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小椋佳さんが「生前葬コンサート」9月12日 23時16分
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ヒット曲「愛燦燦」などを作詞・作曲したシンガーソングライターの小椋佳さんが、自身の葬儀を生きているうちにコンサートとして済ませてしまおうと企画した「生前葬コンサート」が12日夜、東京で開かれました。
このコンサートは、ことしで70歳を迎えたシンガーソングライターの小椋佳さんが自身で企画したもので、チケット代を「香典」と表現するなど、しゃれっ気たっぷりの催しです。
12日から4日間、東京・渋谷のNHKホールで開かれ、小椋さんが喪服をイメージした黒いスーツ姿で登場すると、会場から大きな拍手が上がっていました。
所属事務所によりますと、4日間のコンサートでは小椋さんが作詞などを手がけた2000曲以上の中から、今歌っておきたいという合わせて100曲を披露することになっています。
歌の合間のトークで小椋さんは「気力も体力も衰え、70歳でけりをつけようと思ってこのようなお葬式をやることになりました。きょうは香典返しのつもりで歌を歌いたい」とおどけて話していました。
訪れた60代の男性は「いつもコンサートに来ていますが、今回はもしかしたら最後になるかもしれないという思いで聞いていました」と話していました。
コンサートのあと小椋さんは「最後まで体がもってほっとしています。残り3日間もしっかり歌いたいです」と話していました。
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