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ネオナチ写真きっかけとなった高市・稲田議員ら寄稿の『撃論』 在特会御用達雑誌だったことが判明

高市総務大臣と自民党の稲田政調会長・西田昌司議員の3名がネオナチ活動家と写真を撮った問題をめぐり、それぞれが月刊誌『撃論』のインタビューを受けていたことが明らかになり、話題となっている。この『撃論』が在特会御用達の雑誌であることも判明。議員らの今後の対応に注目が集まりそうだ

更新日: 2014年09月13日

gudachanさん

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高市大臣が総務省の記者会見で明らかに

総務省・高市大臣の記者会見の様子

稲田政調会長や西田先生のお名前も出ていたというふうに聞きましたので、3事務所で協力をして、これが一体誰なのかと特定をする作業、相当秘書たちは苦労をしました

総務省・高市総務大臣記者会見の議事録より

大変苦労して3事務所で調べましたら、『撃論』という月刊誌のインタビューを三人とも同じ月に受けたということが判明いたしました

総務省・高市総務大臣記者会見の議事録より

ネオナチ写真のきっかけだった『撃論』の第3号がこちら

ちなみにネオナチ写真撮影のきっかけだとされている『撃論』の表紙がこちら。 #ss954 pic.twitter.com/K4p2ePPP5s

確かに、表紙に名前のある西田氏に加え、高市氏、稲田氏の名前も確認できますね。 #ss954 pic.twitter.com/fIs1WL8Sic

2006年に創刊し、今年8月まで続いていた右派雑誌『撃論』

『撃論』は2006年12月に創刊した論壇誌。その後、2010年まで別冊ムックとして30冊が発刊され、2011年からは再び論壇誌として続いていたが、不適切な記事があったことを理由にことしの8月に廃刊になっている

『撃論』(げきろん)は、2011年4月末から発行されていた論壇ムック

主義・立ち位置は右翼・復古主義に徹し、(「保守」には必ずしも分類できない)民族系とは一線を画している。発行元はオークラ出版

2010年まで西村幸祐が参画していた『撃論ムック』をも集約したもの

2006年(平成18年)12月に「コミックオピニオン誌」としてオークラ出版から1号のみ(これは山野車輪が担当)、以後は2010年(平成22年)12月まで別冊ムックだけが30冊刊行された『撃論』シリーズ

創刊号から結成したばかりの在特会副会長の記事が掲載

なお、2006年の創刊号には発刊わずか10日前に設立したばかりの在日特権を許さない市民の会(在特会)の荒井副会長(当時)とマンガ嫌韓流作者の山野車輪氏との対談記事が掲載されている

◎対談 特別永住資格の、見直しを 在日問題とは何か?
山野車輪+新井知真

11月には桜井誠会長が登場し、「在日の真実」を主張

同年11月の撃論ムックには在特会・桜井誠会長(画像)が登場。「マスコミが伝えない在日の真実」と題する記事を掲載している

「反日マスコミ」の真実
西村幸祐(編集)、オークラ出版、定価1200円

表紙をご覧頂けば分かるとおり西村幸祐氏が編集を務め、多くの執筆陣が寄稿する形で反日マスコミの実態やマスコミが伝えない真実などを詳細に綴っています

2007年4月にも桜井誠会長が登場

桜井誠執筆参加(「忍びよるネット規制」)の激論ムックが4月17日(火)より全国の書店、インターネットブックサービスで発売されています。興味をもたれた方はぜひご購読ください

桜井会長による中学生向けの慰安婦記事も

さらに6月の撃論ムックでは慰安婦問題をめぐる中学生が理解できるように書かれた考察を行っていたようだ

『中学生にも分かる慰安婦・南京問題 』(オークラ出版、1200円)が6月4日発売されました。私も同書内の 慰安婦問題を「創った」人々 という記事を担当執筆させて頂いております

タイトル通り、慰安婦問題や南京問題を初心者が理解できるように、テーマごとに区切って比較的短い文章にまとめています。少なくともこの一冊を読めば何が問題であり、論争となっているかを理解できる構成となっており、この系統の書籍類の中では非常に読みやすく理解しやすい内容になっていると思います

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gudachanさん

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