桃
2014年07月22日(火)
Σ(゚Д゚;)エーッ!6巻で完結じゃないんですか!!
まあ読んでみるともうちょっとだけ続くんじゃ、な展開でしたので
アニメ最終回も含めて、以下、ネタバレ&辛口批評します
何も書かないでスルーしてそのまま忘れた方がいいのかな、とも思いましたがやっぱり前半あれだけ大好きな作品だったので書かないわけにはいかないかな〜、という気持ちですかね。
アニメ版について。最初の5話は本当によかったと思います。
1話の日曜の夜、藤宮さんの記憶が月曜日にリセットされてしまうのを憂うシーン
2話のカラオケデートのあと、駅で別れる切ないシーン
3話のお砂糖18グラムのシーン
4話の藤宮さんが無くした日記を探してくれた長谷くんの手を握るシーン
5話の沙希ちゃんとの別れの後、この日の思い出をを忘れてしまうことを思って泣いてしまうシーン(全編でいちばん鳥肌が立ちました)
でもこの後の話で学校の屋上で会ったり、海に行ったり、みんなで夏休みの宿題をしたり、それぞれの話にいい所もあるんですが、なにか違和感を感じながら視聴していたのも確かな所。
そして夏休み明け、九条くん登場からハッキリ鬱展開に入っていくのですが、正直毎回見るのがキツかったです。(´・ω・`) でも先が気になって切る気にはならなかったのも確か。
そしてアニメ版最終話。
藤宮さんと長谷くん、気持ちをお互いに確かめ合った上で「友達になってください」
なんか1話終了時点と変わってなくですか?
「いや、藤宮さんも長谷くんに友達になってください、て言うようになったよ」というのも解りますが、
1話の時点で藤宮さん、口に出してないだけでそういう態度アリアリだったと思うんですけど…
実質10話〜12話の3話で記憶障害の原因説明、桐生くんと沙希ちゃんのことなど内容詰め詰めになった上に、原作が終わってない以上アニメの方で勝手に決着付けるわけにいかない、という事情もわかるんですが、
なにかこの終わり方はどうにも。やっぱり物語なんで走って行った先で何もないまま終わり、ではこれまで見てきたのは何だったの、と思ってしまいます。
事柄A→事柄Aのまま終わったな…、というのが正直な感想です。
しっかり時間をかけて展開しているコミック版の方なら大丈夫(?)と思い1〜6巻まで読んだ感想ですが、
まずよかったのは藤宮さんの反応や表情がたくさんあってイイですね。
アニメ版の中盤6〜9話くらい、カワイイ場面ももちろんたくさんありますがだんだん食傷気味というか、笑顔がいつも同じだなあ、と感じたのも事実。
ここはコミック版の泣いたり笑ったり驚いたり喜んだり、がたくさん見れるのはイイですね。
あと文化祭、修学旅行のイベントをアニメ版で切ったのはモッタイナイ!!
九条くん登場後のイベントなので入れると完全に2クール必要になりますね
とはいえ、このコミック版イマイチ心にひっかかってくるものがないな、とも思いました。
あとやっぱり4巻九条くん登場後は読むのがしんどい。
アニメ版の演出じゃなく、元からこういう読後感なお話だったんですね。
いったい何がこの読後感をもたらすのか、いろいろ考えてみたのですが、やがて驚愕の事実に気付いてしまいました。
好きな人には本当に申し訳ありませんが、長谷祐樹くん、
「俺、こいつのこと嫌い」
本当にすみませんが、最初は彼の言動も「若さゆえの過ち」や「イマドキの高校生はこんなもの」みたいに見れていたのですが、
藤宮さんと友達になる相手の選別、藤宮さんの記憶障害を治してあげたい、といった上から目線。
桐生くんに解決案を相談する割に自分の思うような展開にならないと邪魔者扱いな自己中ぶり。
勝手に自分は藤宮さんと距離を置いた方がいい、と思いこんだりの相手の心情を推し量れない所。
いったい何が得意なのかわからないスペックの低さ。
スペックの低さを意に介することもなく無神経な発言をするところ。
その割には藤宮さんにはどこか自分の本音を話していないように感じるところ。
…などなど、ちょっと自分にはこのキャラクターの良さを見つけて感情移入することが出来ませんでした…
もちろん長谷くんのまっすぐな言動が大好き、というようなな人が「一週間フレンズ。」好きな人のほとんどでしょうが、
自分には彼目線でこの話が進行している以上、ちょっとついて行くのは難しかったです。
以上、語ってしまいましたがこの作品を語るのはここまで、ということにしたいと思います。
それでも藤宮さんの笑顔はやっぱり素敵ですね。
”抱きしめたいという言葉の意味とは裏腹に
不安や寂しさをを君に押し付けようとしてたんだ
ここに来る途中に君の好きな桃を選びながら
救われることしか頭になかった最低な僕”
https://www.youtube.com/watch?v=SlVU4Ao84cA
槇原敬之”桃”
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2014年7月22日 22時13分
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