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ウクライナ大統領 EU協定早期批准進める考え9月13日 6時52分
ウクライナのポロシェンコ大統領は、EU=ヨーロッパ連合のバローゾ委員長と会談し、貿易自由化を含む関係強化に向けた連合協定の早期の批准を目指す考えを示しました。
ウクライナのポロシェンコ大統領は12日、首都キエフを訪れたEU=ヨーロッパ連合のバローゾ委員長と会談したあと共同会見で、EUとの貿易自由化を含む連合協定の合意文書を批准するため、16日に議会へ提出することを明らかにしました。そして、「ウクライナの議会とヨーロッパ議会とテレビ電話で結んで同時に批准の手続きを行う」と述べ、EU側とともに早期の批准を目指す考えを示しました。
しかし、この協定を巡っては、ウクライナと強い経済関係を維持してきたロシアが、EUの製品がウクライナを経由してほとんど関税をかけられることなく安い価格で流入することに強い警戒感を示しています。
このため、ウクライナとEU、ロシアの代表が12日にベルギーで協議を行い、協定を批准したあとも自由貿易への移行は来年12月まで遅らせる方針で合意し、ロシアへの配慮を示すことでこれ以上の関係悪化を避けたものとみられています。
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