と、思った記事に出会いまして、ずーーーーっと下書きに保管されてたのを、引っ張り出して来ました。 (長文です。ご注意ください)
御三家校長が語る、今の男子に欠けていること | 日経DUAL
卒業したら「1カ月子どもを放って置いても、ゴミ屋敷にならない、飢え死にしない、そういう子どもに育ててください」とお願いしています。それは学校ではできないのです。
具体的に生活力は何かというと、有限なものをうまく使うことです。まずは時間です。24時間しか我々は持っていない。それをいかにうまく使うか、家庭の中でもそういうことを意識してほしい。それとお金ですね。お金は無限に持っている人はおそらくいない。それをいかに有効に使うか。有限なものを有効に使う。
それと、日常は繰り返しているんです。炊事、洗濯、掃除、衛生。これをいかに手際よくやるか。これにどんどん時間を使っていたら、他のことができないわけです。それはぜひとも高校を卒業するまでに身につけてほしい。そうでなければ、その子どもの選択の幅が狭まるわけです。
これ、男子校の御三家である開成の校長先生のお話なんですよね。
また、麻布の校長先生はこうも言っています。
男子校には「奥さんと一緒に働いて子育てする」視点が欠けている
ほっほ〜と、読み始めると。
今、女子の学校は男子以上に変わっています。昔はお嬢さん学校と言われた学校も、今はどんどんキャリアウーマンを育てる方向にシフトしています。大学を出て、社会に出て、共働きで働くと、女子校は中高からそういう意識で育てているわけです。
そういう点では、男子校は遅れています。「社会に出たら、奥さんと一緒にバリバリ働いて子育てするんだ」という視点が、いまひとつです。男子校では目がいかないのかなという気持ちがあります。
(略)技術と家庭を中学1年から学んで、ちゃんとした社会人であり、家庭人であってほしいと考えています。
これを読んで確実に日本は変わると思いましたね。
だって、日本を背負って立つエリートを育てる男子校の御三家がこういう意識で教育をし始めている。
学校教育って、良くも悪くもこういう影響力はかなりあると思っている。
恐らく今のままと言うことは無いだろうと。それが何年後かはわかりません。まったくわかりませんが、このままではないと思うんですよね。
先日、私が書いたエントリーにも書いたですが。
「男がー」とか「女がー」とか言ってるうちは共倒れだからね。建設的な意見交換したいよね。 - 働くオカンの思考を解剖したらこうなりました
大袈裟な最後や飛躍した終わりと、かなり辛辣なコメントを頂いた最後の方の数行。
わりとけっこう、冗談でカモフラージュしましたが、マジだったりします。
もちろん、最後のそこにたどり着く工程すっ飛ばして、もう眠いー終わりにしよーって、話ぶった切ってその結論に結びつける為に冗談でカモフラージュしたので、頂いたコメントは正しい!と受け止めています。なので補足させてください。
そうそう中には、自分の子さえ幸せであれば、世の中変えるとか興味ない的なコメントも頂きました。
でもさ、私はわりと真剣に思うんだよね。
我が子の生きる時代や働く時代を考えた時、今、私達親世代が出来る微々たる力って何だろう?って考えるんですよね。
私は、働き続ける母の背中と、それを家庭面でも支える父の背中なんじゃないかって。
よく私は平日の旦那をDISりますし、ATM呼ばわりしてますが。。。もちろん!!まったくの育メンではありません!!そこは間違いないのですが。
でも、休日は鬼嫁からの弾圧による、ほぼ強制的ではあるものの。また、頻度も低く威張れるもんでもなんでもない程度ではあるものの。
掃除機もかけるし。
ご飯も朝昼夜と作るし。
食材などの買い出しにも行きます。
買う物の指定とかもしないので自分で選んで買ってきますし。
洗濯物も干すし畳むし。
子供と公園にも行くし。
勉強にも付き合うし。
図書館や科学館的なとこにも連れてくし。
と、娘からするとパパも出来るし、出来る時はする。という刷り込みは出来てるかなと思ってます。(そして拗らせ女子になって結婚出来ないような気もするけど・・・)
こういう日常の当たり前の風景を、未来のあるべき風景に親がチョット頑張って日常の風景を変えて子供に見せることによって、子供の常識も変わると思うんですよね。
当たり前に、娘は、私は働き続けるんだろうな。どんな職業に就こうかな?と考えるだろうし。
息子は、僕もご飯作るんだろうな。掃除するんだろうな。と両親のする家事のお手伝いに興味を持つかもしれない。
実際。
今のベネッセのしまじろう教材には、積極的に男子の家事手伝いをDVDの映像に放り込んできてる。教材の各所に無数にちりばめて、隊員証やメダルシールを集める試みをしている。
こういう日常の当たり前の風景を変えることで子供達の意識が変われば自然と世の中は変わって行くんじゃないか?と思っている。
この良いか悪いかは置いておいて、時代の流れは共働きに向かっている。
その流れに逆らうように、仕事一辺倒で亭主関白で厨房に男子入らず的な父親の姿は、その子供の意識は昭和の意識から変わるのがなかなか難しいのではないか?とも思っている。
同じように、そのような旦那様に尽くすばかりの専業主婦で、働く事への理解が無かったり、女が働くのはカッコ悪いわというような母親の姿は、その子供の意識は昭和の意識から変わるのがなかなか難しいのではないか?とも思っている。
そういう意味でも。
今現在、専業主婦のお母様方には、女が働くのはカッコ悪いわ。ではなく、私はもう無理だわ。でも働き続けてみたかったわ。と娘様に告げてみてもらいたい。それから変わるものもあると思っている。
実際、御茶ノ水を出た女の友人は、専業主婦の母親にそう育てられ、今はIBMで活躍している。もちろん、ワーキングマザーとして。
同じように、これも友人の例だが。
今現在、専業主婦をお持ちのお父様も、お母様を家庭に縛り付けるのではなく、外で活躍してもらいたかった。そういう時代じゃなかったから出来なかったけど。未来はできる時代がくるはずだから。と、息子さんに告げてみてもらいたい。それから変わるものもあると思っている。
ある男の友人は、お母様が女は専業主婦で男は一流企業でお金を稼ぐものと育てられてはいるものの、お父様がこういうお考えだったらしく、その男の友人は阪大を出てトヨタで活躍しているが、奥様は今は専業主婦(地元じゃないので一度退職し現在就活中)ではあようですが、息子さんの家事手伝いを積極的に促している。時代が違うといい、男の友人も休日は家事育児を積極的にしている。
家庭教育として、こういう子供への刷り込みは有効な手段じゃないかと、かなり真剣に思っている。
そういう意味で、先日のブログの最後に。
ここで挫けるな!!!イクメン!!!!!!!!!
次世代にバトンをつなぐ覚悟で、世の変革を願うものとして!!!!!
働く母親と一緒になって、世の中を変えて行こうじゃないか!!!!!!!
と、書かせて頂いた。
別に押し付ける気はないので。
私一個人の少ない経験と友人との情報交換からこのように、真面目に考えて信念として働くオカンをしている。
挫けそうにもなる。
専業主婦が気楽そうで羨ましくなる時もある。
それでも、明日もう一日だけ頑張ってみよう。
と、毎晩思っていた時期を乗り越え、現在に至っている。
ご静聴有難うございました。
さすがに、もう寝るわ(笑)
暑っ苦しく真面目に語りたかったので、前エントリーでふざけまくって照れ隠ししてみました。
こんな真面目な記事なんて、滅多に書かないから私のブログに期待はしないでくださいね〜
ではでは。
おやすみなさい。