスプレイの大画面でTV鑑賞する方法
・TVTest画面下のステータスバーにある1440x1080のような映像サイズの項目(表示されていない場合は 設定→ステータスバー で「映像サイズ」をチェック) で右クリックすると、図のようにパン&スキャンの選択ができます。
地上波やBSでは日頃は使う必要はないと思いますが、CS110でSD放送では、画面の上下や左右がカットされた番組がありますので、ここで「レターボックス」とか「超額縁」などを選んで画面にフィットさせることができます。
更に地上波でも、選挙や災害などのときは、いわゆるL字画面になることがありますが、ここにあるL字の項目を選べば、それらをカットして画面にフィットさせることができます。
しかしこのL字の各局仕様は異なりますので、それらを拡張する設定をご紹介します。
TVTest_パン&スキャンの設定(up0575.zip)」をダウンロード&解凍して、「パン&スキャンの設定.txt」に従ってTVTest.iniを編集してください。
さらにおまけで私が作った定義です。以下の内容も書き加えれば、ナショジオの一部SD放送の画面フォーマットにも対応できます。
PresetCount=8
Preset0.Name=L字 CX
・
・
・
Preset7.Name=NatioGio
Preset7=0,7,100,86,16,10
(赤字部を変更および追加)
このように追加定義した結果のメニューです。
・このようなPreset値は自由に定義を追加できます。ただしTVTest.ini ファイルの直接編集ではなく、上記メニューで「パン&スキャンの設定」を選んで入力し、追加&更新したほうが、画面上で確認しながら進めることができ、判りやすいと思います。
.下図のように各設定の名前をつけながら、切り取りの左上の位置と切り取る大きさを、それぞれ画面全体を100とした縦横%で指定し、「追加」していく形になります。
ここの「比率」は普通にディスプレイ全画面を使う時は16x9で良いですし、ディスプレイを縦に使う時は9x16なども可能です。(切り取る領域の縦横比もそれに合わせる必要がありますが:ディスプレイを縦に3つ並べて使うときは、「大きさ」を33.3%x100%くらいに設定すると良いと思います。)
追加&更新した内容はTVTest.iniの[PanAndScan]の項目に追加されていますので、[PanAndScan]セクションをまとめてコピペしていけば他のTVTest環境にも展開できます。
・これを応用すれば、画面の1/4とか1/9ずつを表示させる設定などもできますので、例えば9台のディスプレイを 3x3 に並べて、それぞれに表示領域を受け持たせたTVTestを全画面表示させて、「9台のテレビで映像を拡大表示」ということも可能です。
さらに 4x4 とか 5x5 のような”超マルチモニター構成”でも、Spinelを使ったAkamai的な配信システムを組めば、LANの帯域を節約しながら無理なく構成することができます。
PCでEyefinityなどを使った動画マルチモニタ表示にすると、マルチモニタとしての汎用性は高いのですがディスプレイ接続など専用に作りこまなければならず、また頑張っても6画面分割が上限です。その点Spinel経由であれば一般的なPC数台で、それぞれのTVTestを使って表示領域を分担させることで、このようなシステムを簡単に構成できます。(各画面でタイムラグがある時は、主な原因はオリジナルのBonDriverでのバッファリングにありますので、Spinelを2段以上にして各TVTestには1段目では配信せず1本のSpinel-Spinel間セッションを共有し(ここで同期される)2段目以降から配信する、という構成が良いようです。更にスクランブル解除を最初のSpinelでおこなう設定にした上で、各画面で右クリック→リセット をおこなうことで、綺麗に同期します。)
次の写真はTVTest4画面分割の例で、上の図にある4x1, 4x2, 4x3, 4x4の設定を使っています。
実際にディスプレイを2x2に並べて映してもこのような絵になります。
同じくこちらは、縦ディスプレイ4つを並べてシネスコサイズの映画チャンネルを観る設定にしてみたり。
・ただし今のところ残念ながら、このパン&スキャンの設定は起動時やチャンネル/BonDriver切り替え時にはリセットされますので、その度にセットする必要があります。
チャンネルを保持している間は、図のように「番組の切り替え時にデフォルトに戻す」をチェックアウトすることで、保持することができます。
うかつにチャンネルを替えられない点がちょっといまいちですが(チャンネル切り替え自体はどれか一画面を切り替えれば同期して切り替わります)、このような2x2のモニタスタンドで
(解説には17インチまでと書いてありますが、24型、27型にも対応しています)
日頃は普通の複数PC用ディスプレイとして別々に使い、ロンドンオリンピックやワールドカップ中継の時には皆で54型相当の大画面で盛り上がる、なんて楽しいかもしれませんね。
TSの基本構造が同じままなら、将来の4K放送にもこれでモニターの買い替えなしで対応出来るかもしれません。
.
必ずしもTVTestを使うためだけの機能という訳ではないのですが、このシステムで録画した大量のファイルを管理し、鑑賞しやすくするためのツールとして、WhiteBrowserの導入方法をご紹介しておきます。
こんな感じのメイン画面です。(表示デザインはいろいろあり、様々なスキンも出ています。)
これはファイラではなく映像管理ツールですので、様々なフォルダやHDDに散らばった映像ファイルをフォルダ階層を辿りながら探して回る必要は全くなく、一覧で表示してフラットに管理できる点が単純に便利な所です。
もちろんそれだけではなく、映像管理ソフトとして便利な機能がいろいろ実装されており、拡張も容易です。
実際、WhiteBrowser自体はもう何年も前から公開されていたのですが、最近はHD画質のTSファイルも安定して扱えるようになり、環境に依存していろいろ試す必要のあったコーデックの導入も不要になりました。ソフト単体が強力になったというより、外部ソフトも進化して、それとうまく連携することで、よりこなれてきた感じがします。
タグ付けやカストマイズの自由度が高すぎて、そういった面の応用ばかりが強調されていたために却ってマニアックなイメージもあったのですが、デジタルTV環境での活用を主体に考えれば、特別なことをしなくてもTvRockが付加してくれるリッチな情報が検索に使えますし、TvTest(TvtPlay)との連携も直感的にサクサク使えますので、今まで以上に強力なツールになっていると思います。
以前は数百MB程度が主体だった映像ファイルも今はTSをそのまま保存すれば数GB~20GBのファイルが普通になりました。しかしそれ以上に今はHDDが圧倒的に安く大容量なメディアになりましたので、わざわざカット編集や圧縮をしてDVDやBDなどに焼かずとも、3TBあたりのコスパの良いHDDを必要なだけ並べて、録画したままでオンラインで管理できる時代になっています。
映像ファイルが全てオンラインになれば、それを思い通りに検索してすぐに利用できるこのようなツールは威力を発揮します。
簡単ですが以下でそのポイントを解説します。
① WhiteBrowserの導入方法ですが、まずはリンク先から「WhiteBrowser 書庫バージョン」をダウンロードし、適切な実行用フォルダ(以下では\WhiteBrowserフォルダとします)に解凍します。
http://www12.atwiki.jp/whitebrowser/pages/16.html
② 次に、以下の添付ファイルをダウンード後解凍し、
中にある all.bat、iso.bat、vlc.bat の3つの.batファイルを \WhiteBrowserフォルダにコピーしてください。
これらは①のWiki にあるサンプルを元に、いろいろ改修してTSでの動作を安定させたものです。
③ 同じく②で解凍したファイルの中にあるthumbフォルダを(フォルダごと)\WhiteBrowser\skin フォルダの下にコピーしてください。
これはSkin Library にある"dosukebe"スキンを元にしました。(といっても殆ど名前を変えただけだったり。。)
④ 次に、以下のリンクで mplayer-svn-xxxx.7z をクリックして、(deprecatedのメッセージにはOKと答えて: メッセージはもっと新しいのがあるよという意味ですがむしろ不安定になったりうまくサムネイルが作れないことがあります。これはここでの利用上最も安定していると判断したリリースです。) これを適切なフォルダにダウンロードし、解凍してください。
http://code.google.com/p/mplayer-for-windows/downloads/detail?name=mplayer-svn-35935.7z&can=1&q=
解凍後、中にあるmplayer.exe を、\WhiteBrowserフォルダ直下にコピーしてください。
⑤ 同じく、MediaInfoをダウンロードし、
(使用中のOSに係らず、32bitのCLI版を選ぶ)
http://mediainfo.sourceforge.net/ja/Download/Windows
解凍後、中にあるmediainfo.exe と mediainfo.dll を、\WhiteBrowserフォルダ直下にコピーしてください。
⑥ 利用しやすいように、\WhiteBrowserフォルダ直下のWhiteBrowser.exeのショートカットをデスクトップなどに作成しておくと良いと思います。
⑦ WhiteBrowser.exe(のショートカット)をダブルクリックして起動します。
⑧ 初期設定として図のようなダイアログが出るので、適切な名前を入れて「OK」し、次のダイアログも「はい」と答えてください。
⑨ これでメイン画面が起動しますが、画面下のフレームは使う上であまり役に立たないので、右下のほうにある図のようなX印を3回クリックして、フレームを消してしまうのがお勧めです。
⑩ 次にスキンを図のように、thumbに切り替えてください。
⑪ 左下のCONFIGをクリックし、ポップアップしたメニューからVIEW CONFIGを選んでください。
⑫ 表示されたメニューで、図のように入力&チェックしてください。(メニューが表示し切れない場合は、マウスでウィンドウサイズを広げれば表示されます。)
入力し終わったら、「更新」をクリックしてください。
⑬ 次に図のように「ツール」→「この管理ファイルだけの設定」を選び、
フォーマット設定で、追加フォーマット欄に ts,iso と入力してください。
(メニューが表示し切れない場合は、マウスでウィンドウサイズを広げれば表示されます。)
入力が終わったらOKをクリックします。
(メニューが表示し切れない場合は、マウスでウィンドウサイズを広げれば表示されます。)
とりあえず赤枠の部分を入れておくと良いと思います。
「再生用プレイヤー」は、サムネイルをダブルクリックすると、ここに設定したプレイヤーを使って再生されるようになります。
ここではTvtPlayを再生用プレイヤーとして設定しています。(設定方法はプレイヤー・パスの所に「プラグインとしてTvtPlayが入っているTVTest.exe」へのフルパスを書いて、パラメーターに /d BonDriver_Pipe.dll /tvtplay /nd /s /tvtpofs <ms> と指定すれば良いです。)
ちなみに/tvtpofs <ms> の指定によって、サムネイル上で 「右クリック」→「サムネイル位置から開く」 が有効になります。
TSファイルの問題で10秒前後の誤差はありますが、(呼出し後の細かい位置調整がTvtPlayの±ボタンで可能です) それでも録り貯めた映像の特定のシーンを観たくなった時に、すぐにサムネイルから直接呼び出すことができるのは大変便利です。
(シーンジャンプはマウスホイールのクリックでも可能です。)
また、上図ではMPC(Media Player Classic:お持ちでないかたはmpc-hc.exe(32bit)をDL)
も設定しています。パラメータに /start <ms> を指定していますが、これによってMPCでもサムネイル直接シーンジャンプが可能になります。MPCはTSファイル以外にも様々なメディアフォーマットの再生が可能ですし、ISOファイル以外なら直接シーンジャンプが使えます。
(逆にTvtPlayはTSファイルしか扱えませんが、TSファイルに限ってはこの上なく便利なので、ここではこちらを標準のプレイヤーにしています。)
プログラム1~プログラム5には他にも、良く使う処理を割り当て可能です。上の図ではご参考までに、以下のような割り当てをしています。
プログラム | 概要 |
---|---|
1 | ISOファイルを仮想ドライブにマウントするための VirtualCloneDrive を割り当て。 VirtualCloneDriveは最大15個まで仮想ドライブを作れますので、例えば3個作っておいて/d=0、/d=1、/d=2 のパラメータをそれぞれプログラムに割り当てれば、好きなDVDやBDのISOファイルを3台の仮想ドライブに割り当てるジュークボックスのような使い方もできます。 |
2、3 | 映像ファイルをMP4(H.264)にエンコードするためのHandBrakeを割り当て。 プログラムパスは(\WhiteBrowserフォルダのパス)\HandBrake-L.bat (DVD画質版)と(\WhiteBrowserフォルダのパス)\HandBrake-H.bat (高画質版)でパラメーターは <file> CPUをブン回しますが高品質のMP4を生成してくれます。うまくすればファイルサイズが数分の1になるので、大きめの映像ファイルを長期保存目的で圧縮したり、iPhone等で持ち運ぶための映像ファイルを作るのに非常に重宝しています。 なお、これらのバッチファイルを利用するには、こちらの(1)~(3)の手順が必要です。それらのバッチファイル(HandBrake-XXX.bat) を、「\WhiteBrowser実行用フォルダ」にコピーしておいてください。 |
4 | 再生プレイヤーVLCを割り当て。 --start-time=<sec> の設定で、MPCと同じく(ISOファイル以外の)直接シーンジャンプを可能にしている。 補足) WhiteBrowserでDVDをイメージ化したISOファイルも管理する場合、サムネイルで内容を確認してVirtualCloneDriveで仮想ドライブにマウントしPowerDVD等を使って鑑賞する、というだけでも便利ですが、VLCならDVD ISOファイルも直接再生でき、なおかつパラメータを工夫すれば MP4やTSファイルと同じように、シーンジャンプも可能になります。 そういう使い方をする場合はVLC呼出し前の処理が必要ですので、前処理して呼び出すためのバッチを添付しておきます。 ダウンロード&解凍後、中にある iso.batと vlc.batを \WhiteBrowserフォルダに上書きコピーしてください。 (尚、2014/5/31以降ここの手順でWhiteBrowserを導入した方は既にこのバッチも反映済みですので、コピー不要です。それ以前に導入して作成済みのISOファイルのサムネイルにはシーン・ジャンプのための情報が入っていませんので、上記 batファイルを更新の上、シーンジャンプ機能を使いたいISOファイルを選択して 「右クリック→等間隔サムネイル作成」 でサムネイルを再作成しておいてください。) 次に、WhiteBrowserの「ツール」→「共通設定」でプログラム欄に、以下のように タイトル: vlc パス: (\WhiteBrowserフォルダのフルパス)\vlc.bat パラメータ: <file> <sec> (間にスペースを入れること) と設定してください。これでDVD ISOファイルでもサムネイル上から直接シーンジャンプが可能になります。 ちなみに上記で組み込んだiso.batで作成したサムネイルでは、DVDのシーンジャンプはやや正確さに欠けます。(その代わりにサムネイル作成が速いです)。DVDサムネイルジャンプを多用される方は、こちらのファイルの中にあるiso.batを(中のvlc.exeへのパスを編集の上)上記のiso.batに差し替えれば、かなり正確になります。但しDVDサムネイル作成がかなり遅くなります(24コマ作成で1ファイルあたり1分以上)ので、その辺が許容できる場合にご利用ください。 |
このように設定したプログラムはサムネイルの上で、右クリック→「プログラムから開く」 から呼び出せます。
⑮ 以上で設定は終わりです。一旦WhiteBrowserを終了させて、設定を確実に反映します。
⑯ WhiteBrowserはレジストリを一切使わないため、\WhiteBrowserフォルダをコピーしていくだけで、 各クライアントPCにも簡単に WhiteBrowser環境を展開できます。
特に後述のように、映像ファイルの置き場所のルールをローカルとリモートで決めておけば、サムネイル作成済みのWhiteBrowserを容易に展開できるので、遅いPCや新しく追加したPCでもすぐにWhiteBrowserを活用できるようになります。
(ただし⑭の再生用プレイヤー(等)だけはそれぞれのPCごとに環境が違いますので、それぞれのPCで設定し直してください。)
⑰ WhiteBrowserを起動します。最初はサムネイルは何も表示されていないので、監視対象にしたいフォルダをあるだけ図のように、
エクスプローラーから WhiteBrowser のメイン画面にドラッグ&ドロップしていきます。すると図のような登録メニューが出ますので、上のように指定してOKを押してください。(このように指定すれば、ドラッグしたフォルダのサブフォルダも表示&監視対象になります。)
映像ファイルが既に沢山あると最初のサムネイル作成に時間が掛かりますが、必要なフォルダは全部登録しておいてください。(何かダイアログが出たら全部「はい」と答えれば良いです。) 長くても一昼夜も放っておけば出来上がっていると思います。
また真ん中のチェックを外して、起動中の常時監視をしない設定にしてあるのは、常時監視だとWhiteBrowserを立ち上げっぱなしにしている間に録画が始まるとすぐにサムネイル登録しようとしてしまい、結果的に頭の画像だけがズラリと並んだサムネイルができてしまうためです。
こう設定した上でサムネイルを更新するには、図のように「ツール」→「監視フォルダ更新チェック」 をおこなえば、
その時点での最新の状態に更新されます。(録画中の映像があれば現時点までの映像でサムネイルが作成されます。)
中途半端なサムネイルを作ってしまった映像ファイルは、後から右クリック→「等間隔サムネイル作成」で再作成できます。
TIPS) (1) 録画途中で中途半端なサムネイルを作ってしまうとファイルサイズや WxHなどの情報が0のままになりますので、後からサムネイルだけ再作成するよりは 「右クリック→登録から削除 (サムネイルも削除にチェック)」で一旦登録を削除して、再度「監視フォルダ更新チェック」で再登録をおこなうことをお勧めします。
(2) 真っ黒なサムネイルが一部または全部を埋めるときは、MurdocCutter(但しTsTimeKeeperは現在こちら) で頭のCM部分をカットして再登録すれば、サムネイルもきちんと作られるようになることが多いです。お試しください。(具体的にこれは「わかさ」現象や頭のデータ部分が壊れていることへの対策です。)
⑱ 以上で録画した映像の管理ができるようになります。
サムネイルのコマ数や大きさは⑫の設定で調整できます。(但し変更すると全サムネイルの再作成が始まりますので、最初のうちに決めたほうが良いです。) 私の場合少ないシーン数でファイルを沢山表示させるよりも、多めにシーンを表示させたほうが概要が判り易いですし、シーンジャンプの機能も便利ですので、このように1映像ごとに24コマを表示させる設定にしています。ただサムネイルの作成速度はコマ数に比例しますので、遅いマシンであまり待てない場合はコマ数を控えめにした方が良いかもしれません。
TVRockの設定で(上の画面例のように)録画ファイル名にいろいろ情報を入れておけば、TVRockの正規表現とまではいきませんが左上の検索欄から、
このように細かく条件を絞っての検索がいろいろ出来ます。
SQL検索の例 {file_date >= '2012-01-01' AND file_date < '2012-04-01'}
録画日が 2012年の1月1日から3月末までのファイルを選ぶ。
検索結果はリアルタイムに反映されます。リセットするには検索欄をクリアするだけです。
他にも、監視フォルダ間の移動は自動で検出して映像ファイルへのポインタを貼り直してくれるなど、映像管理に適したいろいろな機能を備えています。詳しくは作者の方のWikiをご参照いただくと良いのですが、簡単なTipsをいくつかご紹介しておきます。
画面のスクロールはマウスのスクロールホイールが便利ですが、下にあるスクロールバーである程度目星を付けてジャンプすることもできます。ただ映像が何百、何千にもなると、ここ数日内の映像以外は検索機能の絞り込みと併用するのが普通の使い方になります。
また、複雑な検索条件で絞り込んで行くときは、一時的に「VSTB」のようなスキンに切り替えるのも便利です。(「VSTB」はスキン→スキンを探す で出てくるリストから導入できます。)
このスキンは一覧性の良いリスト表示で、表示しきれない項目はGoogleサーチのように左下の数字をクリックしてページをめくっていく形になります。
ここでいろいろな検索条件で絞り込んでいって、その後スキンを元のthumbに戻せば、検索条件を維持したまま元のサムネイル表示で一覧することができます。
また検索した結果を 表示→すべて選択 で全選択したうえで、検索欄で図のように
右クリック→「タグとして選択ファイルに登録」を選択すれば、これらのファイルにタグが付きますので、以後タグ一覧から一発で呼び出すことができるようになります。
タグを一覧するには便利なツール(タグレット)がありますので、ここで導入しておきます。
ツール→「タグレットを探す」で出てくる一覧に「No.46: タグリスト」というものがありますので、Downloadを押して導入します。(◂ボタンで元の画面に戻ります。)
そうすれば以後下図の「タグリスト」をクリックすることでタグの一覧が表示されますので、
これをクリックするだけで該当のファイル一覧をいつでも呼び出せるようになります。
(全表示に戻すには「検索クリア」をクリック)
⑲ 再生は⑭の解説のように、サムネイルから個々のファイルを直接起動できます。しかし何個かの映像ファイルを連続して再生したいときは、図のようにWhiteBrowser上で(Ctrl+クリックやShift+クリックで)複数ファイルを選択した上で、TvtPlayやMPC等の画面にドラッグ&ドロップして、まとめて再生させることもできます。
ただこのままだと再生順はシステム任せなので、連続物を正しい順番に再生させるには、TvtPlayなら下のボタンを右クリックして、名前順にソートしたり、再生順を入れ替えると良いです。
(オプションとして、ここから
「コピー」 → 「ワードパッド」に貼り付け → 「unicodeテキストドキュメント」形式で保存 → 拡張子を小文字の.m3uに変更
と操作すれば、TvtPlayやMPCから直接開ける再生リストが作れます。)
⑳ 映像ファイルはサイズが大いので、貯まっていくとすぐにHDDが一杯になります。そこでたまにしか観ないものはサーバーのアーカイブHDDに移したり、不要なものは順次削除していく必要がありますが、これもWhiteBrowserからサムネイルを確認しながらCtrl+クリック で選択していって 右クリック→「ファイルを移動」や「ファイルを削除」 で一括処理できます。 (削除したものはごみ箱に行きますので、あとでクリーンアップしておいてください。)
移動する場合、各PCであらかじめ移動先フォルダも監視フォルダとして登録してあれば、(これも優れモノなのですが)フォルダ更新チェックのタイミングで自動的に移動を検知し、映像ファイルへのポインタを張り直してくれます。
ちなみに映像ファイルはどれもサイズが大きいですので、数十~数百ファイルの移動を始めると、軽く数時間はかかります。(出かける前や夜寝る前に仕掛けておくと良いです。)
仕掛中の状況は右下のアイコンで図のように表示されていますので
うっかり処理途中で終了させないよう、WhiteBrowserを落とす前にここを忘れず確認するのが良いと思います。
また削除したファイルについては、(削除処理した以外の)PCではサムネイルが白黒表示になります。(すぐにサムネイルを消さないのは本当に消えたのか、単にLAN上見えなくなったのかが判断できないため。)
そのままサムネイルが消えずに残っていくと邪魔になってきますので、ときどきネットワークディスクも見えている状態で ツール→「存在しないファイルを登録から削除」 を使って、クリーンアップすると良いと思います。
移動や削除をする場合は、特定のフォルダ以下にある映像ファイルを一覧できると便利なので、その方法もご紹介します。
まず、画面の右上にある「FOLDERボタン」をクリックします。
するとドライブの一覧が出てきますので、そこでドライブ名、(さらに必要があればフォルダ名)をクリックすれば、その下層フォルダも含めて中にある映像ファイルのみが表示されるようになります。
空きを増やしたいドライブやフォルダがあればここで選んで、表示されるファイルを整理していけば良いわけです。 (上の例では C:\MC の下にある映像ファイルを選択表示しています。)
左上にある「TOP」の文字 をクリックすれば元の全体表示に戻ります。
なお「FOLDERボタン」を押したときに表示されるドライブ一覧は、システムが認識しているドライブ一覧ではなく予め登録してあるものを表示しているだけで、一種の検索キーの扱いです。
(当ガイドの設定ファイルでは、予めドライブ名(A~F、X~Z)が登録してあります。これで足りない場合は ③でコピーしたthumb フォルダ下のfolder.txt を編集してください。)
ドライブやフォルダ名をクリックすると、WhiteBrowserは登録済の映像ファイルから検索し、条件に合ったものを表示する形になります。
つまり、改めてドライブやフォルダを覗きにいくわけではありません。まあ、だからこそ軽快に動作するわけです。
このようにWhiteBrowserはファイラではなく、一種の映像データベースソフトになります。データベースだけに、後からレーティング(★)を入れたり分類タグを入れたり、いろいろ便利な使いこなしも可能ですので、ご興味あればWikiを読んでみてください。(といっても私はズボラなせいか、ここにある使い方だけで十分便利です。)
ちなみに現在の監視対象フォルダは、ツール→「監視フォルダ編集」で一覧でき、ここで設定変更することもできます。
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㉑ 映像ファイル保存場所のネーミングルールと構成を統一しておけば、新規クライアントPCや別サーバーで、作成済サムネイルやタグ情報を含めたWhiteBrowserの環境をそのままコピーして利用することができます。
コピーしてすぐに使えるので相互バックアップとしても役に立ちます。つまりWhiteBrowserの挙動がおかしくなったら、最も確実で簡単な解決法として、一旦削除後別のPCからWhiteBrowser環境をまるごとコピーして戻す、という手が使えるようになります。
具体的には、以下のように映像フォルダがどのサーバー/PCから見ても同じ構造に見えるようにします。
この例のようにWhiteBrowser監視フォルダ のドライブレター:フォルダの組み合わせが、ローカル・リモートを含めて同じ構成になるようにします。(この例ではD:、Y:、Z: ドライブの下の\(1~8)\MOVIE フォルダに映像ファイルを置き、監視フォルダとしています。)
このようにすることで、別のPCにWhiteBrowser環境をコピーしても、移動検知ロジックが働いて映像ファイルへのポインタが自動で張り直されるだけで、すぐに使えるようになります。
この移動検知の機能を使うことがこの配置のミソです。
サーバー1、2の準備としては、ローカルの映像ファイル保存場所をD:\(1~8)\MOVIE のように整理し、D:ドライブを共有ディスクとして公開しておきます。
(ちなみに敢えてMOVIEフォルダをD:\1~\8の下に置く構造にしているのは、複数のHDDがあってもフォルダ\1~\8 にマウントして共有を簡単にするためです。各サーバーで共有するHDDの数は違いますが、使わない分の構成もダミーで作って、どのサーバHDDの構成も同じに見せる のがポイントです。
また公開するドライブをD:にしているのはC:ドライブだと全体を公開するのは危険なためです。そういう意味では別にE:でもF:でも構いません。各PC構成ルールとして統一するのが大事です。「PCごとにDVD含めたドライブレターがまちまちで邪魔」という時はこの辺のガイドをご参考に、各PCのDVDやHDDのドライブレターを整理しておいてください。)
次にサーバー1上で、サーバー2のD: ドライブをY:、クライアントから見える筈の、もう一個分のサーバードライブを、ダミーとして仮想ドライブ Z: をマウントした上で、仮想ドライブZ:には「カラの\(1~8)\MOVIE フォルダ構造」を作っておいてください。
同じくサーバー2上では、サーバー1のD: ドライブをY:、クライアントから見える筈の残り1個分のサーバードライブを、ダミーとして仮想ドライブ Z: にマウントした上で、仮想ドライブZ:にはカラの\(1~8)\MOVIE フォルダ構造を作っておきます。
以上が終わったらサーバー1でWhiteBrowserを起動して、D:、Y:、Z: 下の監視フォルダを全て登録します。するとサムネイル作成が始まりますので、メッセージに答えながら完了するのを待ちます。
ご参考までに、監視フォルダの構成は以下のようになります。
(この下に更にY:\6\MOVIE~Y:\8\MOVIE、Z:\1\MOVIE~Z:\8\MOVIEが続きます)
以上でサーバー1 のWhiteBrowser環境構築は終了ですので普通に使いながら、サムネイルを更新していってください。
サーバー2で \WhiteBrowserを使うには、\WhiteBrowserフォルダをサーバー1から丸ごとコピーした上で、WhiteBrowser.exeを起動します。
環境によっては最初だけ管理ファイルを聞いてきますので、コピーした\WhiteBrowserフォルダの正しい.wbファイルを指定します。
起動したWhiteBrowser からは、映像ファイルが一斉に D:→Y: Y:→D:のように移動したように見えます。すると移動検知のロジックが働き、全ての映像ファイルへのポインタを速やかに張り直し、数分でサーバー1と同じように普通に使えるようになるわけです。
これは少なくとも数百、数千の映像ファイルのサムネイルを再作成するのに比べれば一瞬で、またサーバー1でカストマイズしたタグ等の情報もそのままコピーされるので、極めて実用的です。
(あとは再生用プレイヤーの定義⑭ を環境に合わせて修正するだけです。)
次にクライアントPCで使う場合は、以下の準備を行ないます。
-クライアントPCのローカルD:ドライブに(存在しない場合はSubstツールを使ってダミーのD:ドライブを作り) \1\MOVIE 等、㉑ の最初の図のようなフォルダ構造を作っておきます。
-サーバー1、2 のD:ドライブをそれぞれ、ネットワークドライブY: とZ: にマウントしておきます。
以上の準備ができたら\WhiteBrowserフォルダをサーバー1から丸ごとコピーた上で、WhiteBrowser.exeを起動します。最初上記と同じようなダイアログが表示されますが、適切な.wbファイルを答えてください。以上で数分でインデックスが再作成されてWhiteBrowserが普通に使えるようになります。あとは再生用プレイヤーの定義⑭ を環境に合わせて修正するだけです。
WhiteBrowserから見て「移動元」と「移動先」のフォルダがダミーででも見えていなければ、移動検知のロジックは働きません。仮想ドライブを活用して、あくまでWhiteBrowserから見れば単に映像ファイルが監視フォルダ間で移動したように見せかけるのはこのためです。
この移動検知の仕組みがないとPCごとにサムネイルを一から作り直すことになってしまい、映像ファイルが多くなるととても実用に耐えなくなりますが、以上のようにすれば、ノートPCやスレートPCのような非力なPCにも WhiteBrowserの環境を簡単に展開でき、大量の映像ファイルを気楽に扱えるようになります。
また、WhiteBrowserは何かの処理中にPCが異常終了するとたまにDBを壊すことがあります。(作成するサムネイルが一定パターンで虫食いの状態になり治らなくなる。)
そういう時は一旦\WhiteBrowserフォルダごと削除して、他のPCからWhiteBrowserの環境を改めてコピーして持って来れば、コピー元が正常なら確実に治すことができます。そういう点でも複数PCでWhiteBroserの環境をコピーして保持しておくと、後でいろいろ役に立ちます。
ちなみにY:Z:のようなネットワークドライブの数や、\1~\8のようなサブフォルダの数は、私の家の環境で決めていますので、ご利用の環境に合わせて加減して最初に決めておけば、あとのやり方は同じです。
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沢山のHDDやLAN上に散らばった録画ファイルを管理して、後で自由に取り出して楽しむためにWhiteBrowserは非常に便利で使い易いツールですので、私も常用しており、お勧めできます。
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以上のように、録画したファイルはHDDに保存したまま管理していくのが私のお勧めで、サイズが気になるものはタイミングを見てMP4などに変換しておけば良いと思います。
しかし中には、Blu-rayに保存して家電のレコと同じように運用したり、お手持ちのBlu-rayプレイヤーで再生したい、という方もいるかもしれません。
そういう場合、有料であればPowerDirector(Ultra以上)やTMPGEnc Authoring Worksを使えば確実ですし使い勝手も良いと思いますが、フリーでも高機能なものがありますので、(解説付き)リンクをご紹介しておきます。
multiAVCHDの解説とダウンロードサイトへのリンクはこちら
詳しい解説もリンク先にあります。
BD-R書き込み可能なドライブが必要になりますが、任意のPCでこのツールを使って\AVCHDフォルダを作成したのち、BD-Rドライブが付いているPCでImgBurnを使ってライティングをおこなっても構いません。
なおこのツールでBlu-rayに焼くときは、MP4に変換していないTSファイルを使ってください。MP4からだとうまくいかない事が多いようです。
かなり機能豊富でボタンも多く、それだけに最初とっつきにくいと思いますが、最も単純には以下のように、
①WhiteBrowserからBD化したいファイルを順にドラッグ&ドロップし、②保存先フォルダを選び(自動的にその下に\AVCHDフォルダが作成される)、③次にStartを押して ④Blu-rayを選べば、すぐに作成が開始されます。
⑤Finished のメッセージが表示されたら、できあがった\AVCHDフォルダを、上記解説の終わりのほうにある「出来上がったデータを、Blu-ray ディスクに焼く」の手順で「ImgBurn(本体+日本語化パッチ ちなみに最近どのDLサイトもそうですが、デカい字でDownloadとかClickと書いてあるのは広告サイトで、地味な文字で並んでいるものが本物です)」を使ってライティングすれば、Blu-rayディスクが完成します。
所要容量はほぼ元のファイルと同じですので、25GBのBD-Rであればそのくらいを目安に、複数のTSファイルをまとめて入れることができます。(作成されたディスクではそれらが連続再生され、また自動的に作られるトップメニューで各映像を選択することもできます。)
しかし、以上のようにして作成したBlu-rayディスクは、結構音ズレが出ますし、場合によっては音が出ないこともあります。その対策には少し工夫する必要がありますが、以下のサイトをご紹介しておきます。
http://ohtsuka.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/pt2tsmultiavchd.html
(なお現在2senが使えませんので、リンク先ガイドで使用するTsSplitterはこちらのup0797.zip、BonTsDemuxはこちらのup1091.zipをダウンロードすれば良いです。)
とりあえずTsSplitterは使わずに、以下の順番でやってみてください。(TsSplitterが必要なケースは後ほどご説明します。)
① BonTsDemuxで「デフォルト出力フォルダ」を適切にセット(予めフォルダを作っておくこと)。BD化対象TSを順にドラッグ&ドロップし、「変換開始」
② ①でできたAACファイルをまとめて xrecode II「ファイル」タブにドラッグ&ドロップ
③ 「AC3」とビットレート「384」を指定の上「ソースと同じ場所」に出力設定して、「開始」
④ multiAVCHDのMediaタブに、①でできたm2vファイルを順に、ドラッグ&ドロップ
⑤それぞれのファイルを反転の上「properties」でAudioタブの「add」ボタンを押して、対応するac3ファイルを選択
⑥ Audioタブの表示を反転させた状態で、「Delay」欄にac3ファイル名末尾の”DELAY”に続く数字を入れる。
⑦ 「change」を押す。delayの数字が反映されたのを確認後、「Ok」。これを全てのファイルで繰り返す。
⑧ 後は最初の図②以降と同じ順番でディスク焼きまで実施。
以上の手順で良いと思います。
ただし、実はmultiAVCHDは本来日本語をサポートしていないので、ファイル名によっては④の過程で"Complication"欄のファイル名が赤い表示になり、以降の処理ができない場合があります。
その場合はファイル名を適当に英数字にリネームして、④以降の作業をおこなってください。
ちなみに音ズレは家電レコや有料ソフトでも起きますが、この手順であれば音ズレのないBDが簡単に作れます。
なおデフォルトだとメニューの日本語ファイル名が文字化けしますので、Menuタブで図のように
Font typeを日本語フォントに変えておいてください。結果は下のMenu previewで確認できます。
カット編集やチャプターメニュー作成も⑤「properties」の画面からできないことはありませんがレスポンスが悪く、TSの場合経過時間検出も大きく狂っていたりするので、実用的ではありません。その辺までやりたいなら予め別ソフトで編集してから①~⑧をおこなう(但しTsTimeKeeperは現在こちら)か、有料ソフトがお勧めです。
Blu-ray再生に対応したPowerDVD(Pro以上)などのソフトをお持ちなら、ディスクに焼く前にmultiAVCHDが作成したAVCHDフォルダから再生することでどのようなディスクになるかが判りますので、チェックしてみて失敗があったり気に入らない所があれば何度でも作り直すことができます。
なお再生してみて、もし最初のCMや案内部分だけまともに音が出るのに本編で音がおかしくなったり、あるいは逆にCMのところで音がおかしくなって、それに引っ張られてその後ろで激しい音ずれが起きるような場合は、恐らく音声チャンネルの切り替わりをうまく処理出来ていないのが原因ですので、①の前にTsSplitterを使って「音声チャンネル切替で分割(1)」をチェックしてtsを本編とCM部に分割してから、本編分のtsのみを使って①BonTsDemux 以降の手順で作り直せば、正しい音声のものが出来ると思います。(怪我の功名ですが、この場合自動的にCMがカットされます。)
いくつかのファイルで練習して慣れてきたら、画面と最初のリンクにある解説、あるいはこの辺やこの辺のサイトを見比べながら進めて行けば、結構格好いいメニューを作成したり複数のtsファイルを組み合わせてのオーサリングもでき、慣れるに従ってかなり凝ったBlu-rayディスクも作れるようになります。ご興味のある方は試してみてください。
私はあまり環境として使っていないので気にしていませんでしたが、XPの場合はUSBに挿すだけで自動的にW3U3の認識まで進むわけではなく、何回かダイアログに答える必要があり、間違い易いかもしれません。適当に次へ次へとやってしまうと失敗し易いので、ここの手順を以下にまとめました。
図のように都合5回(Loader→BDA→HIDIR→BDA→HIDIRの順)、同じように答えていく必要があります。
ただし、HIDIRの認識の過程で(つまり二度)、以下のダイアログが出る可能性があります。
恐らくはドライバーinfファイルの問題だと思いますが、これには以下のように、「参照」から(32bit,64bitそれぞれの)BDAドライバーを展開したフォルダを探して指定し、OKを押してください。(ちょっと面倒ですが。。)
デバイスマネージャーで、この通りにデバイスが展開されていれば成功です。
うまく動かない時はこうなっていなかったり、デバイスに!や?が付いた状態でないかどうか、良く見て確認してみてください。その場合ドライバーの手動更新を試みる必要がありますが、手順はVista&7と殆ど変りませんので、本文の説明に譲ります。
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既にPT1/2やHDUxなどのチューナーを使って動いているts抜き環境がある場合、それに追加する形でPXシリーズを使いたい場合も多いと思います。
その場合、既存の環境では必ずしもSpinelやTVRockを使っている訳ではないと思いますし、ソフトウェアの配置も様々だと思います。私の力足らずでそれら全ての導入ケースを網羅することはできませんので、ここのガイドを適宜、各人の環境に読み換えていただければ。
ただ、ソフトウェアのバージョンについては、既存の環境はちょっと前に作ったまま「凍結」しているケースが多いと思いますが、PXシリーズを混在させる際には、できるだけ新しいバージョンに上げた方が良い面もあります。そこで、既存の環境のままPXシリーズを混在させた場合はどういう点が問題になるか、またPXシリーズに関係なく、衛星系チャンネル再編イベントに対応するために必要なバージョン情報などを一覧にしました。
ご推奨は、この機会に各ソフトウェアのバージョンを最新に上げておくことですので、その方法も表の中に解説してあります。
もちろん環境によって予想しない問題が発生する可能性はありますので、既存の環境を一旦バックアップに取った上で作業されることをお勧めしますが、あまり躊躇することもないと思います。既にうまく動いている環境に何か手を加えるのはちょっと抵抗感もある筈ですが、いずれ必要になりますし、慣れの問題です。
各ソフトウェアをバージョンアップして、特にTVRockについてはチャンネル再編の対応方法をDTuneに統一しておくと、(最初ちょっと大胆な作業になりますが)今後のメンテがかなりやり易くなりますので、このタイミングでご検討いただければ幸いです。
またTVTestのバージョンについては、上の表のようにver.0.7.22r2以降の、できるだけ新しいバージョンに上げることをお勧めしていますが、諸般の事情で古いバージョンをそのまま使いたい事もあるかもしれません。
その場合、あまり古いバージョンだと新BSがうまく視聴できないと思いますが、厳密に検証した訳ではありませんので、どの版以前でどういう問題が出るかは判りません。その場合はあくまで自己責任で。。
ただし、ver.0.7.21以前だと、リンク先でダウンロードするように書いてある最新BSチャンネル・プリセットファイル(Preset_BS.ch2)がそのままではうまく使えません。(チャンネル名に%BS15/TS1 のようなゴミが付いてしまいます)。そこで、代わりにこちらを
「Preset_BS.ch2.old」をダウンロード
適切なフォルダに「右クリック」→「対象をファイルに保存」でダウンロードし、「Preset_BS.ch2」にリネームした上で、\TVTestフォルダに上書きコピーして使ってください。
また、Spinelも最新バージョンへのUPをお勧めします。(上記PXシリーズ正式対応のほかに、あまり古いバージョンだと新BSに対応できない、という不確定情報もあります。) その際既存の設定ファイル(.iniファイル)は流用して良いのですが、新機能対応との矛盾を起こさないために、以下の設定変更をお勧めします。
* Spinel.ini にて
以下の設定に置き換えて、既存の EnableB25Decoder = と EnableB1Decoder = の行は削除するかコメントアウトしてください。
DescrambleControl = 0
; B25/B1スクランブル解除の動作を指定します。
; 0: 常にスクランブル解除前のTSを送信します。
; 1: 常にスクランブル解除済みTSを送信します。
; 2: スクランブル解除ONを要求してきたクライアントには解除済みTSを送信しますが、
; それ以外のクライアントには解除前のTSを送信します。
; 3: スクランブル解除OFFを要求してきたクライアントには解除前のTSを送信しますが、
; それ以外のクライアントには解除済みTSを送信します。
それに合わせてこちらの設定もお勧めします。
* BonDriver_Spinelxxx.ini にて
DesiredDescrambleControl = 0 (Spinelはスクランブル解除しない) または 1 (Spinelがスクランブル解除する)
; スクランブル解除を行ったTSの配信を希望するかどうかを指定します。
; 実際に解除済みTSが配信されるかどうかは、サーバー側のDescrambleControl設定値によって決まります。
; 0: 特に希望がない(どちらでもよい)事を通知します。(デフォルト)
; 1: スクランブルが解除されたTSの配信を希望する事を通知します。
; 2: スクランブルされたTSの配信を希望する事を通知します。
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家庭内であれば、1台常時ONのサーバーを置いてW3U3のようなチューナーを何台か入れておき、録画はサーバー側で一括しておこなう、視聴はそれぞれの部屋からSpinel経由のPCで、録画済ファイルはWhiteBrowserで管理してPCやiPodで鑑賞、というのが、映像環境として一番使いやすい気がしますね。本来デジタルTVはPCとの親和性がとても高いものだと感じられます。
有線or無線LANが繋がっていればアンテナ線の屋内配線は不要ですし、PCは非力なものでも十分です。PC用モニターはもれなくHD画質で、最近は27型も安くなっています。そもそも今の市販のTVはサイズが大き過ぎますね。一通りの画質と機能が揃ったのは最低でも37型という感じですが、部屋で観るには24型のPCモニターでも十分広く感じます。
それどころかウチではエコポイントの時に買った液晶AQUOSも、今やHDMI接続でSpinel経由TVTestのテレビ番組や録画(tsファイル)を映すことが圧倒的に多くなっていて、「単なるPCモニター」と化してます。操作性はTVTestのほうがずっと上ですし、それでいて液晶テレビらしい画質で見られますので、もはやテレビ本体にチューナー等の余分な機能は要らないですね。
昨今はこのようなミニPCが結構出回っていますが、
何故かどれも、本体をPCモニター裏に取り付けるためのVESAマウントが付いています。
日本では単に「カワイイ超小型PC」として(一部で人気があるとは言え)ニッチな存在であるこれらPCですが、本来グローバルでは、PCモニターやTVに取り付けて「テレビ兼PC」、あるいは「ネット動画の再生もできるセットトップボックス」として使うという、明確な目的がある訳です。最近はYoutubeの再生にも対応したテレビも増えていますし、今後その辺を推し進めた「スマートTV」が出てくるとも言われていますが、ネット端末として見たときの機能や将来に亘る様々なサービスへの対応は「単なるPC」のほうが遥かに優れているわけで。。それに比べればテレビの「なんちゃってスマート機能」なんてガラケー並の取って付けた感が満載ですよね?
たしかに無線LANさえあればテレパソみたいな余計な装備は一切いらない(録画もBD焼きもサーバーに任せればいいので)、それでいて部屋のTVとして使えて、PCとしてWebやOfficeを使うにも能力十分という、映像信号に変な制御のかかっていない海外では結構使い勝手のいい製品で、日本ではノートPCやスマートホンに押されて存在感のないデスクトップPCやホームサーバーも、このような使い道の広がりが本来あるんじゃないかと思います。
あるいはこういうスレートが、
ごろ寝テレビ兼TS再生機として遊べそうなので、私も使ってみようかなと思っています。
普及の進まないDLNAと比べても、ずっと使いやすくて実用的な環境だと思うんですが。。
まあもっとも、「ユーザーが使いやすい映像環境」ではHDDレコも地デジTVも海外メーカーに席巻されると思われているからこそ、日本だけにしかない地デジのコピー制御なんて仕組みが出来上がってしまったのかも。というより本質的には、放送局にとって放映権料を現状維持するための言い訳に過ぎないコピー制御の大義名分に、島国規格を作って地デジ特需を総取り・山分けしたかった国内メーカーの利害も一致し、全国民を衛星受信可能にすることで収入の大幅増が達成できる某国営放送局がとりまとめ役(あるいは元の仕掛け役?結局目論見通りになったのはここだけだったそうですから)となって、国民はそれに付き合わされるという不幸な状況ですね。そこには日本特有の国民不在の業界/官庁談合体質があり、著作権保護の話は議論を枝葉に発散させ、本質的な問題を覆い隠すための方便にすぎないと思います。
閉塞感への抵抗なんて大それたもんじゃないですが、こういったチューナーを活用できてくると本当に楽しく、またいろんな形で視聴できるようになって改めて、TVで放送されているコンテンツの価値の高さに気付きます。私の最近の生活もこのシステムのおかげで、家でその日録りだめた番組を(CMも含めて)流しっぱなしにしながらくつろぐことが多く、そういう意味でのTV視聴時間がかなり増えました。
昨今放送コンテンツの劣化が言われますが、実際の制作には1つ1つの番組に数多くのプロフェッショナルが莫大な手間をかけていることが判りますし、それでもそれを限られた制作時間と費用でまとめ上げ、「良い番組」と評価されるのは非常に難しいことです。
少なくとも2,30年前の番組と比べればノウハウ・技術も役者さんのレベルも、格段に向上していると思います。というのは20年前にいいドラマだ、と思っていたものが、スカパーe2に加入して盛んに再放送されているのを改めて観るとアラが目立ちますから。当時の流行が今からすれば古いというだけではなく、脚本、台詞や演出も今の感覚からすれば随分大らかな感じがします。若手社員と私のようなバブル期の社員を比較するのと同じですね^^;
もちろん今でもやっつけの番組も多いですし、目先の視聴率を求めてタレントや芸人に頼る番組も以前より溢れています。また昔は何の疑いも無く聞き流されていた(原発報道や政治報道のような)国策寄り・政治部主導の報道が、今はネットでリアルタイムに虚偽がばれてしまうのが自覚されていないため、報道番組やそれを喋るアナウンサー全体の信用が失われている面もあります。
が、視聴率が昔の20-30%は当たり前というレベルから大きく下がっているのは、見る側にTV視聴に割く時間がなくなっているためで、制作現場にその責を問うのは酷でしょう。営放収入が落ちているのは従来の収益モデルが時代にそぐわなくなっているだけで、コンテンツ販売の手法やタイミングを、(今は視聴率最優先のためいろいろ足枷をはめられていますが)自由度を上げていけば、もっとゼニの取れる番組は沢山あるのになぁ、と思います。
で、以下は私見・ムダ話です。
TVで流されているコンテンツの著作権はしっかり保護されるべきもの、しかし罰すべきなのはそれを侵害して無断でネットに流したり不当な利益を得たりする行為であって、その罰則を一罰百戒的にすれば良いと思います。これは実際、違法サイトと知ってDLをすることも違法となるよう法律が改正されるなど、厳格化されつつあります。
しかしコンテンツ保護技術はというと、日本のコンテンツ業界には、”コピープロテクト”へのオカルト的信仰が生き続けているように思います。果ては「お札を剥がすのは神への冒涜」と言いたいのか、勝手に外してはいけないという法律まであります。(さすがに罰則はないものの。)
コピープロテクトは単純に複製を制限する、という事ではありません。今のITの世界では、「供給者がユーザーの利用法を細かく規定してそれ以外のアクセス方法を許さない」ということを意味します。ユーザーの楽しみ方に至るまで全て供給側がこうしなさいと決めておかないと制御できないコピー方法がいろいろ出来てしまうからで、コピー制御の本質的な問題点はむしろそこにあり、1回か10回かの問題ではありません。
しかも実際には今はどうやっても穴があきます。iTunes Storeのような欧米のオンラインコンテンツ流通でもソフトウェアライセンス流通でも、DRMはオンライン認証でのアクセス制御に留め、「デバイスではなく人に紐付け」しなければもはや効果がなくユーザーの快適な利用にもそぐわないとしてコピープロテクトは廃れつつあるのですが、日本のコンテンツ業界は未だオフライン媒体での(公式にはコピーもリッピングも許していないという)建て前と、アングラPCゲームソフト並の身勝手なコピープロテクトの発想から抜け切れていないように思えます。
しかしコピーワンスやダビング10のような「放送向けコピープロテクト」の仕組みはもはや、本来の目的には役に立ちません。実際電機メーカーの営業も、「コピーして好きに加工したければBDに焼いてこれこれのソフトを使えば好きなだけできますよ」なんて平気で宣伝していたりします。
一方でコピープロテクトは現代のOSや主流のソフトウェアではサポートされない概念ですので、組み込んだ時点でファイルシステムもアクセス方法もどんどんITの世界標準から逸脱していきます。
日本流のコンテンツ保護をITに融合させたつもりのDTCP-IPなどの規格が世界に無視され続け、AdobeやGoogleなど世界の主要なソフトウェア製品やOSSでも、日本の保護付きデジタル放送手順が殆ど相手にされていない事実から目を逸らしてはならないでしょう。技術が理解されていないのではなく市場もそれほど小さいわけでもないのに殆どサポートもされないのは、アクセス制限どころかコピーやバックアップすら標準的な方法を拒むようなその身勝手な囲い込みの発想が、今や世界共通のITのスタンダードでは許されていないからです。
結局コピー制御は悪意をもって不正に流通させようとする者には容易に突破される一方、正当にコンテンツを楽しもうとする大多数のユーザーには過剰な制約を課し、ユーザーの都合ではなく供給側の都合に合わせた視聴を強いることによって、ユーザーがコンテンツに接触する機会を減らしていくだけになります。
当事者は「放送はオンライン認証もユーザー識別もできないんだからこれが精一杯の技術。しゃあないでしょ」と言いたいでしょうが、そうであれば最低限オンライン認証のインフラができるまで放送でDRMなどやるべきではないですし、ましてや不特定多数の人にできるだけ多く接触してほしい無料放送でそれをやるべきではなかったのではないでしょうか。それが日本以外の全ての国々の結論だと思います。
放送業界はこのような仕組みに頼るのではなく、現代人は忙しく生活も多様化していて、放送を録画して好きな方法で観られなければもはや視聴する機会は限られること、ユーザーの好む視聴方法はこれからも勝手に進化していくこと、コピー制御はどう理屈をつけてもそれらを妨げ、正当なユーザーを苛立たせ離反させるものでしかないこと、などを正視して、こういったものを建て前にしなければ成立しないようなビジネスモデルは変えていくしか無いことに気付くべきだと思います。
日本のデジタル放送のうわべだけの議論を見ていると、逆説的ですが放送局トップにとって実は著作権やコンテンツの保護などはどうでもよく、「放送局はユーザーに自由な録画をさせない。よって、(リアルタイム放送用の一次利用権だけがあればいい)局側の費用負担は、今まで通りで行くことを了解いただきたい。」と制作会社や権利者に主張できる仕組みだけが欲しかったんだろうと思えます。実態がどうであるかは関係なく、建て前として我々はここまで努力しているんだからと主張できれば良いのです。
そんな不毛な議論がまかり通るのも日本だけですので、結果日本だけにしかない不自由な仕組みがろくに議論もないまま、デジタル化と同時に必然的に登場したのでしょう。だれがどれだけ利用したかも判らないため著作者への還元ができず、一方コンテンツへの自由なアクセス権を購入する仕組みが紐付いているわけでもないので、これはDRM(Digital Rights Management)ではありません。単に放送したものはユーザーに見せてやってるだけ、好きには使わせないからねという、不自由を課すことこそが目的化しているのでしょう。
最近多くの人がテレビを見なくなっている理由をアンケートにとっても、「面倒なコピー制御があるから」と答える人は僅かだと思います。当たり前のことで、TVの前に座って観る機会が減っているときに、ガチガチの制御のせいでデジタル化による格段に便利で快適な環境を体験できないままであれば、視聴者は現状が何に対してなぜ不便なのかを認識する機会もないまま時代に取り残された娯楽として見捨てていくわけです。コンシューマービジネスで言うところの販売機会喪失のようなことが永続的かつ大規模に起こっているだけだと思います。
それを克服するだけの新しい創造が、狭い業界内での話し合いやお役人のアイデアから生まれるなどと自惚れてはいけません。ブレイクスルーにはもっと、まったくの異業種/門外漢の力が必要で、また多数のユーザーがそれを自発的に支持していき、次々に新しいアプリケーションが誘起されていく自由度が必須でしょう。供給側がコンテンツの利用法を細かく規定するのとは真逆の発想で、今の日本での放送やデジタルコンテンツの在り様に根本的な疑問が抱かれているのもその点だと思います。
業界話し合いの産物として出来てしまった地デジコピー制御の仕組みは簡単には変えられないという雰囲気もあるかもしれませんが、そんなこともないはず。音楽CDのCCCDだって利用者や著作者が声を上げ、ビジネス上無意味であることを音楽業界も納得することで、あっという間に駆逐されたのが思い出されます。ただその間に「PCは不正コピーの温床でCDが売れなくなる元凶だから」と敵視して、PCに物凄い制約付きの音しか再生させないレーベルゲートCD等を「音楽業界の要請に応えて」推進していた国産メーカーは、携帯プレイヤー市場の主導権をPC(Mac)メーカーであったAppleに奪われ、そこから発展していくモバイルアプリケーション、個人向けクラウドなどの主導権も永遠に失なってしまいました。ならば、と活路を見出そうとしたガラケーも結局AppleとGoogleのスマホに席巻され、機材は作っても利益の出ない形になってしまう一方、着うた音楽ダウンロードで束の間の至福を味わった音楽業界も、改めてApple流のやり方に従うか否かの厳しい選択を迫られています。
変化を拒んで短期的な安泰を求めたことで、国内産業は多くの物を長期的に失い、強いられての変化をまた余儀なくされつつあるわけです。
単に一時的なブームや格好良さではなく、多くのユーザーはiPod&iTunesが(それまで裏モノツールの範疇だった)CCCD破りを堂々とおこない、DRMも徐々に縮小しながら、ユーザーの利便性や楽しさ(いわゆるユーザーエクスペリエンス)に軸足を置いたITの活用を提案し始めたことを支持したのです。iTunesを使えばCDの「抜き」も簡単にできますが、それを使って友達同士での音楽データ交換が盛んになったという話は聞きません。そんな些細なメリットよりも、「そうさせないためのコピー制御がもたらす不便さ」を排除し、「どこでも」「好きな時に」「好きな手順で」「(特定のケータイ専用ではない)手持ちのあらゆる楽曲を」聴けるようにするというユーザーへのコミットメントを強力に支持し、正当に代価を払ってiTMS(iTS)から曲をDLすることも、「そのコンテンツに対する自由なアクセスを手に入れる」手段として、抵抗なく受け入れたわけです。
それと同じで重要なのは、ユーザーの嗜好やライフスタイルが旧来のTV放送スタイルではもう満足できないほど変わっていることを直視して、ユーザーが何を求めているかを徹底的に分析し、今の収益モデルがそれに合っていないのであれば自らをそれに合わせて大きく変えていくことを厭わない姿勢です。ためらって変革を先延ばしにすれば、より大きな波を前にして立ちすくむ事しかできなくなります。(今やあらゆる企業がそうです)。
デジタルコンテンツの最大の魅力はこの記事でも少し感じていただけたかもしれませんが、いろんな利用形態やソフトウェアの進化に合わせて姿を変え観る楽しさを増し、また蓄積したものを瞬時に呼び出しいつでも楽しめる、という柔軟さにあると思います。その環境が出来てくると、今までつまらないと見過ごしていたドラマやドキュメンタリーなども、観るシチュエーションによってはとても楽しかったり役立つことに気が付きます。
デジタルデータを特定の利用方法に閉じ込めてしまうのは、そういった魅力の殆どを投げ捨てていることになります。確かに柔軟性を増すことは不正コピーの手段も増やすことにもなりますが、それはトップがビジネス全体の成長を考えたうえで戦略として決断しなければならないことです。目の前でコンテンツ離れが起きていて一方でデジタル・アプリケーションならではの巨大なニーズがある時に、今までと変わらずにいたい、デジタル化のリスクは徹底的に避けたい、というのは戦略とは言いません。
違法サイトのチェックと違法流通の摘発にコストがかかるのならそれを社会共通のコストとして議論していただければ良いのですし、それはどんなコピー制御を仕込んでも殆ど変わらないと思います。リスクは避けようとしても避けられず、それを乗り越えるだけのメリットを造り出すしかないのです。
今の日本の状況はトップ以下すべての関わってる人が、誰も技術と社会の進化を読んだ戦略的な決断ができず、一方で不正流通が起きた時にお前の責任だと言わないようアリバイだけはチマチマ積み重ねていくという、いかにも日本的な流れの結果なんじゃないか、と思えます。
放送局がデジタル放送という手段を手にしたことは、望むと望まざるにかかわらず、広帯域コンテンツ配信事業を始めたに等しいわけですから、当事者が「これはコンテンツ配信ではない、今まで通り単なる放送をやっているだけだ。」と言い張り続けるのは、白を黒と言いくるめようとしているのと同じです。
本来なら、本当に自由に録画されて困るコンテンツがあるならそのまま放送してはならず、有料放送やコンテンツビジネスと有機的に組み合わせるなど提供者側の工夫とビジネスモデルの変革が必要な事で、それが出来ないのなら録画されても困らない程度の低画質放送に専念していただくべきでしょう。
正直なところ、今のコピー制御の仕組みは期限内に地デジ化を完了させる必要のあった総務省が、放送局の数々のコスト増への不満を抑えるために使った一種の方便だと思います。しかしそれなら国民に過大な不利益を強いてユーザー環境の進化を阻害するだけの仕組みですから、4~5年程度で全廃するという期限を付けるべきだったはずで、放送局の事業インフラが整うまでの経過措置という説明も出来た筈です。というか、今からでもそう説明していただいた方が良いと思うのですが。
というのは、放送コピー制御がCCCDの話と最も違うのはこの「監督官庁がそうあるべしと言ってしまった」点なので。役所は一度方針を出してしまうと後で弊害が顕著になってもなかなか間違いを認めませんから、そのままにしておくと業界内では次第に議論するのもタブーという雰囲気が漂うことになります。
しかしこのままの状況を放置していくと、デジタル化を活かした真のムーブメントは海外でどんどん進んでいき、それに抗しきれず門戸を開いたときには競争力を失った日本の企業は退場するか、最も利益率の高い標準ソフトウェアやIPとしてのノウハウ、放送を起点としたコンテンツサービス基盤などに社運を賭けて取り組んでいた海外企業に根こそぎ持っていかれ、安コンテンツや部品などの素材メーカーとしてささやかに生き延びるしかなくなってしまうような、いつか来た道をまた辿ることになります。
この辺からはTVにかかわる国産メーカーの話ですが、TVやデジタルコンテンツはもはやPCネットワークの中でこそ活きてくるので、そこに過剰な制約を課してしまう映像システムは時代錯誤で、ユーザーにとって何の魅力もなくなっています。TV技術の主戦場は変えられたのではなくそうなるべくして変わり、実際の製品の中身も殆どPCと言っていいほど技術を流用しているのですが、表向き家電のシマを侵食されたくない国産メーカーは、PCとのオープンな相互活用を頑なに嫌っているかのようです。そうやって日本にだけは家電製品の理想郷(シャングリラ)を作りたかったのでしょうか。そこがシャングリラではなくガラパゴスだとしたら、総務省やデジコン委員会などのお墨付きを幾らもらおうとも、その運命は決まっているのですが。
泣いても笑ってもこれから、箱物テレビ&レコーダー等が全く売れないという家電メーカーさんにとって辛い時代に突入することになりますが、この期に及んで業界の次の期待は4K TVだ、というような話を聞くと、個人的には失望感しかありません。良く言われることですが高品質化を徹底すれば高く多く売れるというのは1980年代の日本企業の成功体験に過ぎず、今や購買行動を生むものは箱物そのものでは無く、消費者の日々の"ユーザーエクスペリエンス"を楽しく演出するという複合的なニーズを紐解かなければ出てこないのですが。今の時代に合ったニーズやグローバルの潮流から1mmでもズレてしまえば今や利益を生むような需要は全く創造できないことを、国産家電メーカーの重鎮は未だに信じられず、目をそむけているのでしょう。
今後10年20年とメーカーとして生き残る意思があるのなら業態を完全に変える覚悟で、ユーザー個人個人と向き合って家庭内のITを高度にカストマイズし、その中に映像技術も融合させ、生活の楽しさを演出していくような「ホームITサービス業」の発想にシフトしていくのが、今までの企業価値を活かしながら世界に伍していく唯一の道ではないではないかと。その場合に閉鎖的なコピー制御のような小手先の囲い込みは、役に立たず「可能性の未来」を潰していくだけ、というのは簡単にわかることだと思います。
世界でグーグル、アップルや様々な新興企業が次々に革新を生んでいる時に日本企業が全く太刀打ちできていないのは、最初からデジタルというフィールドを社会変革の基盤と考えてそこに一切の障害を置かないよう徹底して、そこに生まれる破壊的創造を社会の新しいエネルギーに転換しようとする欧米社会と、デジタルが既存の社会基盤を脅かすものとして思い思いに障害物をばら撒いて急激な変化を避けようとする日本の社会で、土俵からして致命的な差がついてしまっているのだろうと思います。
いわば日本企業は世界が100m競走をやってるのと同じトラックで110mハードルを走ってるようなもんで、自らを敗北に追いやっているわけです。
恐らく、ですが、この記事でご紹介したようなTVTestやSpinel、TVRockなどの「フリーウェアとしては恐ろしく完成され、様々に組み合わせることで真価を発揮するTV活用ソフト」は、TV産業に関わったことがあって現状に飽き足らない技術者個人個人が、本来のデジタルTVはこうあってほしいという願いで作ったのではないかと想像できます。そうだとしたら、日本の技術者の底力は旧態依然とした産業構造に阻まれているだけで、まだまだ捨てたものじゃないと思いますし、そう願いたいですね。
(うっ、つい熱弁になってしまいました。。2012年初 追記です。)
.
ということであとがきが長くなりましたが、これらの機器の設定、およびこの記事を書くにあたって、2chのPlex PX-W3U3板、ソフトウェア作者さんや各種Blogを多く参照させていただきました。いつもお世話になっていますが、改めてお礼を申し上げます。
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今時は、スマホでchrome(フルブラウザ)が動く時代ですから、ブラウザのシェア争いしても意味ないですよねぇ…
IE10は非常に短命でした(多分、山ほど不具合があったんでしょう)し、IE11も、それを使ったからと言って、他のブラウザと比較した場合のメリットが見出しづらいですし、w3c 準拠も求められる(差別化がしづらい)でしょうし、1年後、どうなっているかに興味がありますね。
投稿: 八方塞がり | 2014年2月 8日 (土) 00時14分
IEは思った以上に劣勢ですね。ほんの2年前はIE6割、FireFox3割ぐらいだったと思いますが。
なぜこうなってるのかは正確にはわからないのですが、Google検索ページを開けるごとにChromeの導入が促されますし
いくつかのアプリでChromeが推奨になってるせいではないかと。Chromeが良いと言うよりIEがスクリプトの文法にしてもHTML5にしてもちょっと我がままな実装してますから。
あとそもそもですが、一昔前のブラウザ戦争の頃のようにブラウザのプラットホームを取ることがあまりMSにとって魅力的でなくなってるのではないでしょうか?
HTMLやスクリプトの標準はどちらにしろ特定メーカーが決められることではないですし、独禁法関連の縛りもあるので他ベンダ以上に制約があるのも身に染みているのではないかと思います。
投稿: Vladi | 2014年2月 4日 (火) 01時26分
vladiさん
省庁に電話しちゃうのはあんまり抵抗ないです。業務で普段から接する機会が多いからかもしれませんが。だからって電話までするか? って言われるとその通りなんですが、ちょうど、タクシー移動中に時間ができたので…
chrome は、やっぱりバージョンアップがありましたが、tvrock の番組表の表示は直りませんでした。実は、フジテレビの有料放送の番組表も表示が乱れていたのですが、これはバージョンアップで直りました。何か、表に見えてこない開発チーム内の事情があるのかもしれません。今は firefox で運用できているので困ってはいないのですが、firefox までおかしくなってしまわない事を祈るばかりです。
IEの退潮、chrome の普及というのは、スマホ/タブレットとの連携を重視するユーザが増えているのかもしれませんね。私が chrome を使い始めたきっかけは、chrome がリリースされた時、IE より軽かったというだけだったのですが、今時のスペックの PC を使っている人なら、体感上、重い軽いにはあまり差がないでしょうから。
最近、私の周りのライトな PC ユーザは XP サポート終了をきっかけに、iPad や android タブレットへ移行した/する予定の人がたくさんいます(それが波及して ISP 再編があるとかないとかいう話になっているようですが…)。なので、MS も新たな収益源を求める必要があるかもしれませんね。
もっとも、オフィスユースで iPad や android タブレットへ完全移行するというのは、今現在では現実的ではないと思うのでイキナリ MS の経営に影響が出る事はないと思いますが、オフィススイートも優秀なフリーウェアがありますので、OS & オフィススイートという MS の大きな収益源が失われつつあるのも事実だと思います…
投稿: 八方塞がり | 2014年2月 1日 (土) 01時21分
八方塞がりさん、地デジチャネル変更の顛末ご報告くださり、ありがとうございます。まあ謎は謎のままのほうが良い場合もありますから。。それより「総務省に電話してみました」ってのが凄いですね!
chromeの方はそもそも私は日頃使ってないので気にしていませんでしたが、ただこれも先日のOSシェアの話に便乗しますと、私のサイトに来る方のブラウザシェアはIE34%、火狐24%、Chrome31%で、IEの退潮が際立っていますがChromeの伸びも凄いです。Android端末からのアクセスは全体の数%に過ぎませんから、殆どはPC上で使っていると思われます。
とはいっても別にTVRock専用にFirefox使うってのも悪くないですけどね。
投稿: Vladi | 2014年1月26日 (日) 14時58分
1月20日の地デジチャネル変更の件は、オオカミ少年状態のようです。
20日にはチャネル変更されず、そのかわりに、20日付の放送メールで、24日にチャネル変更するという旨のメールが届きましたが、結局、24日にチャネル変更されませんでした。
その後、ちょっと空き時間があったので、我ながら暇人だなぁと思いつつ総務省に電話してみましたが、「チャネル変更なんて聞いた事がないし、今後も予定がない」との事でした。
実際にチャネル変更はされていませんし、総務省が嘘をつくとは思えない(そんな嘘をついても何の利益もない)ので、なぜこんな放送メールが届いたのか、理由はよくわかりません。大変お騒がせしました。
また、chrome の件ですが、ご指摘の通り、一度アンインストール後、再インストールする事でちゃんと表示されるようになりましたが、それから5日後位に、再度 chrome がバージョンアップされ、それからは何をどうやっても、番組表が正しく表示される事はありませんでした。
ただ、この問題は tvrock の番組表だけではなく、更新されていない古いウェブサイトでも問題が出ます(その古いサイトは IE11 だと問題が出ません)。
おそらく chrome のデグレードだと判断して問題ないでしょうし、おそらく、世界中からグーグルへメールが行っていると思うので、また近いうちにバージョンアップがあるような気がしますので、ちょっと様子を見ようかと思います。
投稿: 八方塞がり | 2014年1月26日 (日) 01時12分
八方塞がりさん、情報有難うございます。Chromeの件は2chのTVRockスレにもいろいろ情報が上がってますね。Chrome再インストールが有効という情報がありますが、どうなんでしょうか。
それからWin8.1は私のところでもテストを始めていますが、ある程度情報まとまったら記事にしたいと思っています。
投稿: Vladi | 2014年1月13日 (月) 12時09分
すいません。また駄文です。
2日位前に chrome をバージョンアップしたら、tvrock の番組表がうまく表示されなくなりました。
firefox では変化がない(問題がない)ので、tvrock ではなく、新しい chrome のレンダリングエンジンに問題がある(デグレードしちゃった?)ような気がします。
もしくは、chrome のレンダリングエンジンから見れば、tvrock が吐くコードがおかしいのかもしれませんが、tvrockが吐くコードが正しい(w3c の最新の勧告に沿ったものである)のか、そうでないのかまで突き詰めるモチベーションが湧いてこないので、とりあえずは firefox で運用しようかと思います。
もともと vladi さんのガイドでは firefox を推奨(?)なさってらっしゃるので、そこの修正の心配は御無用かと思いますが、一応、情報共有させていただければと思い、駄文を書き込みに来ました。
投稿: 八方塞がり | 2014年1月13日 (月) 00時44分
> 普通に使ってる環境をなんで入れ替えなならんの?
普通の方ならそうでしょうね。30年以上前、PCが「マイコン」と呼ばれていた時代では、PC は基本的にマニアに向けた高価なオモチャでしたが、今では既に文房具、もしくは日用品になったと言っても差支えないと思います。
そういった人たちの用途はオフィススイート、ウェブブラウジング、メール、SNS、メディアプレイヤーで、それらができれば事が足りるでしょうから、まさに、「今のままで十分なのに」という事になるでしょう。
しかし、OS のバージョンアップの恩恵がないわけではありません(というか、ハードウェアの進化に対応し、その性能を享受するためには OS のバージョンアップが必須だと思います)し、10年以上前の OS の面倒を見続けろと言うのも酷な話ではないかと思います。
一方、じゃあ、何で win8 なの? win7 でいいじゃんという話になりますが、確かに、win8 の意義が見出しづらい状況である事は確かだと思います。
上記に書いた用途であれば win7 で十分ですし、PC にそれ以外の用途を求める人は少ないでしょうし、win8 で採用された UI の変更により、多くのユーザを混乱させています。(「それ以外の用途」が有用で安価に実現できる事を知らないとか、知っていても PC 関連のリテラシーが低いため導入を躊躇してしまうとか理由は色々あると思いますが)
MS が win8 でモダンの導入を含む UI 変更を強行(?)したのは、タブレットの台頭による、windows プラットフォームからのユーザ離れを防ぎたいという、マーケティング上の理由だと思います。(企業にとってはマーケティング上の理由と言うのはとても重大な事ですが、それがユーザにとって新しい恩恵をもたらすかどうかは別の話になりがちですね…)
個人的には、アップグレードパッケージが安かったという理由だけで win8 を利用し始めましたが、他人に勧める際には、先日もお伝えしたように、公私共に win7 を勧めています。
なので、先日、vladi さんからお伺いした、win8.1 への移行が進んでいるというのが結構意外だったのです。
「1月20日の地デジのチャンネル変更」の件、ご回答ありがとうございます。この件の情報ソースは家電 TV のメールですので、間違いはないはずです。私はスカイツリー圏内に住んでおり、この影響を受ける人は少なくないと想像します。
この件については、20日以降、またご連絡します。
投稿: 八方塞がり | 2014年1月 5日 (日) 17時06分
まあアプリの観点ではあまり多くの世代のプラットホームが共存してると大変ですね。XP→7,8の移行だとアプリはほぼそのまま動き、動かなくなる場合も主因はIME周りが多いのですが、逆に7,8をターゲットにしたものをXPで動かすと同じAPIでも思った動きをしない事があり、そうは言ってもXPを対象外にすることは当分できませんから、暫く悩ましい状況になると思います。
とはいえユーザーの立場からすれば普通に使ってる環境をなんで入れ替えなならんの?という方が当たり前の意見で私もどちらかというとそういう考えを支持するほうなので、OSバージョンアップするにしても明確なメリットを出してくれれば良いのですが、過去にWin95/98→WinXP→Win7(64)であったようなメリットはなかなか打ち出せない感じですね。それだけ現状PC環境に求められるものも頭打ちということなんでしょう。PCで録画やメディアサーバー役がもっと自由にできるようになればまた良い相乗効果が生まれそうな気がしますが、そうはさせじというのが家電業界な感じで。
Spinelの話はもしあるとすれば.NET関連の微妙な違いかなあ、という気がしますが。長時間動かしっぱなしで問題がおきるのならガベージコレクタの動きも疑われますし。
*追伸
すみません、最初の投稿のご質問で「1月20日の地デジのチャンネル変更」の件を忘れていました。
私はその変更を把握していないので、地域によるのでしょうか?もしチャンネル番号の変更であれば、TvTestで再スキャン→全ての地上波ch2ファイルに反映→TVRockでch-ts.txt に反映してDTune.batを再実施→DTuneでリセットされた一部設定を元に戻す
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/plex-px-w3u2-0d.html#W3U2_ResumeDT
という手順で良いと思います。
投稿: Vladi | 2014年1月 4日 (土) 00時38分
vladiさん
本ページの趣旨から外れてしまって恐縮ですが、XP ユーザが順調に減っているのは社会的に良い事ですね。
XP を使い続けるユーザが多数残ってしまうと、その人たちがインターネットと言う公共インフラに無自覚でダメージを与える存在に変わってしまう可能性がありますから、新しい OS に移行する潮流が大きくなってきているのは、IT業界人の端くれとしては喜ばしいです。
(最も、XPで使っているアプリケーションの新OSへの移行が不可能でXPを残さざるを得ない環境への対応も求められており、そういう心苦しいケースがあるのも事実ですが)
それにしても、XP の人は結構 win8.1 に移行しているんですね。私は基本的にコンサバなので、顧客に提案する際や知人に勧める際は win7 一択ですが。(自分の環境は自分が苦労すればいいだけで、他人に迷惑をかけるものではないので、win8.1 に行き、その一方で win7 の環境も残すというやっぱりコンサバな環境ですが)
投稿: 八方塞がり | 2014年1月 3日 (金) 23時35分
八方塞がりさん、情報有難うございます。
なるほど、現象からすればWin8.1環境でのSpinelの問題、と捉えたほうが良さそうですね。他の8.1でも高い再現性で起きるのかを検証できればもっと明確に言えるのですが、私のところは残念ながらまだ2台のSpinel稼動中のWin8機は未だに8.0のままです。8.0だと何の問題もないのですが。
Spinelの作者さんへの一報したほうがよさそうですね。最近ご多忙なのかほとんどメンテをされていないようですが。
ちなみに私のサイトにやってくる方の環境はここ一か月ぐらいの統計を見てみると、Win7環境は57%でこれは数年前からほとんど一定していますが、WinXP環境も数年間15~17%前後で一定だったのが減少して10%程度になり、Win8.0は6%と伸び悩む代わりにWin8.1が12%と急伸しており、あきらかにXPのサポート切れキャンペーンで最近8.1への移行が起きていることが伺えます。そういう意味でも8.1環境での安定稼働は結構重要かと。
投稿: Vladi | 2014年1月 3日 (金) 20時47分
vladiさん
ご無沙汰しています。八方塞がりです。
暫くwin8.1で運用しましたので、また、駄文を書きに来ました。
やはり、たまに spinel が落ちます。原因は解りません。
前回書きに来た時には地上波のドロップを疑いましたが、今回は特に受信環境に問題は見当たりません。
衛星波で極稀に極少量のドロップがありますが、視聴の障害になるほどではありません。
ただ、ある程度の時間(100時間以上)、視聴、録画すると落ちるような感触があります。
スリープでの運用はしていません。電気代は勿体ないですが、普通に起動したままで運用し続けています。
一応、ウイークリー位でPCをリブートできるタイミングを見計らい、手動でリブートする事で現象を回避できます。
この現象だけ見ると、OS に原因を求めるより spinel に原因を求めたくなりますが、一方、win 7 で運用していた頃はこの現象に遭遇した事がありませんでした。
少なくとも、私の win8.1 環境での運用には、一定期間でのリブートをスケジュールしておくほうが良いのは事実のようです。
以上、駄文でした。
ところで、1点、お伺いさせてください。
1月20日に地デジのチャンネル変更が予定されているようです。既存環境にチャンネル変更を反映させるためには、tvtest でチャンネルスキャンしなおすだけで良いでしょうか。
よろしくお願いいたします。
投稿: 八方塞がり | 2014年1月 3日 (金) 12時34分
ご返答ありがとうございます。
早速レジストリの削除→再インストール(設定)を行いましたが
以前と変わらずTvRockからTVTestは起動しないままでした。
>今まで動いていたものが動かなくなったのなら、その間に何をやったかをよく考えてみる必要がありますが、そこまでちょっと想像が及ばないので。
本当におっしゃるとおりです。
その間に何をやったかというのが曖昧になっていまして現在苦労しています(_ _;)
動かなくなった時点で何を行った後なのかを調べるべきでしたが、焦って解決しようと色々といじってしまいました。
曖昧な中でも他に思い当たる節といえば、
番組表取得が一部上手くいかなかったので.grpファイルを一旦削除したこととか…
あとはUSBResetのバッチを動かした際に少しいじったことでしょうか。。
ただ
>TVTestログの「TvRockOnTVTest.tvtp : DIDが指定されていません。」
>というメッセージは普通に動いている環境で出るものですので、気にしないでください。
これは知りませんでした!
DID周りの可能性は薄そうという点が排除できただけでも原因の特定に役立ちそうです。
(DID周りのトラブルも多いようなので注意は必要かとは思いますが…)
もう一度TvRock周りを中心にチェックして様子をみようと思います。
投稿: abc | 2013年12月18日 (水) 02時21分
abcさん、まず
TVTestログの「TvRockOnTVTest.tvtp : DIDが指定されていません。」
というメッセージは普通に動いている環境で出るものですので、気にしないでください。TvRockOnTVTest.iniは厳密にはTVRockの各チューナー名[DID X]に合わせてチューニング空間の配置を書ことになっていて、書いていないと上記のようなメッセージが出ます。しかし普通に地上波やBS/CSチューナーを使ってる限りではチューニング空間は0,1,2番ぐらいしか使わず、その範囲では書いていなくても自動的に判別しますので省略可能です。(敢えて書くようなことはしません。)
その話は忘れて、ほかに何が悪いのかは正直何とも言えません。今まで動いていたものが動かなくなったのなら、その間に何をやったかをよく考えてみる必要がありますが、そこまでちょっと想像が及ばないので。
ただTVRockは内部DBが壊れたときにいろいろ不可解な動きを始めますので、よく判らなくなったら入れ直す、というのは良いやり方だと思います。
その場合、TVRockの中に付いているUninstall.batを走らせれば、フォルダ内のファイルは綺麗に消してくれますが、実はこれだけだとレジストリの様々なエントリが残っています。
それを掃除するには、コマンドプロンプトでregeditと叩いてレジストリエディタを起動して、[HKEY_CURRENT_USER\Software] にあるTvRockのフォルダを 右クリック → 削除 で掃除してください。 これで完全に初期状態になりますので、TVRock作業用フォルダの指定のところからもう一回やってみてください。PCのクリーンインストールは不要ですし、意味がありません。
投稿: Vladi | 2013年12月17日 (火) 21時39分
先日はUSBResetの件でお世話になりました。
その後は無事スリープからの復帰が上手くいくようになり快調に動いています。
ただ、先日最後に書いた問題が解決しそうにないので
図々しいながらも再びアドバイスなど頂ければと思います。
問題というのはTvRockとTVTestの連携がうまくいかないことです。
TvRockからチューナーアプリ起動をクリックしても何も起こらず、
1からTvRockを入れなおした際も、DTune.batの最後で
通常はTVTestが2窓出てくるところが何も表示されない(TvRockのアイコンだけ動いている)状態です。
ログを確認してみると
TvRock側のログには「アプリケーションの起動に失敗しました」
TVTest側のログには「TvRockOnTVTest.tvtp : DIDが指定されていません。」
となっていましたので、
TvRockでDIDの指定を何度も確認したり、新しく指定しなおしてみたりしましたが変わりません。
ちなみにTVTest単体の使用は問題なく、TVTestの録画ボタンからの録画は可能です。
USBハブ導入前後で連携がうまくいかなくなったのですが
ハブから外して直接つないでも状況は変わらず…
あとはOSのクリーンインストール?ということくらいしか
思い浮かばなくなり行き詰まり中です。
他に何かチェックすべき点などありますでしょうか?
投稿: abc | 2013年12月17日 (火) 04時06分
>別の日(たぶん再放送だと思います)同じ予約が幾つか出来ます。
あ、それは仕方ないですよ。TVROCKが同じ予約と認識するのは同じ局の同じ時間帯の番組だけで、結局それは元データ(iEPG番組情報)にあるユニークなID(局が付けている2バイトのID)で判断している筈です。別の日や別の時間帯に再放送があってもシステム的には別のIDが付いた別の番組に過ぎず、これらを紐づけるようなIDコードは付いてませんので、それらを予約録画から外すには自分の目で予約リストを時々見て、重複してるものは「有効」に×印を付けて外していくしかありません。
特にスカパーやWOWOWの番組などは繰り返し放送が多いので、キーワード指定時に時間帯や局・曜日などで十分に絞り込んだり、必要な録画が済んだらさっさと自動検索予約から削除する、などの工夫が必要です。
>システム設定内のTvRock作業フォルダの指定先はCドライブに置いたTvRockホルダか、自動で作成されるライブラリのマイドキュメントホルダ内のTvRockフォルダのどちらでしょうか?
それは自分でどちらにするか決めれば良いのですが、ch-bs.txtなどのプリセットファイルはその決めたほうに入れてください。ここのBlogの説明では移植性を良くするために「自動で作成されるライブラリのマイドキュメントホルダ内」の作業フォルダは無視して、自分で作成したTVRock作業フォルダを使うように説明しています。マイドキュメントの中だと他のIDでサインインした時にアクセスできなくなる可能性もありますので。
>予約の○をXにしてますが数日後には○に戻っています
それは良く判りませんね。○を×にすればその状態で維持される筈ですし、そうならないのならちゃんと×にできていないか、何か設定が壊れていると思います。うっかり「予約を削除」をやってしまうと予約有効で復活してしまうので、その可能性もありますが。
投稿: Vladi | 2013年11月10日 (日) 17時53分
Vladiさん 早速のコメント有難う御座います。
ご指導のようにTVROCKの入れ直しを行い自動検索予約を行いましたが予約リストの日にち別表示で確認した所
同じ日の中には二重録画は有りませんでしたが別の日(たぶん再放送だと思います)同じ予約が幾つか出来ます。
既に予約されている番組は登録しない、の意味は一日の予約内だけ有効なのでしょうか?
又、システム設定内のTvRock作業フォルダの指定先はCドライブに置いたTvRockホルダか、自動で作成されるライブラリのマイドキュメントホルダ内のTvRockフォルダのどちらでしょうか?
質問ばかりですみませんが宜しくご指導お願いします。
なお、ご指導いただいた予約の○をXにしてますが数日後には○に戻っています。
投稿: 録画素人 | 2013年11月10日 (日) 15時35分
録画素人さん、「既に予約されている番組は録画しない」にチェックしておけば番組表をあとから再取得してもきちんと追尾してくれるので、(例えばタイトルが「日本シリーズ」→「コナミ日本シリーズ」に変更になっても既存の予約を修正するだけで、二重に登録されることはない)そう簡単には二重予約にはなりません。
ただ二重予約になる事は私もたまにあります。理由ははっきりとは分からないのですが、たまに起きる程度(数週間に1度程度)であればあまり気にせず、ときどき予約リストを眺めて二重に登録されているものがあれば片方の○をクリックして×(予約無効)にすれば良いと思います。
ただし頻繁にこれが起きる時は、TVRock内でDBの不整合が起きている可能性があります。私は複数のTVRock間で連携して使っているのですが、そのうちの1台のTVRockが異常終了でちょっとおかしくなってそのような重複予約を吐き始めたことがありました。そういう場合は根本的には該当のTVRockを綺麗に削除して入れ直すのが根本的な対策だと思います。
複数TVRockで連携している場合は動きのおかしなTVRockだけ入れ直せば、予約情報や番組情報はまた他のTVRockからコピーしてきますので再導入も大して面倒ではないのですが、TVRockを単独で使っている場合はちょっと面倒かもしれません。その辺は上記のような二重予約の頻度から判断してください。
投稿: Vladi | 2013年11月 9日 (土) 14時05分
お世話になります。
TVROCKの自動検索予約で録画していますが、「既に予約されている番組は録画しない」にチェックを付けていますが2重に録画されてしまいます。
HDDに録画し、空き容量が無くなったらファイルを切り取り、貼り付けにて外付けのHDDに移動して使用しています。
HDDの容量は200Gで1週間に2回ほど上記操作をしています。
新しい番組表が取得されても2重録画はされないのでしょうか?
情報的に少ないと思いますがアドバイス宜しくお願いします。
投稿: 録画素人 | 2013年11月 9日 (土) 09時16分
八方塞がりさん、ご無沙汰しています。
早速のレポート、有難うございます!私も8.1での検証しなきゃと思いつつ暫く放ったらかしにしてあったのですが、USB周りが改善されている兆候は良い知らせですね。引き続き、宜しくお願いします。
長く使っていると、特にWin8ではUSB特有の再起動時の見失いに出くわすこともあり、最近併用し始めたQ3PEのような内蔵型のほうが安心度は上なのかなと思ったこともありましたが、専用のハブと見失い防止バッチが上手く働いて(ご参考)
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html#1Q3
最近は全く気にならなくなりました。8.1どんと来いです。(笑)Win8は取り柄がないように言われますが、小型PCではFastBootの軽快感が思ったより良いですし、システムエラー時のリカバリ能力もいろいろ向上してるので、基本的なところをきちんと熟成してくれてるのは良い傾向ですね。
受信感度の調整が何故必要になったのかは不思議ですが、私も近いうちにやってみます。
投稿: Vladi | 2013年10月22日 (火) 21時34分
vladiさん
ご無沙汰しております。八方塞がりです。
先日、win8.1(というか win8 SP1!)がリリースされましたので、先日、私のストレスのはけ口にさせていただいたお詫びも込めて、windows8.1(64bit)での動作/ストレステストをしてみました。
先日、「win8 は USB まわりに問題がある」と書かせていただきましたが、win8.1では、解消されました。USBストレージやカードリーダライタのマウント/アンマウント/読み書きも問題なく行えますし、W3U3をどこのUSBポートに繋いでも問題なくデバイスマネージャ上で認識されますし、視聴も可能です。
で、8チャネル連続録画のストレステストをしてみました。紆余曲折はあったのですが、結果、現状としては問題なくなったかと思います。
実は、最初、2時間ぐらいで spinel が落ちました。spinel が落ちた経験はなかったので、8.1 ではダメなのかと思ったのですが、tvrockのログを見たところ、地上波の各チャネルで凄まじい勢いでボロボロとdropが発生していました。
spinelが落ちた原因が、dropのせいなのかどうかわかりませんが、とりあえず、地上波の受信強度を調整し、dropの発生を抑制しました。(受信環境は以前と変わっていないので、何故 drop が発生するのか、全くもって不思議なのですが、とにかく、地上波の drop を抑制しました)
その後、約30時間、8チャネル受信(視聴)し続けましたが、どのチャネルも drop なく受信(視聴)でき、もちろん、spinel も落ちませんでした。
なので、とりあえず、win8.1 でも大丈夫なのかなと考えています。
もうしばらく運用してみて、また駄文を書きに来ます。以下、一応、参考までに、再度、PCのスペックを簡単に記します。
M/B : ASUS P8H77-V
CPU : core i7 3770
メモリ : 16GB
映像保存HDD : 3TB 7200prm
投稿: 八方塞がり | 2013年10月21日 (月) 23時21分
八方塞がりさん、なるほど、Windows8の問題なのかUSBチップの問題なのか判りませんが、その動作は困ったものですね。情報有難うございます。
私の環境ではWin8でも安定して動いていますが、PCがエラーを起こして強制終了した後の再起動でチューナーの片系を見失ったことがありました。その辺のデバイスハンドリングはWin7とも違っているようで、まだまだ改善要だと思います。
投稿: Vladi | 2013年8月 4日 (日) 01時22分
vladiさん
ご無沙汰しております。八方塞がりです。迅速にご回答いただいたにもかかわらず返事が遅れまして大変失礼いたしました。
先日ご回答を頂いた直後、大炎上しているプロジェクトへ火消しのため投入され、暫くの間ほぼ24時間体制で拘束されておりました。
今週に解放され、vladiさんからのご回答を検証する時間を作る事ができました。
で、結論から申し上げると、vladiさんのご指摘の通り、デバイスマネージャ上で認識されていない状況で、USBケーブルの抜き差し等を行う事で再度認識されました。
ただ、それは、根本的な解決ではない(意図しないデバイスの取り外しが起らない様にしたい)と思ったので、色々と検証してみました。
すると、ある1つの現象を100%の確率で再現する事ができました。
それは、PX-W3U3 を差す USB ポートによって、挙動が全く変わるという事です。
M/Bは、ASUS の P8H77-V を使っています。
この M/B には、M/Bに直に半田付けされている USB2.0 のポートが 4 つあります。
そのうちのポートA、B に PX-W3U3 を差し、8チャネル 48 時間連続視聴をしても問題なく視聴できましたが、ポートC、D に差して連続視聴すると5~10分程度で PX-W3U3 が認識されなくなります。
で、ポートC、Dに問題があるのかと言えばそうは言い切れません。USBメモリ、USB-HDDをポートC、Dに接続してそれらのストレージに約40時間ファイルの読み書きをし続けても問題は出ませんでした。
ただ、ポートCで問題がなかったUSBメモリをケース前面のUSBポートに接続すると、ストレージデバイスとしての認識はされますが、実際のアクセス(ファイルの読み書き)ができません。
ケース前面のポートが悪いのかと言うと、やはりそうではなく、メモリカードリーダ/ライタを接続すると問題なくファイルの読み書きができます。
これらの事から、windows 8 の USB 周りには何か重大な不具合があるのではないかと想像しています。
windows 7 以前 と windows 8 では、OS内部でのUSBデバイスの扱い方が変わっているようですので、まだ技術的な意味で枯れていないのだと思います。また、あるテキストファイルのファイル名を変更しようとしただけで BSOD も出ずに固まった事もありました。
windows8.1(と言うか 8.1 ではなく、8 の SP1 だと思っている)がリリースされるようですのでそれで安定してくれればよいのですが、一方、UAC を無効にするとメトロのアプリが使えない仕様にも頭にきたので、結局、win 8 を捨て、win 7 で運用する事にしました。
個人的には、windows 8 が vista と同じ道を辿るのではないかと思う今日この頃です。
投稿: 八方塞がり | 2013年8月 2日 (金) 17時57分
DEL00さん、チャンネルとサービスIDはそれで正しいと思います。
受信できない、という状態が前のご質問と同じ、tvrockで番組情報が取得できないという問題なのか、それともTVTest単独でチャンネルを合わせても受信できていないという話なのか、良く判りませんが、もしTVTest単独でも受信できないのなら、この辺の前半の話をチェックされてはいかがでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1484477959
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000140322/SortID=12986364/#13117621
尤もNHK BSの周波数が高い(BS-15)というのは無料チャンネルの中での話なので、有料チャンネル(IMAGICA)や無料チャンネルのDlifeが受信できているようなら、ちょっと違う気がしますが。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kazu_f/digital-sat/trapon-bsat.html
投稿: Vladi | 2013年7月20日 (土) 14時35分
失礼します。先日ご教授頂いた通りインストールしなおしたところ、受信できるようになりました。
ただNHKだけが何をやっても受信できず、いろいろ調べてもあまり有力な情報が得られませんでした。
NHKのチャンネルとサービスIDは以下のもので合ってますでしょうか?
NHK BS1 786186481 101
NHK BS1-2 786186481 102
NHK BSプレミアム 786186482 103
度々申し訳ありません。よろしくお願いします。
投稿: DEL00 | 2013年7月19日 (金) 15時33分
DEL00さん、その辺がしっかり設定してあるなら他に何が原因なのかはっきりは判りませんが、念のため、TVRockのRockバーを使って普通にTVTestの画面を操作してみて
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/px-q3pepx-w3pe-.html#TTLauncher
「BSCSで番組表が取得できでいないチャンネル」に切り替えることはできるかを確認して頂けますでしょうか?
これができないようなら、TVRockの設定に何かゴミが入っているんじゃないかと思います。
また普通に選局ができる場合も、番組表取得の際のTVTestの画面とRockバーを観察してみて、なぜか衛星の番組表取得なのに地上波のチューナーにBSCSの選局を指示してしまっているような場合は(TVTestのログにも、地上波チューナーの方にBSCSの選局指示が出て、エラーになっていると思います)、TVRockのチューナー毎のチャンネル定義にゴミが残っているせいではないかと思います。
ただ細かいところまでは助言しかねますので、長引いているようであれば思い切って一旦UninstallでTVRockを完全に削除してから入れ直ししたほうが良いような気がします。
またもしCPUがATOM、Zacateやローエンドの場合は、TVRockとTVTestの連携はうまくできているにも関わらず、スクランブル解除処理の負荷が重くてチャンネルの切り替えが重くなっている場合もありえます。以下のリンクの③④のようなケースもありますので、ご確認ください。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html#TVRockBlank2
BSCSの場合は1つのトラポンで複数のサービスが乗っていますので、このような原因で負荷が重くなり、結果番組表取得が歯抜けになる、ということが私の場合もありました。
カードリーダー自体の処理が何かの理由で遅くなっている可能性もあります。カードリーダーを替えてみる、特に内蔵リーダーを使っている場合はUSBリーダーも試してみると良いかもしれません。
以上、ランダムな情報でお役にたてるかどうか判りませんが、ご参考まで。
投稿: Vladi | 2013年7月15日 (月) 13時58分
Vladiさん早速ご回答ありがとうございます。
回答頂いた①、②共にしっかりと行なっております。
例えば東映チャンネルを取得しても、tvtestが起動し直前に見ていた番組が表示されるだけでタスクバーでは東映チャンネル選局中とは出ているのに一向に取得できません。
どうすればいいのでしょうか・・・><
投稿: DEL00 | 2013年7月15日 (月) 04時39分
DEL00さん、ご参考
http://labs.digitalhell.net/2ch/dat/20121109/avi/1350306743.html#no920
これはTVH264のケースですが仕組みは同じで、要は
①新チャンネルマップに対応していない古いTvRockOnTVTestを使っている。正しくMod 9.1r2を使っているか?
②TVTest側で「全ての」BCCSチューナーでBS、CSチャンネルのプリセット読み込みをやっていて、それらの局が普通に選べるようになっているか?
の2点が疑われます。ご確認ください。
投稿: Vladi | 2013年7月14日 (日) 15時43分
はじめまして。
このブログを見ながら設定させていただきました。ありがとうございます。
今一つ、困っていることがありまして、tvrockでBS、CSの番組情報を取得しているのですが、地デジはしっかりと取得できているのにBSCSだとチラホラとしか取得できでいません。
tvtestのログをみてみると、
7/14 10:31:48>TvRockOnTVTest.tvtp : 指定された周波数とサービスIDに一致するチャンネルがありません。
2013/07/14 10:31:48>TvRockOnTVTest.tvtp : 該当するチャンネルが見つかりません。
2013/07/14 10:31:49>TvRockOnTVTest.tvtp : TvRockからチャンネル変更要求を受けました。(Ch 810745856 / Sv 221)
このようなログがあります。
でもtvtestとtvrockではチャンネルの形式?が違うので自分でもどうすればいいか分からず悩んでいます。
お手数おかけするかもしれませんが、ご教授お願いします。
使用チューナーはW3U3でPCスペックはwindows8 64bit メモリ8GB CPU celeronG540です。
投稿: DEL00 | 2013年7月14日 (日) 10時42分
八方さん、
>クライアントの接続を拒否しました。 チューナのオープンに失敗しました
のエラーは、該当のチューナがちゃんと認識できていない場合に起きる話で、今までの受信環境の問題とは別です。
コントロールパネル→デバイスマネージャー で、本来W3U3が1台あたり2行並んでるはずですが、これが1行だけだったり表示されていない状態になってると思います。
いくつか原因が考えられますが、基本はこの辺を見ながら独力で対策をお願いいたします。それほど難しい話ではないと思います。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html
とりあえず解決するまではデバイスマネージャーを表示しておいて数がおかしければUSBを抜き差しすれば良いと思います。
投稿: Vladi | 2013年6月23日 (日) 13時51分
Vladiさん
度々、すみません。八方塞がりです。
電波対策をする前に、別なエラーが出ました。
昨晩から今日にまたがって、30番組位の予約を入れていて今も録画中なのですが、今朝起きて録画状況を確認したところ、spinel がエラーを吐いていました。
具体的には、以下のログです。
> [2013/06/23 00:29:01.938] クライアントの接続を拒否しました。
> チューナのオープンに失敗しました。 TunerPath = PXW3U3/0/S/1 ClientID = TSREC/TVTest/8284
これが現時点で9回出ています。このエラーが確認されたのは、今日が初めてです。
もちろん、チューナのバッティング(T2で録画している時間帯に、さらにT2で録画しようとしたという事)はありません。
00:00~00:30 T2で録画
00:30~01:00 T4で録画
01:00~01:30 T6で録画
01:30~02:00 T8で録画
02:00~02:30 T2で録画
・
・
・
という形で、ローテートするように予約を入れていました。
上記のエラーが出た番組は、TSファイルが作成されているには作成されているのですが、ファイルサイズは0バイトです。
また、番組が正常録画できている時は、タスクバー上のパラボラアンテナのアイコンは暗い紫/明るい紫の点滅ですが、上記のエラーが出ている時は暗い紫のままです。
TVRockのログを見ると、録画に成功した番組でも相変わらずエラーは出ていますが、電波13~15dBで、Dropは0~2の範囲なので、特段、電波状況が悪いという事でもないように思います。
エラーが出るチューナに偏りはありません。T2(PXW3U3/0/S/0)、T4(PXW3U3/0/S/1)、T6(PXW3U3/1/S/0)、T8(PXW3U3/1/S/1)の全てで発生しています。
先日相談させて頂いた内容も含めて考えると、ノイズが混入しているという事ではなく、衛星波の系統に別の何らかの問題があると考えたほうが妥当でしょうか。
アンテナへの給電は地デジが開始された頃に購入した家電テレビより行っているので、そこは問題ないと思っているのですが…
よろしくお願いいたします。
投稿: 八方塞がり | 2013年6月23日 (日) 11時46分
八方さん、そうですね。こういう時は金のかからない、すぐにできることから順にやってみると良いですよ。そのために何か買う場合は、もし外れていても使い回しのきくものから。
④については、無線LANやBTのドングル等がW3U3のすぐ側にあるような場合が問題で、50cmも離れていれば影響を受けるようなものでもないと思います。
分波器は何かの時のために1個あって良いかもしれませんね。分配器は激安品なら確かに原因になる可能性がありますが、可能なら買い替える前に分配器を経由せずに繋いでみてどうなるか、やってみるのも良いと思います。
以上、頑張ってください!
投稿: Vladi | 2013年6月21日 (金) 21時53分
Vladiさん
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。また、返信が遅くなり失礼いたしました。
> ①はいわゆる悪天候時の現象で、衛星放送では避けられない問題です。
ですよね。これは仕方ないですよね…
> ②は想定外の混信がある場合で、アンテナ線でわずかにむき出しになった部分からノイズ源の電波が入ることによって起こります。
わかりました。分波器を入れてみます。
> ③は意外と起きますし、原因として見過ごされがちです。
分配器は、PLANEX製の1mケーブル2本付激安分配器を使っているので、一度交換してみます。
PLANEXには昔から「安かろう悪かろう」のイメージを抱いていたのですが、それにしてもあまりにも安かったので、つい、手を出してしまいました…
(ちなみに、今、amazon を見たら、私が買った時は \840 だったのですが、今は \1,069 でした。円安の影響なんですかねぇ…)
> ④は原因は②と同じなのですが、PC環境特有の話として無線LANやブルートゥース機器など
これは、思い当りすぎて、どうしようか困ります…
諸事情で、宅内 LAN のセグメントを2つ作っていて、それぞれのセグメントで無線LANルータを運用しています。
また、ブルートゥースキーボード、マウスも使っています。
wi-fiルータは長いイーサケーブルの導入で物理的に距離を置く事ができますが、キーボード/マウスは変更するのにちょっと躊躇している自分がいます。悩ましいです…
なんにしろ、できる所からやってみようと思います。
諸々対処して、しばらく運用したら、その結果を報告いたします。
アドバイス、とても参考になりました。本当にありがとうございました。
投稿: 八方塞がり | 2013年6月21日 (金) 13時16分
八方さん、ご返答遅れました
なるほど。問題は
>たまに再生に問題が出る(録画時の受信に問題がある)
>再生に問題が出るファイルのTvRockのログを見ると、80パケットや、ひどい時は600パケット drop しています
>全て衛星波で発生(特定のチャネルではなく全てのチャネル。自前設置アンテナ)
に絞られますね。前回のメールで疑念を抱かれていた内容とは関係のない、受信環境の問題と思われます。
衛星のドロップが不定期にランダムなチャンネルで出るとなると、原因は以下のどれかだと思われます。
①受信電波がたまに弱くなることがある
②アンテナ線に不定期にノイズが入る
③分配器、分波器の不良
④マシンから出るノイズが入る
①はいわゆる悪天候時の現象で、衛星放送では避けられない問題です。この場合平均で13dB出ていても、ドロップが起きる時だけ8dB以下になるので判別できます。
万一ヘリなどが受信の障害物になっている場合も、同じようになりますので判別可能です。
②は想定外の混信がある場合で、アンテナ線でわずかにむき出しになった部分からノイズ源の電波が入ることによって起こります。
判別は難しいですが、可能なら分波器を入れてみてください。分波器本来の使い道ではありませんが、ノイズに対するフィルターとなって状況改善することがあります。
③は意外と起きますし、原因として見過ごされがちです。ためしにバイパスしてみたり、別の物に替えてみて現象が消えるかどうか、やってみると良いと思います。
④は原因は②と同じなのですが、PC環境特有の話として無線LANやブルートゥース機器など電波を出すモジュールのすぐ近くにW3U3等やアンテナ線があると起きます。思い当る場合はそれらから出来るだけ離してみてください。
思い付くものは以上です。
投稿: Vladi | 2013年6月18日 (火) 02時05分
vladiさん、おはようございます
早速のご回答、ありがとうございます。
> はい、それだけあれば全く問題ありません。というか、この機種の場合それ以上の数字にはなりません。
ありがとうございます。受信環境には問題ないという事が確認できました。
> おそらく「大丈夫です」の一言があれば良いのではないかと思いましたので、、大丈夫です!
ありがとうございます。確かに「大丈夫」の一言をいただければ大丈夫ですw
ただ、1点、ちょっと気になる事があります。
> 実際に録画したものをTvtPlayなどで再生して問題なく再生できるのなら、全く気にする必要はありません
というお答えですが、たまに再生に問題が出る事があります。
再生に問題が出るファイルのTvRockのログを見ると、80パケットや、ひどい時は600パケット drop しています。
これらの現象は全て衛星波で発生します(特定のチャネルではなく全てのチャネル。自前設置アンテナ)。
地上波(ケーブル局よりの再送信)では発生しません。
ただ、衛星波の受信レベル(dB)自体は先にもお伝えしたように 13 ~ 14dB 出ていますので、基本的な受信環境(アンテナ設置状況、アンテナへの給電、アンテナからチューナへの配線)には問題ないと考えています。
これは、録画時にたまたまなんらかの運の悪い出来事があった(例えば衛星とアンテナの間をヘリコプターが飛び去ったとか)があったと考えるのが自然でしょうか(私の自宅周辺では、何故か、週末でも必ず2~3度、ヘリコプターが飛ぶ音が聞こえます)。
いかが思われますでしょうか。
たびたびお手数で恐縮ですが、vladi さんの見解をお知らせいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
投稿: 八方塞がり | 2013年6月16日 (日) 09時32分
八方さん、
1.>電波(c/n比)に問題はないと捉えてよいでしょうか。
はい、それだけあれば全く問題ありません。というか、この機種の場合それ以上の数字にはなりません。
他の機種やテレビとそれぞれ基準が違う自己申告値ですので、この機種の基準を満たしていれば大丈夫です。
2.そこで出ているエラーの数字は要はScramblingエラーでそういう数値になるのはTVRockの特性ですので、Dの数字さえ0とか小さいものであって、かつ実際に録画したものをTvtPlayなどで再生して問題なく再生できるのなら、全く気にする必要はありません。ただし再生してみて何も映らず、Sの数字が増えていくならスクランブル解除の失敗が起きていますが、それはおそらく別の問題です。
ちょっと簡単な回答ですが、おそらく「大丈夫です」の一言があれば良いのではないかと思いましたので、、大丈夫です!
投稿: Vladi | 2013年6月16日 (日) 00時43分
vladiさん、今晩は、初めまして。
vladi さんに各種ツールや導入手順をこのように纏めていただき、公開されていらっしゃる事で、お陰様で PX-W3U3 を2台、windows8pro 64bit で運用し始める事が出来ました。
運用し始めてから約3ヶ月ほど経ちますが、2点ほど疑問があります。もしお手数でなければ、お時間のある時にご回答いただけますと幸いです。
■1.電波の受信強度(?)について
地上波については、地元ケーブル局から再送信されてくるので、各チャンネル28~29dBほどを保っており、TvRockから録画した際も、ログにはほとんどエラーが出ません(少し出ます。この事についての詳細は2点目の疑問としてお伺いできればと思っています)。
ただ、衛星波(BS/110度CS)では、13~14dB(天候にはあまり左右されない)しか出ません(自前設置アンテナ)。
13~14dBという数字は、良い数字ではないにしても、運用するにはそれなりに十分な数字ではないかと思っています。
家電TV(BS/110度CS対応)で、アンテナ受信レベルを見ると、家電TVの説明書で基準とされているアンテナレベルは越えています。
vladi さんの FAQ でも、地上波20dB、衛星9dB程度以上を一つの目安になさっていらっしゃるようですが、私の場合は地上波、衛星波ともその目安を超えています。電波(c/n比)に問題はないと捉えてよいでしょうか。
■2.TvRockで録画した際のエラーについて
TvRockで録画すると、TvRockのログに、以下のようなエラーが多発しています(地上波、衛星波とも)。
[13/06/15 10:30:00 0.9u2]:[T2]エラー詳細:PID 0x100f, Total=40716800, Drop=0, Scrambling=40716800
[13/06/15 10:30:00 0.9u2]:[T2]エラー詳細:PID 0x104d, Total=788603, Drop=0, Scrambling=788603
[13/06/15 10:30:00 0.9u2]:[T2]エラー詳細:PID 0x104f, Total=742821, Drop=0, Scrambling=742821
[13/06/15 10:30:00 0.9u2]:[T2]エラー詳細:PID 0x141d, Total=1443947, Drop=0, Scrambling=1443947
Drop が 0 という事は、TSパケットの受信に失敗したわけではなく、スクランブル解除に失敗したという事なのかなと想像していますが、この想像は正しいでしょうか。
ただ、その想像が正しかった場合、Multi2Decを通しても、元ファイル、Multi2Decで作成されたファイルには1ビットの差異もありません(ファイル比較ツールで比較した結果)。
また、衛星波でたまに、平気で、100~500パケット dropする事もあります(地上波のドロップは今のところ認められません。上記の Drop=0 のエラーはログに出ますが)
これを踏まえると、やはり、衛星波の c/n 比が悪いと捉えるのが自然でしょうか。
この現象は、特定のチャンネルではなく、様々なチャンネルで散見されます。
CPU: i7 3770、メモリ:16GB、HDD:3TB 7200prm なので、マシンパワーに起因してエラーが出ている可能性は低いと考えています。
なお、衛星アンテナへの給電は、家電TVから行っています。(LNB_OFF_PX_W3U3.reg を選んでいます)
スマートカードリーダは、NTT-ME SCR3310-NTTCom を利用しています。
必要があればスマートカードリーダを変える事も検討していますが、まずは、vladi さんのご意見をお伺いしたく、長文失礼させていただきました。
よろしくお願いいたします。
投稿: 八方塞がり | 2013年6月16日 (日) 00時31分
Vladiさん、やっと我が家でサーバーよりTV鑑賞が自由に出来る環境が手に入りました。
このブログは本当に参考になりました。
今年のジロデイタリアに間に合いました。
本当にありがとうございました。
投稿: ひでやん | 2013年5月 3日 (金) 10時59分
お騒がせして申し訳ありませんでした、自己完結しました。
結局のところBCASカードの差込が甘かっただけでした。
きちんと奥まで入れると無事視聴できるようになりました。
このあとはふたたびVladiさんの手順どおりに進めるつもりです。
このすばらしいブログをいつまでも続けていってください。
投稿: ひでやん | 2013年4月27日 (土) 17時30分
ひでやんさん、
この情報だといろいろ可能性があるとしか言えませんが、拙記事のFAQ
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html
などをご参照いただいて、1つ1つチェックしていくことをお勧めします。
①画面、音声が表示されないのは最も単純にはスクランブル解除ができていない事で、TVTestの下のSの数字が増え続けるならそう判断できます。(その状態でもチャンネルスキャンはできます)
その場合はカードリーダーの設定が正しいか、正しい方向で奥まで差さっているか、などチェックしてください。
②DirectShow関連のエラーが起きている→FAQの2-4)あたりを参照
③信号強度15-19dbだとBSなら問題ないですが、地上波だと低すぎて絵も音も出ない程度だと思います。FAQの2-1)あたりを参照
④その辺をチェックしても解決しない場合、VAIOの場合USB周りでの相性が出やすい事例があります。(FeliCaあたりのインターフェースが悪さしている話も)。その場合本体のUSBは使わず、Expressカードや拡張スロットを使ったUSBカードを使えば解決するようです。例)
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/plex-px-w3u2-0d.html#comment-67287939
いろいろやって行き詰ったら、やってみられると良いと思います。
投稿: Vladi | 2013年4月27日 (土) 09時42分
Vladiさんはじめまして。当方ここ何日かPX-S3U2の設定で固まっております。
何かヒントをいただけたら幸いだと思いましてメールを差し上げた次第です。
状況は ドライバーのインストール完了、Spinel起動完了、TVtestを内蔵カードリーダーで立ち上げ成功。
TVtestのチャンネルスキャン成功。
ここまで特にエラー表示は無しにすすみましたが、肝心のTVtestによる画面、音声が出ません。
チャンネルは切り替わったかのように左上に表示されますが一向に画面、音声が表示されません。
また右下に表示されている信号強度?は15-19db 受信速度は17Mbps エラー表示は0になっております。
なを環境はWin7 PCはSony vaio corei3 です。
こんな状況では何を疑ったらよいでしょうか?
よろしかったらご教授お願い致します。
投稿: ひでやん | 2013年4月26日 (金) 22時27分
ご返事遅れて申し訳ございません。わざわざ、こんなに丁寧にありがとうございます。土日まとめていろいろと試してみたいと思います! 結果も一緒に報告させて頂きます。本当に有難うございます!
投稿: sky | 2013年4月 2日 (火) 21時39分
skyさん、なるほど、multiAVCHDのスレを見てみると
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/avi/1279093538/
確かにDIGAに対して相性はあるようでうまく再生できない、という情報がいろいろありますね。私はDIGAを持っていない(というか、BDレコを持っていない)ので気付きませんでしたが、勉強になります。
さて、有料ソフトを使えば簡単だと思いますが、、それでは面白味がないのでこの辺の手順ではいかがでしょうか?
http://homepage2.nifty.com/yss/ts/ts.htm
記事中のソフトのリンク自体は古いものが混じっているのと、ここで書いてあるTSDemuxはもうDLできないようですので、TSDemux + ToWave でm2tsとwaveに分離する手順はBonTsDemux
http://www2.wazoku.net/2sen/friioup/source/up1091.zip
に置き換えて、また
tsMuxeR
http://www.gigafree.net/media/blu-ray/tsmuxer.html
ImgBurn
http://www.gigafree.net/media/writing/imgburn.html
あたりを使うと良いと思います。
ようはtsMuxeRを使う手順なので、multiAVCHDとは本質的にはちょっとした違いだと思いますが、記事に明示的にPanasonic BW800で再生と書いてあるので。お時間のある時にやってみて、また結果を教えていただければ幸いです。
追補1)PC側で再生できない、という話がもしPowerDVD11/12で再生できない、という事でしたら、このようなパッチ情報がありますので、該当しそうな場合は当ててみてください。
http://jp.cyberlink.com/support/faq-content.do?id=15667
何を隠そう、私も試しにmultiAVCHDでPanasonic~のフォーマットで作ってみたところこのエラーが出たのですが、パッチを当てたら無事再生できるようになりました。
追補2)上記、tsMuxeRの方法は本質的にmultiAVCHDでやる事と変わらないので、あまり根本的な解決策になっていないかもしれません。
その場合、multiAVCHDでOutputフォーマットの指定をBlu-ray Discではなく、AVCHD(strict)にすると、より互換性の高いフォーマットになる気がします。(BD-Rへの書き込み方法は変わりません。)
もともとmultiAVCHD自体がその名の通りAVCHDフォーマットを主ターゲットにしていますし、AVCHDは現状ほとんどのBDプレーヤーがサポートしてる筈で、かつ(strict)の指定だとPanasonic系の互換性が考慮されるようです。よければ追補1)と併せて試してみていただけると有り難いです。
投稿: Vladi | 2013年3月31日 (日) 12時05分
上記の記事の”7)Blu-rayディスクに焼く”について質問があります。
手順通りにやってみたところ、パソコンでは再生可能だったのですが、Panasonic製のブルーレイレコーダー(ディーガ)では再生出来ませんでした。multiAVCHDのスタートを押して手順通りなら"Blue-ray" を選択するところを、"PanasonicBlue-rayPlayers"を選択したところディーガでは再生できたのですが、パソコンではほぼ再生できなくなってしまいました。(VLCではかろうじて再生可能でしたが、画質があまり良くない上に、読み込みが異常に時間がかかってしまう)
何か解決方法をご存じであれば、教えていただきたいです。
投稿: sky | 2013年3月30日 (土) 17時56分
了解です。ありがとうございました。
投稿: 3saku | 2013年3月18日 (月) 19時40分
tsの映像には複数の音声トラックがある場合があり、また左右の音声チャンネルから別の音声が出ている場合があります。
TVTest(あるいはTvtPlay)はその辺を適切に選んでくれますので殆ど意識しなくても適切な音が出るのですが、
GOM等のプレーヤーだとデフォルトでは適切でない音声チャンネルを選んでしまうことがあり、音が出ないとか二ヶ国語放送を左右から別々に流してしまうことになります。
GOMの場合オーディオメニュー→音声選択で音声チャンネルの選択、あるいはL,Rの選択ができますので、適切な音声が出るものを都度、選んでください。
GOMだけでなくVLCやMPCでも同じで、またエンコードをおこなう場合も適切に選ばないと音が出ない映像になってしまう事もあります。
この辺はプレーヤーがおかしいというよりTVの決め事が一般的な動画プレーヤーの常識とはちょっと違っているのが原因で、録画されていない訳ではありません。
投稿: Vladi | 2013年3月18日 (月) 01時28分
Vladiさん
ありがとうございます。
再生は使い慣れたGOMプレーヤーを使用していますが、単にGOMプレーヤーでは再生できない音声フォーマットで配信されている番組だった、という理解でよろしいでしょうか?
投稿: 3saku | 2013年3月17日 (日) 23時47分
3sakuさん、記事内のこの辺はご参考にされましたか?
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/plex-px-w3u2-0d.html#UO-2-3
録画の再生はTvtPlayを使うのがお勧めです。
投稿: Vladi | 2013年3月17日 (日) 23時20分
お世話になります。
Vladiさんの記載されている手順に沿って、PX-W3U3の設定を行わせていただきました。
そこで質問ですが、TVRockで録画していると、ある特定の番組が映像だけの録画になります。
特定の番組とは、ローカル局のスポーツ情報番組です。
CM中は音声も録画されていますが、本編中は映像だけが録画されます。
対処方法または原因にお心当たりがありましたらご教授願います。
投稿: 3saku | 2013年3月17日 (日) 20時24分
すみません、URLが間違っていました。下記が正解です
http://kie.nu/RYt
投稿: 創造の館管理人 | 2013年3月11日 (月) 18時50分
TVBonExpress 1-0-0-0 正式公開しました。
以下のURLからDLできます
http://kie.nu/RYn
いろいろありがとうございました
投稿: 創造の館管理人 | 2013年3月11日 (月) 18時39分
早速のお返事ありがとうございます
番組表取得のファイルありがとうございます。現在BS/CSの視聴環境が整ったのでデ
バッグをしています。以下は正式版の変更予定です
1.いただいたチャンネル予約ファイルを同梱(ありがとうございます)
2.CardReader_PX.dll、CardReader_PX.ini、WinSCard.dll
の3つは\BonCasLink\サービス版の下のみとする(spinel\bondriverの下は削除,いらないみたいなので)
3.TVRockのチャンネルプリセットファイルを作業フォルダtvrock_tmp以下に移動(TVRock直下は間違った場所でした)
4.TVTestのBS/CSプリセット済みチャンネルファイルch2を同梱(番組取得の前段階で全チューナ分必要になるため)
>>そこまで親切な事をすることに価値があると思ったり労力を使おうという人がいなかった
面倒なことが大嫌いな私の性格もあるのですが、ソフトを作るのがもっと面倒で何のトクにもならないと思っても人の助けにもなると思うとやってしまったりするんです。
あとはドキュメントを充実させて正式公開させていただきます。お気づきの点がありましたらお知らせいただければ幸いです。
投稿: 創造の館管理人 | 2013年3月10日 (日) 08時00分
創造の館管理人さん、さっそく当方に転がっていたクリーンなWin7環境でやってみましたが、良いんじゃないでしょうか?というか、素晴らしいです。
ここの記事では中身の理解を助ける意味で手順をすべて書き出しておくのも目的でしたので全部マニュアルの手順になっていますが、少なくともファイルをコピーしてリネームしてiniファイルを編集する、など完全に機械的なところは、あらかじめ決め打ちでファイルを用意したりバッチ化しておいても良いかな、とは思っていました。しかし導入や設定を完全にプロシージャー化するというのは頭が及びませんでしたので、使ってみて良くできてるなぁ、と思います。
まあ賛辞を言われるよりはお役に立てたほうが良いでしょうから、Tipsを1つ。
TVRockのレジストリをプリセットしておく、というのは先日のプロシージャーを見てもうまいやり方だと思ったのですが、どうしてもコンピューター名が入るところがあるので、最終的にDTuneに頼る必要があるだろうな、と思っていました。その辺テキストを見せながらDTuneを走らせるとは上手いやり方ですね。まあここはTVRockの処理もブラックボックスなところで完全な自動化は無理があるので、このやり方で良いんじゃないかと思います。地上波はいずれにしろ自分でセットしてもらう必要がありますしね。
ちょっと役に立つかどうかわからないのですが、いずれにしろTVRockの番組表取得は導入後すぐにタスクを定義しておく必要があるのですが、リンクにアップしたschファイル
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/files/tvrock.sch.zip
をch-bs.txt等と同じように、DTuneを起動する前にtvrock_tmpフォルダに上書きしておけば、地上波と衛星で1つずつ、定期的な番組表取得タスクをプリセットしてくれます。時間帯や頻度は好みがあると思いますので編集してもらうとして、1から設定してもらうよりはデフォルトで動くものがあった方が良い気がしますので。
>このソフトが世間に与える影響が予測できません。
その辺は私も確定的なことは言えないのですが、ハードとソフトをセットにして完成品として商売をしたり配布している訳でもないですし、もともとTVTestだけでも視聴も録画もできるわけで、それとTVRockやSpinelが予め組み合わさっていても本質的に何も違いはないと思います。
B25暗号解除ルーチンがセットになっているかどうかについては、今のところ昨年の著作権法改正以後実際に問題にされた例はないのですが、そのうち拡大解釈でNGになる「可能性もある」という用心で、TVTestにしろEDCBにしろ、新規UPされたものはB25の部分を外して別途何とかしてね、という形になっているわけです。
そういう意味では、TVTestも(0.7.23はB25ルーチンが内蔵されていますので) Spinelと同様、バンドルするのではなくユーザーにDLしてもらう形にしたほうが良いのではないでしょうか?ガイドを入れるのは構わないと思います。
>環境が作りにくいことがこの手のツールが放任されている要因かも
今まで例がないのは単にそこまで親切な事をすることに価値があると思ったり労力を使おうという人がいなかっただけじゃないでしょうか。なにしろ親切にしてしまうとその結果にも何となく責任を負わなければならないので、基本は(私もそうですが)「こんな風にすると上手くいくかもしれない情報は書いとくけどあとは自己責任でやってね」という処で留めるわけです。
まあいろいろうまく動かないとか良くわからずに起動してしまう方も多くなると思いますので、免責事項や予め知っておいてほしいことは、ちゃんと最初に表示しておいたほうが良いと思います。
以上、非常に便利なものだと思いますし、完成版になったら私の記事からもリンクさせていただきたく思います。ぜひ、この調子で良い物に仕上げていってください!
投稿: Vladi | 2013年3月 9日 (土) 02時29分
本ページで紹介されているDTV視聴環境を自動的にインストールするプログラムです。いただいたご意見を参考に作り直してみました。
TVBonExpress ダウンロードURL
http://kie.nu/Rv3
本ファイルは機能評価版ですのでDL有効期間を3日間として全部同梱していますが、正式版では扱いが微妙なTVTestと配布を禁止しているSpinel関係は同梱せずユーザーに準備してもらう形になります。
オリジナルファイルの置き場を作ってインストール先に展開する、たぶんこのような形をイメージされておられたのだと思います。ご意見をいただきまして、正式公開したく存じます。
Vladiさんのブログからリンクされているファイルを同梱させていただいてます。BS/CSのチャンネル設定ファイルと、W3U3用のBonDriverです。問題がありましたらご指摘ください。
すべてバッチファイルにして誰でも機種の追加など発展ができる仕組みに仕上げています。できるだけ多くの人の助けになればと思っているのですが、このソフトが世間に与える影響が予測できません。
環境が作りにくいことがこの手のツールが放任されている要因かもしれないというのは考えすぎでしょうか。
投稿: 創造の館管理人 | 2013年3月 8日 (金) 22時15分
まあこの手のフリーソフトはOSSのようにきちんとしたポリシーとルールに則って運用される保証はないので、作り手によって二次配布が禁じられるのも無理はないと思います。特にts抜きチューナー関連ソフトは、一歩間違うと取り締まりの対象になるような営利目的の商売に巻き込まれる危険性もあるので、変ないいがかりをつけられて貴重なソフトが失われる危険を避けるためにも、一律にそういうルールがあるのも必要な事かと。実際Spinelは某アキバチューナーのパッケージで勝手に使われたりしてましたからね。
なので置き場所を指定した上でソフトウェアのパッケージそのものは各自ダウンロードしてもらう形で良いんじゃないかと思います。設定ファイルの配布なら私のサイトでもあちこちでやってますし、あまり中身をブラックボックスにしてしまうと何かあった時に手も足も出ないユーザーが沢山出て(例えば今回のMS-DTVデコーダの話など)ヘルプ依頼が殺到すると思うので、ある程度使うユーザーにも中身を理解して、自分で調べるクセをつけてもらう形のほうが良いんじゃないかと思います。各ソフトは家電なみの完全なメンテフリーという作りにはもともとなっていない訳ですし。。
などなど思ったりしますが、ユーザーの敷居を下げる取組みはとても貴重だと思うので、次のもの楽しみにしていますよ!
投稿: Vladi | 2013年3月 1日 (金) 23時43分
早速のアドバイスありがとうございます。
御指摘の通りspinelが再配布を禁止していることがわかったのでいったん公開を取りやめました。
以後spinel抜きのインストーラを検討していきたいと思います。
ソフトウェアの設計としては、アプリケーションにすると中身をいじれないので
すべての作業をバッチファイルに記述して、あとから自由に改良or発展ができる形にしようと思っています。
こういうものを余り見かけないのは、案外spinelを同梱できないことが原因なのかもしれないですね。
TvTESTの扱いが良くわからないのですが、あれもこれも外すと利便が次第に失われてインストーラの意味が
なくなってきます。このあたりが難しいですね。
次のものが出来ましたらお知らせしますので、またそのときご指導いただければ幸いです。
投稿: 創造の館管理人 | 2013年3月 1日 (金) 12時34分
創造の館管理人さん、
おお~っ 素晴らしいですね!
今私のところにはクリーンな環境は無いので実際にTvBONServerSetup.exeを動かしてみた訳ではありませんが、中を見るとランタイムの導入やサービス登録、レジストリの登録まで自動でやっていて、私などが処理の中身についてどうこう言うレベルではないので、ユーザーのフィードバックを受けながら使いやすいものにしていってください、ぐらいが注文です。
もちろん私のBlogの記載を参考にされたことがあっても全然問題はないです。
ただ、私もそうですがある程度用心深い者は、決め打ちでレジストリやiniファイルを弄られるのはちょっと警戒するかもしれません。そういう人間向けには、どういうソフトをどういう形で導入するかの解説をreadme等に付けておいて、場合によってはレジストリは直接弄らずにregやiniファイルを生成してこう適用してください、とガイドするだけのオプションを付けるのも良いかもしれませんね。
また私が言うことではありませんが各種フリーソフトは必ずしも再利用の範囲を規定していないので(つまり、自明の著作権は放棄していない)、私がやるのであれば一旦指定のフォルダ下に元のままのものを解凍する書庫ファイルとインストーラーとを分けて、また各ソフトウェアはどこにオリジナルがあるかをreadmeに明記して、プログラムの中で勝手に使っているのではなく再配布用の書庫とカストマイズソフトの組み合わせである点を強調する形にすると思います。
またSpinelの作者サイトは健在なので、一応こういうソフトを作りましたが再配布して問題ないか、という問い合わせはしておくべきだと思います。(もし許可が一定期間もらえないようなら、上記フォルダに各自DLして解凍する形にして、そのガイドを付ける)
Blogも読ませていただきましたが、これがどういう意図で作られたか判りますし、全面的に賛同いたします。ただ御サイトで正しい意図でもって配布されていても、こういう便利なソフトは勝手に流用されてよからぬビジネスに使われる可能性もあります。(FreeTVというサイトもありました。) 一応予防のために、オリジナルプログラムのビジネス目的での改竄・再利用を禁じるライセンス表記はしておいた方が良いと思います。
投稿: Vladi | 2013年3月 1日 (金) 01時14分
はじめまして。当ブログへのトラックバックご承認ありがとうございます。
PX-W3U3を購入してからこのページを参考に無事、視聴環境を構築することができた一人です。
やってみて、パソコンの操作に不慣れな人にはちょっとしんどいと感じました。
そこで、セットアップをなんとか自動化できないかと思い立ってインストーラを完成させました。
当ブログの最後のリンクからダウンロードできます。
インストールやセットアップの手続きはこのページに書かれている内容をできる限り忠実に実施するよう
設計しています。ランタイムのインストールからサービスの登録、ファイヤウオールの登録、TVRockの
設定などほとんどの操作を自動化しています。
Valdiさんが配布されているデータも同梱しています。もし問題になるようでしたらご連絡いただけると幸いです。
投稿: 創造の館管理人 | 2013年2月28日 (木) 19時37分
: は省けないと思います。悪しからず。
投稿: Vladi | 2013年2月22日 (金) 12時03分
HD:"HandBrake-H.bat" "%1"
このコマンドを選択する際にHD:ではなく、HDで選びたいです。
投稿: | 2013年2月22日 (金) 02時58分
了解です。お世話になりました!
投稿: sig | 2013年1月14日 (月) 17時17分
>番組表の読み込みはしなくてはならない
が正しいです。
投稿: Vladi | 2013年1月14日 (月) 07時53分
ありがとうございます!無事予約出来ました。
ちなみにこの場合は、番組表の読み込みをしていなくても表示されるのでしょうか?
やはり、番組表の読み込みはしなくてはならないのでしょうか?
投稿: sig | 2013年1月14日 (月) 02時47分
設定の
http://vladi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/05/25/tvrock_4.jpg
左上から2番目の番組表サイトがこの通りになっておらず、yahooになっているのでは?
「インテリジェント」-「TV番組表」から呼ばなくても、http://localhost:8969/nobody/now をブラウザのアドレスバーにコピペしてブックマークしておいた方が早いです。
ブラウザはIE以外のものを使ってください。
投稿: Vladi | 2013年1月14日 (月) 02時33分
録画できたかとおもいきや、TV番組表を開くとなぜかyahooのページが開くという症状に見舞われてしまいました…やはり番組表取得がうまくいってないのでしょうか?
投稿: sig | 2013年1月14日 (月) 01時46分
単にTvRockOnの入れ忘れでした。
このような、しょうもないことでお手数をかけて申し訳ないです。
番組表、無事取得出来ました。
このようなわかりやすいサイトを作っていただきありがとうございます。
これからも更新頑張ってください!
投稿: sig | 2013年1月14日 (月) 00時05分
sigさん、TvRockOnTVTestを正しく入れないとそういう症状にもなると思いますが、いかがでしょうか?
投稿: Vladi | 2013年1月13日 (日) 13時09分
PLEX PX-W3U2の設定について (PX-W3U3およびPX-S3U2の手順も追記)にて、
無事にTVTestを使って、テレビを視聴することとができました。しかし、TVRockの設定がうまくいかず、具体的な症状は「4チューナーを選択」でチューナ1~4の設定をしたあとに番組スキャンを行うときに、
「次へ」をクリックすると、TVTestが2タスク起動して番組スキャンを開始しますので、タスクバーから右クリックで、「ウインドウを閉じる」を選択して2タスクとも終了させてください。
とあるのですが、1タスクしか起動しないうえに、起動→終了→起動を繰り返し、最後にはspinelクライアント拒否をしてしまい、TVRockを強制終了しない限りTVtestが永遠と起動→終了してしまいます。
TVRockはオプション欄が狭く間違いが頻発するとのことでしたので何回もチェックしましたが間違いは見つかりませんでした。また、10回ほどやり直してもダメだったので質問させていただきました。もし、原因がわからなくとも少しでも情報をもらえると、とてもありがたいです。
投稿: sig | 2013年1月13日 (日) 11時12分
ご回答ありがとうございます。色々あって自己解決しましたが原因はとても初歩的なもので、USB3.0で接続していたことが問題だったようです。PCにはUSB2.0の入力端子が2つしかなく埋まっていたので、今まで全く気がつきませんでした;;
お手数をお掛けしてしまってすみません。
投稿: sukutte- | 2012年10月16日 (火) 23時14分
その認識されてしまったユニバーサルシリアルバスコントローラーの上で右クリック→ドライバーソフトウェアの更新とやっていけばどうでしょうか?表示されているものは違いますが、手順は上の
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/plex-px-w3u2-0d.html#manudriver
と同じです。
それでうまく行かない場合は、USBから外してUnstall後、W3U3用の1つ前のドライバで試してみるのはいかがでしょうか?
http://plex-net.co.jp/plex/px-w3u3/PX-W3U3_driver_Ver.1.0.0.zip
現在のドライバ1.0.1はこれと比べてLNBの振る舞いが改良されていますが、前のドライバも十分安定していたものです。1.0.1はまだ先月出たばかりで導入でトラぶったっという話も聞きませんが、もしかしたら初めてのケースかもしれませんので。
ドライバが正しく認識されていなければランプは点きません。
投稿: Vladi | 2012年10月16日 (火) 07時34分
はじめまして!本日PX-W3U3が届いたので、このサイトの記事を参考に導入を試みたのですが、ドライバーのインストールのところで躓いてしまいました。当方はwin7の64bitでドライバーは公式よりPX-W3U3_driver_Ver.1.0.1
BDA_driver_64(Vista_Win7)を使用しています。
症状としては、ドライバーインストール後に電源とBCASを挿したPX-W3U3にUSBを繋ぐとドライバのインストール状態の表示のところにAUSBDTVが2つ映り、その後両方HDTV_PX_Loader.Sys(1.0) AS11 USB firmware download driver...という名前のユニバーサルシリアルバスコントローラーとして認識されてしまうといったものです。何度もドライバーのアンインストール/インストールを繰り返したり、再インストールをしてみたりしたのですが何も変化がありません;;どうすればいいのでしょうか。
それとドライバが正しく認識されていなくても電源を本体に繋げばどこかのランプが光ったりするのでしょうか?全くもって光ったりしないので、本体の故障も疑っています。
投稿: sukutte- | 2012年10月16日 (火) 03時57分
[番組情報取得スケジュール]は実際に走らせましたか?例えば今が10月14日の23:00なら、[録]10月14日(日)2305~2350- のように入れて、最初のタスクが5分後に始まるように仕掛けてみてください。
で、23時5分になったら下のタスクバーに、最小化されたTVTestが動き始める筈です。動き始めたら、それが終わるまで待ってください。上のように仕掛けたのなら23時50分までには終わるはずです。その後テレビ番組表をもう一度見てみてください。
(実際の運用では本文の解説にある通り、地上波であれば1時間程度、BSのみであれば2時間程度、BS+CSであれば5時間程度かかりますので、その程度の時間を仕掛けておく必要があります。)
ただとりあえずテストであれば、インテリジェント→番組情報取得 で「開始」を押して、タスクバーに最小化されたTVTestが動いたら、何もせずに20分程度待ってみてください。地上波、BSとも、少なくともNHKの番組は表示されるようになるはずです。
うまく動かない(タスクバーに最小化されたTVTestも現れない)ようであれば、何か設定が間違っています。4)DTune.batによる、TVRockの設定 からもう一度やり直してください。特に「実行アプリ」のオプション欄は間違えやすいです。
投稿: Vladi | 2012年10月14日 (日) 23時11分
早速のご返信ありがとうございます。ご教示のとおり「番組情報の取得」そして「予約情報の登録・変更」画面も処理して予約リストをクリックすれば[T2] [加] [↓] [録]10月16日(火)0600~0759- [番組情報取得スケジュール]と同じ内容で[T1]分と2段で表示されます。そしてインテリジェント→テレビ番組表をクリックすればウエブ画面から番組表が表示されます。
⑤の録画基本設定タブの項目で予約方法を説明してある番組表の上の部分だけは表示されますが、予約以降の画面で各放送局の放送時間の番組内容が表示されません。さてどうしたものか悩んでおります。ご教示のほどよろしくお願いいたします。
投稿: 高野の翁 | 2012年10月14日 (日) 17時37分
高野の翁さん、
ファイルがそれだけしかなという事なので、まだ番組表取得をされていないのだろうと思います。
上の該当部分
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/plex-px-w3u2-0d.html#bprogram
の手順でやってみてください。
投稿: Vladi | 2012年10月14日 (日) 14時04分
ご無沙汰しております高野の翁です。先般ご報告させていただいたとおりクイックガイド手順スタート 11)まで進めて2画面での視聴(時には録画)を楽しんでおります。またご案内いただいたとおりバックアップも取っております。
さて、またご教示いただきたくよろしくお願いいたします。
貴兄の「PLEX PX-W3U2(小生はS3U2に置き換えています)の設定について」はじめにの章5)にチャレンジしておりますがなかなか思うようにいきません?TVRokの設定も手順どおり実施し5)TVRokの残りの設定は③をとばし実行しました。予約録画をするため、タスクバーのTVRokアイコン上で右クリック→インテリジェント→テレビ番組表をクリックすると番組表画面が表示されますが、番組内容は表示されません。
したがって、予約ができません。
TVRokフォルダー内にあるファイルはは次のとおりです。
BonDriver_Spinel_PX_S3U2_T0.dll
ch-bs.txt
ch-cs.txt
DTune.bat
FTune.bat
ReadMe (2).txt
ReadMe.txt
tvrock.exe
UnInstall.bat
ちなみに、プラウザはインターネットエクスプローラ8でGOMPPLAYERもインストールしております。
これだけの情報ですが、いつものyぴに的確なご教示お願いいたします。
投稿: 高野の翁 | 2012年10月14日 (日) 12時24分
ryukiさん、壊れたのは具体的にどのファイルでしょうか?
投稿: Vladi | 2012年9月30日 (日) 12時59分
ダウンロードしたデバイス等が壊れているのですがどうしたら良いでしょうか
投稿: ryuki | 2012年9月30日 (日) 11時16分
高野の翁 さん、私が的確な情報をご提供できた気はしないので、たまたまだったかもしれません。多分0からやり直したのが良かったんですね。
TVRockの設定まで進んで予約録画ができるようになれば、良さがまた感じられるんじゃないかと思いますよ。ただそうなるとすぐにチューナーが足りなく感じるかもしれませんが、そう思った時にはまた追加もできますから。(USBだと増設が簡単なのも良いところです。)
なお一通りうまくいったら、システムイメージのバックアップを取って万一将来うまく動かなくなった場合に、最低限動く環境に戻せるようにしておくと良いと思います。
バックアップにはそれなりに時間がかかりますし細かく取るのも面倒ですから、TVRockも動くようになって番組表も取得できてから1回やっておく程度で良いと思います。内蔵でシステムドライブ以外のHDDがなければUSB外付けのものでも良いですし、バックアップツールがなければWindowsの「バックアップと復元」でも可能です。この辺はこのBlogの主旨ではないので、以下のような記事を参照してみると良いと思います。
http://satospo.sakura.ne.jp/blog_archives/tech/windows/windows7_backup.html
投稿: Vladi | 2012年9月16日 (日) 11時57分
高野の翁です。本当に親切にご教示いただきありがとうございました。簡単な方がとクイックスタート手順んで進めました。テレビ視聴ができました!勿論適切なアドバイスのおかげですが、苦労(小生にとっては)した分感激でした。あとはリモコン設定を残しておりますが、一息入れ落ち着いたときに、トライします。手順書のとおりやればできると信じておりますが、万が一不都合があれば、またお世話になります?PXS3U2が物置で無駄にならなくてよかったです。改めて感謝申し上げます。
投稿: 高野の翁 | 2012年9月16日 (日) 10時37分
高野の翁 さん、こちらのコメント群の続きですね。(読む他の人にはわからなくなってしまいますので念のためリンク)
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html#c73063130
>デバイスマネージャーを確認するとサウンドゲームコントローラにはHDTV-PXS3U2 USB DTV BDAdriverがヒューマンインターフエイスにはHDTV-PXS3U2 HIDIR USB RemoteControl driverforDTVが確認できました。
はい。それで問題ありません。次に進んで大丈夫です。
>デバイスソフトウエアは正しくインストールされませんでした。
これはいつも出てくるメッセージなので気にしなくても良いです。また、
>インサネットコントローラ ×ドライバが見つかりません
はここでは関係ないと思います。
そこから先はこの記事の手順で進めても良いですし、クイックスタート手順に従って進めてもOKです。この記事の手順で進めれば他のPCからでもTV視聴できるようになりますが、最初はやや面倒かもしれません。クイックスタート手順ならその辺の応用が利かない面はありますが、手間がかからない分動作確認には良いと思います。
なぜこの記事の手順にしたらうまくデバイス導入できたのかは不明ですが、前提ランタイム類を入れ直したのが良かったのかな。
投稿: Vladi | 2012年9月16日 (日) 05時30分
ありがとうございます。同じ結果でしたので、ダウンロードしたもの全て削除して「PLEX RX-W3U2の設定について(PX-W3U3およびpX-S3U2の手順も追記)のとおり一からやりなおしました。
クイックスタートはやめました。
1)各種ソフト①②③④⑥⑦⑨⑩をダウンロードしました。
2)各サイトからダウンロード解凍しました。
3)各ソフトウエアの配置①の64bit版InstallDriver開きました。
※ここまではS3U2のUSB非接続でした。
そしてS3U2本体電源を入れUSB接続しました。インストールを開始しだしました。
次のとおりメッセージが「デバイスソフトウエアは正しくインストールされませんでした。HDTV-PXS3U2Loader.Sys(1.0)As11USB.firmware.download driver使用する準備ができました。USB Composite Devices使用する準備ができました。HDTV-PXS3U2 USB DTV BDAdriver使用する準備ができました。 HDTV-PXS3U2 HIDIR USB RemoteControl driverforDTV使用する準備ができました。インサネットコントローラ ×ドライバが見つかりません。」とのエラーメッセージでした
デバイスマネージャーを確認するとサウンドゲームコントローラにはHDTV-PXS3U2 USB DTV BDAdriveがヒューマンインターフエイスにはHDTV-PXS3U2 HIDIR USB RemoteControl driverforDTVが確認できました。
ほかのデバイスにはインサネットコントローラに!印がついています。
さて、次に進んでいいものか、このエラーを解消しないと次々問題が起こってくるのか?
順調にきたような気がしたのに?再再度のご教示をお願いいたします。
投稿: 高野の翁 | 2012年9月15日 (土) 23時35分
>ISDB-T_LNA_Controlツールの設定・・アッテネーションモードを選ぶと問題が解決しました。デフォルトのAUTOはよくないようです。
koufukuteiさん、情報ありがとうございます。正直地上波へのチャンネル切替えが重いというのはあまり理由が思いつかず、前のレス以来何もコメントできずにいましたが、そういう理由でしたか。
LNAツールのAUTOは今まで、WチューナーのW3Uxで地上波の片側の受信状況がもう片側に引っ張られる、という悪影響を避けるために非推奨になっていましたが、S3U2の場合はもともとシングルチューナーですから、それほど悪影響はないかもと思っていました。
しかしお話を聞く限り、地上波の受信状況を見て感度調節をする、というAUTOの動作自体が、地上波のチャンネル切替えの動作を緩慢にしたり失敗させるような原因にもなりそうですね。改めてAUTOは使わないほうが良い、ということで私にも新しい発見です。
テストおよびご報告をいただき、こちらこそ有難うございました。
投稿: Vladi | 2012年8月 7日 (火) 11時03分
地デジのチャンネル変更がスムーズにできない問題も解決しました。vladiさんの「PLEX USBチューナーに関するFAQ」の中のTVTest編を読み返していて気づきました。
いままで特定の局だけは比較的スムーズにチャンネルが変わることがあり反対に変わりにくい局もあるので何となく電波の強弱が影響しているのではと思っていました。
そこでISDB-T_LNA_Controlツールの設定を一度もしたことがなかったので全てを試してみました。その結果アッテネーションモードを選ぶと問題が解決しました。vladiさんの言われるようにデフォルトのAUTOはよくないようです。
もう問題は何もありません。ありがとうございました。
投稿: koufukutei | 2012年8月 6日 (月) 08時13分
TVRockの件は全部削除してセットしなおしたら解消しました。私のうっかりミスだったようです。たびたびお騒がせしてすみませんでした。
投稿: koufukutei | 2012年8月 5日 (日) 11時55分
PCを組んで数日たちましたが手作業でどうにか以前の状態に戻りました。
ただTVTestに関しては相変わらずBSから地デジへのチャンネル変更がスムーズにできません。まったくできない訳ではないですが1回では変わりません。PCが変わっても変なところはうまく復元されています。こまったもんです。再度チャンネルスキャンしても解決しなかったです。またカードリーダーは推薦のものを使っています。
それと今日新たな問題が発覚しました。番組表から録画予約すると予約リストに反映されますが録画が始まりません。普通は予約するとタスクバーのTVRockアイコンにポインタを重ねると「次の予約番組」が表示されますが、そこに入っていないので変だと思っていたら案の定です。でも不思議なことに番組表取得は設定どおりに始まります。そしてそれは「次の予約番組」にちゃんと出ています。
時間が取れましたらよきアドバイスをお願いします。
投稿: koufukutei | 2012年8月 4日 (土) 20時26分
たびたびありがとうございます。その後ディバイスマネージャにてドライバが消えているのに気づいて再度入れたら視聴できました。他の設定は復元できていたようです。チャンネルも全部出ています。(録画はまだチェックしていませんが)
またXPの時代からWindowsのバックアップユーティリティしか使ったことがなくて教えていただいたTrueImageは知りませんでした。今後のために勉強してみます。
お世話になりました、またよろしくお願いします。
投稿: koufukutei | 2012年8月 2日 (木) 07時24分
koufukuteiさん、
PCの移行時にバックアップ・リストアを使うのは簡単ではなく、AMD→インテルとか、同じインテルの中でも世代が離れている場合だと一筋縄ではいきません。
TrueImageと言ったのはその辺をかなり吸収してくれる機能があるからです。その辺まで考えるとWindows標準のバックアップリストアでは難しいかもしれませんね。
http://news.mynavi.jp/articles/2010/09/22/trueimage/001.html
なお、いただいたコメントを見て気付いたのですが、別のWindows環境にファイルコピー感覚でシステムファイルを上書きして動かす、というのは、現在のWindowsではまずうまくいかないと思います。WIndows98くらいまでならそういう事もやりましたが。。必ずシステムイメージごとバックアップ・リストアしないと、ほとんど使い物にならないシステムになると思います。
ただ私自身は上にあるUniversal Restoreまで使ったことはなく、予め移行元で拡張SATAカードを挿してドライバを組み込んでおき、移行先でそのSATAカードに起動ドライブを繋いで一回起動してからチップセットドライバ類をあるだけ読ませ、その後ノーマルな構成に変える、ということをやっています。
キーになるのはほぼ、起動ディスクを読めるかどうかです。(以前はシングルコア→マルチコアのCPUでHALを入れ替えなきゃいけない、という注意点がありましたが、昨今はほぼマルチコアですので、その辺はあまり気にしなくなりました。)
メーカー製ノートPCの場合、プリロードのWindowsはBIOSのOEMコードを見る場合もたまにあるので、OS環境ごとの移行は難しいケースもあるかもしれません。(そもそもその場合、他PCに移行するのはWindowsのライセンス違反ですし)
私の場合何十何百も導入したS/Wを再導入して設定し直さなきゃなきゃいけないのが面倒なだけで、そういう使い方をしていなければ真っ新から入れたほうが安定すると思います。
投稿: Vladi | 2012年8月 2日 (木) 02時16分
さっそくのご助言ありがとうございます。実はいま格闘中なんです。
Windows7でバックアップを取って用意万端整えてからの復元でしたがダメでした。マザーボードを交換したのでCドライブにWindows7をインストールして復元したのですがSystem Stateもバックアップしたのですが元に戻りません。XPでは何度もやって完璧に戻っていたのですがWindows7は違うようです。バックアップは取れているのに復元できていない感じです。
復元はあとでゆっくりするとしてオリンピックが見たいのでとりあえず視聴の設定をしてみます。
投稿: koufukutei | 2012年8月 1日 (水) 23時26分
koufukuteiさんお久しぶりです。
>地デジの他チャンネルへの変更とBSを見ていて地デジへのチャンネル変更がスムーズに出来ません。
これは不思議で、また録画できないんだと深刻ですね。もし地デジチャンネルの再スキャンなどで解決できないようであれば、ちょっと断言はできないのですが、私の経験では、以下のリンク先の③⑤は原因として単純に考えられることです。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html#TVRockBlank
かならずトラブルには原因があるので、他に考えられるものとしては「内蔵カードリーダのなんらかのトラブル」かも。
というのは、FakeWinSCard方式ではなく.scardリネーム方式では似たような現象が言われていましたので。その場合もし可能でしたら、外付けカードリーダーを試してみるのはいかがですか?
といっても既に使っておられた場合は、また教えてください。
>PCを組み替えます。その際に今までに構築した環境を移行したいのですがよい方法があれば教えてください。
なるほど、OSの環境ごと移行して良いのであれば、おっしゃる通りバックアップをまるごとリストアするのも1つの方法です。Windowsのバックアップ・リストアでちゃんとできるのかやったことはありませんが、TrueImageでまるごと別のHDDにリストアしておいて、そこから立ち上げてまるごと移行するのは、私も良くやります。(Windowsの電話再認証は必要になりますが。)
ただしチップセットドライバとかビデオドライバを、起動したら即新しい環境用のものを入れていくとか、SATAインターフェースの種別(IDEモードとAHCIモードの種別)を合せておく、とか、それなりの手順は必要です。
そうでない場合、TvTestはそのまままるごとコピー、TvRockもまるごとコピーして新規環境でTvRock作業用フォルダーの指定を行ったのち、DTuneで良いと思います。
ただしTvRockは録画予約中の番組情報とか、取得済みの番組表をやり直さなければならないので、ちょっとした技としては、一旦マスタースレーブ機能で移行前と移行先のTvRockを連携させてその辺の情報を同期しておいた上で、
移行時に先日の方法で録画PC名自体を変更して入れ替えてしまう、というのが簡単な気がします。
投稿: Vladi | 2012年8月 1日 (水) 16時30分
koufukuteiです。先月はPC名の変更でお世話にありがとうございました。明快な助言をいただいて感謝しています。きょうはまた困ったことが…お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。
チャンネル変更ですが地デジを見ていて地デジの他チャンネルへの変更とBSを見ていて地デジへのチャンネル変更がスムーズに出来ません。何度もチャンネルを変えているうちに何とか変わります。当然予約録画も出来ません。BSの各チャンネル変更と地デジからBSへの変更にはまったく問題ありません。
それから近日中にPCを組み替えます。その際に今までに構築した環境を移行したいのですがよい方法があれば教えてください。Windows7の機能を使ってバックアップを取っているので復元できるとは思いますが。
投稿: koufukutei | 2012年7月31日 (火) 07時55分
別WANからのSpinelですか。
WAN越しに自宅のローカルアドレスにアクセスする方法であれば、「PLEX PX-S1UDは遊べるか?」の記事に、DDNSによるVPNの構築の方法をご紹介しています。この設定があればWAN越しでも自宅のLAN内と同じ環境になり、おっしゃるようなアクセスもできるようになります。
ただしSpinelのWAN越しの利用は、作者の方もREADMEで禁止されていることですし、想像以上に公衆網の帯域を使いますので、一瞬のお遊びとかテストならどうかわかりませんが、普段やってはいけない話です。
2chスレにもそういう話題がありましたので、ご参考までリンクしておきます。
http://logsoku.com/thread/toro.2ch.net/avi/1306889811/942-978
投稿: Vladi | 2012年7月22日 (日) 18時52分
こんにちわ
この記事ではspnel使用の同一LAN上の別PCからの視聴方法はありますが
別WANからの視聴方法手順は作成していただけませんでしょうか?
投稿: | 2012年7月22日 (日) 17時59分
返信遅れまして申し訳ありません。
先ほどまで(半徹夜)試行錯誤していたのですがうまく動きそうなので会社に出てきました。
どうもどこかで拾ったch-bs.txtやch-cs.txtファイルが全く違う物を選んでしまったようで
TVTestでは問題なく動いているのにTVRockでチャンネルを選んでくれない又は
全く違うチャンネルを選択してしまうという泥沼状態になってしまっておりました。
心機一転UninstallしてからDTune.batである程度進めてから各ファイルを上書きすることで
チャンネルを選ぶことができるようになったようです(すべて確認までは至っておりませんが)
ただまだ番組表が歯抜け状態ですのでもうしばらく様子見してそれでもだめなら次の手段を
講じようと考えております。
途中経過で申し訳ありませんが取り急ぎ連絡まで。
投稿: Taka | 2012年6月28日 (木) 09時01分
Takaさん、
TVRockのチャンネル番号計算方法は、TvRock@ウィキ
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/13.html
の一番下にあり、
中心周波数(MHz)(小数点以下は切り捨て)× 65536 + TSIDの値
となってます。
これを計算するためには各チャンネルの中心周波数を知る必要がありますが、それはこの辺
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kazu_f/digital-sat/trapon-bsat.html
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kazu_f/digital-sat/trapon-nsat110.html
を参照してもいいですが、簡単に計算するには、
BS中心周波数MHz=(BSxx+1)/2*38.36+11689.12 但しBSxxはBS11なら11
CS中心周波数MHz=(NDxx/2-1)*40+12291 但しNDxxは例えばND22なら22
のような式になります。
また各チャンネルのTSIDはTVTestのch2ファイルで(拡張子を.csvに変えてExcel等で開けば)判ります。
以上が原則なのですが、実はデジタルチューナは各チャンネルで一定の周波数の幅の中を多重化して広く使うため、指定自体はその幅の中に納まっていればいずれにしろシステム側が適切に調整するため正確でなくても良いチューナ(というかBonDriver)が多く、上記wikiの説明では黒フリーオならTSIDは全部0として計算しても良いとか、PT1は逆にTSIDを正確に入れないと動かないとか、やや曖昧です。
私がBlogに貼り付けているTVRockのチャンネル定義ファイルも、実は上記の式の通りではなく、BSの周波数(MHz)は小数点以下切り捨てではなく四捨五入で計算してあるとか、CSの場合はTSIDをまるきり加算していません。(なぜそういうことになっているかというと、私が最初に参考にした定義ファイルやTVRockのデフォルト値自体がそういうロジックになっていたからで、まあ動いてるものを敢えて変えるのもなんだしと。。特にCSはトラポン変更が多いので、TSIDを加算せず各トラポンで共通の数字にした方が、ミスも防げます。)
PLEXのチューナではこれで問題なく動きますし、また私の定義ファイルをそのままPT2で使っている方々も問題なく動いていますので、最近はその辺は各チャンネル周波数の幅の中に納まっていれば良いようです。
ネットで探すと、この辺の数字が微妙に違うTVRockチャンネル定義がいくつかありますが、その辺が理由です。細かな違いは現状(たぶん)あまり気にしなくてもいいと思います。
投稿: Vladi | 2012年6月24日 (日) 00時31分
こんにちは。少し前からROMさせて頂いておりました。
色々と学ぶものがありとても感謝しております。
ただ少しわからない部分がありましたのでご教示願えればと思っております。
それはBS/CSもそうなのですがTVRockのチャンネル番号の計算方法です。
こちらではすでに定義済みの物が配布されているのですが自分の今後のためを
考えると自分で定義できるようになりたいと思っています。
TVTestではNHKBS1はBS15/TS1となっていますがこれをどう計算して
TVRockの786186481に変換されているのでしょうか。
同じくCSは特にわからなく、東映チャネルや衛星劇場などND6と同じでサービスIDが
変わる場合、810774624のサービスID221や222などに変わるのかがわかりません。
当方はPX-W3PEを使用しておりますがチャネル番号は一緒と聞いております。
この辺が分かれば今後多少の変更があっても追従できるのではと考えております。
申し訳ありませんがご教示下さいますようお願いいたします。
投稿: Taka | 2012年6月23日 (土) 22時13分
Vladiさん、早速の対応有り難うございました。お話の通りに設定したところ見事にうまく行きました。今まではPC名が空欄のままでした。さすがです。
この問題でネット検索したら以外に沢山の方が困っていましたが回答は見つかりませんでした。ぜひ私のブログでも紹介させてください。本当にありがとうございました。
投稿: koufukutei | 2012年6月22日 (金) 08時10分
koufukuteiさん、ご無沙汰しています。S3U2も快調に動いているようで、なによりです。
さてご質問の件ですが、恐らくTVRockの設定画面で「録画設定」タブの放送波別優先予約デバイスと、「チューナー」タブの各チューナー毎の連携録画(予約振り分け)の各定義で、チューナー番号の下にあるコンピューター名が古いままになっているか、ブランクになっていると思います。
各タブで、それぞれを現在のコンピューター名にセットしてください。プルダウンで選べますので、それほど手間はかからないと思います。それでOKを押して設定画面を終了すれば、正しいコンピューター名で予約してくれるようになると思います。
投稿: Vladi | 2012年6月22日 (金) 02時21分
koufukuteiです。以前PX-S3U2の設定の際には大変お世話になりました。おかげで現在も快調に視聴録画できています。しかし最近録画した番組をクライアントPCでも再生したくなったのでWindowsのファイルの共有を設定しました。この時に各PCに名前を付けなければならないのでサーバ、クライアントともに名前を変更しました。この設定によって当初の目的の録画をクライアントPCで見ることは出来ましたが(勿論設定さえすれば写真でも何でも)TVRock番組表から予約録画をするときに前の名前で予約されるのでいちいち予約リストでPC名を変更しなければなりません。
レジストリで変更しようと思ってエディターで見たところすごく沢山の変更箇所があるので間違ってはいけないと思ってやめました。
何かもっと簡単にPC名を変更できる方法をご存知ないでしょうか。よろしくおねがいします。
投稿: koufukutei | 2012年6月21日 (木) 18時04分
通行人Aさん、有難うございます。こうやって書き留めておくと、自分自身便利なんですよ。新しいPCにセットアップするときにここを見ながらコピペすれば良いですし。
まあ文章ボケ防止というか、私も社会人になってから(企画書など以外では)まとまった文章を書く機会もなかったので、自分の練習の意味も含んでまして。。単に日頃見聞きしたことを書くのは簡単なんですが、人に理解してもらう解説を書くのは大変で、最初は1、2ページの内容を書くにも数日かかっていましたが、最近はだいぶサラリと書けるようになりました。
投稿: Vladi | 2012年3月11日 (日) 19時02分
管理人様には超感謝!!の気持ちでいっぱいです!
先日S3U2のほうを購入したのですが、このHPにめぐり合わなかったら
絶対に私ひとりではセッティングするのは無理だったろうな…と苦笑いしています。
ここまで丁寧に、しかも画像付きで解説してくれていましたので、サクッと
テレビ画面を見るところまでたどり着くことができました。
また、ここまでのHPを作るのも大変だったんじゃないでしょうか?
本当にどれだけ感謝の言葉を並べても感謝し足りないぐらいです。
まだ、細かい部分で自分なりに理解できていない所がありますので
こちらのHPがすり減る?ぐらいに見ながらチャレンジしてみたいと思っています。
本当にありがとうございますです m(_ _)m
投稿: 通行人A | 2012年3月11日 (日) 15時35分
もともとS3U2が出てない時だったのでこれは想定外だったんでしょうね。
Spinel作者の方は忙しいのかもしれませんね。
とはいえいろんなプログラムを作ってくださった作者の皆さんには感謝です。
投稿: タカヒロ | 2012年1月14日 (土) 02時06分
タカヒロさん、無事解決したようで何よりです。Spinel定義体は元のがそうなっているので、S3Uのほうのネーミングルールを変更しない限り二重登録っぽくなりますね。登録の際にBonDriverとチューニング空間のやり取りをしますので、それが想定しているものと違っていれば、エラーにもなるかもしれません。S3Uのチューニング空間はちょっと特殊ですので。。
それはそうとSpinel作者の方にPX-S1UD対応の件も依頼してみたんですが、レスポンス無いなぁ。ページ自体もう3か月も更新されていないし、お忙しいんでしょうね。。
投稿: Vladi | 2012年1月12日 (木) 12時47分
早速Spinel定義体の訂正版をダウロードさせていただきました。
なるほど「これはもともSpinel定義体…」とは盲点でした。
追加で定義された部分のみを見てました。
結論から言いますと無事にSpinelを利用して他のPCから視聴/録画が出来ました。
また、ここも重要ですが改定前のSpinel定義体でも視聴/録画が可能でした。
申し訳ありません。
ただSpinelを終了する時必ず「予期しない例外が発生しました」とエラーが出ます。
前回自分でも「PX-S3U2」のみを定義したSpinel定義体作ってみたのですが
TVTestを起動すると「チューナーの呼び出しに失敗しました」のエラーで
困っていたのです。
今回作っていただいた訂正版でも「PX-S3U2」のみを認識してくれたのですが
同じエラーでしたのでもう一度すべてを最初からやり直してみたらうまくいきました。
私が何かの設定が間違っていたと思います。
改訂版は終了してもエラーが出ませんし快適な環境が作れました。
本当にありがとうございました。
投稿: タカヒロ | 2012年1月12日 (木) 01時49分
タカヒロさん
>PX-S3Uが出てくるのが「???」
おおおーっ なるほど、確かにそうなるはずですね。ご指摘いただき、有難うございます。
とりあえず外からですがSpinel定義体の訂正版を作成してみましたので、ちょっと試してみていただけると幸いです。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/files/Spinel4Plex_120111.zip
本文にも訂正を入れてあります。
これはもともSpinel定義体が、S3U**というネーミングでS3Uを判別し、更にS3U2**というネーミングでS3U2を判別しているので二重登録されたわけです。
SpinelクライアントからPXS3U2で呼ぶ限り悪さしないかも、とも思ったのですが、現実にはチューナーが起動するとステータスとかいろいろやりとりしますので、悪さしているかもしれません。
ただし、Spinelモニターを開いたり閉じたりする時に異常終了が発生するのは「ありがち」なことです。
タスクトレイに最小化したまま触らなければ(問題がない限り)安定していますので、導入時以外は触らないのがお勧めで、「触らぬ神に祟りなし」です。
投稿: Vladi | 2012年1月11日 (水) 14時47分
PX-W3U2があると知らず、年末にPX-S3U2を購入してこちらのページを参考にして
設定してみました。
パソコンの知識はある程度あるのですが設定するにあたって文章だけのページが多く、
この商品の特性を理解していないとなかなか難しいと思うのですがこちらは画像での
説明もありわかりやすくTVTestでの視聴/録画及びTVRockからの予約も
できるようになりました。
他のパソコンから視聴する場合「Spinel」の導入が必要だと思うのですが
TVTest内の「BonDriver_Spinel」のINIに定義されたアドレスへ飛びチューナを探す
という事を行っていると思うんですがアドレスが初期の場合ローカルになるので
TVTest内の「BonDriver_Spinel.dll」で視聴してると思っています。
というのは「Spinel」が起動してなくても視聴/録画が出来ます。
最終的には他のパソコンから視聴/録画を行いと思っているので「Spinel」の
導入したいのですがこのページを参考に「Spinel」を起動すると
PLEX PX-S3Uデバイス1
∟地上D/BS/CS110 チューナ (PXS3U/0/C/0)
PLEX PX-S3Uデバイス2
∟地上D/BS/CS110 チューナ (PXS3U/1/C/0)
が出てきます。
一番初めは順序を学ぶ為名称まで気にしてなかったのですが最終設定を行おうと
思って確認していた所「U2」ではなく「U」である事に気づき再度このページを
訪れたところ変更が加えれていました。
早速読み返してみた所
「PX-W3U3、PX-S3U2用修正済みSpinel定義体をダウンロード」が
追加されており早速ダウンロードし上書きして起動してみた所
PLEX PX-S3Uデバイス1
∟地上D/BS/CS110 チューナ (PXS3U/0/C/0)
PLEX PX-S3Uデバイス2
∟地上D/BS/CS110 チューナ (PXS3U/1/C/0)
PLEX PX-S3U2 デバイス
∟地上D チューナ1 (PXS3U2/0/T/0)
∟BS/CS110 チューナ1 (PXS3U2/0/S/0)
と3種類出てきました。
PLEX PX-S3U2 デバイスが追加されていたのでホッとしましたが×で消すと
「予期しない例外が発生しました」と出てきます。
上書きした「BonDriverMapping.json」「PLEX.xml」内のPX-S3U2」の項目を
拝見させていただいたのですが定義が追加されているだけなのこのファイルに
問題がないと思われます。
解凍してすぐの「Spinel」の「BonDriver」内に「up0685.zip BonDriver_PX-S3U2」を
解凍した下記の3ファイル
”BonDriver_PX_S3U2_S.dll”
”BonDriver_PX_S3U2_S.ini”
”BonDriver_PX_S3U2_T.dll”
を入れて実行するPX-S3Uが出てくるのが「???」なのですが
(dll内の何かの定義が間違ってる?)
これを回避するには別のPX_S3U2用のBonDriverを探すしかないと思っています。
個々の環境?で違うかもしれませんがとりえずPX-W3U3、PX-S3U2用修正済み
Spinel定義体をダウンロード」では今のところ「Spinel」の起動が出来てないので
お知らせいたします。
P.S
最初はインストールしたドライバからチューナーの種類を認識しているのかと
思いましたがBonDriverで認識しているのですね。
「up0771.zip PX-W3U3用即席パッチ版BonDriver」で試してみましたが
正常に「PX-W3U3」のみが出てきます
投稿: タカヒロ | 2012年1月11日 (水) 02時09分
SADAさん、
>スカパー期間が過ぎて3日後くらいから見れなくなりました。
それは有料チャンネルですから、お試し期間が過ぎればそうなります。残念ながら裏ワザはありませんので、観る価値があると思ったら基本パック契約ですね。
新規赤CASカードならデフォルトで1週間はe2見られますが、16日お試し申し込みは1世帯1回までだったと思うので、2回目からはNGになると思います。
>光で来てるらしいことが発覚しました。CSは映りません なんででしょうね?
光で来ているのなら
①フレッツテレビである (デフォルトでBSパススルーも流れてきます。)
②フレッツテレビ×e2を契約している(e2ではないほうのスカパーHDではダメです。)
以上の条件ならCS110がパススルーで来ます。しかしフレッツ光では②が無いとそもそも信号が来ないということじゃないでしょうか。ちょっとケチな気もしますが、CSに関しては2種類あって契約範囲も広いので、帯域抑制のためにも、NTT経由で契約のある家庭にのみ該当のCSを流してるんでしょうね。
ちなみに多分BSも、デフォルトで信号が送られてくるのは無料チャンネル分だけだと思います。以前BS有料系の番組表を取得できない、というお話がありましたが、それが原因じゃないでしょうか。
なお、パススルー関係のご参考。フレッツテレビ自体はCS110のパススルーもサポートしています。またe2でもHD画質の局は増えてきています。
http://kickun.com/wiki/index.php?%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%A7PT2%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%86%E9%9A%9B%E3%81%AE%E6%B3%A8%E6%84%8F%E7%82%B9
投稿: Vladi | 2011年12月11日 (日) 08時16分
こんばんは。
またまた質問で恐縮なのですが、
スカパーにお試しの電話をして期間が過ぎて3日後くらいから見れなくなりました。
あとウチのテレビは光で来てるらしいことが発覚しました
CSは映りません なんででしょうね??
こういった場合どうしたらいいでしょう??
ほかのカードに変えてもう一回お試し期間の申し込みをするのか
ソフトウェアを最新のものにするのか
どうかアドバイスお願いします。。
投稿: SADA | 2011年12月10日 (土) 21時45分
IFC-EC2U3/UC(USB3:buffalo)にて見事に解決しました。
まだ、不安定なところ(設定ミス?)ですが
しばらくは自分で頑張ってみます。
また、相談にのっていただければ幸いです。
有り難うございました。
投稿: こまったくん | 2011年11月24日 (木) 08時52分
こまったくんさん、
こちらこそ一方的にいろいろお願いして申し訳ありませんでした。
まあ、これで解決した訳ではありませんので、結果また教えてください。
USBの場合はいろいろなコントローラーやドライバの組み合わせがありますので、特にチューナーデバイスのようにタイミングがシビアで暗号化なども行っている場合、どちらが悪いという訳ではなく相性問題は起きえると思います。(現にうちのZ68ITX機でも、オンボードのVIA USB3.0とは相性悪いです。まあこのVIAはW3U2に限らず、いろんなデバイスと相性悪いのですが。。)
それでもUSBの拡張カードは安いですので、困ったらあまり悩まず、使ってみると良いと思います。
投稿: Vladi | 2011年11月22日 (火) 19時50分
★本来USB2.0で接続されるべきものがUSB1.1で接続されている場合
デバイスマネジャーの接続別で接続のルートはUSB2であることは確認済みです。
★VAIOノートVGN-C70B/WはもともとVista前提
確かにそのとおりです。http://www27.atwiki.jp/vaio_type_c/pages/4.htmlを参考にXp化しました。はじめに言うべきところだったのでしょうが、デバイスドライバの表示が正常なこと、今回までUSB絡みのトラブルがなかったこと、Friio、KTV-FSUSB2(泡版)でトラブルなく使えたこと、そして、それが原因ですよと短絡的な結論に至って欲しくなく言い遅れてしまいました。すいません。ちなみにVGN-C70B/Wは液晶割れで液晶も外してあります。たまに地デジTVには接続しますが、もっぱらVNCでリモートで操作しています。
原因がインストールではなくPX-W3U2のハードでもなく、VAIOのUSBの周りのドライバーに狭まり、自分なりにも納得できました。
適切なご助言有り難うございました。
今後、助言の元、対処法を考えたいと思います。
投稿: こまったくん | 2011年11月22日 (火) 12時45分
こまったくんさんのように、デバマネで正常に認識できていてもBonDriverがうまく動かないのは、大抵USBの不具合で、例えば本来USB2.0で接続されるべきものがUSB1.1で接続されている場合や、USB通信でエラーが頻発している場合に起こります。今のところW3U2本体の(以前HDUSであったUSB1.1病のような)不具合の事例は聞きませんし、現状Win7機で正常に動いているわけですので、W3U2ではなくPC本体のドライバーか、USBコントローラーが疑わしいです。
VAIOノートVGN-C70B/WはもともとVista前提のモデルで、XPで使う場合のドライバー類は提供されておらず、非公式な手順をネットで探して導入されていると思いますので、その辺が問題かもしれません。ちょっと見ても、USBドライバーはもともとXP環境では素直に導入できないようですし。
http://www27.atwiki.jp/vaio_type_c/pages/4.html
チップセットと一緒に導入できないというのは恐らくは(先走っておっしゃっているような)945チップセットの問題ではなく、ベンダー製のUSBコントローラが使われてるんじゃないでしょうか。
まずは次のサイトを参照して、
http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=004385
USB1.1特有のメッセージが出ていないか、またその如何にかかわらずここにある「Windows Update にて、USB2.0対応ドライバを入手する方法」を参考にUSB2.0最新ドライバを入れられる場合はやってみて、テストしてみると良いと思います。
それでダメな場合は本体のUSBポートは諦めて、この辺のカード経由で接続することを考えてください。
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/ifc-ec2u2/
http://www.area-powers.jp/product/ep/ep34u2-z1.html
動作保証はできませんが、私の古いノートPCではXPで、Buffaloのちょっと古いタイプのUSB2.0カードを使って、問題なく動きます。
なお、USB3.0はまだ相性問題を起こす事がありますので、USB2.0対応品が良いと思います。
もちろん万一、USBケーブルの不良や遅いUSBハブを経由している時にも不具合は起きますし、ノートPCの場合、いろんな理由でUSBポートが1個ずつ劣化する事があります。上記USBカード購入の前に念のため、2つあるUSBポートのどちらに繋いでも現象同じかどうか確認し、また万一USBハブを使っている場合は外す、USBケーブルを別のものにしてみる、などもテストしてみてください。
私のほうからご助言できるのは以上で全てです。
投稿: Vladi | 2011年11月21日 (月) 23時50分
早速のご返答ありがとうございます。
レジストリ確認しました。
LANSettingの方は値が異なりましたので、値をあわせ
TVTest等を起動しましたが、症状はおなじです。
なお、レジストリについては気になっていましたので、
ドライバの再インストールの際はASICEN以下を削除するようにしています。
投稿: こまったくん | 2011年11月21日 (月) 22時01分
そうなるとやはりUSB周りが疑わしいですが、その前にもう1つの可能性として、私の経験ですが、レジストリが壊れている、という場合があります。
BDAドライバはチューナーを使いに行くときに、設定したはずのISDB_T_LNA_Controlと、LNBの設定値を、レジストリから読みに行きますが、これが壊れた状態になっていると、チューナーオープン時にエラーが起き、オープンに失敗します。
レジストリエディタで、リンク先の図にある2か所(W3U2は0B06_0004 が付いているもの) を見てみてください。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/images/2011/11/21/lnxreg.jpg
セットされた値は違っていても良いのですが、ここを開くことすらできなければ、この問題が当たります。
ただこの場合の対応は、レジストリを前のものに戻すしかなく、(Win7では回復コンソールから割と簡単にできますが)XPだとちょっとやっかいです。そうはいってもこの問題だと、いくらUSB周りを変えても解決しませんので、先に一応ご確認ください。
投稿: Vladi | 2011年11月21日 (月) 20時56分
4つを選択しましたが、すべて「チューナーのオープンに失敗しました。」になります。
報告します。
投稿: こ | 2011年11月21日 (月) 20時37分
SS有難うございます。デバイスマネージャー上では正常に認識できていることを確認しました。
一応念のための確認ですが、TVTestでは左下をクリックすることで、BonDriver_Spinel_PX_W3U2_S0からS1,T0,T1と切り替えが出来るはずですが、そのどれを選択してもこの「チューナーのオープンに失敗しました。」になりますでしょうか?
投稿: Vladi | 2011年11月21日 (月) 12時44分
デバイスマネージャーのスクリーンショット
こんなツールがあるんですね。勉強になります。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2288489.png
投稿: こまったくん | 2011年11月21日 (月) 07時55分
コメント有難うございます。尚、当方はメーカーサポートではありませんので、ログの情報をいちいち送らないでください。必要な情報はこちらから申します。とりあえずは下記・省略後の情報で十分です。
ではやはり、デバイスの認識に失敗していますね。当記事末尾のほうに、XPの場合のデバイス認識手順について書いてありますので、もう一度ご参照ください。できれば、デバイスマネージャーのスクリーンショットをどこかにUPしておいていただければ。ご自身でBlogを持っていなければ
http://www.dotup.org/
などにupしてURLをいただく形でもよろしいです。
投稿: Vladi | 2011年11月21日 (月) 00時29分
PLEX PX-W3U2の設定についてを参考にインストールしました。
結果は以下のとおりです。
今夜は一杯やっているので、明日、しらふでリターンマッチを考えています。
(インストールに自身はあるのですが)
Spinelの起動で以下の画面となりました。
PLEX PX-W3U2 デバイス
地上D チューナ1 (PXW3U2/0/T/0)
統計情報
略
TVTestの起動では同じように
起動するとIBonDriver::OpenTuner()の呼び出しでエラーが返されました。がでる
また、右下の時計のあたりから
クライアントの接続を拒否しました。
チューナーのオープンに失敗しました。
TunerPath=PXw3U2/0/s/0
ClientID=VGN-C70B/TVTest/3736
との吹きだしがでました。
TVTestのログ
略
追記
なまじ企業向けシステムを経験されているために:そんなことはありません。本業は違います。
あまりマニュアルも読まない方なんじゃないかと:あたっていますね、でも、うまくいかないとマニュアルを読み漁ります。
Vladiさんのブログも購入・インストール失敗後、バイブルとして肌身離さず持っています。
よろしくお願いします。
投稿: こ | 2011年11月20日 (日) 23時18分
追伸:
こまったくん さん、 昨夕と今日の投稿は受け取っていますよ。当Blogでのコメント公開は承認制になっていますので、私が承認していないだけです。
現状、きちんと問題判別できる環境になっていないので、もし引き続き助言してよろしいのでしたら、お願いしたことは確実に対応をお願いいたします。(されずにいろいろ実験されておられるので、それにコメントするのはご遠慮したく、公開していないだけです。)
ソフトウェアを最新Verにする件も、下でお願いしているはずです。ここの手順に沿ってやっていただければ、自然とそうなる筈ですが。この辺はどうか、ご自身でよかれ、という判断はしないでください。
*******************
ご返答がないようなので、諦められたのかもしれませんが、一応アドバイスを残しておきます。
この方の場合、なまじ企業向けシステムを経験されているために、あまりマニュアルも読まない方なんじゃないかと。
>C++のランタイムはとりあえずインストールしない、エラーはでるが起動はできる ??
とか、
>ISDB_LNA_Manual_Mode_ByPass.reg等も行わない ???
などなど、前提を大きく外しているので結果を言われても全く意味のない試行をされています。
また別途投稿いただいていますが
>M2Dec=1
を追加
SCR3310-NTTCom Smart Cardを接続 、
(この場合、USBカードリーダーは使わないとBlogでも書いてあるのですが、更にカードリーダーのエラーコードまで追っておられます。)
などなど、作業が至るところ我流で、そのどこが間違っているという問題でもないです。
XP環境で「ドライバーは認識している」「W3U2がうまく機能しない」という、ありえない事ではないですがそれほど報告のない現象が、
この方は複数の機種で起きている、という事自体、根本的にはマシンの問題ではなく取組み方の問題、と疑わざるを得ません。
私も企業担当SEの経験が長かったので、そういう我流の強い方(結構過去にシステムをやっておられた地位の高い方も多いです)とも良くお付き合いしますが、そういう方にまず言っているのは、とにかくよく判らないときには我流を捨てて、手順を守ってください、ということです。そうでないとご助力しようにも、どこまでがオリジナルな環境の問題で、どこからが本質の問題なのか、いちいちサポートする側も悩まなければならなくなります。そのためにコストをもらっている要員ならある程度それにも応えるべきですが、大抵はそういう仕事は付き合いのボランティアですので。。今回のような場合はまさにそうです。
ここの記事の出来も良くありませんが、もし困ってられるのなら、とにかく「参考にする」のでも「一部やってみる」のでもなく、このまま間違いなく同じ手順でやってみてください。この手順が正しいと言っているのではなく、この手順で作ってあれば、やりとりが楽になるからです。
(ただしTVTestのVerはもはや古く、新BSにも対応していないようです。それも含めて、手順通りにソフトウエアは最新版にしておいてください。無駄な問題まで追いたくありませんので。。)
それらの上で、
やはりシステムに問題がある可能性があります。しかし現状では、やっていただいているレベルを信用できる状態ではありませんので、まずは問題判別やご助言のために、システムの前提を合わせていただくことをお願いします。
投稿: Vladi | 2011年11月20日 (日) 16時28分
こまったくん さん、
追伸で繰り返しですが、先ずはちゃんと動く構成を1つ作って頂きたいので、ここのBlogの手順で、1から入れ直してみていただけますでしょうか?
Felicaとかカードリーダーの話は、その辺をちゃんと作った後の、ほんの最後の話です。
いろいろやった事を投稿頂いてますが、その辺の公開は、上記の話しの後にさせて頂きます。
投稿: Vladi | 2011年11月19日 (土) 17時09分
こまったくん さん、こんにちは。
とりあえず今日はあまり時間がないので、大したご助言もできませんが、まず、とりあえずは
1.対象の機種を1つに決める。Vaioノートで使いたいならそれ1つにする。
2.ためしに、ここのBlogの通りに導入してみる。ランタイム類も必ず全て入れ、WindowsUpdateもかけて最新版にする。
ツールも入れて、正常なメッセージが出るか確認。
3.Vaioノートは万一、Fericaインターフェースが悪さしている可能性があります。これで動かない時は、内蔵カードリーダーでM2Dec=1の指定をやってみる。
それでSpinel,TVTestを起動してみて、どうなるか確認してみてください。
投稿: Vladi | 2011年11月19日 (土) 12時43分
PX-W3U2はXPで「起動するもの」「しないもの」があるので調査してみました。
できれば、起動しないものに対するご助言などいただければ幸いです。
方法:とりあえず起動まで、視聴可能かは今後の課題
1.http://plex-net.co.jp/plex/px-w3u2/PX-W3U2.Driver_Utility_Package_Ver.1.0.1.zipをダウンロード解凍
([ドライバ・各種ツール] ダウンロード 2011 年11月15日更新)
2.上記のBDA_driver_32(XP_Vista_Win7)をインストール(Install_Driver.bat)
(過去インストールしてあればUnstall_Driver.batし再起動→Install_Driver.bat)
3.PX-W3U2を接続、デバイスマネージャーでデバイスドライバを正しく認識していることを確認
4.「up0648.zip TVTest 0.7.17をPX-W3U2用に改良」を解凍
5.TVTest.exeの起動
(C++のランタイムはとりあえずインストールしない、エラーはでるが起動はできる)
(ISDB_LNA_Manual_Mode_ByPass.reg等も行わない)
起動したパソコン(エラーがでない)
エラーも出ず(プラグインの読み込み以外)、内蔵カードリーダもカードを読み込む
・NEC VY17F/AG インテル(R) Pentium(R) Mプロセッサ 740
チップセット, Intel 915PM Express
・Dell
チップセット, IN10/ICH7
・AR37N
チップセット, 915GV
起動しないパソコン(エラーでる)
症状
内蔵カードリーダーを読み込まない(すべての桁が0)(TVTestのログ)
起動するとIBonDriver::OpenTuner()の呼び出しでエラーが返されました。がでる
・Vaio ノート VGN-C70B/W
チップセット, 945PM Express
・DH73N(prius desktop)
チップセット, 945G
以上です。現状では「チップセット, 945」が怪しいと思っています。
そのほかでわかった事
1.アンテナをつなぐと日テレ、BSジャパン、BSフジは11.00dB/0.00Ms
dBは10.00~11.02ぐらいかなアンテナはずすともちろん0dBになります。
2.起動していないパソコンでPX-W3U2を接続しないでTVTestを起動しても結果は同じです。
→デバイスマネージャーでは表示されているが、BonDriverは認識できない
ご助言がいただければありがたいです。
投稿: こまったくん | 2011年11月19日 (土) 12時15分
>CSアンテナがないことが発覚しました
ん?BSアンテナが立っていれば、殆どはCS110にも対応しているはずですが、BSだけフレッツテレビ等のパススルーで来ているということでしょうか?
まあ南向きのベランダがあれば、安いアンテナとサッシケーブルで自前設置が可能です。
>BS有料系の番組表を取得できなくて困ってます。
これは不思議ですね。どのような設定でも、番組表取得に有料無料の区別はない筈ですが。
BS有料チャンネルは後ろのほうにあるので、
①番組表取得でタイムアウトしていないか?
→おまかせ番組情報取得は使わない。本文表記の方法で、BSだけなら2時間程度の設定にしてみる。(BSはなぜか時間が掛かります。)
②本文後ろのほうにある「(特にCSで)番組表取得の歯抜けが多数ある場合」の現象が起きていないか?
BSでは従来起きにくかったのですが、新チャンネル追加によってBS-7,BS-9などはテレビ3チャンネルの複数サービスになっていますので、CPUの能力によっては起きるかもしれません。
→もし、番組情報取得でアニマックスだけを指定すれば取得できても、スケジュールで全チャンネル取得にすると取得出来ない場合、この現象の可能性がありますので、ためしにここにある対策をしてみるのも一案です。
投稿: Vladi | 2011年11月13日 (日) 02時42分
こんばんは。カードを赤に変えたんですが、ウチにはCSアンテナがないことが発覚しました(爆
また質問で恐縮なんですが、BS有料系の番組表を取得できなくて困ってます。
IEは9にしてしまったのでGoogle Chromeを使ってます。地デジや無料のBSは取得できるんですけどね~
CSアンテナはたってませんが、BSアニマックスはちゃんと視聴できるようになりました。
大変感謝です。電話したらすぐでしたね。
投稿: SADA | 2011年11月12日 (土) 23時05分
迅速なレスにとても感謝です。
どうも!
>BSも一応チャンネルスキャンはしたのですが、地域で見れる放送に差はないんでしょうか。
ないです。
>最初にプリセットのままにしたら何も写らなかったので
一見デフォルトでセット済のように見えても、プリセットなりスキャンして明示的にOKのボタンを押して、さらに一回TvTestを終了・再起動しないと何も映らないと思います。
青カードでも、WOWWOWとかスカパーのような有料放送でなければBS見れますよ。
投稿: Vladi | 2011年11月10日 (木) 22時11分
迅速なレスにとても感謝です。ありがとうございます
一応、赤のカードで試したんですが、長時間放置は試してなかったです。
BSも一応チャンネルスキャンはしたのですが、地域で見れる放送に差はないんでしょうか??
最初にプリセットのままにしたら何も写らなかったので。それでスキャンしたんです。
カードは今日電話して再発行(じゃないけど)してもらいました。ちゃんと赤です。
今は前に使ってたチューナーの青カードをスマートカードリーダーに刺してるんですが、
BS見れるんでるよね~ 何ででしょうかね???ちょい不思議です
自分もこういう「為になる」サイトを作っていきたいです。いろいろと参考になります。
投稿: SADA | 2011年11月10日 (木) 21時32分
SADAさん、こんにちは。
BCASは赤なのが前提です。青だと、たとえ無料番組であってもアニマックスとかは観られないことがあります。
赤で有料契約済み、あるいはお試し申し込み済みにもかかわらず、「契約されていないため視聴できません」が出るということは、TvTestで「設定」→「一般」で、カードリーダを「スマートカードリーダ」の設定にしていると思いますが、その下の「契約情報の更新(EMM処理)」を行う、もチェックしてください。(項目が出てこないときはTvTestを最新版に。)
その上で、TVTestを立ち上げた状態でC-TBSウェルカムに合わせて、数時間ほうっておいてください。電波に乗って視聴許可情報が定期的に送られてるので、それを受信してEMM処理が行われ、観られるようになるはずです。
ただ、私個人の例ですが、数時間しても観られるようにならなかったので、スカパーe2のサポートデスクに問い合わせたところ、数分でOKになりました。なかなか電話がつながらないサービスですが、根気強く呼び出して申し出れば、素早く送信してくれるようです。ご参考まで。
投稿: Vladi | 2011年11月10日 (木) 06時54分
はじめまして。
PX-W3U2を導入した際にこの記事を参考にして成功しました
本当にわかりやすく、かつ緻密な内容で感動しました
今後もがんばってください!!
質問があるのですが、
有料放送を視聴しようとすると、「契約されていないため視聴できません」
とTVtestの左上にでます。 スクランブル解除の設定はしたんですが…
一応無料のチャンネルは当然のことながら視聴できます。
どーしてもBSアニマックスが見たいので、アドバイスをお願いします
わがままですみません
投稿: SADA | 2011年11月 9日 (水) 19時26分
そうですか。お役に立てず残念です。
とはいえ本来は、W3U2やPT2が無くても、普通にTV放送を楽しめるのが当然ですし、最近のHDDレコーダーも良くできてますので、いろいろ使い込んでみてください。
ただ、そうはいっても、自分で楽しむだけの目的なのに不便を感じる人もいるために、そういうのが(実はPC用チューナーとしてはそちらのほうが圧倒的なシェアで、B社とかI社などの表に出ている地デジチューナーはダミー商品じゃないかと思えるぐらい)存在しているわけなので、必要を感じたらまたチャレンジしてみるのも良いと思います。思うにW3U2とはあまり関係のない、PCの環境の何かだと思いますよ。
投稿: Vladi | 2011年9月18日 (日) 18時55分
Vladi さん、ご回答いただきありがとうございます。私の環境で何度もアドバイスを確認しながら調査したのですが、やっぱり設定には問題がなく、破損したファイルが作成されただけでした。。。64bitの環境なのが問題なのかわからないのですが、一か月近く番組を見ることができなかったので結局新しい普通のHDDレコーダーを買いました。。。
せっかく新設にアドバイス頂けたのに問題解決ができなくてすみません。ただ凄くわかりやすい説明だったので、今後もこのような説明頑張って続けてください!これからもブログ読ませていただきます。
投稿: ささくら | 2011年9月15日 (木) 18時00分
ささくらさん、初めまして。
>おかげさまでスムーズにテレビが見れるようになり、録画もできるようになりました。
有難うございます。1つは、要領の悪い私自身が後で何も考えずに再導入できるように、という目的で書きましたので、普通の方にならかなりクドいくらいだと思います。
>予約録画がどうしてもできず、予約録画をすると空というか破損しているようなファイルができあがってしまいます。
うーん私自身はこの状況は経験がないので、これだけでは何とも言えないのですが、
①まずはTVROCKの7/24のバグ(というより作者のうっかり)は対処済ですか?現象が違う気がしますので、該当しないとは思いますが。。
②予約録画がうまく開始できていない、ということは?
ここの設定通りであれば、予約録画時間中TVTESTがタスクバーに最小化されて存在しているはずです。
それがないようであれば、(TVTESTからの録画ボタンでは録画できているようですので)TVROCKの「チューナー」タブの設定の問題の可能性、というのもあります。よくやるのは、A~Dの識別子が重複しているとか。。
それからもし、休止からの復帰後録画という運用をしている場合は、タスクスケジューラーの設定の問題、あと、たまにUSBが復帰後ちゃんと認識されてない、という問題もあると聞いています。その辺あてはまりそうなものはありますでしょうか。
③(BS,CSの場合限定で)録画タスクは動いているが正しいチャンネル(サービス)が指定できておらず、結果的にどのチャンネルも録画されない、という問題。
この場合はTVROCKのチャンネル&サービスの設定が正しくないせいだと思います。デフォルトのまま使っていると思いますので、あまり考えにくいのですが、もしCATV経由でお使いなら、あり得るかもしれませんね。
判らない時は例えば、TVTESTの「現在のサービスのみ保存する」を外してみて、録画ができているかどうかやってみる手はあると思います。衛星限定ですが。。
追伸:私自身の経験ですが、USB3.0のポートでは、システムの異常終了が発生することがありました。もしUSB3の(青い)ポートに繋いでいる場合は、試しにそうでないポートに繋いでみる、というのも。1つの可能性ですが。
それと、TSの場合、受信できていないとアナログの録画と違って、一切ファイルの中身ができてきません。TVROCKのチャンネル設定はちゃんと出来ているか(TVROCKはTVTESTとは独立にチャンネル設定しますが、スキャンする訳ではないので、間違ったプリセット値を選べばそうなります。)
そのぐらいかな。
投稿: Vladi | 2011年8月 7日 (日) 23時37分
はじめまして。今まで見つけた記事の中で一番わかりやすくて感動しました。
おかげさまでスムーズにテレビが見れるようになり、録画もできるようになりました。
ただ予約録画がどうしてもできず、予約録画をすると空というか破損しているようなファイルができあがってしまいます。ここで説明されている通りにやったのですがなぜだか、どこで調べても、質問してもわからず、藁にもすがるつもりで、大変失礼かとは存じますが相談させていただきました。
OSはWindows 7を使っています。
投稿: ささくら | 2011年8月 7日 (日) 07時05分
SONYは本当に不思議な会社です・・・
他者を驚かす製品を作ったと思えば、迷走したり・・・コピーガードも堅いのか脆いのかわかりませんw
コメント欄でやりたいといっていた、録画終了後コマンド三者の共存ですが、漸くうまくいきました^^
現在テスト中ですが、私の思ったとおり動いています。
後日、私のブログにて紹介したいと思います。
私のブログといえば、ついに本格稼働することに決めました。
今回は自宅サーバーと無料DNSサーバーを組み合わせて作ってみました。
中身がスッカラカンのブログですが、よろしくお願いします。
URLは、http://sigxrog.dyndns.org/になります。
投稿: Sigxrog | 2011年5月31日 (火) 22時07分
まあSONYの件は、、私の想像と妄想の世界かもしれず、単なる戯言です。なんたって日本の誇る世界のSONYですから。。
本当は例えばコンテンツホルダーを強引に説得してDRMをなくしていくのはAppleではなく、ソニーであってほしかったのですが、この十何年逆のことばかりやってますね。私の家からSONY製品が無くなっていった期間と一致しています。おっと戯言・・
投稿: Vladi | 2011年5月31日 (火) 02時07分
WMPですが、SP1当てた途端に化けました。
今までWMPで再生可能だったものが全部ワンセグにw
PowerDVDは依然としてワンセグですね。
今のところ、TsSplitterかTME3で解決しますが、これは本格的にTsSplitterもコマンドに組み込む必要がありますね。
SONYは・・・本当に迷走気味ですね。私はSONYという会社結構好きなんですがね(笑)
投稿: Sigxp | 2011年5月30日 (月) 18時31分
仕様というか、業界自己規制なんでしょうね。どこで読んだかは忘れましたが(多分週アスか何か)その情報は確かにあったと思います。現にPowerDVDもTotalMediaTheatreもBD再生中は3D変換不可能になりますし。
Blu-ray、3DTVとも不調らしいので、そんな事言ってる場合じゃないのに、、と思っていたら、ソニーさんこの春モデルのVAIOノートでそれが「可能」なんて言ってるモデル出してますね。自ら謎の自主規制ルールを作りながら日和見的に自らそれを破ってるとすれば、サスがはSONY、侮れない。。
投稿: Vladi | 2011年5月28日 (土) 01時21分
本当にBlu-rayの仕様なのでしょうか?
最近の3Dテレビって2Dを3Dに変換する機能ついていますよね?
別のライセンス関係の様な気がしますが・・・
投稿: Sigxp | 2011年5月27日 (金) 21時57分
ご参考(粳寅)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tcyym/article/168
>Blu-Rayをハードディスクにm2ts形式として取り込み、それをPowerDVDで
そう。AnyDVDHDはあるので、それだけの事なんですけどね。その程度のせこいプロテクトで利便性を損なってるBlu-rayの仕様って一体なんなんだか。。
投稿: Vladi | 2011年5月27日 (金) 16時34分
とりあえずTsSplitterかければ治るんですね。
導入を考えたいところですが、今のコマンドも気に入っているしなぁ・・・
バッチファイルを作る知識があればいいんですが・・・
余談ですが、WMP12だとTSで音声が2つ以上登録されている場合、必ずエラーはきますね。(例:紅白)
>PowerDVD(粳寅)だとTSファイルをHDで、(疑似)3D再生できますね。
3D変換してくれるんですか、始めて知りました。
粳寅ってなんですか?
>Blu-Rayだとできないので
では、Blu-Rayをハードディスクにm2ts形式として取り込み、それをPowerDVDで再生させてはどうでしょう?
出来なかったらTSやにその他の形式変換すればいいと思います。
手間はかかりますが、まあ、バックアップとったと思えばいいんじゃないですかね?
投稿: Sigxp | 2011年5月27日 (金) 16時10分
まあ、今の録画環境はFusion+W3U2という無音・小型・常時稼動という特長が良いわけで。。あまり贅沢は望みません。
TSはですなぁ、、VLCでもセグメント別に再生できるんですが、PowerDVDのようにセグメントの区別をつけられないソフト(デコーダ)だと、どちらが再生されるかは、その時次第ですね。いずれにしろ後でTsSplitterかければ一瞬なんですが、ずぼらしてダブルクリックでちょっと再生してみたときにワンセグ映像だと、ちょっとムカつくという、それだけの理由です。。
そういえば、PowerDVD(粳寅)だとTSファイルをHDで、(疑似)3D再生できますね。Blu-Rayだとできないので「HD映像の3D変換は負荷が高くて難しいのか?」と以前は思っていたのですが、Blu-Rayの「ブルーレイ3Dでない映像は3D変換してはならない」というくだらない規約のためのようです。なんだかなぁ。。
投稿: Vladi | 2011年5月27日 (金) 10時26分
>ちゃんとtsファイルができているにもかかわらず(PowerDVDやMediaPlayerで)再生すると、いずれもワンセグ映像になってしまう
ああ、これ普通にうちの環境でもなってます。
TSの問題というより、再生ソフト側の問題のほうが強いようです。
その手の動画は、
K-lite Cordec Pack+Media Player Classicで解決しました。
が、その手の動画以外の動画が再生中にプチフリを起こす問題があるので、今は使い分けています。
WMP12がアップデートで対応してくれるのを待つしかないです。
>私は後者のBonTsDemuxはぜひやってみたいのですが、非力なFusionマシンでどこまでやれるものなのか
Fusionは厳しいでしょうね(^_^;)
ただ、2100Tがそこまでストレスなくエンコードできているので、SandyBridgeならなんでもいいんじゃないかと。
3者の共存は、自分でbatを作成し、それぞれ出力されたファイルを対象に次のコマンドを再生できれば可能かと。
しかし、自分はその対象の取り方を知らないので出来ませんが。
あとは、録画機をもう1台製作し、エンコ用にあてるとかですね。
いずれにしても、お財布と節電に反することになりますが(^_^;)
投稿: Sigxp | 2011年5月27日 (金) 09時34分
おおーっSigxpさん、ご無沙汰です。頑張ってますか?
コメント有難うございます。
録画終了後コマンドは、何も改めて解説するようなものではなかったのですが、たまたまこのPX-W3U2テストのためにプリキュアを予約録画してみたところ、ちゃんとtsファイルができているにもかかわらず(PowerDVDやMediaPlayerで)再生すると、いずれもワンセグ映像になってしまう、、なんじゃこりゃあ~、という、無知ゆえの新鮮な発見が発端です。。
>両者とも、TSSpritterとの共存(ワンセグ除外したTSに対して自動実行する)のは難しそうですが
TsSplitterね。
私は後者のBonTsDemuxはぜひやってみたいのですが、非力なFusionマシンでどこまでやれるものなのか。。そういうことを始めると、またSandyコンパクト機を作りたくなったりと、きりがないですね^^;
投稿: Vladi | 2011年5月27日 (金) 06時59分
こんにちは^^
Spinel導入されたんですね、お仲間です。
録画終了後コマンドですが、オススメを2つ紹介しておきます。
http://blog.mochiring.net/archives/552
TSのタイトルリネームとフォルダ振り分けを自動化してくれるバッチです。
自分は今はこれを使っています。
http://hitoriblog.com/?p=2818
こちらは録画終了時に自動的にiPod用にエンコードし、Podcastとしてネットワークで共有する構築です。
これがあればかったるいエンコード作業をせずにiPodに未視聴の番組のみを持ち出すことができます。
ぜひやってみたいのですが、前者との組み合わせが難しいです。
両者とも、TSSpritterとの共存(ワンセグ除外したTSに対して自動実行する)のは難しそうですが、お好みで^^
投稿: Sigxp | 2011年5月26日 (木) 23時50分