こんにちは、くみです。
2012年の秋に日本を出てから約2年くらい国外で暮らしています。
日本にいた時にはほぼしなかった経験ですが、『日本人』の立場から英語で自己紹介や何かを説明するという事が日常生活の中でかなり多くなりました。
いつもどういうふうに答えていたっけ?と迷うこともあり、記録しておいたら誰かの参考になるかな?とも思うので、ちょっと書き出してみます。
- いつも聞かれること(最初会った時とかに)
- 説明できたほうが楽しいこと
- ちょっと難しい話題
の3つに分けて書いていたのですが、予想以上に長くなってしまったのでいくつかに分けてアップしますね。
注意書き
実際に自分がどう答えてきたか思い出しながら書いており、「こういうふうに答えるのが正解」という趣旨のエントリではありません。(私は英語学習者で英語を教える立場の人間ではないですし)
出来る限り調べたりはしているんですが、文法的に正しくなかったりもっと適切な言い回しがあったりする部分もあるかと思います。すみません (>_<)
間違いや改善のご指摘は歓迎ですがお手柔らかにお願いしますw
1)いつも聞かれること(最初会った時とかに)自己紹介系
ドミトリーや友達の紹介など、初めて会う人から聞かれる機会が多い事と、自分がなんと答えているかを書きました。
前職は英会話系事業の立ち上げに携わっていたので自己紹介で想定される項目出しをした事もあるのですが、実際に旅先で会う人とのやりとりとはやっぱりちょっと違いますね。
Where are you from?(どこから来たの?)
前の都市を聞かれているわけではなく出身を聞くための質問ですね。
Japanと答えると時々Which part of Japan?(日本のどこ?)と突っ込んで聞かれたりするのですが、それについては後述しますね。
どこの国の人か知りたいので、私自身も他の人によく聞きます。
オランダが日本語の発音と全く違うので(Holland/ホーランドもしくはNetherlands/ネザーランド)、最初認識できなかった…。他にもちょこちょこと違う国があるので、聞いて慣れていくしかないなー。
Holiday?
何しに来ているのか、という質問ですね。
パンガン島ではどう見てもみんなホリデーなので聞かれる事はほとんどないですが、その他の都市ではよく聞かれました。その他の選択肢はfor workとかfor studyとか。休暇でいるのか、働いているのか、勉強で来ているのか。
私は今会社に勤めていない以上ホリデーでもないよな…と思って毎回答え方を悩んでしまいます。ホリデーでもいいんだけど、ちゃんと答えるなら
After quitting, I'm traveling around Southeast Asia.
(退職してから、東南アジアを旅しているんですよ)
かなあ。日本に家があるわけじゃないので、私の意識としては
I'm living around Southeast Asia.
(私は東南アジアに住んでいます)
なんだけれども。
I felt it wasn't exciting to go back to Japan, and it's so expensive to live there.
(日本に帰るのはつまらないなと思って。住むの高いし)
とか言ったりも。
Which part of Japan?(日本のどこから来たの?)
私はこれ結構聞かれると困る質問です。実家は新潟なんですけど、東京や大阪・京都なら知っている人が多いんですが新潟となると知名度ががくんと下がるので…
新潟ってそのまま答えて「それどこ?知らない」「だよねー」ってなるとちょっとつまらないので、
My hometown is a rural place though, I had worked in Tokyo [for some years].
(私の故郷は田舎なんですけど、東京で[何年か]働いていました)
と答えるようにしています。大都市しか知らない人なら東京の話題で続きますし、ホームタウンはなんていう名前なの?って聞かれたら改めて新潟の説明をします。(たまに新潟を知っている人もいてびっくり。日本で暮らしたことのある人とか。)
「新潟は日本のどこらへんにあるの?」という追加質問もたまに来ます。地理の説明苦手…
It's near Tokyo. It takes about 2 hours by bullet train *1 from Tokyo, but if by local train, it takes about 6 or 7 hours.
(東京の近くで、新幹線なら2時間なんですけど、普通の列車で行くと6〜7時間くらいかかります)
と答えて、日本の新幹線すごいね!(でも高いよね!)っていう話になったりもします。
地元は拉致事件のイメージがあったので「北朝鮮の近く」って答えようかと思ったのですが、地図を見たら全然近くなかった…。韓国は九州のほうがずっと近いですね。
Niigata Prefecture (新潟県 Niigata-ken?) is a prefecture of Japan located on the island of Honshū on the coast of the Sea of Japan.
ってなっていますね。日本海ってどれくらいの人が知っているのかなあ。
ちょっと日本に詳しい人相手なら
I had lived in Sapporo, Hokkaido for 10 years. My university is there.
(北海道の札幌に10年住んでいました。大学がそこなので)
とかいって北海道の話をするのも楽しい。
暑い国の人にはGoogle画像検索で冬の雪に埋もれた大学構内や街並みを見せるのも楽しい。Google画像検索は日本食の説明とかも楽しくなって素敵!
例)北海道大学 冬 - Google Search / カツ丼 - Google Search
What do you do?(仕事は何をしているの/していたの)
What do you do?とか、前は何系の仕事してたの?(英語でどう言われたか忘れた…)みたいな質問。
Web関係と答えるとまずWeb designer?と思われるのですが私の場合ちょっと違うので、
Web Analyst(ウェブアナリスト)
とか
I had worked at a Web consulting company.(Webコンサルの会社で働いていました)
とか
I set up an English education business for Japanese.(日本人のための英語教育ビジネスの立ち上げをしていました)
とか。
最後のは”Of course, I was not a teacher!”と続けると笑ってもらえたり。
会社の中で何やってたの?と突っ込まれた時は
I was a manager.(管理職をやってました)
と答えるのが楽なんですが、例えばフィリピンで「日本人の会社でフィリピン人のマネージメントをしていた」とはちょっと言いたくない時もあるので(フランクな付き合いをしたい時とか)、
I supported our teachers.(先生たちのサポートをしていました)
と言い方を変えたりもしています。(考え過ぎかなー)
どれくらい英語を勉強してるの
これもまじめに考えると迷う質問なんですよね。
私が英語の勉強を始めたのは32の時なんですが、義務教育を考えると中学校の時からで、でも13〜36の23年間英語を勉強してきたわけではないし。
なので
Since 4 years ago, but we Japanese learned English in high school and junior high school also.
(4年くらい前から、だけど日本人は高校と中学でも英語を習うよ)
とか追加で説明したりします。
日本の英語学習事情を知っている人もそんないないので、
It's very difficult to have opportunity to speak English in Japan.
(日本にいると英語を話す機会を持つのがすごい難しくって/だからあんまり練習できなかった、と言いたい ※言い訳)
とか付け足したり。
▼私の英語学習はここから始まった… ほとんどのオンライン英会話で無料体験ができるので、無料体験だけでもどんどんやってみると良いですよ〜
なぜ日本人なのに英語が話せるのか
フィリピンではよく言われました。
フィリピン人は優しいから、私レベルの英語でもこういう事言ってくれるんだよね〜(つд`)(フィリピンにあまり英語が上手じゃない日本人がたくさんいるという事かもしれないけど…)
ネイティブスピーカーには言われた事がないのですが、あれだ、多分
- 英語が話せる日本人でないとネイティブスピーカーと接する機会がない/作らない
- なのでネイティブスピーカーは英語ができない/下手な日本人をあまり見たことがないので、普通にヨーロピアンとかの基準でこちらを見ている
からではないか…と思ってるんですけど。
フィリピンから出たら英語ができない子扱いされることが増えたけど…で、でも私いちおう日本人の平均水準よりは多分使えるし!><
ゆっくり喋ってくれたらその単語絶対知ってるから言い換えなくていいから聞き取れなかっただけだから!うぅ。
まあ、質問に戻りますと、もしそんなふうに言ってもらえた時は
Thank you for compliment, I had worked in Philippines for a year and a half. Still I need to improve though.
(褒めてくれてありがとう、1年半くらいフィリピンで働いていたんです。まだ上達が必要だけど。)
とか答えています。improveってポジティブな言葉で、フィリピン人も他の欧米人もこの言葉を出すと「(きっと)上達しているよ、Good job!」とか褒めてくれて嬉しい。
地震は大丈夫だったか
これは今はもう聞かれることは少なくなってきていますけど…
私は当時東京にいて、揺れて避難はしたけど深刻な被害が出るような地域ではなかったので
My place is not so close to Tsunami or the earthquake. Thank you for your concern.
(津波や地震と近い地域ではなかったから。心配してくれてありがとう)
などと答えています。多分close to the earthquakeって文法的に間違っている気がするけど、言いたいことは伝わっているようだからまあいいか…
地震の話が続く時は、
- 東京は交通機関が全て止まってみんな歩くしかなくて、私は家まで帰れなくてお寺に泊めてもらった
- 広いところでみんなで寝たけど余震の警報が携帯から一斉に鳴ったりしてとても怖かった
- お寺では朝おにぎりを出してもらった、美味しくてありがたくて涙が出た
というようなエピソードを英語で話したりしました。
「(原子力発電所の事故は)今はもう大丈夫?」というのも聞かれるんですけど、
I think no one knows what is happening exactly, we can know something just by mass media. I hope it will be okay though.
(思うに、誰も今何が起こっているか正確には知らないと思う、マスコミでしか何かを知ることが出来ないから…大丈夫であることを願ってはいるけど)
と答えています。
次回は『説明できたほうが楽しいこと』について書きますね。
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*1:bullet train = 新幹線